山口県萩市の2014年の線量と気象の推移
Gnuplotで自動的に作成したグラフです。データもPythonのスクリプトで規制委員会と気象庁から自動ダウンロードしてきました。
町の名前やその一部か、モニタリングポストの名称やID番号の一部を入れると、MPの候補が出てきて、そこから選ぶと勝手にダウンロードしてきてくれます。
また、その近辺のアメダスや気象台を探して、その番号を入力すると、気象情報を取ってきてくれます。
後は、Gnuplotのコマンドファイルを少し変えると、自動的に、7日毎(あるいは、1ヶ月毎など)のグラフを作ってくれるので、楽ですし、
変な動きが見えると、手動で幾らでも見方を変えられますし、調べるのも、こういうページを作るのも、飛躍的に簡略化されました。
現在、更に自動化を進めているところです。
この測定地点では、朝晩の変動が結構あります。また、アメダスではなく、気象台なのか、気圧や湿度のデータもあるので追加してみました。
湿度は、100%が右側の10の目盛りに相当し、気圧は、1000ヘクトパスカルが0、1010ヘクトパスカルが10という風になってます。
おおよそ、気温が下がると線量があがり、気温が上がれば線量が下がるという傾向が見られます。
ただし、福島県の大熊町夫沢三区とは違い、日照との連動は見られず、気温の変化の素早さとと関係がありそうです。
おそらく、温度補償のセンサーか計算の仕方か、その辺の事情が絡んでいるのでしょう。
それ以外の目立つ変動のうち、大きいものはほぼ全て降水が見られます。雨が降った時の線量の増加は、大きいほうかもしれません。
気象面では、安定した風向で、良く風が吹いている街だな、と思いました。
1月30日は、降水が気象台では記録されていませんが、気圧が下がって、湿度は100%に近づき、気温も少しガクンと下がっているので、モニタリングポストの周辺では多少の降水があったのかもしれません。
2014年元旦から7月初旬まで。目だった季節変動もなく、かなり安定しています。
これに比べると、山形県の飯豊は、冬の減少の度合いが半端ではありませんでしたが、「雪のせい」なのでしょう。
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