Pico Tech - PicoBBS


Date: 2013/11/02 05:45(51)  ---  Name: 黒月☆縷々

maho様

核種判定ボタンを押して、山と一致する核種を調べてみてはいかがでしょう?
左側の核種の四角にチェックを入れて、ラインを表示させてみるなど。

mahoさんのロシアンは、随分と優秀ですね。これはカリウム40でピークを合わせているのでしょうか?
また、鉛遮蔽内でのBGでしょうか?遮蔽なしのBGでしょうか?

私のロシアン(1号機)は、Windows XPだと入力信号オーバーで、
右下のバーの調整範囲内では、セシウム137のピークに合わせる事ができません。
さらに高エネルギーゾーンのスペクトルがまったく取れません。

mahoのロシアンは高エネルギー側はどこまで拾えてますか?

宜しくお願い申し上げます。

黒月☆縷々


Date: 2013/11/02 05:34(40)  ---  Name: 黒月☆縷々

皆様。すいません。

鉛遮蔽内でロシアン2号機がセシウム137チェックソースを測定したスペクトル画像が間違えておりました。
以下が正解です。申し訳ない。




黒月☆縷々


Date: 2013/11/02 05:31(59)  ---  Name: 黒月☆縷々

皆様。こんばんは。

私も横浜市中区コンクリートビル室内のBGスペクトルを貼ります。
遮蔽はなし、ロシアンCsl2.5USBは上向き、パソコンはWindows XP。





私のロシアンCsl2.5USBは、高エネルギーゾーンが極端に取得出来なくなってしまいました。
以前から1,800keVぐらいまでしか取得出来ていなかったのですが、
先日から1,500keVぐらいまでしか拾えません。

ロシアンCsl2.5USB(2号機)は、Windows7との組み合わせで、鉛遮蔽内にてBGを取得中。
こちらは高エネルギーゾーンまで拾えている様です。

信号は4,200keVぐらいまで来ているように見えますが、
スペクトルは3,200keV手前までしか取得出来ていない様です。


以下は、ロシアンCsl2.5USB(2号機)+Windows7によるセシウム137チェックソース測定。
662keVだけピークを合わせたバージョンなので、
セシウム137の32keVやカリウム40のピークは合わせていません。





あれこれ情報交換頂けると幸いです。

宜しくお願い申し上げます。


黒月☆縷々


Date: 2013/11/02 04:27(07)  ---  Name: maho

部屋のBGスペクトルです。

Maxボタンで拡大したもの

ビスマスと鉛があるんでしょうか。セシウムらしきものは見えない感じ。
うーん、わからない・・・


Date: 2013/11/01 21:12(16)  ---  Name: nkom

いわき市で、非常に精力的に色々測ったり、発表さなっている方のTwitterからの引用です。
ちなみに、私は、「風評被害」なるものは、東電や政府や御用学者などが行っている「目くらまし」に
過ぎないと思っておりますので、この方とは、考え方などは大分異なります。

この方は、大変真面目に測定、分析し、結果についても、一部(数値など)を除き公表なされていて、
非常に感謝しております。

で、この方「も」切れかかっていらっしゃいます。


いわき市の「村役場」の方々も、彼らの出来る範囲で、頑張っていたりするのかもしれませんが、
国会の議員さん達しろ、学者さん達の村の寄り合いにしろ、「デタラメ」「ウソ」が蔓延していて、
そんなの前からそうだったのですし、みんな知っていて我慢したり、一部の人がとっても頑張ったりして、
なんとか体裁を保っているかのように妄想できたていたのが、あちこちで「限界」に近づいて、
破綻しようとしているのかもしれません。


私は、子供の頃から、既に限界もクソもない程に破綻してしまっている、と、そう思っていましたし、
今でもそう思っておりますが、それが、今までは色々な幻想教育や希望に支えられて
社会の一員として立派に頑張ってこられた様な方たちでさえも、「限界」や「綻び」を
認めざるを得ない程になっている、と、そんな風に見ても良いのかもしれません。

だからと言って、私は、個人的には、測定関連の自分のやりたい事を続けますし、
相変わらず、政治的な事にはほとんど興味がないし、期待もしていませんが、
やっぱり、何か、かなりむかついて、「バカヤロー」と、そんな風に言いたい気分です。
私の場合、そこらの「村役場」に向かって、言うのではありませんが。
「泣いている人が沢山いる。」 何故か、そんな言葉が浮かんで、消えました。


http://twilog.org/f_lab
http://iwakicity.org/html/htdocs/index.php


==============
https://twitter.com/f_lab/status/396023260124418048

いわき市見せます課?本当に見せて下さい。いわき市の測定179Bq/kg→県の測定38Bq/kg いわき市の測定133Bq/kg→県の測定28Bq/kg 測定のスペクトルを見せて!
https://www.facebook.com/iwakiradiation/posts/547589191983727

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https://twitter.com/f_lab/status/396023415280128000
いわき市見せます課?本当に見せて下さい。定時降下物の月間が、6月で止まっています。7,8、9月が公開されていません。 見せてください!何かあったですか? 説明もありません。
https://www.facebook.com/iwakiradiation/posts/547590628650250

==============

https://twitter.com/f_lab/status/396030383986200576

@itou6011 いわき市行政の放射能の取り組み県内屈指のデタラメでした!進行形もあり!なんとかとんでもなく苦労してここまで、やって来ましたが、次から次えと失敗したり嘘ついたりとこちらはもう限界です。市議会議員さん頑張ってください。お願いします。



Date: 2013/11/01 07:54(05)  ---  Name: nkom

maho 様へ

早速のレポート、大変ありがとうございます。

核種のリストは、核種判定支援機能で使っているリストと共用するようになっています。
これは、extra フォルダーに入っている、Isotopes_Energy.txt というファイルです。
で、ここに入っているサイズの大きい核種ファイルを使うと、もっと沢山の(医療用を含む)
核種を出す事も出来ますが、ご利用のパソコンによっては、重たくなったりするかもしれません。
また、このリストに入っていないものも、追加すれば、設定ファイルに記録されて、
次回にも出てきます。

赤いエネルギー位置のマーカーで、核種リストの該当欄が選択されるのは、
本家のリビオさんが追加したものです。
どうも、リビオさんは、核種判定支援機能を廃止して、この核種マーカーを拡張したいらしいのですが、
個人的には、両方使うので、両方とも残したいです。

点グラフと棒グラフは、色を変えて、太さもちょっと太くしましたが、
設定ファイルを編集することで、お望みなら、この色や、線の太さも変更できます。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
http://pico.dreamhosters.com/ThereminoMcaColorSetting.html
(FWHMを表示するところの背景の色の指定を忘れていたので、それも、追加する予定です)


サブウインドウの件は、Win7では、出ないと思うのですが、
XPで確認して調査してみます。
こういう報告は、本当に助かります。有難うございます。



Date: 2013/11/01 07:30(45)  ---  Name: nkom

CrowGoki 様へ

アーモンドの話に於いても、
アーモンド自体は、アメリカ産でも、スライスしたのがどこか?とか、
袋積めしたのは、だれがどこでやったのか?とか、
そういう点も考えた方が良いでしょうね。

比率については、それが一種の指紋みたいに利用されているのと、
Cs134,137については、原子炉壊れちゃったり、どこかで垂れ流しにでもしないと、
普通は出てこない「筈」なので、一応比率がマッチすると、疑いが強まるとは思いますが、
その他の単純な可能性もやっぱり忘れないで、色々考えてみると良いのでしょう。



Date: 2013/11/01 06:16(06)  ---  Name: maho

nkomさま

Theremino_MCA-6.0-beta_2013-10-29.exeを早速使ってみました。

メインウインドウ左の核種設定タブ内の項目がすでに沢山設定済みで、
しかもスペクトル画面の赤い縦線のドラッグ移動に追従して核種の項目がハイライト表示するんですね。
これは面白いです。マウスホイールでの赤線移動では反映されないですね。

太線表示ではないときでも棒グラフと点グラフのピクセル数が多くなっている。
点グラフが見やすくなった気がします。

ひとつ気になったのですが、スペクトル画面上に重なるようにサブウインドウをドラッグすると
マウスカーソルの位置に赤い縦線がくっついてきてしまいます。
前のバージョンでもそうだということにも気がつきました。

ちなみに使用OSはXP pro SP3です。


Date: 2013/10/31 21:27(35)  ---  Name: CrowGoki

TwitterやBlogで流れてくる核種分析情報では、
何故かCs137とCs134の比率だけで『フクイチ由来』とする人が多いが、疑問である。
ラボでの超高精度な分析でも、その他の核種の存在比率をも加味検討したうえで、
初めて可能性として示せるのは『原子炉由来』くらいではないだろうか?

日本国内でも、『各地の原発では恒常的に放射性物質の排出は行われてきた』とまで
言われているのだから、もう少し“冷静”に言葉を選ぶべきだと感じている。

以上、ちょっと気になるので…。


Date: 2013/10/31 11:11(32)  ---  Name: nkom


アメリカ産のアーモンドの測定結果を見たのですが、大変興味深いものです。

3インチNaIによる測定と、ゲルマニウム測定機による測定の併記となっており、
それだけでも、色々と勉強になるのですが、アメリカ産という点なども
(特にカナダに住んでいる私にとっても)重要な意味があるかと思います。

「おのみち-測定依頼所-」の測定員のブログ
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/10/2013_31.html


ちなみに、「おのみち-測定依頼所-」の測定員様から以前うかがったのですが、
スペクトルについては、「自主測定」のものは、ブログ上で公開しているのだそうです。



Date: 2013/10/31 10:45(12)  ---  Name: nkom


イタリアのテレミノチームでは、ラドン検出器の開発を行ってきましたが、英語版とイタリア語版の
ドキュメントが整ってきましたので、是非ご覧下さい。
従来のものよりも、検出率が高く、ラドン濃度の変化にも素早く反応する、とのことで、
測定室の環境モニターとしても便利でしょうし、その他の目的にも使えそうです。


テレミノチームは、全てのプロジェクトを完全にオープンソースで、ソフト、ハード伴に公開しています。
このラドン検出器も詳しい作成法と、回路図や基盤の図面も公開されています。


ドキュメントZipファイル
http://www.theremino.com/files/Theremino_IonChamber_Pdf_Docs.zip

基盤の図面
http://www.theremino.com/files/Theremino_IonChamber_PCB.zip


日本語版ドキュメントについては、機械翻訳されたものがございますが、非常に分かりにくく、
私が日本語訳をすれば良いだろう、という、とても親切な助言なども頂いているのですが、
多忙及び怠慢の為、多分、当分たまにしか作業が出来ないと思われるので、
これは、(部分的にでも)誰か他の方がやってくれると、非常に助かります。

翻訳の作業をすると、自分自身の理解が深まりますし、イタリア語から、あるいは英語から、
機械翻訳版を見たり、無視しながら、のんびりで構いません。
テレミノチームの方は、皆さん大変気のいい人で、思ったことはきっちり言いますが、
基本的に協力してくれる人々のことをとても尊重して作業を進めています。


また、このラドン検出器に必要な、テレミノマスターというUSBでコンピューターに接続する
コントローラーは、イタリアの会社から完成品を買うことが出来ます。

このページの最初に出てくるものです。
http://www.theremino.com/en/hardware/devices/

購入は、ここから。日本円で3千円くらいでしょうか?
http://www.ideegeniali.it/shop/16-theremino

部品も回路も割りと簡単なので、自作も出きるでしょう。

おそらく、ラドン検出器のボードも、キットか完成品でそのうち買えるようになるのではないかと思います。


また、このラドン検出器の完成品を売ってくれないか、アレッシオさんたちに問い合わせてみます。
(私は、こっちを狙っています)



それと、テレミノPMTアダプターを欲しい方は、アレッシオさんが作ってくれる時間があるかもしれないので、
こちらのページにあるアレッシオさんに直接連絡して問い合わせるか、
http://www.theremino.com/en/contacts/producers/

日本語でのやりとりをご希望の方は、私の方まで、メールでご連絡下さい。

テレミノPMTアダプターの場合、ノイズの管理が結構シビアで、USBサウンドカードから
電源を取り出してフィルターするのも細かい作業なので、全部アレッシオさんにやって貰うと安心だし、楽です。

ただし、テレミノPMTアダプターは、安全の為に高圧に流れる電流を制限しており、
大きなPMTや、高い電圧が必要なもの、そして、分圧抵抗が小さいもおと一緒に使うには、
馬力がたりず、他の高圧電源とスプリッターコンバイナーが必要な場合がありますが、
それらの部品などは、出来合いのものを買う事もできますし、自作も可能です。



Date: 2013/10/31 08:31(30)  ---  Name: nkom


測定を始めたばかりの方の為に、ありがちな勘違いについてまとめたページを作って見ましたのでご覧下さい。

* スペクトル形成の過程と注意点
http://pico.dreamhosters.com/SpectrumFormation.html



Date: 2013/10/30 17:38(10)  ---  Name: nkom


「ポジトロン祭り」の詳細が発表されました。
http://www.utsunomia.com/y.utsunomia/positron_observation.html

上記URLに宇都宮様が書かれている以下の点も、お見逃しの無い様、お願い致します。

* 必ず線量計を用意し、ご自身の安全はご自分で確保してください。
* 自己責任において参加下さい。
* 何らかの被害が生じても、私や関係者は免責されるものとします。

* 会場には、電源、照明、暖房、トイレなどの設備はありません。

* 若年者や妊娠者は参加をお断りします。


Date: 2013/10/30 09:54(49)  ---  Name: nkom


この掲示板をご覧の方は、もうご存知かと思いますが、宇都宮様が「ポジトロン祭り」を開催なさるそうです。

近くの方、あるいは、遠くでも参加なさりたい方は、Twilogや予習資料をご覧下さい。、
http://twilog.org/utsunomiaa_com

予習資料
http://www.utsunomia.com/y.utsunomia/extra.html


Date: 2013/10/30 01:28(42)  ---  Name: CrowGoki

【Sahara System Operating Manual】の4.4 Detector Housingにある写真
『Figure 4.3 Rear connectors on the detector housing』の上のは、
なにやら13w3系コネクターっぽいけど…。

【Sahara Silicon Drift Detector X-ray Spectroscopy System Version Be-3】
http://neu.aeroweb.net/download/SDDX-Ray.pdf



ついでなんで、拾い集めたPGTの資料類。
【Nuclear Products Catalog】
http://www.berkeleynucleonics.com/resources/Nuke-catalog.pdf

【Spirit Version 1.07 Users Manual】
http://134.74.50.69/em/Manuals/SEM/SpiritV107.pdf

【PRISM 2000 Si(Li) and HpGe DETECTOR SERIES Users Manual】
http://www.berkeleynucleonics.com/resources/Germanium-igx_manual.pdf

【Detector User Manual Gamma and X-ray Detectors】
http://savtek.com.tr/dosyalar/teknik/Gamma_and_Xray_Detectors_Rev1_200507.pdf


Date: 2013/10/29 19:12(08)  ---  Name: nkom


皆様へ お知らせとお願いです。


テレミノ本家の方から、9月版(公開中)を改良した10月版(一部でテスト中)が良さそうだから、
もう本家の方からV6.0として配布していいか?と、言われておりまして、
まだ、調整中だし(マニュアルの変更もやってないので)ちょっと待ってくだされ、と、
返事をしてあるのですが、個人的にどうしても直しておきたかった点もようやく解決したので、
V6.0のベータという形で、出来たらこれをテストしてバグや使い勝手の悪い点などを
指摘して頂ければ、と思います。


V6.0 Beta,実行ファイル。 (ソースは、もしも欲しいという方がいれば、アップロードします。)
http://pico.dreamhosters.com/img/V60/Theremino_MCA-6.0-beta_2013-10-29.exe


9月版からの主な変更点:
* 分かっている不具合の解消。
* Maxボタン、AutoSaveボタンの中にあった数値ボックスを外に出して、Maxボタンの位置も変更。
* Maxボタンの数値変更用のスライダー(縦軸ズームスライダー)を追加し、
* これに伴い高エネルギー強調用のスライダーの位置を下げた。
* Maxボタンの数値の変化をより細やかなものにした。
* (これは、今後、10よりもさらに小さな最小値に対応するか、あるいは、cpsとの対応係数を変更する予定)
* 設定ファイルを編集すれば、スペクトル画面の色などを変更できるようにした。
   こちらに、その説明があります  http://pico.dreamhosters.com/ThereminoMcaColorSetting.html


基本的に、V6.0が本家から配布されまで、新たな機能追加は、行いません。
(新たなバグが発生して、配布が遅れるのを防ぐため)
また、これから行う作業は、既に幾つか優先順位が決まっておりますが、
作業が簡単なもので、効果の高い変更などは、割り込みして行う可能性もありますし、
ご要望があれば、遠慮なくお寄せ下さい。

これから、V6.0の配布までは、ドキュメントの整備と、最終的な細かな調整、
そして、発見されるかもしれないバグの対応を優先します。


また、マニュアルについても、ここが分かり難い、こういうのを増やせ、などなど、
ご意見がありましたらよろしくお願い致します。

マニュアル(日本語ヘルプ) 宇都宮様に監修して頂いております。有難うございます。
http://pico.dreamhosters.com/soft/ThereminoMCA_Help_JPN.pdf

その他の付属文書:
http://pico.dreamhosters.com/JapaneseDocuments.html




Date: 2013/10/29 18:47(36)  ---  Name: nkom


http://www.canberra.com/literature/isocs/application_notes/ISOCS-LabSOCS-App-Note-C39530.pdf

Camberraのモンテカルロシミュレーションを使ったソフトの話題がちらほらと出てますが、
EGS5やEGSnrcを使っても、基本的に同じことが出来る筈。というか、もっと何でも出きるでしょうが、
算数がお得意だったり、Fortranに慣れ親しんでないと、面倒そうです。

http://pico.dreamhosters.com/MonteCarloSimulation.html

EGSNrcもEGS5もインストールはして、デモは幾つか走らせましたが、線源や遮蔽や吸収物や
検出器や、あれやこれやを入れる前で、挫折しております。


こういうのは、私の大昔の同僚みたいな人だと、鼻歌歌いながら、凄く短時間で出来るのですが、
私はFortranまともに触ったことないし、出来たら覚えたくないし、Fortranは出来たとしても、
モデル化や数式やアルゴリズムでかなり苦労しそうなのと、テレミノMCAや、他の素人向けの
システムの一部にするには、ちょっと重過ぎで、インストールにしても(ホンの少し)面倒ですし、
出来たら、こういうので導き出した結果をエミュレートするインチキ近似式か手抜きアルゴリズムの
集合体で、素人的には、使用に耐える軽いものが出来ないか?と、考えています。


効率曲線とかは、Identifyは、結晶の種類や大きさや、ケースの材質の厚さなどなどから
計算しているみたいですし、主な光電子ピークとそのコンプトン散乱を足し合わせて、
ウラン系、トリウム系、そしてセシウム134,137とBe7辺りの出そうなものを
カバーしておけば、平常時においては、かなり役に立つと思いますし、それくらいだったら、
素人が寄せ知恵で作っても、実測値と整合性があったり、自作検出器の特性や問題を
理解する助けになるようなものが出きるのではないかと、思っています。

http://pico.dreamhosters.com/ThereminoMcaToDoJa.html




Date: 2013/10/29 18:26(44)  ---  Name: nkom



コネクターのデータシートPDF  DBMC-13X3SJ-A197
https://secure.ittcannon.com/mc/servlet/PDFGeneratorServlet/DBMC-13X3SJ-A197_SPEC.pdf?PARTNO=DBMC-13X3SJ-A197

1個当たりの価格、$42 在庫なし  
http://www.oemstrade.com/search/DBMC-13X3SJ-A197/

やっぱり、Sunのケーブルを買ってばらした方が安い。ただし、HVは、ちょっと不安。


Ebay に売りに出てるもののPDFは、こっちの方がわかりやすいかも。
http://www.ortec-online.com/download/DIM.pdf

OrtecのNimの電圧とかの規格や用語、X線などについての資料。
http://www3.nd.edu/~wzech/Application-Note-AN34-Experiments-Nuclear-Science-Appendix.pdf


ここは、他にもマニュアルなどがある。
Ortec Filesは、Ortecのサイトからダウンロードできるものと、一緒みたいですが。
http://www3.nd.edu/~wzech/advancedphysicslab.html



Date: 2013/10/29 14:32(44)  ---  Name: nkom


CrowGoki 様へ

有難うございます。

Sunのケーブルとは、多分かなり配線が違うんじゃないかと思うのですが、
少なくともコネクターを流用できるかもしれない、というのは、助かります。

私の場合は、PGT(プリンストンガンマテック)のプリアンプが、何故かこのコネクターを
採用しているので、それをHPGeに流用しようとした場合などの事を考えています。

まあ、同軸の二つ並んでいるほうの一方が出力で、HVは、分かっているので、
後は、電源がどこか?と、残りの接続の種類などは、基盤を外してよく見ないと
分からないかもしれないです。(OrtecとPGTで、全く同じとは限らないし)


コネクターも、まだ品物があるようなので、必要になったら、こういうのを買ってばらすことにしました。
http://www.ebay.com/sch/i.html?_sacat=0&_from=R40&_nkw=13W3&_sop=15



Date: 2013/10/29 12:05(42)  ---  Name: CrowGoki

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CC4QFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.ortec-online.com%2Fdownload%2FSMART-1-SMART-INTERFACE.pdf&ei=9ANwUrHKOc3ckgXut4DIBw&usg=AFQjCNE8RfMmKoWzsRBpJ2EALcg09Ixx_w&bvm=bv.55123115,d.dGI

このURLでダウンロードされる『SMART-1-SMART-INTERFACE.pdf』もご参照ください。
しかしまぁ…ebayのORTEC-Detector-Interface-Module-POSITIVE-NAL…以前購入しようか迷ってた
ヤツだ…。たしかNegativeのも出品されてた…。


Date: 2013/10/29 11:52(14)  ---  Name: CrowGoki

http://nusim.servebbs.org/WebPT/ORTEC/elect_cat.pdf
このカタログの最後の方にある
【100-ps Time Digitizer / MCS:Model 9353】の
FAN-OUT CABLE (Optional): Converts the 9-pin D connector to one standard ORTEC 9-pin D preamplifier power connector and 4 BNC connectors for the Stop Gate Input, Enable Acquisition Gate, and the Tag Inputs.

【9-PIN D CONNECTOR】
Pin Number  Function
1        Preamplifier ground
2        Preamplifier ground
3        Logic signal ground
4        +12 V dc Preamplifier Power
5        Logic Signal ground
6        Stop Gate
7        Enable Acquisition Gate
8        Tag0
9        Tag1

これと、先ほどのSUN Display Connector改造の内容とを併せて考えると良いかと…。


Date: 2013/10/29 11:17(39)  ---  Name: CrowGoki

コネクター型番は写真にある『DBMC13X3SJ-A197』でITT CANNON Conectorで
特殊D-SUBカテゴリーらしいですが…、そのものズバリのピンアサインは判りません。
コチラの48ページ。
http://datasheet.elcodis.com/pdf/28/93/289300/dbmc5x5sja197.pdf

古いグラフィックワークステーションで使われていた映像出力用13W3Sと、基板のパターン上から
推測するしかありません。




映像出力用13W3Sのピンアサインはコチラを参照してください。
http://www.sparcstation.org/hardware/disp_cable.html


Date: 2013/10/29 08:27(43)  ---  Name: nkom


CrowGoki 様へ

OrtecのSmart−1などで使われている、HV,信号、そしてプリアンプ用電源などが
含まれているコネクターのピンOutとか、ご存じないでしょうか?

これと同じピンです。


http://www.ebay.com/itm/ORTEC-Detector-Interface-Module-POSITIVE-NAL-NEW-/360772481888

HV(一番左。MCX BNC?)は、プリアンプの中を見て直ぐ分かるのですが、もし、ご存知でしたら助かります。


Date: 2013/10/29 08:03(19)  ---  Name: nkom

maho 様へ

チェックソースは、あった方が色々便利ですが、無ければ、土などが良いかも。
汚染されていれば、Cs137の山で校正をするのにも便利だし、
ウラン系やトリウム系も入っていたりして、勉強になるでしょうし。

コケや、水溜りの後の土ぼこり、などは、Be7とかが見えることもあるようですし、
その場合、時間を置いて測定して半減期を見たり、定量的な感覚を
身に付けるのにも良いかもしれないですね。

ただ、採取の際に吸い込んだり、手や目などに付いたりしないように気をつけたり、
家の中や、特に遮蔽の中に密封されてないものが入らないように
かなり気を付けたほうが良いでしょう。(保管もそうですが)
多分、「何もそこまでしなくても良いだろう」、と思うくらい気を付ける位で正解かも。
色々な意味で、そういう注意をすると、勉強になったり、後々何か起こった時の
練習にもなるでしょうし。



テレミノMCAには、色々な機能がありますが、全部覚えたり使う必要はなくて、
最初は、横軸の合わせ方と、縦軸の色々な表示の仕方に慣れれば、
それで、スペクトルの形状を学ぶことが出来ますし、Maxボタンやcpsボタンを使えば、
「形状の比較」だけでなくて、山の高さの程度や比較がしやすくなります。

で、慣れてきたら、AutoSaveやBrowseとか、他の機能も使ってみて頂ければと思います。


そうしている内に、予定より遅れてますが、更に機能を強化する予定ですので、
もっと使いやすくなっている筈。


Date: 2013/10/29 01:06(51)  ---  Name: CrowGoki

NIMモジュールコネクターのpin アサイン。

http://www.logwell.com/tech/shdwe/NIM.html



Date: 2013/10/28 21:17(25)  ---  Name: maho

先ほどやっとThereminoMCA_Help_JPN.pdfを一巡読み終えて、
設定などをいじって試す事が出来ました。
テレミノMCAは動いてはいるものの、各ボタンやスライダ、パラメータの意味や挙動が
さっぱりだったのがほんの少しですが分かってきました。
まだよくわからない事が沢山あって何から書いていいのかもまとまらないので、
暫くは読んでいじって試しての繰り返しをして行こうと思います。

この日本語ドキュメントが無かったらきっとこのソフトは触れてなかったんだろうな〜。
nkomさんにとても感謝してます。
しかし自分の理解力と記憶力の性能の低さに凹みっぱなしです。。。

目下の課題は手元にある線源が乏しい(やさしおとDP-5Vの内臓チェックソース)ので
バリエーションを増やしていかないと先に進まない感じですね。
ま、ぼちぼちやっていきます。


Date: 2013/10/28 19:11(39)  ---  Name: nkom


福島の原発では、なんで機械的なロボットを使わないのだろう?
距離的にはそんなに大きな移動を必要としないのだから、
駆動部分は単純な油圧駆動の無限軌道で、必要最小限の電気部分を乗せ
それも、鉛の厚い内張りと、鉄やプラスチックの外張りでベータやガンマ線から保護したり、
制御も、有線方式、というか、直接油圧管と電気線で繋げて、行う、とか、
高線量を浴びても、直ぐにはダウンしない形式にしたり、障害物にたいする対応は
小型のブルドーザーとして使って、出きるだけ自分で除去したり、
アタッチメントで、削岩機を付けて、楽に行き来できる道筋も同時に付けたりすればよいのでは?
直線的に道を付けると、そこから放射線が外に出てしまうのなら、途中(出口付近?)適当な
地点で、1回か2回曲がるようにすれば、幾らかマシになるのだろうし、機械の出入りの時以外は、
制御用の油圧管やケーブルの通る穴以外は、扉で塞げば良いのでしょう。

制御する油圧ポンプなどを備えた車両は、鉛などで、十分遮蔽して中で操る人員を防御して、
被爆を最小限に抑え、そこからは、無線や有線で、画像や測定結果をリアルタイムで
送れるだろうし、いくらでもやりようはあると思うのですが。

また、CCDなど電子的なカメラが放射線で使い物にならないなら、光ファイバーで
光学的に制御車両まで画像を送る、とか、日本の会社なら得意そうなものです。
それも駄目なら、鏡とレンズを使う、とか、原始的な方法と現代の技術を
使えるものは全部使って、原子炉周辺の、特に下のほうがどうなっているのか
調べた方が良いように思いますです。

非常に小さい、トンネルマシンを作って、地下からも行く、とか、
ボーリング用の機械などで、水平に近い角度で調べる、とか、
素人考えでは、調査方法も色々ある様に思えるので、
やっぱりやる気がないのか?とか思ってしまいます。

まあ、詳しい人から見ると、こういう点に問題があるので、その方法は困難だ、とか
色々あると思いますが、同時に、その回避法などもあるかもしれませんし、
なんで、こういうことや測定網などを東電ではなくて、政府が技術者を集めて
国家プロジェクトとして事故の後直ぐに始めなかったのか、理解に苦しみます。

バカだから、と、一言で終わらせる事もできますが、そんな生易しいものではなく、
こいつらに任せておいたら、地球が凄く汚染されちゃうぞ、と、そう思うくらい、酷いです。

汚染水も凄い問題ですが、それが矮小化されて霞んでしまうくらいの問題が、
いつ起きても不思議でないと私は思うのですが、日本も世界もとっても呑気。

皆さん、これから、段々衰退して滅びたい、という願望でも持っているのかのようです、世界的に。

地震や台風の後に、原発がどうなったか気になさる方も多いと思いますが、
私は、その直後ではなくて、数日後、数週間後などに、壊滅的なことが起きたり、
発覚しないかと、それが心配です。

5号機6号機の原子炉から燃料を抜き出して(4号機の作業の練習にする?)という
呑気な作戦ではなく、共用プールなどからも使用済み燃料などを運びだしておいた方が
安全だろうと、と、思うのですが、それも下手な場所に持ち出すと、
そっちでまた事故る可能性があるので、難しい。

原発続けたい人も、止めたい人も、こういう点は喧嘩しながらでも真面目に考えて、
出来ることはどんどんやり、保留したほうが良いことは保留して、「作業」を進めた方が
良いように思います。と言うか、そうしないと、まずいのではないか、という気がしてなりません。













Date: 2013/10/28 11:04(09)  ---  Name: nkom


たろうまるさんのリンク:  カタログやドキュメント、ソフトのダウンロード
http://www.taroumaru.jp/update/pm1703mo-1b

後、核種ライブラリーは、自分で改造したほうが良いと思う。
病院で色々な核物質を投与されてる人とか、普通のライブラリーでは、
分からないです。


PM1703MO−1A/B,テレミノMCA,そして、ベクモニ用に拡張した
各種ライブラリーをこちらに置いてあります。
ただし、全部入っているものは大き過ぎる(詳しすぎる)かもしれないので、
要らないものを削除したり、自分で編集すると、勉強にもなります。
これでも、全て含まれているのではありません。また、それぞれの核種についても、
分岐の割合の高いエネルギーを拾ってあるので、率の低いものは、他にも山ほどあります。
http://pico.dreamhosters.com/MedicalIsotopes.html

また、こういうのも、徐々に詳しくなってからでも良いでしょう。
最初から、やたらと沢山の核種のことを考えても、混乱するだろうと思うので、
セシウム134と137、それと、ウラン系とトリウム系の核種(Pb214,Bi214,Ra226,
Ac228,Tl208、Bi212など)の山の形から、まず慣れていくのが良いだろうと思います。



Date: 2013/10/28 10:43(54)  ---  Name: nkom


ポリマスのソフトが、マネージャーで、GBSのソフトが大事な裏方さん、という感じでしょうか。

ポリマスのソフトは、たろうまるさんのところや、ポリマスのサイトからダウンロードして
インストール可能です。PM1703MO−1A/Bが無くても動きます。

ご本人も忘れちゃった、とか言ってましたし、私の場合は、スペクトルを見れる測定機で
最初に買ったのがPM1703MO−1Aで、1年くらい、これをあれこれ弄って
一緒に使えるソフトを書いたりしていたので、中でどういうことをしているのか?とか、
普通に触っている人よりは詳しいです。

GBSのソフトは、個人的には、かなり良く出来ていると思います。
バグもあって、時々落ちますが、そんなのが気にならないくらい勉強になるソフトです。
付属のドキュメントも詳しい。どういう計算をしているか?とか、数式なんかも載っています。

また、このソフトは、CZTやHPGeにも対応していますし、ポリマスのOEM版(ふるいバージョンです)でも、
デモ版でも、触って色々試すと良いと思いますが、始めたばかり場合は、少し慣れてからでも良いでしょう。

Kspectみたいな、(ベクモニ同様)ROIを決めて積分したり計算します、という
古典的な操作法ではないので、このGBSのIdentifyは、好みではない人もいるかもしれませんが。


Date: 2013/10/28 10:11(36)  ---  Name: maho

ポリマスのソフトはフロントエンドなんですね。


Date: 2013/10/28 10:07(37)  ---  Name: maho

nkomさんあのキャスみてたんですね。あれって良いものなんですか?
なんかイマイチみたいな感じで紹介してたんで、そうなのかと。
まだ何も分かってないもんですので。。。


Date: 2013/10/28 09:48(11)  ---  Name: nkom


チャンネル数が多い方が良い、という考えが何故か蔓延している・・・

やたらとチャンネル数を増やして、その結果ヒゲが細かくなって、その対策をして
スムージングをしたり色々工夫するより、CsIやNaIの場合は、チャンネル数を
少なくした方が素直なやり方だと思いますが、どうもチャンネル数を減らすのに
躊躇いがある人も多いような気がする。

これは、分解能が高くない機械で、やたらをチャンネル数を増やし、
それが優れたことであるかのように宣伝した、幾つかのメーカーなどの責任かも。

ゲルマニウム測定機でも使えるMCAとかなら、話はわかりますし、
ヒゲやギザギザの出具合から見える事柄も、あるとは思いますが、
どちらかと言ったら、それに惑わされたり、スペクトルの形成が遅くなる
といった弊害の方が大きいと思うのですが。

http://pico.dreamhosters.com/ChannelPitch.html


以上、ツイキャス録画を見た感想でした。



Date: 2013/10/28 09:25(53)  ---  Name: nkom


スモークサーモン! (ツイキャスの録画が落ちたので終わりかと思ったら、続きがありました)

ちなみに、ペースト状になったスモークサーモンは、パテにしたり、色々使えます。
が、養殖ものだと、色々と抗生物質が入っているので、あんまり食べない方がよいかも。
天然物も、各種の汚染の影響があるかもしれないので、要注意。


測定所とは違い、素人測定は、食べる気満々で測ったりしますので、
冷温測定が出来ると、捨てるものが少なくなるのですが。


Date: 2013/10/28 09:14(46)  ---  Name: nkom


ポリマスターのPM1703MO−1A/Bのソフトについて

ある方のツイキャスを見たのですが、PM1703MO−1A/Bについてくるソフトは、
「定量用のソフト」という位置づけではないので、測るものの形や検出器との位置関係がきちんと
管理されてない測り方で、AT1320Aの値と「10%程度の違いしかない」としたら、
私は逆に凄いと思いました。

また、定量推定は、点線源という仮定で、測定機から確か8センチの距離に
線源をおいた場合の数値を表示する初期設定だったと思いますので、
測定機に密着させたり、面積や厚みがあったり、間が空気でなくプラスチックなどが
挟まっていたりすると、値は当然変わってきます。
(定量をしようと思うと、ジオメトリーは、非常に重要)


で、ツイキャスに出てくるソフトは、ポリマスのソフトなのですが、核種判定や
定量推量をしているのは、ドイツの会社の別のソフトなのです。

仕組みとしては、ポリマスのソフトが、まず、PM1703MO−1AとUSBでお話して、
(Bモデルの場合は、BleuTooth)、ポリマスの機械が温度補償をしながら、スペクトルデータを保存します。
そして、それをGBSエレクトロニクスという会社のソフト(Identify.exe)を起動して食べさせ、
その結果をポリマスのソフトが受け取って表示する、という形になっています。

幸いなことに、このGBSのソフトは、ポリマスのソフトとは関係なく単体で起動して
利用することが出来まして、そうするとポリマスのソフトよりも遥かに使いやすい
分析が出来るので、お勧めです。
なので、ポリマスのソフトの外観とか感想だけを見て判断すると、このドイツのソフトに
気付かないで、宝の持ち腐れになります。

その簡単な紹介がこちら。
http://pico.dreamhosters.com/IdentifyExe.html


また、ポリマスのソフトを使わずに、直接PM1703MO−1Aとお話をして、
設定を変えたり、cpsや温度などのデータを取ったり、スペクトルデータを
遅らせたりすることの出来るPythonのプログラムを私が書いたので、
それを利用すると、サーベイとか、その他に便利です。
(ただし、これは、多少プログラムがわかる人向け)



もう一つ、私が書いたものに、ポリマスターのソフトが、GBSのIdentifyを
起動する時に、その間に割り込んで、スペクトルデータ、USB通信のログ、
そして、核種判定結果などを記録しまくるソフト、と言うのがあります。
これを使うと、PM1703MO−1Aのメモリーに記録されているよりも
より細かなデータやスペクトルデータが全て記録されるので、
測定途中でポリマスのソフトが固まったり、まれにPM1703MO−1Aが
固まったりした場合でも、それまでの測定と判定の経過を失うことがありません。



で、このスペクトル測定データは、SPE形式で保存されているので、
後で、テレミノMCAでも見ることが出来ますし、もちろん、GBSのIdentify.exeでも
再度、解析することが出来ます。
(SPE形式は、Ortecのソフトや、KromekのGR−1用のソフトなどでも読み込める)


興味のある方は、こちらのページに関連情報をまとめてあります。
http://pico.dreamhosters.com/PolimasterPm1703.html


また、KromekのGr−1用のソフト(Kspect)は、フリーソフトみたいで、ライセンスも無表示なので、
多分だれがつかっても良いように思います。

ダウンロード
http://www.kromek.com/downloads.asp

マニュアル
http://www.nikiglass.co.jp/products/radiation/Raddownload/Kspect_manual2.pdf

Googleサイト
https://sites.google.com/site/kspectsoftware/

このソフトには、ROIを設定して定量推定する機能とか、強力なマクロ機能があるので、
SPE形式のスペクトルデータを読み書きするソフトや測定機と一緒に利用できる場面もあるでしょう。
例えば、テレミノMCAには、定量推定機能は、まだ付いていませんが、待ちきれない人は、
これに読み込ませて、定量推定する、とか、そういうことも出来るでしょう。

この様に、ソフトにも色々な種類があり、少し調べると、実は便利な機能の無償ソフトが
落ちていたり、デモ版にも使える部分があったり、特定の測定機専用のソフトでも、
その測定機が無くてもダウンロード/インストールして色々使える場合があります。


ただし、有償ソフトの場合は、ライセンスに気を付ける必要がありますし、
無償ソフトでも再配布などを許可していない場合など、様々ですので、
注意しながらも、大いに活用しましょう。


無償や有償のソフトなどの雑多な置き場:
http://pico.dreamhosters.com/SoftwareProjects.html


参考資料:

ピーク検出とか、フィットとか、そういうのの下調べをした情報を集めてあるページ
(テレミノMCAに将来そういう機能を追加する為の資料集/リンク集なので、まだ、集めてあるだけで
テストとかは、ほとんどやってません。)
http://pico.dreamhosters.com/PeakFitWithPython.html
http://pico.dreamhosters.com/PeakFitWithOctave.html
http://pico.dreamhosters.com/PeakFitWithR.html
http://pico.dreamhosters.com/MonteCarloSimulation.html




Date: 2013/10/28 08:27(05)  ---  Name: nkom

黒月☆縷々 様へ

あ、了解しました。
どうも有り難うございます。


Date: 2013/10/28 00:50(56)  ---  Name: 黒月☆縷々

nkom様

鉛遮蔽内ですと、高エネルギーが側が取得出来ない。(凹型のノイズが高くなる)
遮蔽なしだと、高エネルギー側で取得できる範囲が伸びる(凹型のノイズの山が低くなる)

各デテクタが感じている高エネルギーの範囲は、個体差がありそれぞれですが、パスルを拾っている様子がない。

そんな感じです。

以前に投稿したNaIバージョンスペクトル画像内打ち文字で、遮蔽内とあるのは、遮蔽なしのタイプミスです。

申し訳ない。

たぶん、nkomさんのロシアンと同じ特性だと思います。

ちなみに電磁波遮蔽シート(電磁波遮蔽エプロンなどに使用されている銀素材のシート)を、
ロシアンに巻き付けたところ、高エネルギー側の凹ノイズが、鉛遮蔽内と同じ感じになりました。

まだ、磁気遮蔽シート巻き付けテストは、一回しか行っておりませんので、
遮蔽なしで電磁波遮蔽シートを巻き付けた場合、鉛遮蔽内で電磁波遮蔽シートを巻き付けた場合など、
あれこれ実験してご報告申し上げます。

取り急ぎ。



Date: 2013/10/27 13:03(02)  ---  Name: nkom

CrowGoki様へ

OpenGeigerは、あの調子で、シンチレーターやMCAの方まで行ってくれれば、
と思っていたのですが、最近あまり活動が無いようで、ちょっと残念。


ノイズは、本当に厄介です。しかも発生源があり過ぎ。
感度の良い測定機になればなるほど、敏感になるし。


Ranger Plusのスペクトルは、面倒でしたら、画面の写真とかでも
少し様子はわかるかもしれませんので、お願いいたします。
もし、PCの側のソフトとか付属してなかった場合、RS−232で接続が出来ても、
どんなコマンドを送れば良いのか?とか、スペクトルデータのフォーマットとか
わからないと、かなり大変かもしれませんので。


時差は、サーバーのある場所のローカル時間とのもので、
北米西海岸時間だと思います。(ロサンジェルスやバンクーバーの時間帯)



制動X線や特性X線は、スペクトルに影響するので、知っていた方が良いと思います。
普通、ガンマ線やベータ線が飛んできて、それで終わりだと思ってしまうのですが、
そうは問屋が卸さず、ガンマ線が何かにぶつかって曲がったり、ベータ線が何かと
作用しても、その物質から、さらにX線(ガンマ線の呼び名が違うだけ)が出たりして、
これがスペクトルに混じったりもしますし、沢山浴びれば当然生物などにも
影響するでしょう。

ガンマ線の場合は、コンプトン散乱が主に話題になりますが、特性X線もあるでしょう。

ベータは、ガンマ線用の測定機では見えない、とか言われてますが、制動X線が
あればスペクトルが持ち上がるし、特定X線なら、(測定機の性能/特性によっては)ピークが見えます。
で、制動X線と言っても、ストロンチウム90の場合、その娘のY90はかなりの
エネルギーのものを出して、私がやった適当な実験では、K40の辺りまで
スペクトルを持ち上げてましたので、その由来による呼び方の区別をしないなら、
制動ガンマ線と呼んだ方がいいくらいだと、素人的には思いました。
ただ、環境中にあるくらいの少ない量だと、多分、ほとんどわからないのではないかと思います。

これが、その実験です。
http://pico.dreamhosters.com/StrontiumDetectionPartTwo.html


情報については、関係ありそうだったら、リンクしとけば検索して見つけるのが楽になったりしますし、
私や他の人がどこかにまとめたりするかもしれないので、あり難いです。




Date: 2013/10/27 12:29(31)  ---  Name: nkom


黒月☆縷々様へ

どうも、そちらのロシアンCsI2.5は、私のとは逆に、磁性金属が近くにあると
エネルギーの高い方が伸びるのでしょうか?

私の1号機は、磁気遮蔽を追加したり、ステンレスケースを付けたら、高い方が寸詰まりになりましたが、
鉛の遮蔽の中で特性が良くなるなら、もしかしたら、もっと金属を追加すると、
もう少し伸びるのかもしれない、と思いました。





Date: 2013/10/27 11:53(00)  ---  Name: CrowGoki

理系じゃないんで…こういうIAEAの資料にどんな価値があるか判りませんが…。
ググって何気に引っ掛けてしまったももで…とりあえずURL貼っておきます。

【Neutron Physics and Nuclear Data Measurements with Accelerators and Research Reactors】
https://www-nds.iaea.org/publications/tecdocs/iaea-tecdoc-0469.pdf


Date: 2013/10/27 10:43(52)  ---  Name: CrowGoki

そうそう、たぶんこのあと半月くらいはeBayにはお買い得品が出品されると思います。
日本だとあまり感じないけど、キリスト教を主体とした国だと
お父さんたちはクリスマスをファミリーで過ごすための資金集めにキュウキュウする…と
勝手に想像しているんですよね。

以前、NeutronRAE2などを破格の値段で落とせたのもこういった時期でした。
今年は、アメリカに限らず、景気の悪化が激しいからかガレージ内の埋蔵物を換金する動きも
哀しいかな、そこそこ感じられます。
日本製でありながら日本国内では入手がほぼ不可能な機材など、やはりこういう機会に入手して
その成果で全世界に還元できれば良いのかとも思います。
(なんかね、今の日本には“還元”したくなくなってるんですよ、あまりの『同調圧力』などという
ファシズムの台頭を感じてしまうと…。)


Date: 2013/10/27 10:25(37)  ---  Name: CrowGoki

カナダとは時差が16時間あるんですね。
POSTのTime Stampを見てて、なんとなく思っただけのことですが(^_^;)


Date: 2013/10/27 10:19(17)  ---  Name: CrowGoki

【歯科放射線学 >> 放射線学 総論】
http://www.oralstudio.net/stepup/radiation/radi001_005.php

『X線発生の原理』『制動X線』『特性X線』の解説など、歯科医師育成用のサイト。

ちょくちょく、『制動X線』などの言葉が核種分析している方々の会話に出てくるもので…。


Date: 2013/10/27 04:02(57)  ---  Name: CrowGoki

やはりQuantrad RANGER PLUS…DC入力に並んでる小いさな4pinがシリアルポートだ…。
どうやらLemo mini 4 pinのようなので…変換ケーブルを調達しなければなりまっしぇ〜ん( ̄◇ ̄;)

開腹してみて、ピンアサインを解読できれば…バイパスさせてみるけど…自信は…ない(T^T)
まぁ、うまく解読できれば、そのままシリアルーUSB変換ドングルとかくっつけますが…(。-_-。)


Date: 2013/10/27 03:43(49)  ---  Name: CrowGoki

いまでん屋GCT02放射線検出キットに関して…。

さんざん「『フォトダイオードの並列化』はノイズの増加が激し過ぎて無意味」と言われている時に、
Vishay社のBPW34という3×3mmの小型フォトダイオードを10個並列で組み上げて感度を稼ぐなど、
まさに『下町職人』的な手法で作り上げています。
たぶん、ケースなどをちゃんとデザインしていれば、もっと注目された物だとは思うのですけど…。

『部品実装時には、コンデンサーの足は長めにして浮かし、振動などからのノイズを防ぐようにするのがコツ』
……だそうですよ。(軽く企業秘密暴露 d(^_^;))

あれからずいぶんと経つのに、ああいった『センサー部』『高圧回路・計数回路』とセパレート化した
物の後続は…ほとんど知りません。

今ではCsI結晶にしてもフォトダイオードにしても、秋葉原の秋月やマルツを利用すればネット注文も
出来るようになっているのに、そのメリットを生かしているのは『アルマジロ』や『チャッピー』くらい
でしょうか?

テレミノがAndroid端末やi-OS端末に対応する日がくれば、これらのガレージファクトリーの方々にも
日の目を見る機会が増えることでしょう。


Date: 2013/10/27 03:18(52)  ---  Name: CrowGoki

OpenGeigerProjectに関して…。

あの機材は徹底的な小消費電力化が図られたもの。
『GeigerCounterとは何ぞや?』という知識レベルでの出発であり、まさにゼロスタート。

基本的な設計などを行った森琢磨氏は、フクイチ勃発当時、ガイガーカウンターを所有していた知人が
それなりに測定をしていたものの、電池が入手できずに機材は沈黙してしまった…と、口惜しそうに話して
くれました。
また、それが故に、森氏は『ソーラーバッテリーでも稼働可能にしたい』と考えたそうです。
ですから、あの機材はほんの少しの改造でソーラー駆動のモニタリング機ともなり得るんですよ。

これは直接会って聞いた話です…。


Date: 2013/10/26 23:39(56)  ---  Name: 黒月☆縷々

nkom様

>スペクトルの位置の件ですが、Maxボタンを押さないと、スペクトルの上端を画面の上限に
合わせるようになっているので、純粋に「スペクトルの形状の比較」ではなくて、量的な比較をしたい場合は、
Maxボタンを使った方が良いです。


>「スペクトルの(全体の)形状の比較」 ==>Maxボタンを外してみる
「スペクトルのカウント数による比較」 ==>MaxボタンはON,cpsボタンはOFF
「スペクトルの毎秒のカウント数による比較」 ==>MaxボタンはON,cpsボタンも、ON

上記了解です。
あれこれ実験してみます。


Date: 2013/10/26 23:32(08)  ---  Name: 黒月☆縷々

皆様

先日投稿した画像に間違いがありましたので、訂正いたします。


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