Pico Tech - PicoBBS


Date: 2013/12/31 23:13(24)  ---  Name: ohisa

みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年初めて投稿させて頂いたところ、Nkom様よりさっそくコメントを頂きました。
有難うございます。

チャッピー測定器がイーベイで買えるという話は初耳でした。
アルマジロtype-2とPM1703やRadiとの比較もまったく考えたことがなかったので、大変新鮮でした。
ひとの意見は聞いてみるものですね。

さて、アルマジロの海外販売についてですが、ごくたまに海外の方から購入依頼が寄せられます。
また、海外在住の方が、日本への里帰りのついでにアルマジロを買って帰られたということもありました。

基本的に海外発送は料金が結構かかりますので、追加送料にご納得頂ける方のみ限定で、現在のところあまり積極的な対応はしておりません。

しかし今回、ロシアの方よりtype-1のオーダーがありました。いきなりpaypal支払いで、既に受領済みとなっていました。
いったいどうやって日本語サイトからアルマジロの情報を検索したのでしょうね。謎です。

しかし国内限定とかの但し書きもしていませんので発送するしかありません。

追加送料のお願いとか心が重いなーと思いながら、日本郵便のEMS料金を眺めていたら、国際e-パケットという格安の海外発送を見つけました。
type-1なら790円で世界中に配送できます。type-3でも1000円で配送可能です。
EMSより安く、航空便なのでそこそこ早いし追跡も可能です。ただし補償は6000円まで。

ということで、本年より海外の方にも積極的にアルマジロをアピールすることにしました。
Nkom様、情報有難うございます。
アルマジロも海外の方に酷使されて、より頑丈なものに変身できるかと思います。


それにしてもNkom様の情報収集量、測定作業量、恐るべきものがあります。まさに神業ですね。


Date: 2013/12/31 20:59(55)  ---  Name: nkom


謹賀新年
http://pico.dreamhosters.com/CultOfDeadNumbers.html


Date: 2013/12/31 20:00(19)  ---  Name: nkom


黒月☆縷々 様へ

地磁気の大幅かつ急な変化、という可能性もなくなったわけではないと思います。
温度は、たまたまある程度一致していただけかもしれないので。

ただ、赤のスペクトルを取っている時に、その大きな変化が起きたのだろうとは思います。

私のXPもたまに落ちますが、そんなに頻繁ではないです。
(もしかしたら、軽くなるように、色々工夫して、要らない機能などを切っているせいかも)


方位系アプリの誤動作は、昔ながらの方位磁石を取り出して確認すると
地磁気のせいなのか、アプリがおかしくなっただけなのか、わかるかと。

電磁波の影響とか、いろいろ可能性があるので、困ります。


私は、先ほどラドン検出器をジップロックに入れて、冷蔵庫に入れてみました。
どうなるのかお楽しみ。


Date: 2013/12/31 19:51(43)  ---  Name: nkom


こちらは、まだ1時間くらい2013年ですが、お年玉スペクトルです。

テレミノMCA+3インチNaI+FUIジャパン製MCAで取った
ウラン系とトリウム系のスペクトルと判別法。





Date: 2013/12/31 14:31(24)  ---  Name: 黒月☆縷々

皆様、あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。


本日よりラドン探知機をアクリル樹脂の円柱でカバーしました。
電源コードの隙間があるので完全密封ではありませんが、
かなりラドン濃度に変化があるのでは?と予測しています。
変化がなかった場合は、ラドン探知機を自宅に持っていき、
コンクリートビル室内との差を確認したいと考えています。

※このアクリル樹脂円柱は、チャッピー検出器専用で特注したものですが、
結局一回も使用していません…。(笑)


では。


黒月☆縷々


Date: 2013/12/31 14:27(36)  ---  Name: 黒月☆縷々

nekom様

あけましておめでとうございます。

横浜関内は初日の出を迎えました。


ロシアンでのBGモニタリングの件、検証ありがとうございます。


>これらの測定の開始、又は終了の日時は分かりますでしょうか?


最初の測定開始日時は、2013年12月23日月曜日の午前0時チョット過ぎです。

終了日時は、2013年12月28日土曜日午前2時ちょっと過ぎだったと記憶しています。


スペクトルの横軸のズレは、温度や地磁気の影響と判断していたのですが、
今回のスペクトルは「山の高さ」が違うという事でかなり興味深いと思いました。
鉛遮蔽内でも同じ事が起きるのであれば、
スペクトルの山のカタチであれこれ予測しようと考えている私にとっては、
汚染具合の判断に若干影響してくるのでは?とも。


とにかくWindowsXPとの組み合わせだと、延々と測定し続ける事が不可能でとても残念です。
ロシアン一号機の寿命が来るまで、延々とBGを測定し続けて、
スペクトルを順に記録していこうと思っていたのですが…。


ふと頭をかすめたのが、iPhoneの方位計アプリが誤動作で東と西が逆転してしまっていた件。
今まで、室内の温度変化やラドン濃度の変化で多少のズレはあったものの。
これだけ大幅にズレたのは初めてです。


今後も時々BGモニタリングしてご報告いたします。
その際、方位計が変な方向を向いていないか?
マメにチェックしたいと考えています。


では、本年も宜しくお願い申し上げます。


黒月☆縷々



Date: 2013/12/31 13:09(15)  ---  Name: nkom


ソフト(AT1320A)では、不検出でも、目視ではピークがあるらしいのが分かる例。
http://aganolabo.blogspot.jp/2013/07/blog-post_15.html




Date: 2013/12/31 13:04(34)  ---  Name: nkom


みんな、それぞれ優先順位や注目することが違うだけ。
http://twitter.com/kokikokiya/status/418062476488368129

そうそう。無ければ自分で探す。「海外に住んでいる」「日本人」というだけで、
「これこれをするべきだ」と結論して、「しないのはアホだ、工作員だ」って、
それは「口が悪い」という種類の問題では、ないような気がする。
http://twitter.com/kokikokiya/status/418062967968501762

アメリカやカナダの政府は、「福島の影響はほとんどなかったので、もう調査の必要なし!」と
号令を出して、調査は止めちゃった筈。

CTBTは、それでも取り決め通り監視はしていて、データも出てる筈ですが。

市民測定所もほとんど存在しないし、スペクトルの取れる測定器をもっている人も余り居ません。
この点では、日本は先進国になってしまったし、経験やデータを蓄積して、
他の国でまた事故などが起きたりしたら、貢献できる可能性はあります。

後は、アルマジロが海外の人でも買えるのなら、普及する可能性は大有り。
チャッピーが既にイーベイで買えるのですが、あの値段だと、(若い)外人さんは尻込みする。
アルマジロの価格帯だと、買える人が大幅に増える。

早い話、インスペクター買える人は、1インチ版が買える!
パンケーキと、スペクトル測定器を持っていれば、かなり色々分かる。
砂浜でカウントが上がった時に、あ、トリウム系ですね、とか、すぐ分かる。
あれ?セシウム137、134が見えました!とかなら、騒いで、教えて欲しい。

ただし、外人さんたちは、日本人より扱いが乱暴だったりするので、
もっと色々タフになっていないと、アルマジロが可愛そうなことになってしまうかも。



Date: 2013/12/31 12:47(02)  ---  Name: nkom


栗は、大丈夫な品物(測ってある?西の栗)なのか、ちょっと気になってしまった。
(栗は、私は大好きなのですが、結構出やすいらしいので)
http://twitter.com/3104rei228/status/417850796945190913
http://twilog.org/3104rei228



Date: 2013/12/31 12:40(08)  ---  Name: nkom


ウランガラスは、Ra226が少ない物の方が多いらしい。
なので、普通はPb214もBi214も見えない。

年代によって、Ra226の含有量、そして劣化ウランを使ったりしてU235の量が違うので、
スペクトルを比べると、分かるのだそーです。

ということで、別に偽物、とか、騙されたのではないでしょう。
(ラジウム時計とかでは、偽物などもある。こっちはRa226がバリバリの筈)

https://twitter.com/hiromiddlewest/status/417681354705231872



ウランガラス同好会と、そのスペクトル研究の文書は、別にウランガラスに興味がなくても
色々と参考になります。
http://uranglass.gooside.com/
http://uranglass.gooside.com/UGradioactivity/UGradioactivity.htm



Date: 2013/12/31 12:35(23)  ---  Name: nkom


Th234(63KeV,93KeV)とU235(186KeV)の私のウランガラスと同じようなスペクトル。
私のは、直線性も分解能も悪くて、見にくかったですが。

これも、対数表示にしたらPa234(766KeVなど、1000KeV)が見えるかも。(BGとの差分で?)
https://twitter.com/hiromiddlewest/status/417675534101774337/photo/1



Date: 2013/12/31 10:35(53)  ---  Name: nkom


日本の皆様は、もう新年かもしれませんが、こちらはまだ午後の一時過ぎで、
外はクソ寒い(マイナス20度くらい)ので、相変わらずうちの中で測定とかしています。

2013年は、私にとっても、色々と変化がありましたし、測定環境が整ったり、
機器が増えたり、知識も分からないことも増えたりしました。

2014年は、個人的には、もっと変化があるかもしれないので、
測定やテレミノ関連などの作業のペースなども変わるかもしれませんが、
まだまだやりたいことが残っているので、出来るだけそれらを
片付けることができれば、と思っています。

素人測定に使える測定器を提供してくださっている全ての方々、
ソフトの提供をしている方々、そして、購入したり使用したり、
意見を寄せたり、測定して下さっている方々には、
お世話になったり、発信されている情報に助けられたり、
大変感謝しております。



基本的に、私は自分勝手で、好きなことをやっているだけで、
スペクトル測定が広がって欲しい、というのも、高尚な人類愛とか
そういうものではなく、裾野が広がると、スペクトルが沢山見られて嬉しい、とか、
みんなが買うと、私が欲しい機械が安くなるかもしれない、とか、
ソフトも、適任者がもっとよいものを作ってくれるかもしれない、とか、
日本や世界の汚染状況や汚染産品の状況が分かりやすくなる、とか、
ほぼ完全に自分の都合、利己的な動機でやっています。

その弊害もあると思いますが、逆に、正義感にかられた場合の危なっかしさや
「こうなるべきだ」「こうするべきだ」という「べきべき症候群」によって
ヒーローに変身したり「人民の代表」になって、「敵」と戦い始めたり、
「被害者」になって恨んだり、「悲劇のヒロイン」になったり、とか、
そういう忙しさとは、多分無縁なので、悲壮感も孤独感も誇張する必要もなく、
このまま不謹慎で小市民的な素人測定マニアを続けて参りたいと思います。


その方が、正義のヒーローをやっている方や、他の方にとっても
使えるかもしれない情報を淡々と流せるでしょうし、色々な偏りを
ある程度少なく出来るのではないかと思いますし。


で、とにかくスペクトル、ということで、現在は、3インチNaIとFUIジャパンのMCAと
改造版テレミノMCAのテストの続きで、遮蔽の外のBGを取り、その後で
灰色がかったウラン原石を測って、二つのウラン原石の比較や、
BG差分スペクトルをみたり、そういう測定を通して、ソフトの動作や操作性の
チェックなどなどをしているところです。

赤が、前に測った黄色っぽいウラン原石。水色が灰色っぽいウラン原石。これらは、生スペクトル。
そして、緑は、灰色っぽいウラン原石のBGを差し引いたもので、K40のところと、2614KeVのTl208が
ツルっとしていたり、エネルギーの低いほうの様子がご覧いただけるかと思います。



こういう石とか汚染土壌ばっかり測ってないで、食品を測れ、というお声が一部にあったのですが、
ウラン系やトリウム系をしつこく測って、そのスペクトルに良く慣れておくことは、
食品などを測る場合にも、とっても大事で、役に立つのです。

また、私は、日本や世界の平和と安全を守る愛と正義の戦士ではありませんので、
現在優先しているテレミノMCAの改造とか、それに必要なスペクトルの確認作業とか、
そういうのを主にやっております。


でも、遮蔽の中では、お茶の測定を続行中。
もう24時間以上測っていて、大分収まってきましたが、せっかくなので、
このまま放置して、どうなるか様子を見てみます。


Date: 2013/12/31 09:48(28)  ---  Name: nkom


黒目の周囲が白くなるのは、もしかしたら、念の為に眼科に行った方が良いかも。

この前、何かのビデオ(放射線に関係のないものでしたが)で、白内障かなにかに
関係のあるようなことを医者が言ってたと思います。
http://twitter.com/rururutwiter/status/417902527867154433



Date: 2013/12/31 05:51(42)  ---  Name: nkom


黒月☆縷々 様へ

大変興味深いでーた、ありがとうございます。


もしかしたら、ラドン濃度も含めて、
少し手がかりが得られたのかもしれないと思います。



まず、エネルギーの高いほうでのピーク位置の左右のズレを見ると、
赤のスペクトルは、どうも特殊なようなので、後回しにして、
気温順に、「オレンジ、水色」 => 「緑」 => 「紫」という風に
気温が低いほど、右へズレている様に思えます。

次に、80KeV付近の山の高さを見ると、
気温順に、「オレンジ、水色」 => 「緑」 => 「紫」という風に
気温が低いほど、低くなっているようです。

そして、一番低いところのノイズかなにかわからないものは、
気温順に、「オレンジ、水色」 => 「緑」 => 「紫」という風に
気温が低いほど、高くなっているようです。

つまり、どうも気温と、傾向が一致している様に思えるのです。

次に、赤のスペクトルですが、気温でいうと、「緑」と「オレンジ、水色」組の
間になりそうで、実際にそうなっているのですが、
このスペクトルの場合、測定中に何か(温度だけ?)が急に変わって、
その為にピークが2箇所に出ているのではないかと、思いました。

また、ラドン濃度の違いも、温度と傾向が似ていて、
気温順に、「オレンジ、水色」 => 「緑」 => 「紫」という風に
気温が低いほど、ラドン濃度が高くなっているようです。


ところが、今までは、少し気温の変化があっても、こんなに動かなかった様ですから、
赤の測定中に(丁度、測定の中間点くらいの時刻?)何があったのか?
そして、「オレンジ、水色」の時と、「緑」、「紫」の時で、何が違っていたのか?
という点が分かれば、原因が分かってくるかもしれないと思いました。

そして、その変化は、温度の変化、ラドン濃度の変化と、連動している。

なので、地磁気が大幅に変化したなら、それは、たまたま温度やラドンと
一緒に動いたのか、さもなかったら、ラドン測定器は(も?)、
温度変化にとても敏感なのか、とか、
地磁気以外に、温度の微妙な変化「を」引き起こすか、
温度の微妙な変化「によって」起こるような出来事があるか、とか、
その辺が「攻め所」の様に思います。


これらの測定の開始、又は終了の日時は分かりますでしょうか?
そうしたら、他のラドングラフとの比較や、気象状況や気圧など、
影響があるかもしれない事柄との関連性が分かるかもしれません。


また、ラドン測定器は、ビニール袋か何かに入れて、ラドン濃度が
変化しないはずの状態にして、温度の微妙な変化で値が左右されるのか、
調べて見ると、必要なら「温度補正」をすることが出来るようになるかも。
うちのラドン測定器は、全然動かないし、あまり役に立っていないので、
冷蔵庫に入れたりして、温度で影響されるのかどうかの実験台として
少しは貢献して貰うことにしました。



今年は、本当に色々な測定結果を見せて頂いたり、
テレミノMCAのテストをして意見を頂いたり、大変有難うございました。
お時間がありましたら、来年もまた、よろしくお願い致します。



Date: 2013/12/30 23:18(26)  ---  Name: 黒月☆縷々

皆様、こんにちは。

今年も後僅かですね。本年は大変お世話になりました。
この掲示板であれこれ勉強させていただき、測定のスキルが少しずつアップしてきました。
この掲示板を開設してくださった「nkom」様に大変感謝しております。

来年もロシアンをはじめ、アルマジロ、チャッピー、その他、様々な測定器での情報交換が出来れば幸いです。


今回は、横浜市中区関内コンクリートビル上層階室内、エアコン(暖房)ON、換気なしでのBGモニタリングで、
スペクトルに大きなズレが発生したので投稿させていただきます。


Atom Spectra Russian 2.5×2.5 Csl(TI)USB/一号機、遮蔽なし、 磁気シールドなし、
電圧ダイヤル時計逆一回転、USB口NE方面で統一、室内BG24時間測定。大きなズレが出来たので検証メモ。




いかがでしょう?

今までのBGモニタリングで、USBの口を同じ方向に向けていた場合、このようなズレは起きませんでした。
地磁気の影響でしょうか?地球の自転が原因でしょうか?
測定環境が同じなのにコレだけズレるというのも興味深いです。

あまり参考にならない測定ですが、ご参考まで。


黒月☆縷々

良いお年を!




Date: 2013/12/30 17:33(43)  ---  Name: nkom


プローブとMCAとソフトのテストは、HVの電圧やその他を変えて5時間経ってこんな風です。
スムージングはしていない生スペクトルです。
ベクモニみたいに、y=ax^2+bx+cという式でも横軸調整を出来るようにして、
仮にMCA設定のP14,P15,P16でそれを指定するようにしています。

色々試したのですが、まだ、70KeVくらいの下駄を履かせないとならない。

どうしてもっと低いほうが出てこないのか分からないのですが、テレミノPMTアダプターでも
使える可能性が増えるようにと、合計100MΩの分圧抵抗にしたソケットを現在使っていて、
ウラン原石のカウント数が少し荷が重過ぎるせいなのか?とか、この辺のことは、理屈が
分かっていないので、試行錯誤を繰り返しています。





Date: 2013/12/30 17:17(46)  ---  Name: nkom


煎茶は、忘れていたら、もう8時間以上測ってますが、特に目立った点はありません。

縦軸や横軸のズームを変えて、全体像が見える様にして見ました。
これは、40%のIIRフィルターでスムージングしたもの。

やっぱりK40がはっきり見えるだけで、後は、240KeVくらいに、
ちょっとでっぱりがあるので、トリウム系か、K40のバックスキャッターか、他のものか、
そういう様子などを見ています。
この測定器は、現在は、2614KeVが良く見えないので、そこでトリウム系を見ることが
出来ません。なので、Tl208の583KeVとか、Ac228とか、他の場所で何か兆候が
あるかどうか見て見ましたが、もし、Pb212の239KeVがこの程度だとすると、
他の位置ではあんまり目立ったBGとの違いは見られないかもしれません。
この後で、No−Salt(やさしおと同じ様なK40の線源)で、バックスキャッターが
これくらいに出るのか、試そうかと思っています。

で、511KeVの左に少しデコボコがありますが、多分、ギザギザの残りで、そのうち
消えてしまうのではないかと思っています。
900KeVから1000KeVくらいにかけて、コンプトン散乱のカーブより、
少し高くなっているような気もしますが、良く分かりません。




スムージング無しにすると、こんな感じ。K40の右側の1764KeVの所も、
緑のギザギザの草むらの様子がその周囲と変わらないので、ウラン系は
入ってないか、少ないのだろうと思います。

これで見る限り、水色の生スペクトルの線は、かなり滑らかになっている様に
見えるかもしれません。




でも、ズームを戻して拡大すると、まだまだ暴れています。

これを見ると、今回は、水色の生スペクトルの方も、緑のBG差分も、K40がぴったりで
BGともズレてないのが分かります。
目視でピークを判断する素人測定法の場合、別に少しズレてもそんなに問題ないですが、
ぴったり合うと気分はよいです。

で、Cs137の662KeVやCs134の高い方のすぐ近くに「ヒゲ」が居ますので、
これがどうなるか、お楽しみです。消えてしまうのだろうと思いますが、
500KeVから800KeVにかけてのコンプトン散乱のカーブが、どんな風に
なっていくのか?とともに、少し興味があります。




Date: 2013/12/30 11:08(04)  ---  Name: nkom


遮蔽の中は、先ほどから山本山の煎茶。
311の直後に汚染されたものが輸入される前に買い置きしたものか、
1年以上経って、汚染されているかもしれないものを買ったお茶か、
忘れてしまいました。
量が少ないので、マリネリに入れず、縦長の袋を折り曲げて、出来るだけ
結晶に密着するように入れました。

水色がお茶の生スペクトル、黄色はバックグラウンド。緑は、40%のスムージングをかけた
BG差分のスペクトル。
まだ、K40が沢山あって、そのコンプトン散乱が見えている他は、良く分かりませんが、
予想としては、汚染してないのではないかと思います。





遮蔽の外では、相変わらずウラン原石を使って、3インチNaI+FUIジャパン製デジタルMCA用の
テレミノMCAの改造とテストで、現在は、設定を変えて、直線性とか調べています。
直線性は良いとして、なぜか127ch位の下駄を履かせないと合わないので、この原因を見つけないと・・・



同位体のカタログに出ている、高い方のピークまで、大体見えるし、あってるような気がする。

http://www.inl.gov/gammaray/catalogs/ge/pdf/ra226_new.pdf



Date: 2013/12/30 08:23(46)  ---  Name: nkom


あの分解能で18Bqだと、細かいものを見分けるのに便利そう。
どれくらいの時間がかかるのかにもよりますが。
https://twitter.com/rururutwiter/status/417666244142051328



Date: 2013/12/30 08:06(46)  ---  Name: nkom

トリウム系の方が、ウラン系よりも多いかも。

Pb214の一番低いのとPb212の山が一緒になって。
Pb214の一番右の山とは、Ac228が同居しているのでしょう。
2614KeVも、(山が見えてくれば)いつもより多いかも。

後、消滅ピークの510KeVにTl208の小山も混じって少し大きくなって、
Bi214の609KeVにもTl208の583KeVがくっ付いているんじゃないかと思います。
その他は、もっと縦にズームするか、Ylogボタンで下の方を強調して頂けると、
もう少し見えてきて、分かりやすいです。
https://twitter.com/higanokenji/status/417620108547067904/photo/1


比較用、トリウム系とウラン系の両方を表示したスペクトル


Date: 2013/12/30 04:40(00)  ---  Name: nkom


BG(バックグラウンド、背景放射能)との差分スペクトルの表示について:


セシウムであれ、ベリリウムであれ、他の核種でも、量が沢山あって、
ピークがはっきり見える場合は良いのですが、
微妙な量を見て判断しようとする場合は、BGとの差分のスペクトルがあると
とても分かりやすくなります。
慣れたり、色々な(脳内)視覚化に優れた方は、BG差分のスペクトルがなくても、
検体とBGのスペクトルから見て取れるのかもしれませんが、
私はBG差分がないと、はっきりと見えない場合も多いです。


これは、機能まで遮蔽の中で測っていたウランガラスのスペクトルで、
水色がウランガラス、黄色がBG,緑がBGとの差分です。

直線性が良くないので、ズレてますが、Th234やU235,Pa234が見えます。
セシウムと、トリウム系やウラン系などに見慣れたら、こんな感じの
スペクトルも記憶のどこかに留めて置くと、もしかして運悪く
出くわしてしまった時などに、認識するのが容易になるかもしれません。


で、もし、これで緑の線がなかったら、水色と黄色を見て、特に傾斜が
きついところに乗っているU235などがはっきり分かったかというと、
BGより多いのは見て取れるけれど、良く分からなかっただろうと思います。




こちらは、同じスペクトルの縦のズームを変えたものです。




機械やソフトによっては、BG差分が見えないものもありますが、
大抵は、データをファイルに出力することが出来ますから、
それをエクセルで読み込んだりして、BG差分データを
グラフ表示すれば、分かりやすいかと思います。
SPE形式でスペクトルデータを出力するソフトなら(Kspect, Identify, 等)、
出力形式の微妙な違いにもよるのですが、テレミノMCAで
読み込んで、BG差分をだしたり、その他色々検討することも出来ます。

逆に、テレミノMCAが弱い部分については、SPE形式経由で、
他のソフトで解析をすることも出来ます。

日本だと、ベクモニ使用率も高いですし、私も両方使ったりするので、
ベクモニのファイルも、そのうち読み書きできるようにしたいし、
他のファイル形式も、要望があれば検討します。

現在、既にIFKRのアスキー形式ファイルは、読むことが出来ます。


Date: 2013/12/30 02:25(56)  ---  Name: nkom


ohisa 様へ

アルマジロについては、普通の人が普通に入手できる測定器としては、
現在世界で一番だと思います。

今年(2013年)の春に、私が海外のMCAなどを自作している人たちに
CsIの大きな結晶とPDなどを組み合わせた測定器の可能性を尋ねたら、
大きな結晶に見合う大きなセンサーを使うと、ノイズの問題が大変になって、
ちょっと自分たちには無理かも、と言われましたし、また、センサーの
入手も(ものによっては?)難しそうでした。

で、どうしたら、より多くの人がスペクトルを見られるような測定器が
出来るのだろうか?と、考えていたら、アルマジロが出てきて、
更に1インチ版が出て、これで私があれこれ考えるまでもなくなった
と思って、本当に安心しました。

また、2インチ版も出来て、USBコーデックも付いて「相性問題」の可能性もなくなり、
初心者にさらに優しい、より高感度の測定器になったことで、
「素人スペクトル測定」がもっと普及してくれれば、と思っています。


そんな中で、一人のユーザーの方がおそらく熱意や善意のあまり、
さらなる過剰な期待を誘発して、結果的には「褒め殺し」みたいなことに
なりかねないと私には思える「応援」をしたり、またもう一方は、
そんなに詳しくない私から見ても(現時点では)明らかな勉強不足の状態で
商業的な測定をなさろうとしていたので、それぞれお声をかけて見たのですが、
あんまり分かって頂けなかった様です。


「気持ち」は、分からないわけではありませんが、測定をする人たちが
アルマジロ教徒、IFKR教徒、CSK教徒みたいに細分化して、過剰な愛情表現を行い、
時にはCsIは駄目だ、NaIは駄目だ、とか互いにけなしあったり、長時間測定は出来ない
とか内輪もめみたいになったり、「誰それさんがこう言った」とか過信妄信追従したり、
そんなことも別にたまにあってもいいかもしれませんが、
出来たらその愛情や熱意をしっかり測定器の長所短所や性能を理解して
使いこなすことなどに向けてくれたら、と思います。


私は、現在はアルマジロのユーザーではありませんが、
一番期待しているのは、サーベイ用途に耐える色々な意味での頑丈さです。
今でも、各地でガイガーカウンターやシンチレーターで測定をしてくれている
方々がいらっしゃいますが、そういう方が、現在の測定よりも負担が増えることなく、
スペクトルも取って発表して貰える様になったら大変嬉しい限りです。
この用途でも、1インチの方が3ccよりも測定者に優しいでしょうし、
かさばっても良くて、飽和しないなら2インチ版なら、更に高速での移動でも、
スペクトルを取ることが出来るかもしれません。

GPSやビデオカメラと組み合わせて、線量や位置、そしてスペクトルが
その場の動画と一緒に記録されるような機械にすることが出来たら、
色々と非常に有効かと思うのです。そこに、パンケーキの出力を
混ぜても良いし、気温や湿度や磁界などの情報を加えるのも
現在のパソコンの能力や容量なら、十分こなせることでしょうし、
ツイキャスなどの配信時に、そういうデータを混ぜたり、応用も可能です。



そして、オーディオコーデックの出力、あるいは別のADCを使って、
ラズベリーか、適当な安価なシステムで、PCやスマホと連動「も」できるけど、
単体でもスペクトルを見たり採取が可能な仕組みや工夫。

これは、ラズベリーで、既にどなたかが少し実験していたように
思いますし、ケースやバッテリーやアルマジロとの接続法を
考えれば、後はソフトだけで出来る方法もありますし、
アルマジロに、簡易MCAとバッテリーパックを組み合わせたものが、
ラズベリーより安価に(そして、開発の手間や費用をかけずに)実現できるのなら、
それも大変興味があります。


Type−2の廃止については、個人的には、PM1703とか、Radiとか、
そういう機械と同じくらいの結晶で、値段は10分の1かそれ以下で、
しかも、スペクトルが見られる機械、ということで、あんまり知らない方に
説明するには、都合の良いバージョンで、しかも1インチには劣りますが、
感度も実用的で小型なので、なくなってしまうのはちょっと惜しい気がします。


後、主にマニア用になるかもしれませんが、結晶以外の
キットの販売、というのは可能でしょうか?
つまり、CsIの変な形(細長い棒状、薄い板状)などの
結晶と組み合わせたり、駄目もとで、他の種類の結晶を付けて
実験してみよう、とか、そういうことをしたい人で、
私の様に回路を自分で作れない人も居ますし、
Type−3などの製品全体の海外発送が可能かどうかと、
結晶抜き(もちろん、動作保障はなく、後はユーザーの自己責任)
という形態の可能性があるか教えていただければと思います。


分解能については、使うほうとしては、高い方が嬉しいです。
2インチ版で、シャープな分解能が出来るのなら、「衝撃的」「驚異的」です!




Date: 2013/12/30 00:58(13)  ---  Name: nkom


CrowGoki 様へ

いつも、色々な情報をありがとうございます。

今、さわりのところをちょっと見てみましたが、綺麗で見やすいし、
医療従事者(看護婦さんとか)を対象としているのか、
分かりやすいような工夫をしっかり頑張っている感じがします。

私のテキトーな文書とは大違いだし、頭の良い物理のセンセ方が
頭の良い学生さんを対象として作った教科書とも違って、
相当「一般人」に近い方の人に配慮してある上、私も今まで
ほとんど知らなかった医療用アイソトープの情報が豊富なので
とても興味深いです。
(「しゃへい」とか、漢字を使ってないくらいですからね。)


文章の作り方も、デザインナー的な感性か能力か経験の
有る人か理知的な女性が作ったみたいな、なんか
いかにも健康そうに思えてしまうお手本みたいな作り方で
見ていて楽しい。

わたしの好みのデザインなので、もし間違っていたり
洗脳用の情報とかあっても、ついつい本気にしてしまうかもしれないです。
(「美人」というか、「魅力的な異性」と同じで、PAとかに悪用されると危険。)

私は、「変なおばさん」には、多分あんまり騙されないと思いますが、
好みの女性には、弄ばれてしまうかもしれないし、好みのデザインの本も
少し注意しないと、とか思ってしまいました。

内容も、素人スペクトル測定には、直接関連のないと思われる話も
もちろんありますが、法令や除染の方法も含まれているし、
ゆっくり読んでみようと思います。


Date: 2013/12/29 23:31(08)  ---  Name: ohisa

アルマジロ製作者の大久です。
いろいろな方にアルマジロを可愛がって(いたぶって)頂き有難うございます。
特にprochil_chiba様にはスタート前から何かと相談にのって頂き、またいろいろな
試料や情報のの提供を頂いたりと、prochil_chiba様には感謝の思いでいっぱいです。

さて、アルマジロ・プロジェクトも足掛け3年となり、当初は本当にこんなんで
ものになるのかと思うようなローレベルの試作や実験を繰り返しましたが、石の上にも
3年で何とか最近目鼻が付いてきたような状況です。(全然ついてないよという声も
多いですが)。

そこで、本年を終えるにあたって、私なりのアルマジロ・プロジェクトのロードマップ
を説明したいと思います。

既にアルマジロをご利用頂いている方々からは、様々なご意見、ご希望を受け取って
おり、次期アルマジロの製作に反映される予定ですが、このBBSで再度検討頂ければ
より的確な仕様に収束できるかと思いますので、ぜひ思い切った、遠慮の無いご意見を
頂きたいと思います。

2014年1月〜2月末
 ・アルマジロ・シリーズをすべてディジタル・アルマジロに切り替える。
 ・アルマジロtype-2を廃番とする。(価格、性能ともに中途半端なため)
 ・アルマジロの分解能を最低でも6%台まで引き上げる。

2014年3月〜4月末
 ・スーパーアルマジロ(2インチCsI)の分解能を6%台まで引き上げる。

2014年5月〜6月末
 ・ポータブルの環境放射能測定器として使用可能なモバイル・アルマジロを
  製作する。ソフトはiphoneのガイガーボットを使用予定。

2014年7月〜
 ・ガイガーボットをアルマジロ専用に、かつ無調整でベクレル値と
  シーベルト値のみを表示するおまかせアルマジロ(のようなもの)を
  iphoneアプリとして作成する。

鬼がお腹を抱えて大笑いしていることでしょうが、なにとぞよろしくお願いします。
1月以降に、経過報告などできればと思います。


Date: 2013/12/29 23:25(41)  ---  Name: CrowGoki

【ラジオアイソトープ利用ガイドブック─ Radioisotopes for Life Science Research ─】
なんか、今まで見た中で『放射線』への理解上、一番判り易い資料のような気がする。

http://faq.gelifesciences.co.jp/bind/ri_guidebook.pdf


Date: 2013/12/29 15:51(08)  ---  Name: nkom


放置式自然乾燥濃縮には、落とし穴がありました。

ブルーベリージュースの液面に、小さなポチポチが2,3見えたので、
ホコリでも落ちたかと思ったら、カビでした。

現在、カビの皆さんをどうするか思案中。
1.そのまま放置して、後で灰化する。
2.すぐに、熱、紫外線、放射能などで殲滅する。
3.どこかに移住して生き延びてもらう。

カビのコロニーも出始めは、丸くて小さくて、なんか可愛く見えるので、
小型のブタントーチで炙ったりして焼き殺すのが乱暴に思えてしまう。

コロニーは現在4つ。最大のものが直径1ミリ弱。

カビさんたちは、どういう生き方、死に方が嬉しいのだろうか?
手持ちの線源を使って、放射線の影響を調べる為の実験生物に
なってくれる気はあるだろうか?
それとも、一瞬で焼き殺された方が良いのだろうか?

パンとかに出るカビは、この程度なら気にせず食べてしまうし、
多いと無慈悲に何も考えずにゴミ箱行きですが、今回は、なんか
私たち人間のコロニーの姿とだぶってしまって、初めて躊躇っています。




Date: 2013/12/29 10:20(58)  ---  Name: nkom


作業が少し進んで、設定画面が一応出来ました。まだ変わるかもしれませんが。




Date: 2013/12/29 07:59(55)  ---  Name: nkom


どうも、あんまり分かっていただけなかったらしい。
http://twitter.com/kokikokiya/status/417242344744693760
http://twitter.com/kokikokiya/status/417242637163167745
http://twitter.com/kokikokiya/status/417243153633009664
http://twitter.com/kokikokiya/status/417243373594869760
http://twitter.com/kokikokiya/status/417243827426971649
http://twitter.com/kokikokiya/status/417244002211987458
http://twitter.com/kokikokiya/status/417244286531301376


こちらにお答えしておきました。
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-2081.html



Date: 2013/12/28 18:39(19)  ---  Name: nkom


黒月様の測定環境に何が起こって居るのか?
http://twitter.com/rururutwiter/status/417012114658562048

地磁気の変化にしても、そんなに急激に、そんなに大きく動くものでしょうか?

でも、気温はそんなに動いてないし、USBなどの電圧だけで動くとも思えないし。

もしかして、湿度の変化で、回路の内部の抵抗とかが微妙に変化した?
(それでそんなに変化するのか、疑問ですが)

後は、もしかして、コンデンサーや部品の体調が悪くなってきている、とか。
私のUSBハブの電源が徐々におかしくなった事例もありますし、
そういう可能性も、あるかもしれない。



Date: 2013/12/28 18:33(38)  ---  Name: nkom


この前、メープルシロップの灰化がかなり大変だったので、現在はブルーベリージュースの
自然乾燥による濃縮をやってますが、寒冷地で暖房をしていて室内がカラカラに
乾いているので、結構効率が良いです。

昔々の大昔に日本に居た頃は、空気が乾燥すると喉が痛くなったものですが、
今では慣れてしまったのか、全然平気。お肌も特にかさかさしないし、乾燥しているのは、
結構現在の体質にあってるかも。湿度計によると、23%。温度も23%。

それでも、更に乾燥速度を上げるために、空気に触れる表面積の大きな容器を追加して、
既に最初の1.36リットルが少なくとも20%、もしかしたら30%近く濃縮されているかもしれない。

後は、このまま放置して、次の1.36リットルを徐々に追加し、
液面が下がったら一本化し、20gか30gくらいになったら
小さなビニール袋に入れて測ってみる予定です。

また、冷凍のブルーベリーも安売りしてたので、買って来ました。
ブルーベリーも地元(付近)の名産で、しかもジュースは結構好みなので、ちょっと気になります。


Date: 2013/12/28 07:40(26)  ---  Name: nkom


コンプトン散乱は(も?)、シンチレーターに限らず、他の物質(例えば鉛の遮蔽)の中でも起きる。

なので、遮蔽の外で、放射性物質の後ろに鉛などを置き、前に測定器を置いて観測すると、
後ろの鉛で跳ね返って、大分エネルギーを失ったガンマ線によるバックスキャッターを見ることが出来る。

この場合、鉛の中で電子になった分(ベータ線になった分)は、どうなっているのだろうか?
(多分、制動X線や鉛の特性X線に化けているだろうと思う)

つまり、X線でもベータ線でも、物質に入ったり出たりしながら、徐々にそのエネルギーを失い、
波長が長くなりながら、ガンマ=>ベータ=>ガンマ、などとフラフラしたり、
その数を増やして、変化していく。

宇宙線シャワーとかも同じ様なことかも。


で、人間から見ると、「可視光のガンマ線」になって初めて見える様になるし、「赤外線」になると温まる。
ベータ(電子)の場合は、人間が直接感じることが出来るのか知りませんが、
電離作用で出来たイオンとかは、もしかしたら鼻や口で感知できたりするのかも。

ガンマ線自体は、電離作用がないけど、全吸収やコンプトン散乱で電子(ベータ線)にエネルギーを与え、
それが電離作用を引き起こす。


ガンマがあれば、(物質との相互作用で)ベータが必ず出るし、ベータがあれば、ガンマが出る。
ただし、それぞれ、徐々にエネルギーが下がっていく。
でも、出てくるものの数は増えてくる。
なので、総量では、同じ(筈)。
種類と数がどんどんと増えていく。
大きなお化けが、うじゃうじゃと沢山の小物のゾンビに変わっていく感じかも。


で、可視光や赤外線くらいになると、「人間様の領域」になった感じで、あんまり怖くなくなるけど、
その熱でさえ、馬鹿にならないのは、熱によって物理的な工夫が溶けたり壊れると、
原子炉などでは、強力なお化けが沢山出てきてしまうから。



Date: 2013/12/28 07:08(29)  ---  Name: nkom



コンプトン散乱の図を描いてみました。(もっと上手な人が描いてくれると嬉しい)


ガンマ線スペクトル分析で、俗にいう「ピーク/山」は、光電ピーク(PhotoPeak)とか
呼ばれたりもしますが、ガンマ線のエネルギーが電子に全吸収されて出るもの。
なので、その電子は、ピチピチしていて波長も短い。

これに対し、コンプトン散乱は、ガンマ線のエネルギーが、ガンマ線が跳ね返る角度によって
電子に与えられるので、一番跳ね返る角度の大きい180度の時、電子が
一番高いエネルギーになるが、跳ね返ったガンマ線の方は一番エネルギーを失う。

全吸収のものも、コンプトン散乱のものも、電子(ベータ線)は、
(多分、制動X線をだすのと似たような感じで)蛍光作用によって
そのエネルギーに対応した可視光を出す。

PMT(光電子増倍管、フォトマルチプライヤーチューブ)やPD(フォトダイオード)などは、
その可視光を、電気信号(電子)に変えて、処理する。



Date: 2013/12/28 05:37(31)  ---  Name: nkom


prochil_chiba 様へ

早速の報告、大変ありがとうございます。

>あと、BUGらしきもの?として連続して測定しているとThereminoGeigerへのデーターストリームが途切れます。(ThereminoGeigerでlogをとっていると途切れない)

ご利用のマシンは、どんな構成(メモリー、CPU,HDD/SDD、OS)でしょうか?


>少し話がずれますがTheremino_MCA_INI.txt は直接書き換えるのではなく.emacsの作法のように
本体に include /some/where/.emacs.sub みたいに記述しておくとカスタマイズファイルを読み込んでオーバーライドしてくれると嬉しいです。

これは、便利そうなので、考えてみます。

後、テレミノMCAの設定ファイルは、その一部だけを抜き出したファイルを作って、
ファイルメニューの設定読み込みで、読ませると、プログラムを終了した時に
後から読ませた部分も含めた設定ファイルが作られるようになっていて、それも
使えるかと思うのですが、Includeも出来て、メインの設定ファイルから分離して
管理したほうがやりやすい場合もあると思いますので、検討します。


Date: 2013/12/28 05:30(04)  ---  Name: nkom


あっさり見えて、しかも「洗濯済み」というのは、やはり怖いです。
(ふじみーるさんのカーテンとかの話もそうですが)
私は、慎重というか、臆病ですし、感じ方は人それぞれですから
「こんなの怖くないや」という方もいらっしゃるとはおもいますが。
https://twitter.com/higanokenji/status/416875603350941697



私のアパートでは、トイレの白い陶器が一番ベータとガンマを出してます。
スペクトルも取ったのだけど、トリウム系が多かったのかウラン系が多かったのか忘れてしまった。

幸い、便座のプラスチックで、ベータは、まあまあ遮蔽されていますが、「ベータが飛ばない」
というのが本当ではないのも、ストロンチウムの実験で経験的に知ってしまったので、
トイレで長居をするのは、あんまり良いことではないように思える。

ただし、カナダのホームセンターで幾つかの会社の陶器を少し測ったら、かなり
差があるみたいでしたので、全てのトイレでベータやガンマが強いわけではないでしょう。
また、日本とかでは、原発とかの汚染のほうが酷い地域もあるでしょうし。
https://twitter.com/higanokenji/status/416894951843057664


植木鉢でも少し出ている場合がありました。うちのタイルは、トイレの陶器についで
ベータやガンマが出ています。台所やバスルームに裸足でいると、ベータ被爆を
ほんの少ししていることになります。ただ、線量が少ないので、自覚症状が出たことは
もちろんないですが。
https://twitter.com/higanokenji/status/416897577041154048



このリストは、私も2週間くらい前にみました。「消臭剤」、つまり、放射線で
微生物を減らそう、という考えの製品とか、色々ある。人間も微生物の集まり。
それと、放射線を浴びて元気になりましょう、という製品群。
https://twitter.com/higanokenji/status/416904387928133633

太陽の光も、放射線も「光=電磁波」ですから、放射線で光合成みたいなことが
できてしまう微生物(スリーマイルの原子炉は、何年も経って開けてみたら藻だらけ)とかも
いるらしいですし、「どんな生物にも必ず毒である」とは、言えないだろうと思いますが、
だからと言って「人間がそれで元気になる」というのも、個人的にはかなり疑わしいと思っています。

多分、「(反応により活発化して?)一時的に元気になったように思える」のではないかと思います。
つまり、やけどをして、「あっちっち」と活発に動くように、反応している。
それを、「活発だから元気」と解釈しているけど、それを続けたり、繰り返すと、
「疲れる」ことになったり、「壊れる」ことになるのでは?

高汚染地域にボランティアに行っていた人が、最初は「行くと調子がいい、元気になる」と、
そう思っていたのが、後になって、「行くと疲れる」「もう駄目」に変わった、という
お話も聞いたことがありますし。


基本的には、「用心しておいた方が安全」というのが、私の考え方。
汚染の高いところで生活するより、低いところで生活したほうが楽、というのが、
「怠け者」としての意見。


微量でも、水道水にも含まれていて、「学者さん」たちの青年の主張通りに
都合よく放射性物質が体内のどこにも溜まらずに、循環して規則正しく出て行く、とは、
限らないと思うのです。で、フィルターの様に、集積してしまう部分があると、そこは
被爆の影響を強く受けてしまうかもしれない。
https://twitter.com/Tomynyo/status/415267911595347968



Date: 2013/12/28 05:26(56)  ---  Name: prochil_chiba

nkomさま、無事動作しました。ありがとうございます。
IIRFiltterをONでHeightEqualizerを操作するとThereminoGeigerのカウント数が増減し低エネルギー側をバッサリ落としてセシウム領域を強調したりできています。(結構クリチカルで使い方はゆっくり考えます)

あと、BUGらしきもの?として連続して測定しているとThereminoGeigerへのデーターストリームが途切れます。(ThereminoGeigerでlogをとっていると途切れない)

少し話がずれますがTheremino_MCA_INI.txt は直接書き換えるのではなく.emacsの作法のように
本体に include /some/where/.emacs.sub みたいに記述しておくとカスタマイズファイルを読み込んでオーバーライドしてくれると嬉しいです。


Date: 2013/12/27 22:42(37)  ---  Name: nkom


うーん、あっさり見えたら怖いです。
https://twitter.com/higanokenji/status/416465715500052480


Date: 2013/12/27 22:34(08)  ---  Name: nkom


CrowGoki 様へ

電解コンデンサーなら、なんとなく分かるような気もしますが、
タンタルコンデンサーとか、他のものの寿命は、考えた事が無かったです。



Date: 2013/12/27 22:31(10)  ---  Name: nkom


Prochil 様へ

MPのページ拝見しました!
http://protectchildren311.blog.fc2.com/blog-entry-638.html


で、この前のイコライザーを通した出力が出来る版の問題がわかったので修正いたしました。
http://pico.dreamhosters.com/img/V60/Theremino_MCA-V6.2s_2013-12-28.exe

(イコライザーが有効になる為には、IIRフィルターがONになっている必要があります。)

使い方は、この前と同じで、まず、一度起動して、閉じると、設定ファイルに新しい項目が増えてます。
その一つが、一番最初の「Special Params」のセクションにある、「Slot_UsemValues」
これを False から True (半角英数でお願い致します)に変更すると、処理済のチャンネルデータを
使用するようになります。

次に、テレミノMCAの設定タブの「オプション」に行き、出力スロットの中の
「第一スロット」に、テレミノガイガーで指定したのと同じスロットを入れ、
「スロット数」は、1を指定します。
「カウンタースロット」は、設定ファイルを変更しても、常に「生データ」を送るので
要らないならば −1 を指定して切っておきます。

また、スロット数を2以上にすると、指定されたエネルギー領域を「スロット数」で
区分けした部分のカウントを各スロットに送ります。
例: 第一スロット = 100
スロット数 = 2
有効なエネルギー区間の最初の半分がスロット100に送られ、
残りがスロット101に送られます。


後、もし必要なら、エネルギーの高い方を切り捨てる設定も付けられますし、
「指定範囲だけ」送るようにすることなども可能です。

また、イコライザーで大まかな補正を設定するのでなく、
データファイルを与えると、それを使って補正する、とか、
あちらこちらを少しいじると、どうにでもなります。
仕組みとしては、イコライザーで区間ごとの設定をすると、
それを元に計算して、各チャンネルごとの係数を求めて、それを配列に入れて覚えています。
で、表示やスロット出力の時に、生のスペクトルデータの各チャンネルに、
該当するチャンネルの係数を掛け合わせて「表示用スペクトル」を作っているので、
この係数の配列を手動で作るなり、計算で作れば、それを使うことが出来るわけです。



Date: 2013/12/27 20:00(19)  ---  Name: CrowGoki

コンデンサーの中でも特に『電解コンデンサー』は『ナマモノ』。
未使用であっても『製造から何年』という『消費寿命』がある…と聞き及んでおります。
これはアルカリ乾電池の『液漏れ』という形で顕われる製品寿命を考えると納得できます。


Date: 2013/12/27 08:14(15)  ---  Name: nkom


コンデンサーの経年変化?知りませんでした。
http://twitter.com/utsunomiaa_com/status/416422478970224640


Date: 2013/12/27 07:56(41)  ---  Name: nkom


あれ?どこが判りにくかったのだろうか?
http://twitter.com/tsukitosuppon/status/416354236306169856

アルマジロの場合は、設定を変えなくても、パルス自体は入ってくる筈ですが。
後は、最大傾斜のボタンを切ると分解能が良くなる可能性が高いくらいです。

最大ノイズや最大傾斜の設定を一桁台に絞ってしまうと、弾かれるパルスが増えて、
場合によっては、変なことになるかもしれないですが。



Date: 2013/12/27 06:06(17)  ---  Name: nkom


杉の針は、要注意。
http://kinoko0725.blog68.fc2.com/blog-entry-1783.html

針葉樹の葉っぱ、というか針って、油脂か何かがあってよく燃えるんですが、
燃やした際にセシウムが蒸発する温度に達するのかどうか、ちょっと気がかりです。

メープルッシロップを灰化する際も、火が付いて燃えたり、黒く炭化した部分が
赤くならないように、じわりじわりとやりました。


あ、検索したら色々有る。
http://www3.u-toyama.ac.jp/kihara/chem/fire/ondo2.html


やっぱり、赤くなったら、もう幾分か気化してしまうみたい。
私の自己流の方法は、あんまり間違ってなかった。
http://twitpic.com/5syqso
https://twitter.com/mw_mw_mw/status/96597300545191936


油分が多いものは、燃やしてしまわないように注意。
http://www.esi.nagoya-u.ac.jp/h/isets11/jp/ISETS%2711_OpenLecture-S.Oikawa.pdf


現在は、色々な人が色々な所で燃やしてしまったりするわけですが、
蒸発したCs137は、どうなるのだろう?

水蒸気と同じ様に、核になる微粒子(ホコリ、塩分、などなど)にくっ付いて
液化したり固体に戻るのかな?


Date: 2013/12/27 05:33(57)  ---  Name: nkom


prochil_chiba 様へ

なんか、色々やっている方みたいですね。電子工作もするし、模型もやってるみたいですし、
「美しい」物が好きな人には少々きついかもしれないですが、全部自分で組んで
実用的なことをしているのは、凄いと思います。

スペクトルはともかく、カウンター用途を想定しているみたいですし、それなら十分かも。
(でも、私としては、スペクトルも、もっと頑張って欲しい)

ただ、この方のサイトはクラックされて、スパム用の踏み台に使われていると思います。
ご本人が付けたのかどうか不明の掲示板があって、そのスクリプトが使われているみたい。
連絡先とか無いかと思って探してみましたが、見つからない。

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