Pico Tech - Gas Masks4

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防毒マスク その4 Gas Masks Part 4 (Respirators)

防毒マスク その1 Gas Masks

防毒マスク その2 Gas Masks2

防毒マスク その3 Gas Masks3


マスクの選択

これは、おおよそどのメーカーでも同じ様なことを言っているみたいですが、
まず、第一に、どんな危険があるか不明な場合は、タンク式か、ホースで安全な空気を送る送気式を使え、ということです。

後は、ガスの種類や濃度が分かっているなら、それに合わせて全面か半面マスクを選び、
防塵や防毒のフィルターや吸収缶の種類を選び、環境や装備の必要性によっては、
ファンの付いたものなどを選ぶ、といった感じ。

したがって、通常、素人が遭遇するのは、何があるのか分からない状況ですので、
出来るだけ重装備をして、それでも防御出来るかどうか分からないのを十分に認識して
用心するに越したことはないでしょう。

興研?の場合:
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20150310/1063042/

重松の選択チャートの場合:
http://www.sts-japan.com/products/chart.html

三光の場合:
http://www.sanko-chemical.co.jp/industry/gas/related/select.html
http://www.sanko-chemical.co.jp/industry/gas/related/use-environment.html


防毒マスクを使ってはいけない身体条件


吸収缶の選択

見やすい表
http://www.mask.co.jp/bodoku/bodoku001.htm

http://www.tt-techno.co.jp/gyoumu_seihin/50-00.html
http://www.tt-techno.co.jp/gyoumu_seihin/50-01.html

http://www.kabu-daito.co.jp/masuku-cat2.htm

http://www.trans-style.jp/shopdetail/000000002261/

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20150310/1063042/

3Mの日本語カタログ
http://multimedia.3m.com/mws/media/1047227O/ohs-940.pdf

吸収缶の対応の例(一部) 〇対応(ガスの種類で破過時間が違います。) △対応時間が短い。 X否対応
一般的な吸収缶は「有機ガス」=OV(Organic Vapor)。塩素系に有効なのが「酸性ガス」=AG(Acid Gas)。
濃度の高いガスに合わせて、対応する吸収缶を使わないと、濾過することが出来ずに吸い込むことになります。
http://www.sts-japan.com/products/bodoku_mask/pdf/manual.pdf

高温、高湿の場合の影響

http://www.sanko-chemical.co.jp/industry/gas/related/canister.html
http://www.sanko-chemical.co.jp/industry/gas/related/exchange.html


有機ガス用吸収缶における有機溶剤46物質の同一条件での破過時間
https://twitter.com/dnanoca/status/655762132517044224/photo/1

「標準ガス「シクロヘキサン」の破過時間を1.00とした場合の、各溶剤の係数は下記の通りとなります。」
という図と表がありました。 ガスの種類と濃度が分かっている場合は、こういうものを、見て
破過時間を推測し、適当な吸収缶を選んだり、その交換時間を決めたり出来そう。

特定ガス用の吸収缶は、それ用の破過時間が書いてあったりするみたいなので、
その場合は、変換の必要もないし、化学吸着を利用していて、
他のガスに換算できないかもしれないので、こういう計算をしてはいけないのでしょう。

http://www.sanko-chemical.co.jp/industry/gas/related/boilingpoint.html


一度使った吸収缶は、保管して再使用してはいけません!

私の様に、単に嫌いな匂いの対策に使っている場合などを除き、
「有毒な物質」に対して使っている場合は、吸収缶は使い捨てにしないと危険です。
これは、温度の変化やその他の理由によって、活性炭に吸着した毒が、徐々に脱着を繰り返して移動し、
再使用した際に、移動して来た毒を吸い込んでしまう可能性があるからだそうです。

3Mの日本語資料 吸収缶の再利用についての文章など。
http://www.mmm.co.jp/ohesd/technical/index.html
必読! http://www.mmm.co.jp/ohesd/technical/pdf/te_gas04.pdf


防毒マスク その1 Gas Masks

防毒マスク その2 Gas Masks2

防毒マスク その3 Gas Masks3


Last modified : Fri Dec 18 13:08:44 2015 Maintained by nkom AT pico.dreamhosters.com