Pico Tech - Radium Spectrums

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ラジウム226(ウラン系)やその娘たちのスペクトル  Radium226 spectrum

Pb214、Bi214といった、Ra226の娘などが良く見える、微妙に見えるスペクトルを集めて見ました。
雨や雪、井戸水、そして、ウラン原石などで、この様なスペクトルを見ることがあります。


「おのみち -測定依頼所-」の測定員さんのブログから、井戸水を測定したスペクトル。 機材は、NaI3インチ、非電化工房CSK-3i。(GS−1100A+専用ソフト)
凄いですね。ラジウム温泉もこんな感じに見えるのでしょうか?
その後、非電化工房のCsk−3iは、バージョンアップを重ね、2014年現在は、FUIジャパンのデジタルMCA1301の非電化用バージョンを使用して、性能が上がったようです。

http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/08/blog-post_30.html


Mitaさんが降りたての雪を測ったスペクトル。クリスマスの雪です。機材は、Atontex At1125A NaI 1インチ+自作の遮蔽

Hanahouok Part Two


http://twilog.org/hanaharuok/


私が測ったウラン原石のスペクトル。 機材は、 Sovtube Detector CsI2.5インチ、遮蔽なし。テレミノMCAで測って、Identify.exeで解析


こどみら学習記 ブログから。 機材はAT1320A NaI2.5インチ(鉛遮蔽5cm)

トリウム系も混じったり、セシウムのせいで傾斜がきつくなっているので、若干わ分かり難いかも。
でも実際のスペクトルは、色々混ざっているものが多いので、沢山見て慣れると良いと思います。

http://memoli4future.com/kodomira/studies/learn_radiation/entry-9284.html

こういう情報もあるようです。
http://memoli4future.com/kodomira/studies/learn_radiation/external/entry-9278.html


しるみる測定所@三重県さんのツイッターから 機材は、NaI3インチ、非電化工房CSK-3i?
測定時間が少し短いのか、Pb214(鉛214)の三つの山は、あまり綺麗に出ていませんが、Bi214(ビスマス214)はよく分かる。


https://twitter.com/kfskt/status/372994940524969984/photo/1


八王子市民測定所さん、日々の測定結果、2012年3月から。 機材不明
割と典型的なBi214とPb214が良く見える、雪のスペクトル。

http://hachisoku.org/blog/?p=274

http://yoyaku.hachisoku.org/spectrum/show_spectrum.cgi?fdir=d2012&fnum=171


大田区放射性物質測定室さんのページから
これは、Pb214の三つ子の山が綺麗に出ていて分かりやすい。機材はEMF211,NaI3インチ、鉛遮蔽5cm

http://www.anshin-p.info/spec.html


セキュリティー東京さんのゲルマニウム測定機によるスペクトル
ちなみに、Cs137の位置のカーソルをスペクトルのピークと勘違いした人が居たようですが、662KeVには、山は無いようです。
その直ぐ右にピークがあって、それもBi214の665KeVなのでしょう。
でも、良く見たら、ヨウ素131も少しは居るんですね。

http://twitter.com/securitytokyo

測り始め

2000秒後

6時間後の再測定


ウラン原石とトリウムランタンマントルのスペクトルの比較

テレミノMCAによる、3インチNaI検出器とFUIジャパン製デジタルMCA1301 (LEMCA)でとったスペクトル

ベクモニによる、3インチNaI検出器とFUIジャパン製デジタルMCA1301でとったスペクトル

2種類のウラン原石と、BGを差し引いたスペクトル

赤が、黄色っぽいウラン原石。水色が灰色っぽいウラン原石。これらは、生スペクトル。

緑は、灰色っぽいウラン原石のBGを差し引いたもので、K40のところと、2614KeVのTl208が
ツルっとしていたり、エネルギーの低いほうの様子がBGを含んだものと若干違います。


私も、今日(西暦2013年9月某日)、雨が降ったので、雨水をバケツに集めて、直ぐに測ってみました、が、Pb214の三つ子の山はほとんど見えませんでした。
背景に比べて、総カウント数が一割程度上がったみたい(まだ、正確な確認はしてませんが)で、後、かすかに350KeV付近に小山がありそうですが、日本の雨や雪で皆さんが観測なされてような、はっきりとした山は、全然ありませんでした。測定は、CsI2.5インチを使い、ちょっとだけ鉛で遮蔽(4mm厚で、背景を5割ほどカット)

また、いつもと同様、雨が降っても、24時間スペクトルモニターには、違いは見られませんでした。こちらはNaI1.5インチで、遮蔽は無し。

今回の一番大きな発見は、プラスチック製のバケツが、東電の汚染水タンクみたいに、ちたちたと水漏れしていた点。もし、雨水が汚染されていたら、家の中も汚染されてしまうところでした。水漏れ注意!

一応、ハードウエアストアで買った、一見しっかりしたプラバケツで、安物好きの私も、バケツについては1ドルショップで買うようなことはしないのに、どうしてこういうことになったのでしょう?
お店は「カナディアンタイア」というブランドで、自前でお札まで印刷して、しかもメキシコなどではそれが使えてしまう、という伝説さえある、車の修理には絶対は使ってはならないと、まともな教育を受けたカナダ人や移民なら誰でも知っている筈なのに、いまだに自動車修理部門が潰れない、とにかく凄いお店なのです。定期的に大幅な割引をするので、私はこのチェーンで定価で買ったものの方が少ないくらいですが、このバケツは定価で買ったのです。
確かに、バケツを入れておいた台所の床のタイルからは、多少のベータ線とガンマ線も少しだけ出ていて、長時間計れば4ccのCsI測定機でも2614KeVの山とか見えますが、まさかベータ線を浴びて劣化したわけでもあるまいし。
タイル(の上薬?)に含まれる放射性物質なんて、東電汚染水タンクの中のものに比べれば「無いに等しい」ので、「相関関係は無い」でしょうし、「ただちにバケツの健全性に被害が出るわけがない」ですから。
東海村の大惨事でも分かるように、バケツを馬鹿にしてはいけないのです。バケツは、使いようによっては、防空頭巾と伴に、爆撃による火災をを食い止める強力な武器にもなりますし、核爆弾を作って自爆することすら出来るのですから。
早速、新しいバケツを買いに行かねば。安心して、雨水の測定もできやしない。


ラドン関連資料

Radon Detection

http://togetter.com/li/206304


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