カナダの放射能情報、測定情報などのメモです。 Canadian Info memo
カナダ東部の土壌
メープルシロップにセシウム137が検出されるのだから、土壌にも少しは有るだろうと思って
うちから15分くらいの山の中に入って土を取ってきて測ってみたら、
最初の検体からは、ものの数分でCs137の山が分かるくらいの汚染が見つかりました。
これは、コケの沢山生えているところの土で、濃縮されやすい場所と思え、
100Bq/kgくらいかもう少しありそうです。
また、森の中の平均的に思える場所から表層から腐葉土を取ってきましたが、
こちらは、10から15Bq/kgくらいの汚染と思われます。
他のスペクトルなどは、掲示板に表示してあります。
http://pico.dreamhosters.com/picobbs/index.html
http://pico.dreamhosters.com/picobbs/index033.html
ちなみに、セシウム134は、私の測定環境では
存在すると断定できる量が無いのは確かですが、
全く無いと断定できる程「綺麗なスペクトル」でもありませんでしたので、
ほぼ全く無いか、あってもごく微量と思われます。
カナダ東部の現在の環境放射線スペクトルは、こちらをご覧下さい。
http://pico.dreamhosters.com/BackgroundRadiationOfMyHome.html
カナダの松茸から検出(37Bq/kg)
http://ycrms.blog.fc2.com/blog-entry-82.html
バンクーバー食品放射能モニタリング Vancouver Food Radiation Monitoring
カナダで買える食品などを検査している。使用は(セキュリティー東京の)HPGeと(独自の?)NaI5インチX4インチ!
カナダ産のキノコやほうれん草などからも少量のCs137が検出(一桁ベクレル/Kg)
最近の堆積物などからもCs134が検出(以前からあるものの残りか、海からのものか、不明)
http://www.vancouvermonitoring.blogspot.ca/
2013年の製品の結果(グリーンコープ):
カナダ産のものでは、ブルーベリーとメープルシロップから検出。まあ、常連さんですので。
ただし、両方とも否検出のものもあります。(それでも、薄く、微量の汚染があるのかもしれませんが)
http://www.greencoop.or.jp/genpatsu/img/kensadata/kensa140624.pdf
メープルシュガー (セキュリティー東京、「おのみち-測定依頼所-」) Maple Sugar HPGe and NaI 3"
http://securitytokyo.com/data/m.sugar.html
http://onomichi-labo.blogspot.ca/2013/06/blog-post_6.html
http://twitcasting.tv/laboonomichi/movie/13723124
メープルシロップ Maple syrup NaI 5"
http://vancouvermonitoring.blogspot.ca/2014/01/canada-maple-syrup.html
メープルシロップ Maple syrup NaI 3"
http://ameblo.jp/takenoko-kids/entry-11456410791.html
http://onomichi-labo.blogspot.ca/2013/11/blog-post.html
http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/8772627.html
これは、珍しく不検出!
http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/8788039.html
こちらにも、2例、不検出がありましたが、そのうちの一つは短時間の測定で検出限界が高かったようです。
http://q-bq.com/blog/?p=773
私が測定した地元(カナダ)のメープルシロップ。やっぱり入ってました。灰化もして5種類の測定器で複数回測って確認しました。
Maple Syrup Spectrums 、 Maple Syrup Spectrum N3
Prochil様が、同じブランドの商品(ロットは別の可能性有り)を測定したところ、2.5Bq/kgありました。
http://sirabell.blog.fc2.com/blog-entry-116.html
ブルーベリージャムは、不検出でした。
http://sirabell.blog.fc2.com/blog-entry-119.html
3.9Bq/kgの検出。製品は、回収している様です。メーカーやロットによって、1Bq/kg以下から4Bq/kg近くまで、
汚染にはバラツキがあると見てよいのでしょう。(楓林の土壌に含まれるセシウムによる違い?)
http://ogm-4513.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-b7d2.html
尾道での測定結果を踏まえて、メープルシロップの使用を中止したドーナツ屋さん
http://yagorodonuts.soreccha.jp/e309484.html
http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=9093&cls
「放射能の心配が無い」として売っているアメリカ産のメープルシロップ。
http://item.rakuten.co.jp/yuukiya0097/783392/
でも、おのみちさんで、検出されているのと、同じ製品みたい。本当に測って調べているのだろうか?
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/10/2013_20.html
内部被爆を気にする人達に、メープルシロップを薦めるのは、少し考えてしまう。(微量の汚染ではありますが)
http://crmskyoto.exblog.jp/20217935/
「放射能対策用品」として売っている・・・
https://ansuta.jp/134_161.html
メープルシロップの汚染は、恐らくソ連の事故以来だ、という点をご存じないようです。ストックしても、既に汚染されている可能性がある。
http://www.mitsukeyasan.com/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/
カナダ産ピートモス: この例では不検出
http://housyanou28.seesaa.net/category/14485531-1.html
バンクーバー放射能汚染測定
http://bluedolphine.blog107.fc2.com/blog-entry-708.html
カナダの放射能汚染
http://www.abroadcanada.com/blog/?p=3017
カナダ横断サーベイ
http://meowme.blog.fc2.com/blog-entry-112.html
カナダのお役所情報
ヘルスカナダの311関連ポータル?
http://www.hc-sc.gc.ca/hc-ps/ed-ud/respond/nuclea/2011-03-17-eng.php
事故直後のデータ <== これがCTBTの数値とか核種データも(下の方に)あって、一番まとまっているかも。
http://www.hc-sc.gc.ca/hc-ps/ed-ud/respond/nuclea/data-donnees-eng.php#fpn
各原発周辺の積算線量率
http://www.hc-sc.gc.ca/ewh-semt/contaminants/radiation/surveill/data-donnees/index-eng.php
カナダの牛乳のストロンチウム汚染
http://www.enviroreporter.com/2013/02/canadas-land-of-milk-and-strontium-90/
カナダの放射能汚染: チェルノブイリ由来よりも、核実験由来の方が多いらしい。だとすると、メープルシロップも核実験時代の汚染の残り、という可能性がある。
(日本では、福島由来だと思っている人も若干居るらしいですが、Cs134はゲルマニウム検出器の測定でも見つかっていないので、恐らく違うでしょう)
http://www.davistownmuseum.org/cbm/Rad7b.html#Canada
このページの情報と同じものも含まれていますが、カナダ以外の各国の情報もあったりします。
http://sccc.org.au/pages/The-Food-Lab.html#Canada
カナダではAm241を使った火災報知機(イオン式煙探知機)は、普通のゴミに出してよく(リサイクルや堆肥用は駄目)、その際、個数の制限もない。
http://www.nuclearsafety.gc.ca/eng/readingroom/factsheets/household-smoke-detector.cfm
http://laws-lois.justice.gc.ca/eng/regulations/sor-2000-207/page-4.html
2013年秋の調査では、福島由来の放射性物質は検出されなかった。
http://rpd.oxfordjournals.org/content/early/2014/05/01/rpd.ncu150.full
ただし、汚染水が西海岸に到達し始めたので、今後どうなるか見ておいた方が良いし、
マグロやアラスカの魚からは既に検出されている。
市民団体?
http://changeagents2011.wordpress.com/
北米(アメリカとカナダの両方)
http://www.fukuleaks.org/web/?page_id=11724
アメリカ
アメリカ北西部の民間の土壌の測定(RadCast) シアトルやポートランドの植え込みからは、セシウムは
どちらも見つかってないようです。
https://www.radcast.org/radcast-west-coast-soil-radiation-testing/
魚や他の食品など(RadCast)
https://www.radcast.org/food-tests-from-laboratories-on-fish-and-more/
アメリカの政府系の役所が行った福島の事故による降水にともなう土壌汚染については、
場所によって、0.8Bq/m2から240Bq/m2の沈着があったと降水中の濃度から計算されているようです。
詳しくは、以下のサイト、
http://nadp.sws.uiuc.edu/fukushima/
https://bqs.usgs.gov/fukushima/
そして、この報告書に元データや幾つかのマップがあります。
http://pubs.usgs.gov/of/2011/1277/report/OF11-1277.pdf
アメリカ環境局(EPA)のベータとガンマ線モニタリング
日本の環境放射能情報に比べてとても見劣りしますが無いよりマシ。
http://www.epa.gov/radnet/radnet-data/index.html
このサイトを経由して見た方が手っ取り早いです。 (EPAがサイトを改悪?した為、使えなくなっているかも。)
http://www.enviroreporter.com/radnet-air-monitoring
X バーモント (EPAがサイトを改悪?した為、使えなくなっています。)
http://www.enviroreporter.com/radnet-air-monitoring/vermont/
X メイン (EPAがサイトを改悪?した為、使えなくなっています。)
http://www.enviroreporter.com/radnet-air-monitoring/maine
2015年現在、以下の画像リンクで直接見られます。
アメリカ、バーモント州バーリントンのエネルギー帯別の線量
メイン州オロノ
メイン州ポートランド
エネルギー別の色分けとか
他の地点を調べるには: To check other sites:
http://www2.epa.gov/radnet/near-real-time-and-laboratory-data-state
アメリカのRadNetのデータサーチ: Radnet data search:
http://iaspub.epa.gov/enviro/erams_query_v2.simple_query
福島の事故直後のアメリカでの測定結果
https://opendata.socrata.com/Government/RadNet-Laboratory-Analysis/
上と同じものですが、EPAのページからも見られます。
http://www.epa.gov/japan011/rert/radnet-sampling-data.html
http://www.epa.gov/japan011/rert/radnet-data-map.html
http://www.epa.gov/japan011/index.html
ネヴァダの核実験場周辺の線量や気象データなど。
http://cemp.dri.edu/cemp/
カリフォルニア
http://www.gregslab.com/tools/radwatch/
http://ec2.netc.com/
http://radiationnetwork.com/
http://www.blackcatsystems.com/RadMap/?locale=usa
アメリカなどでの福島原発事故についての各種情報
http://cemp.dri.edu/japan.html
西海岸の汚染。とても参考になります。
http://file.scirp.org/Html/5-6702195_43366.htm
福島からの放射能(セシウム137)が世界中にどれくらい沈着したのかを示す地図
ここに、元の画像や、ヨーロッパの地図やシミュレーションの動画などもあります。
フィリピンや、メキシコなんかにも結構飛んで行ってます。
http://cerea.enpc.fr/en/fukushima.html
太平洋の海水調査マップ。ウッズホールの研究所と市民の寄付やボランティアで行っている調査です。
単位は、Bq/m3,つまり1トン当たりなので、リットル当たり(約1Kg)で考えるなら、この千分の一ということです。
2014年の西海岸の調査で、軒並みCs137しか検出できていないのが興味深い。(Cs137でさえ検出限界に
近い為、Cs134が引っかかってこないのか、それとも昔からCs137があったのか、疑問です)
http://ourradioactiveocean.org/results.html
海藻の測定結果マップ!ハワイの海藻からBe7が検出されているのが興味深い。
しかし、(2014年の結果で)K40が3000から4000Bq/kg(乾燥した検体の濃度)あったり、
ウラン系が20から100Bq/kgあるのがちょっと驚き。
幸い、今のところCs137が僅かにあるだけで、Cs134は検出されてないので、
汚染水(の本体?)は上記のウッズホール研究所の測定結果と照らし合わせても、
2014年の6月現在、まだ西海岸には到達していない模様。
http://kelpwatch.berkeley.edu/Locations
SafeCastがアメリカでもbGeigieキットの作成会をやってます。この調子で、スペクトルモニタリングも
やってくれると良いのですが。
http://switchboard.nrdc.org/blogs/balemayehu/a_citizen_radiation_monitoring.html
アメリカ産の食品
ドライドプルーン HPGe
http://securitytokyo.com/data/c_prune.html
カリフォルニアのオレンジ Cs134,137両方検出 HPGe
http://www.securitytokyo.com/data/c_orange.html
カリフォルニアのアーモンド Cs134,137両方検出 HPGe
http://securitytokyo.com/data/c_almonds.html
フロリダのグレープフルーツ Cs137だけ HPGe
http://www.securitytokyo.com/data/f_grapefruit.html
アラスカ産のサーモン、タラ、などで、1Bq/kgから3bq/kgくらいの汚染。Cs134もあるので福島由来
http://fukushimavoice2.blogspot.ca/2014/01/blog-post.html
サンフランシスコの雑草の内部(表面汚染は洗い流した後のもの)から、Cs137が20Bq/kg,Cs134が7Bq/kg。
西海岸は、事故後、結構汚染されていたのでしょう。フィリピン産やフィジー産のマグロの汚染は、あまり高くない。
http://fukushimavoice2.blogspot.ca/2014/02/blog-post_19.html
マグロは、カリフォルニア近辺で生まれ育ったものでも、(核実験などの影響で?)1Bq/kg程度のCs137汚染があり、
日本などからやってきたものは、多ければ、Cs137,134合計で、10Bq/kg程度の汚染。
http://micheli.stanford.edu/pdf/Madiganetal_EST_2013.pdf
オレゴンのマグロからも福島由来のセシウム検出。詳しい話は、まだ不明。
http://oregonstate.edu/ua/ncs/archives/2014/apr/study-finds-only-trace-levels-radiation-fukushima-albacore
また、東海岸の海藻からは、福島の汚染とは関係ないですが、(核実験由来?チェルノブイリ由来?)セシウムが検出されています。
海藻を採取、販売しているメイン州のお店が依頼した放射能測定。
Cs137が少し(1から2Bq/kg程度)出ているものもあります。他は、K40が多かったり、ウラン系が少々。
Cs134は検出されてないですし、東海岸なので、核実験かチェルノブイリ由来と思われます。
http://www.seaveg.com/shop/UMradiationlab_June2012.pdf
http://www.seaveg.com/shop/UMradiationlab_Oct2012.pdf
http://www.seaveg.com/shop/index.php?main_page=page&id=21&chapter=1
これも海藻から放射能が検出された、という(カナダの)お話ですが、使用しているのがInspectorなので、セシウムなどを見ているのか、
他の核種(ウラン系とか)を検出しているのか、分かりません。K40を主に見ていて、Cs137も少々混じっているのかも。
http://www.dailyheraldtribune.com/2014/03/25/local-science-project-finds-high-levels-of-radiation-in-seaweed
シアトルのアエリアルサーベイの報告書。
http://www.doh.wa.gov/Portals/1/Documents/4100/aerialsurvtech_p_.pdf
(斜め読みした限りでは)セシウムは、検出されなかったみたいですが、甲状腺治療中の人のものと思われる
ヨウ素131を検出していたり、消滅ピーク(511KeV)が出たり、スペクトルも載っていれば、機材の
説明や機器のチェックやデータの調整の詳細なども載っていて、興味深いです。
海洋汚染、海水関連の話題
https://www.whoi.edu/page.do?pid=83397&tid=3622&cid=94989