コロンビア産コーヒー
私が家で飲んでいるコーヒーです。
スーパーで大缶が少し安くなっていたので買い足しました。
一缶 $15.95 CAD + TX (15%)。
ラベルには650gとありますが、10gくらい多く入ってました。
コロンビア産コーヒー(加工、梱包はカナダ)の測定開始474秒後。
K40があるのは明らかですが、後は、まあ、もっと待たないとなんとも言えません。
スムージングは、普通のテレミノの100%くらいに相当します。
低い方の様子を見るために、XLogボタンで引き伸ばしてあります。
この例でも、やっぱりキューバ産と同じく、32keVに山が出てます。
これ、何なのだろう?
生スペクトルと75%スムージング、そしてBG差分(75%スムージング)を出してみたスペクトル。
コロンビア産コーヒー660gは、22時間たって、こうなりました。
スペクトルは、キューバ産コーヒーと良く似ていて、コロンビア産の方がK40が
少し多い他は、目だった違いが見当たりません。
緑の線がコロンビア産コーヒー、紫がキューバ産コーヒー、灰色がバックグラウンドです。
一番下の濃い緑は、キューバ産コーヒーをBGとして、コロンビア産コーヒーのBG差分を出したもの。
南米のものでもあり、放射能は、この測定環境で見える量は含まれていない模様で、
まあ、他の化学物質などは分かりませんが、放射能汚染については、あまり心配する必要は無さそう。
(この製品については、ということで、他の会社のものや、別のロットでも同じ結果になるとは限りませんが)
拡大して、マーカーにばらつきを出してみました。
K40とそのコンプトン散乱の丘が見えるだけで、面白くないかもしれませんが、
平和なスペクトルで何よりです。
試しに、ピーク情報機能を使って、山の中の部分のレート(計数率)が0.03cps程度で分解能が7.5%の
山をK40のコンプトン散乱の上に乗せてみました。
で、この測定器は、セシウム137のピークについては、どうやら約15Bq/cpsくらいみたいなので、
0.03 x 15 = 0.45 ということで、もしも、0.45Bqくらいのセシウム137が検体に含まれていると、
これくらいの山が出て、まあ、測定時間とか他の要因にもよりますが、
山が見分けられるんじゃないかと思います。
これよりも山が小さくなっていくと、やはり測定時間やその他の条件にもよりますが、
左右のギザギザとかと見分けがつかなくなったりして、どんどん分かりにくくなっていくかと思います。
測定終了時のスペクトルとデータ
86400秒=24時間の測定。
スムージング無しの生スペクトルとBG差分。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ca/Cafe-Col_660g_3-8_TPA_LC4/ThereminoMCA_2015_02_23_10_57_48-Cafe-Col_660g_3-8_TPA_LC4-N3.txt
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ca/Cafe-Col_660g_3-8_TPA_LC4/ThereminoMCA_2015_02_23_10_57_48-Cafe-Col_660g_3-8_TPA_LC4-N3.spe
データ
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ca/Cafe-Col_660g_3-8_TPA_LC4BGデータ
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ca/BG_3-8_TPA_LC4http://pico.dreamhosters.com/raddata/ca/BG2_3-8_TPA_LC4