Date: 2014/01/24 11:23(18) --- Name: nkom
ラジダス系も進歩していて、MAC用(とWin用)のMCAソフトが出来ているようです。
http://twilog.org/pow2p
http://sns.prtls.jp/sokutei/newly_diary_login.html
Mac用
https://www.dropbox.com/s/mze8rp0sjqinhap/AttoMCA%201.0.zip
Win用
https://www.dropbox.com/s/j0uecjqekfxz9fq/AttoMCA%20%28Win%29.jar
AttoMCAは、スペクトル取得部分に特化して、解析は、SPViewerなどでやろう、という方針のようです。
ちなみに、SPEファイルを出力するようなので、テレミノMCAやIdentify.exe、そして、Kspectなどでも
読み込めるかも。
Win用は、テストしてみましたが、機材が複数ある場合、パルスの形状を記憶する段階で、
指定した測定器ではなくて、パソコンの音声入力からの信号を拾ってしまう様です。
また、パルス学習中に「CPU is too slow・・・・」というエラーが出て、
測定に進めない、という現象が起きています。(一応スペック的には高いパソコンですが、
沢山のソフトを走らせているので、処理が間に合わないのかも・・・)
SPViewer
テレミノMCAは、このまま改造計画を続ける予定ですが、Macやスマホ、そしてタブレット
などのことを考えると、みかげ様のSPViwerを強化するのが正解なのではないだろうか?
という気がします。
なんせ、Javascriptの動くブラウザーがあるものなら、どれでも動く(筈)ですし、
つまりは、一番機種を選ばずに動く、ということで、それに加えて、既に多くの
測定器のファイル形式を読み込めるし、定量的なことをする基礎も入っているし、
後は、BG差分の出力や、ピークフィットとか、幾つかの定量法を入れたら、
凄く便利なソフトになるだろうと思うのです。(現在でも、大変に便利ですが)
そうすると、機種に関わらず、同じ方法で定量したり、FWHMを比較したり、
素人測定や市民測定所などでもクロスチェックがやりやすくなり、
また、それぞれの機種の(ソフトの)癖や長所短所も明らかになるし、
データ共有の面からも、スペクトル画像だけでなく、スペクトルファイルの
ダウンロードも出来るので、スペクトル測定の普及や学習にとても
役立つでしょう。
Date: 2014/01/24 11:02(41) --- Name: nkom
メモ:
タバコの汚染
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/seibun.html
http://www.jti.co.jp/news/radiological_inspection/pdf/20131010_02.pdf
堆肥
http://www.town.motegi.tochigi.jp/motegi/nextpage.php?cd=000001442&syurui=2&lev=2&hidchangemoji=2
北海道の土壌汚染
http://dojouhousyanoutyousa.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
汚染資料採集持ち物リスト パンケーキやスペクトルの見られる測定器もあると役に立つ。
https://twitter.com/tsukitosuppon/status/422903851830620160/photo/1/large
尿検査
http://happylife-support.seesaa.net/article/264453642.html
http://shiomusic.blog129.fc2.com/blog-entry-353.html
http://shiomusic.blog129.fc2.com/blog-entry-354.html
http://suzu02kyon24.blog.fc2.com/blog-category-3.html
http://suzu02kyon24.blog.fc2.com/blog-entry-15.html
http://usakawai.seesaa.net/article/245300615.html
http://www.isotope-test.com/detail/report_120701.html
http://twitpic.com/dsfkft
http://www.keitousagi.com/
放射光
http://commune.spring8.or.jp/introduction/about.html
光=電磁波=X線=ガンマ線 と 電子線=ベータ線 は「別物」というよりも、
一つの現象の「相」の違いか、表現形態の違いか、そんな風に思っていた方が
よい様な気がする。 (アルファ線や他のものも含めて)
ガンマ線が「吸収される」とか言うけど、無くなるわけじゃなくて、
ベータに化けたり、エネルギーは低いけど、より多数のガンマ線や光線に
化けたりしながら、拡散していく。
ベータも制動X線や特性X線(と呼ばれるガンマ線)に化けたりして、
ガンマ => ベータ => ガンマ と形態を変えながら、
エネルギーが、より数が多い、波長が長くてエネルギーの低いものに
分散していく過程の「一こま」を取り上げて、そこに注目しているだけ。
Date: 2014/01/24 09:07(52) --- Name: nkom
ようやく遮蔽の組み換えが終わって、NaI3インチプローブと、EMF211用のマリネリが
全部すっぽり入るようになったので、BGの取得中。
基本的には、以前と同じ横置き型で、重要な部分は8cm弱の厚さ。PMTのしっぽの方とかは、4cm弱。
まずは、USB−MCAでなく、テレミノPMTアダプターを650Vの低電圧設定でテスト。
0KeVから、6MeVくらいまでのパルスを全部含めて、10.4cpsです。
灰色が、遮蔽の外での背景(BG)で、緑が遮蔽の中。K40の山の高さは、遮蔽の外の約7%くらいで、
9割以上の背景放射線をカット。低い方は、更に顕著。これで、CsI2.5インチではよく分からなかった
ブルーベリージャムなどがどれくらい見えるのか、見えないのか、楽しみです。
K40が見えて、511KeVは、予想より小さいです。後は、鉛のX線と、なんだかよく分からない50KeV付近の山。
画面には出してませんが、Tl208の2614KeVも見えてます。
http://pico.dreamhosters.com/img/V60/2014_01_24_11_58_08-BG_M2_N3_TPA_3-8-N3_LEMCA.spe
http://pico.dreamhosters.com/img/V60/2014_01_24_11_58_08-BG_M2_N3_TPA_3-8-N3_LEMCA.txt
Date: 2014/01/24 08:50(40) --- Name: nkom
CrowGoki 様へ
>ま、ひとつはAtom Spectra+Thereminoでの計測状態をよりシャープにする方法。
>これはハードウェアのちょっとした改造が必要らしいけど、ハードウェア無改造でも
>Thereminoの多少の改変でも可能らしいですが…。
これは、作業量にもよりますが、改善できる点は是非やってみたいと思います。
>もうひとつは液体試料の測定を可能にする『防水アルマジロ』。…で、接続をBluetoothで
>Wirelessにするとか、しないとか…d(⌒ー⌒)
BTは、個人的には電力消費の点などからあんまり好きではないのですが、
スマホやタブレットとの接続を考える場合は、もしかすると
一番手軽な方法かもしれないので、ある程度の長時間測定に対応できるのなら、
とても面白いと思います。
(PM1703OM−1Bだと、BTを使用すると20分しか測定できない・・・)
MPPCは、TACの機械とかでも使ってますし、価格に見合う性能が出るのかどうか
大変気になります。
>それと現行品の『PoliIdentify ポケットPC版』。
私が使っている古いスマホは、PocketPCというか、WindowsCEなので、
多分、このソフトは走るだろうと思いますが試していません。
WinCE自体は、私はAndroidより好きなのですが、MSに見捨てられた
システムなので、今後は衰退するだけかも。
>Atom Spectraに関して
>大久さんのところに遊びにいっている我がAtom Spectraちゃんは
>お医者さんごっこの結果USB1.1チップ搭載だそうな…。
私の機械で使われていたのは、これ。 USB2.0
http://www.ti.com/product/pcm2900c
http://www.ti.com/lit/ds/sbfs039/sbfs039.pdf
このページのしたの方にリンクしてあります。
http://pico.dreamhosters.com/SovtubeDetector.html
初期のモデルは、違う石を使っていたのか?という可能性もありますが、どうなのやら。
もしかして、HIDの規格の方とかが1.1なのでは?
>eBay にNeutronRAE2を落札後にバラして出品してる人がおりました。
これは、多分、壊れた「As is」のものを買って、中のセンサーをばらして、
売っているのだろうと思います。
動作確認はしてあるけど、その分価格がかなり高くなっている様な気が。
Date: 2014/01/24 08:24(44) --- Name: nkom
黒月☆縷々 様へ
BGの違いは、K40あたりの左右のズレが、一番左のノイズか何かのX線か
分からないピークと、そしてその右の窪みと連動しているので、
これに着目すると、もう少し何か分かってくるような気がします。
もし、これがノイズだったら、K40の山が右に行くほど、ノイズが多くなり、
だけど、窪みの部分は、逆に低くなる、という風になっているので、
その原因に見当がつけば、それが手がかりになると思います。
ただ、今のところ私には、全然見当が付きません。
玄米の一回目の測定は、やっぱり「ちょっとあるのかもしれないけれど、よくわからない」
という程度のことしか、私には言えません。
Bi214の小山が一回目にあって、
2回目にはないとすると、中にあったものが消えた、という可能性もありますが、
遮蔽の外側のBi214を拾っていて、それが変化している?とか、
一回目と二回目で、遮蔽内の空気の入れ替えがあったなら、それで違いが出たのか?とか
そんな可能性もあるかもしれません。
PM1704でU235と出るのは、185KeV辺りの山をそう判定したのでしょう。
で、U238やRa226も同じピークで判定しているのかもしれないですが、
U238は三つのピークが見えるかもしれないのに二つだけしか該当していない、
Rs226だと七つのピークが見えるかもしれないのに、やはり二つだけなので、
「とても不確定」になったのでしょう。
多分、使っている方式は、PM1703MO−1A/Bと同じアルゴリズムだと思います。
(核種ライブラリーによっても判定が全然違ってくることがあるので、
その点も考慮しないといけないですが)
また、Am241を判定しているビデオも拝見したしましたが、
やっぱり本当にAm241が見えていたのではないか?という気がします。
もし、鉛のX線のどれかが飛びぬけていて?それで誤判定しました、
とかいう話なら、もっと頻繁にAm241を誤判定しても良さそうなものですが、
そういう話は聞かないし、Am241の線源で、ちゃんと判定するのなら、
福島のPu241の成れの果てか、あるいは、火災報知機などのものか、
とにかく、そこにAm241があったのではないか?という可能性を
否定できないと思います。
そうだとすると、汚染の高い地点で一緒に見つかった、ということで、
やっぱり福島由来なのかな?とか、考えてしまいます。
他の場所で、Am241の判定が出るかどうか、汚染の少ない場所で
出るかどうか、などなど、もっと情報があると助かります。
これは、Cs137,Cs134の両方とも山があると私は思います。
幅もあるし、しっかり持ち上がっているし、Bi214があったとしても、セシウムも居るでしょう。
検体に含まれるCs137だけの線量は1ベクレルか2ベクレルか、多分少量で、60Bq/kgより
断然すくないだろうとは思いますが。
私は自分が飲むかどうかは、分かりませんが、これくらいでも入っていたら他の人には
出さないだろうと思います。
Date: 2014/01/19 20:43(35) --- Name: CrowGoki
eBay にNeutronRAE2を落札後にバラして出品してる人がおりました。
ちゃんとセンサーのピンアサインを殴り書きしてたりしますので単なる転売厨ではありませんね( ̄▽ ̄;)
Red 0V-Shield
White +3 to 9V
Green +3 to 5V
Black Output Λac (?)
なんか最後の黒線の分の記載が不明瞭なんですが…『シグナルOutPut』ってことかな?( ̄▽ ̄;)?
Date: 2014/01/19 13:28(55) --- Name: CrowGoki
Atom Spectraに関して
大久さんのところに遊びにいっている我がAtom Spectraちゃんは
お医者さんごっこの結果USB1.1チップ搭載だそうな…。
『USB2.0以降だとどうなるのかな?』
…という呟きが電話の向こうから聞こえたような気が…キョロ (∇ ̄ )(  ̄∇) キョロ
Date: 2014/01/19 10:35(55) --- Name: 黒月☆縷々
以前に測定した「伊藤園抹茶入り緑茶」と「福島産無洗米」のスペクトルを比較検討用に投稿いたします。
黒月☆縷々
Date: 2014/01/19 09:58(30) --- Name: 黒月☆縷々
先程の投稿、毎度の誤植多々あり。沢山あるので訂正しません…。申し訳ございません。
黒月☆縷々
Date: 2014/01/19 09:54(54) --- Name: 黒月☆縷々
皆様、こんばんは。
Atom Spectra Russian 2.5×2.5 NaI(TI)USB/デテクタ上向 + Windows7+「30ミリ鉛遮蔽」、
磁気シールドなし、USB口NE方向、86,400秒、静岡県産緑茶(700g)、ゲルママリネリウ1Lに充填。
なんだか怪しい感じなので、五回目測定してみました。
四回目は途中で測定を中止したので、5万秒強です。その他は、すべて24時間測定。
カリウムの影響が強いのか、セシウム137ゾーンを含め全体的にスペクトルが持ち上がってしまい。
非常に判断が難しいと感じました。
ただ、様々な機能を使用してみると、32ゾーンにピークがあることから、662ピークも誤判定でないと予測しました。
さらに、36のピークらしきものも確認出来る事から、32のピークは間違えていないのかも?と思いました。
134はかなり難しく、ピークがまったく確認できないゾーンもあります。
MAXボタンを使用すると、もの凄い山になってしまうので、色々な角度から検証して予測しなければならないと感じました。
個人的には、この緑茶。「限りなく黒」と判断しました。
まぁ、汚染がゼロという事は最初からないのですが、
最近、静岡県産のお茶で60ベクレルぐらい出たという呟きが回って来たので、ちょっと気になっていました。
以前に「伊藤園の抹茶入り緑茶」を測定したのですが、その時は、BGと殆ど同じスペクトルでした。
伊藤園は産地を変更してブレンドしていると聞きましたので、私が以前に測定した検体は、産地が静岡県産でなかったのかもしれません。
今回の「検体」は限定された農家(1件)のお茶なので、静岡県産100%なのは確実です。
しかし、なんで今回のお茶はこんなにカリウムが沢山含まれているのか?
茶畑にカリウムとかを撒いたのでしょうか?
福島などでは、農地にカリウムを大量に撒いたと農家の方が「ガイガーカウンターミーティング」の講演ないでおっしゃっていました。
そして、「こんなに大量にカリウムを撒いて大丈夫なのか?」と心配しておられました。
それはさておき、「薄めて飲むから問題ないと言えるこの静岡県産緑茶」。
個人的には飲みたくないというのが正直なところです。
これも風評被害でしょうか?
私は、ロシアンで「あやしい感じ」なものは、避けた方がベターだと考えています。
私が「ロシアン」と「テレミノ」にこだわっているのは、数値でなく「感覚を養える」と考えているからです。
数値がわからないから、スペクトルのカタチで比較するしかない。
検体や環境にによって、スペクトルは全然違ってくる。同じ検体でも数回測定したらスペクトルが全然違っているものになっているかもしれない。
一回の誤測定で「慌てない」という訓練にもなるかな?と考えています。
そして、本当に気になるものは、キチンと市民測定所で確認する。そして自分の測定と比較する。
そんな感じが勉強になるかな?と思っています。
さて、私は「限りなく黒」と予測しました。皆様はどう判断されますでしょうか?
これは、ただのヒゲだね。などなど、ガンガンツッコミをいれてくださると嬉しいです。
投稿画像が膨大になってしまうので、五回目のスペクトルだけ投稿いたします。
一回目から四回目はtweetしてあります。
では。黒月☆縷々
Date: 2014/01/18 19:56(14) --- Name: CrowGoki
Polimasterは10年前にこんな機種も出してたみたいですね。
値段がそこそこなら、今でも需要があるんじゃないかな?
【Polismart PM1802】(PM1801に中性子線センサーを追加したバージョン)
http://www.ixbt.com/news/hard/index.shtml?02/87/99
それと現行品の『PoliIdentify ポケットPC版』。
http://www.taroumaru.jp/guidebook/content/poliidentifypda
『PM1703MO-1B のみで利用可能』なのが残念なんだけど、プログラムいじれる人だと
ベンダーID回避させてオイタできるんだろうなぁ〜キョロ (∇ ̄ )(  ̄∇) キョロ
http://www.taroumaru.jp/main/howto/
Date: 2014/01/18 16:15(32) --- Name: CrowGoki
より『高性能』を求めるならば『ハイエンド・アルマジロ』をリクエストするべきでしょう。
現行アルマジロと比較すれば高額にならざるをえないが、それでも専門メーカー品と比較すれば
圧倒的に廉価な分析器になるんじゃないかな?
なにやらi-Metryで使ってるMPPC(Multi-Pixel Photon Counter)だと微弱エネルギーの方に限定すると
スペクトルがキッチリとれるらしいとのことで、大久さんも検討しているようです、
現状で手軽に入手可能なモジュールは… S10362-11(-025C)秋月電子通商扱い6,825円のようですが…。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-05458/
あ、それと大久さんと直電で話していてコボされたこと。
『購入後に、実はこんな機能が欲しかったんだが…』というくらいなら、
『ダメ元でこんな機能が欲しいと発注時にリクエストして欲しい。』
…ということですd(⌒ー⌒)
リクエストしたからといって、それが反映される保証はないんですが、場合によっては
『追加料金○○円かかっちゃうけど、イイ?』…ってなこともあり得るそうです。
Date: 2014/01/17 08:48(27) --- Name: 黒月☆縷々
皆様、こんばんは。
tweet済みですが、ポリマスターPM1704Mで「ウランガラス」核種識別を行いました。
遮蔽なし、ウランガラスはジップロックに入れたまま、測定器を密着させて20,000秒。
あと細かい設定もあれこれで来るのですが、あてはまる項目がないので、未設定での測定。
当然、確定には至りませんが、疑わしい核種としてウラン235や238が出て来ました。
これにはかなり驚きました。
特にウラン238。
遮蔽ありの環境でロシアンでのスペクトルは、ウラン238の痕跡もないのに、
ポリマスターPM1704Mでは、ウラン238のピークに近い山を認識している事になります。
娘核種のピークで判断している可能性もあります。
PM1704Mで取得したスペクトルをパソコンで確認しようとしましたが、
ファイルが読み込めなくなってしまい。スペクトルを確認する事は出来ませんでした。
※原因は不明。
今度、たろうまるさんに問い合わせてみます。
黒月☆縷々
Date: 2014/01/17 06:10(54) --- Name: CrowGoki
たぶん…近々アルマジロの大久さんが『何か』発表してくれるはず…d(⌒ー⌒)
ま、ひとつはAtom Spectra+Thereminoでの計測状態をよりシャープにする方法。
これはハードウェアのちょっとした改造が必要らしいけど、ハードウェア無改造でも
Thereminoの多少の改変でも可能らしいですが…。
もうひとつは液体試料の測定を可能にする『防水アルマジロ』。…で、接続をBluetoothで
Wirelessにするとか、しないとか…d(⌒ー⌒)
けっこう腑分けしたNeutronRAE2のセンサーと、ネジ止めAtom Spectraをイヂって
モヤモヤしてたとこがスッキリしたそうです(=^▽^=)
Date: 2014/01/17 00:46(26) --- Name: 黒月☆縷々
皆様、こんばんは。
Atom Spectra Russian 2.5×2.5 NaI(TI)USB/デテクタ上向 + Windows7+「30ミリ鉛遮蔽」磁気シールドなし、86,400秒、宮城県産玄米(1,000g)ゲルママリネリ1L充填、一回目をおこないました。
最後に、ゲルママリネリに詰めた玄米の上にセシウム137チェックソースを2枚(印字面下向き)をのせて、
ズレがないか確認しました。
また、1回目の測定は土壌検体でセシウム137のピークを合わせたため、
それと大きなズレがないかを確認する目的も含まれています。
結果は極僅かにズレていました。地磁気の影響か?、温度ドリフトか?土壌と食品の差か?
完璧には確認できませんでした。
ただ、セシウム137チェックソースを空マリネリに入れてピークを確認した時と、
土壌検体でピークを確認した時では、土壌検体の場合、必ずピークが左にズレている事から、
自然核種などの影響で、チェックソースとピークの差が出てしまうのかな?と感じました。
以下が、ゲルママリネリに詰めた玄米の上にセシウム137チェックソースを2枚(印字面下向き)のスペクトル。
分解能は空マリネリにセシウム137チェックソースを入れた場合と然程変わらない結果でした。
この状態で、セシウム137のピーク調整をおこないました。661.8keVです。
セシウム137のピークを調整する事によって、低エネルギーゾーン、高エネルギーゾーン、
セシウム134単独のピークがズレていないかを確認し、宮城県産玄米二回目の測定を行いました。
一回目の測定よりもカリウム40のピークが高エネルギー側にズレてしまいました。
一回目の測定の際は、セシウム137のピークにビスマスやカリウムの影響と思われる盛り上がりがあったのですが、
二回目の測定では、なぜかなくなっていました。原因は不明。
三回目の測定を行えば良かったのですが、静岡産の緑茶がとても気になっていたので、
宮城県産玄米の測定三回目は行いませんでした。再チャレンジを必ず行います。
今回の測定でよくわからなかったのが、セシウム137ゾーンに出来たスペクトルの盛り上がり。
ビスマス崩壊の影響だとしても、24時間後にあんなに違うというのは良くわかりませんでした。
スペクトルから予測するセシウム137と134の汚染ですが、極僅かにあるかもしれないと思いました。
それは、一回目でも二回目でもセシウム137と134のピークが、福島産無洗米を測定した際のスペクトルと違うというところからです。
どれくらいの汚染かは経験値が浅いのでよくわからないというのが正直なところです。
ただ、ロシアンでも汚染低めの食品を発見出来るかもしれないという期待が持てる測定でした。
もっと経験を積んで、この場合は「確実にある」と判断出来る様にがんばります。
今は、「静岡産緑茶」※たぶんブレンドされていない限定農家の茶葉の4回目測定中。
では。
黒月☆縷々
Date: 2014/01/17 00:18(17) --- Name: 黒月☆縷々
皆様、こんにちは。
フォロワーさんは既にご覧のBGモニタリングのスペクトルですが、こちらも投稿させていただきます。
Atom Spectra Russian 2.5×2.5 Csl(TI)USB/一号機、遮蔽、磁気シールドなし、 電圧ダイヤル時計逆一回転、USB口NE方向、横浜市中区BGモニタリング24時間測定。2014年1月7日〜12日。
Atom Spectra Russian 2.5×2.5 Csl(TI)USB/一号機、遮蔽、磁気シールドなし、 電圧ダイヤル時計逆一回転、USB口NE方向、横浜市中区BGモニタリング24時間測定。2014年1月8日〜13日。
また、Windows XPがダウンしたので、今現在はBGモニタリングは行っておりません。
黒月☆縷々
Date: 2014/01/16 16:29(16) --- Name: nkom
CrowGoki 様へ
NeutronRAE2 の構造、有難うございます。
アルミではなく、鉄だとすると、それも磁気遮蔽に効いているのかも。
Date: 2014/01/15 09:16(32) --- Name: CrowGoki
それなりのお値段しちゃう『防磁塗料』ですが、
『FREEDOM Noise Hell』という商品あたりが金額と分量としてはお手頃かな?
1,600円〜2,500円見当で、数種類、タイプがあります。
(たしかAmazonあたりでも扱ってたと思います。私は楽天のショップで購入しておりますが…。)
http://search.rakuten.co.jp/search/inshop-mall?f=1&v=2&sid=200868&uwd=1&s=1&p=1&sitem=FREEDOM+Noise+Hell&st=A&nitem=&min=&max=
Date: 2014/01/15 09:01(46) --- Name: CrowGoki
NeutronRAE2 Gamma Sensor の構造
テフロン => アルミ箔 => 熱収縮チューブ => アルミケース ではなく
テフロン => アルミ箔 => 熱収縮チューブ => 鉄ケース です。
本体は樹脂ケースですが、内側はどうも電磁波/磁気遮蔽塗料(銅粉体塗装 or ニッケル粉体塗装 …個体によって違いあり)で塗装されているようです。
また、『アルミ箔』と『鉄ケース』間がアーシングされているようです。
素人判断ですが、『電磁波/磁気遮蔽塗料』『鉄ケース』『アルミ箔/鉄ケース間アーシング』という3段構えでカタログに謳っている『磁気/電磁波障害対策』性能を持たせているものと思われます。
Date: 2014/01/15 07:51(46) --- Name: nkom
CrowGoki 様へ
色々な方式は、それぞれ長短があって、場合によっては
短所を補う小技や長所を伸ばす工夫の集積などが
あったりして、総合的にそれぞれ部品や方法を
選んでいるのだろうと思います。
また、「カウントだけ」すればよい測定器、
「スペクトルが取れる」測定器、
「広い範囲のスペクトルが取れる」測定器、など、
想定される使用「範囲」の定め方と、
利用する人の「客層」で、要求される事柄が
物凄く大きく異なるので、一概には言えないと
思いますが、同じCsIの結晶とPDやMPPC
とかの組み合わせにしても、まだまだ工夫の余地は
あるんじゃないかと思います。
特にProchil様のあのスペクトルを見てしまうと、
PDやMPPC方式は、もっと頑張れるのではないか?と、
「素人」的には期待してしまいます。
実際には難しいのだろうということは、浜フォトの高価な
モジュール(を使ったHSF)のスペクトルを見ても分かりますが、
高性能で安価で堅牢な製品が増えないとスペクトル測定などが
広まらないので大久様や他の開発者の方には是非諦めずに
頑張って欲しいと思いますし、応援していきたいと思っています。
Date: 2014/01/14 13:44(02) --- Name: CrowGoki
浜ホト S 6775 の 感度波長範囲=700〜1100 nm
浜ホト S 5980 の 感度波長範囲=320〜1100 nm
(最大感度波長 typ.は両方とも960 nm)
秋月などで購入可能なS 6775 と比較して感度波長範囲がかなり広い。
ちなみにCsI(Tl)の発光帯域は概ね320〜550 nm。
サイズの小さいオプトエレクトロニクスのPINフォトダイオード『BPW 34』は
感度波長範囲が400〜1100nm、最大感度波長 typ.は850 nm。
http://media.digikey.com/pdf/Data%20Sheets/Osram%20PDFs/bpw34_spdf.pdf
『BPW 34』だとDigi-Keyで1個あたり80円以下…
こいつを並列接続できたとするとS 5980に近いモンになるのかな?
http://www.digikey.jp/product-detail/ja/BPW34/475-1070-ND/607274
たしか、いまでん屋放射線検出キットの標準センサーは
『vishay bpw34 photodiode』の8個並列…。
iRadさんの光学グリスは…持ってたりいたします。
他に顕微鏡用のイマージョンオイルとかも…。
Date: 2014/01/14 11:16(32) --- Name: nkom
CrowGoki 様へ
腑分け、大変有難うございます。
テフロン => アルミ箔 => 熱収縮チューブ => アルミケース
という4層になっているとは。
で、その外側に、本体のケースもあるし。
後は、使用されているPDが、4分割型?というのが気になる。
詳しい方なら、その問題点や利点が(あれば)分かるのでしょうが。
PDと繋がっていた基盤の足は、2本しか無かった様に思えるので、
4分割型を並列に束ねて使っていた?とか思うのですが、どうなのでしょう?
光学グリスは、本物と、代用品?をそれぞれ少量(小さい検出器を10個くらい作れる?)
別の方から分けて頂きました。
iRadicさんも、必要なら、(代用品?)少量を10ドルか20ドルで分けてくれる筈です。
接着剤でくっ付ける作戦は、PDと結晶なら、そういうのも良さそうですが、
PMPが相手だと、PMTの寿命が来たら取り外して別のPMTに付けて
使おう、とか思っていると、ちょっと困りそう。
光学グリスでさえ、なかなか外れなくて困った例を聞きましたし。
Gamma Grapher Nanoについては、こっちに少しまとめてあるのですが、
どうも中華メーカーの方で、LCD周りを変えちゃったバージョンが
売られているらしく、その辺の対応が、ちょっとよく分かっていません。
http://pico.dreamhosters.com/GammaGrapher2.html
Date: 2014/01/14 10:43(34) --- Name: nkom
donbemin 様へ
何かもう「凶器」の様な土だな、とか思いました。
こういうのが、路傍の土として幾らでもあるのも「狂気」だと思いますが、
>宇都宮の自宅周辺でC60やらUやらが自分の測定器に引っ掛かる様だったらのんびり測定している場合じゃなくて真剣に移住を考えなければいけなかったでしょうね。
>そういう意味では不幸中の幸いだったと思います。
私は、どちらかというと、セシウムだけでもかなり怖いので、家族とか居て、関東に住んでたら、
誰が何と言おうが逃げたかもしれないです。
カナダのホウレン草でセシウム137が数ベクレル/kg出てるのを見て、ちょっとショックだったくらいだし。
セシウム134が出てないのが、また嫌でした。つまり、下手するとこっちでも、
核実験やらソ連の事故以来、ずーっとメープルシロップなど以外も
微弱でも汚染されたものを食べてた可能性があるので、
知らずにじわじわやられていたかもしれない、というのは、何か気分的にかなり嫌です。
これからは、万が一福島由来の汚染が出てきたとしても、
Cs134が少なくなって見えなくなってしまって、よく分からなくなるので、困りものです。
Date: 2014/01/14 10:28(52) --- Name: nkom
黒月☆縷々 様へ
スペクトルがBGとぴったりで、産地なども非汚染地域だと、
「ないんだな」と思えるのですが、Bi214が入っていて、
その横に隠れているかもしれないし、こういう時は、
CZTやLaBrの分解能があったら、と、思います。
でもCZTは、RadAngelだと感度がたりないようだし、
GR−1は高いし、LaBrにしろ、結晶買って自分で組んでも、
メーカー物と同じ様な分解能が出るのか不安だし、
今のところ、素人測定の限界、というか、市民測定所でも
あんまりよく分からないのではないかと思います。
灰化は、もし少し汚染があれば、それで見えてくる可能性が
あると思うのですが、とにかく面倒なので、他の方法が
あったら、個人的には出来たらあんまりやりたくないです。
温度が高すぎると燃えちゃうし、セシウム蒸発してしまうし、
低いとやたらと時間がかかって、日本だったら、電気代か
ガス代も馬鹿にならないと思いますが、一番確実に
効果が期待できるので、悩ましい。
今、代わりの方法として、ブルーベリージュースの
自然乾燥濃縮を試していますが、カビがまず出てきて、
それは少し成長して憎たらしく思えるくらいになってから
ブタントーチで炙ったのですが、今度は、何か「紅茶キノコ」
みたいな何か正体不明のものが発生して増殖中です。
なので、自然乾燥濃縮も、糖分とか含まない雨水や
洗浄液などなら良いけど、食品関連に使うのは、
少し難がありそう。
結局、カビだの何か得体の知れないコロイド状の何かが
増殖してしまっても始末に困るので、そのまま煮込んで
灰化コースになってしまいました。
分解能補償機能は、色々難しいです。
チャンネルピッチと、設定と、スペクトルの様子が丁度よい具合だと、
面白いように見える場合もありますが、そうそううまくいきません。
右に数KeVから10KeVくらいピークが動いたりするのは、
今度リビオさんに聞いてみます。
BGのズレは、なんか、また太陽のフレアが出たようですし、
そういうのが、どれくらい影響があるものなのか。
ウランガラスの再実験拝見しました。有難うございます。
素人測定だと、直線性もピッタリにはなかなか行きませんし、
私のスペクトルに比べたら、とっても良く合っていて
大変分かりやすいスペクトルかと思います。
185KeVの山は、「この場合」は、U−235だと私は思います。
Ra226なら、Bi214もPb214も居るでしょうし、Th234,Pa234,U−235が
ウランガラスの特徴らしいので、無理してU235を避けて通る
必要はないと思うので。
私の一号機は低いほうのズレが結構あるし、変動なども一番大きいので、
もう少し安定している部分の1000KeVとかのPa234が個人的には
一番のよりどころになりました。
アルファ線が出ているという検証、有難うございます。
アルファも、ベータも出ている、とすると、あんまり装飾品とかにして
身に着けるのは、線量がとても微弱とはいえ、
誰かにお勧めする気にはなれないです。
X線は、沢山あるので厄介です。
テレミノMCAの核種判定機能でも、XRFにチェックを入れれば特性X線の位置を
表示することが出来ますし、マーカーの位置に該当する元素を表示することも
しますが、やはり分解能の点からも、「とても分かりやすい例」でないと、
はっきりとは分からないように思いました。
Date: 2014/01/13 22:03(35) --- Name: CrowGoki
NeutronRAE2/GammaRAE2に使われているPhotoDiodeのメーカー&型番。
浜松ホトニクス『S5980Si PINフォトダイオード』と思われます。
DataSheet類はコチラ→
https://www.hamamatsu.com/jp/ja/product/alpha/KFU/4106/S5980/index.html
&blobkey=id&blobtable=MungoBlobs&blobwhere=1328686406362&ssbinary=true
Date: 2014/01/12 18:10(02) --- Name: CrowGoki
しばらく見てなかったが…Gamma Grapher Nanoが2013.11〜12月にUp Date Fileがアップされてる。
http://en.sourceforge.jp/projects/sfnet_gammagrapherv2/releases/
DSO Nano 201用です。
現在、秋葉原の千石電商で扱っているのはVer.3で対応してないはずです…。
eBayだと、まだVer.2(201)の出品はあるようだけど、興味あるなら今のうちに
押さえておく方が良いと思います。
既にVer.3に切り替わって半年は経っていたと思いますので…。
Date: 2014/01/12 07:49(33) --- Name: nkom
皆様へ
急に超多忙になってしまったので、ちょっとお返事が遅れますが、
多分2,3日で一段落するかと思います。
Date: 2014/01/10 21:52(02) --- Name: CrowGoki
あ、追加…。
CsI 結晶とPhotoDiodeの接合部はネットリした光学グリス接合のようですが、
結晶の面は『鏡面』仕上げとまでは行っていないように思われます。
『接合部の鏡面仕上げは不要、ちゃんと光学グリスの類を用いればよい』という説も
ありますし、私自身はこの『鏡面仕上げ不要説』の人間です。
ま、マトモに入手しようとすると『光学グリス』ってハンパなく高額なんですが…。
『かにこむ青木』さんは、紫外線硬化型接着剤の『ピタグラス』を推奨してますね。
Date: 2014/01/10 21:44(37) --- Name: CrowGoki
え〜と、フルに解体いたしました。
このあと、こいつの入っていた本体の残骸を部屋から発掘したら、
Atom Spectra共々、大久さんのとこに遊びに行かせます\(//∇//)\
PotoDiodeのメーカーや型番は今のところ不明ですが、受光面積が
概ね5mm × 5mmで浜ホトS6775と同等ですね。(感度帯域がどうかは別ですが…。)
http://akizukidenshi.com/download/ds/hamamatsu/S2506-S6775.pdf
Date: 2014/01/10 16:56(08) --- Name: CrowGoki
NeutronRAE2のGammaSensorユニットの腑分け…( ̄▽ ̄;)
黒いイモムシ状のが『CsI結晶+受光センサー』を自己融着テープグルグル巻きにしてたと思ったら、
熱収縮チューブだった。
…で、その下にアルミ箔が一巻きされ、さらにその内側は定番のテフロンテープ巻きの模様。
だいたいテフロンテープの巻き厚は1.5mmくらいかな?
大久さんのとこに送り出す前にPhotoDiodeのとこまでバラすか、少々思案中…。
(あ〜、CsI結晶…ちょっぴりナマ指で触っても〜た( ̄▽ ̄;))
Date: 2014/01/10 08:06(41) --- Name: 黒月☆縷々
皆様、こんばんは。
ウランガラスをラドラム43−1αシンチで測定してみました。
まずウランガラスをジップロックに入れた状態で、さらにビニール袋にプローブ毎入れて、
測定距離を1cm以内としましたところ、ゼロカウントでした。
次に、ウランガラスをロックから取り出し、同じくビニーブ袋にプローブ毎入れ、密封し測定したところ、
極僅かにカウントしました。
ある程度一定間隔でカウントしますが、崩壊するタイミングがランダムの為、
時々、多めにカウントしたり、まったくカウントしなかったりしている感じでした。
ウランガラスからラドンなどが放出されているかと思い。
そのまましばらく放置しましたが、もの凄くカウント間隔が狭まる事はなく、
単純にウランガラスからのα線を感知してているのかな?と思いました。
そのα線が、ウランなのか?ラドンなのか?ポロニウムなのか?全てなのか?
良くわかりませんでした。
また、ブラックライトでウランガラスを照らしたところ、
綺麗な蛍光グリウーンに輝きました。
ウランガラスからはベータ線が多めにでているしく、
GMパンケーキで以前に測定した時の動画リンクを貼っておきます。
http://youtu.be/JmZvEYIaKw4
今は、宮城県産の玄米を測定しています。
では。
黒月☆縷々
Date: 2014/01/10 03:32(30) --- Name: 黒月☆縷々
皆様、こんばんは。
Atom Spectra Russian 2.5×2.5 NaI(TI)USB/デテクタ上向 + Windows7+「30ミリ鉛遮蔽」磁気シールド無、
USB口NE方向、86,400秒、イコライザー有、「ウランガラス」測定の再チャレンジしました。
以下の手順で測定を行いました。
◎ゲルママリネリ1L空を鉛遮蔽容器にセットし、BG取得24時間。
◎横浜市南区実家雨樋の土壌検体で、セシウム137と134のピーク各1本調整。24時間。
◎アメリシウム241(煙探知機)でピーク2本調整。約1,000秒。
◎やさしお(750ml)でカリウム40のピークを調整。24時間。
◎コバルト60チェックソースで、ピーク2本調整。約1,000秒。
◎「ウランガラス」24時間測定。※186keVのところにピークが来ない事から、イコライザーでピーク調整。
以上、すべてゲルママリネリ1L空容器に検体を入れて測定。
では、スペクトルの画像です。
以上です。
今回の測定で感じた事は、アメリシウム、セシウム、コバルト、カリウムで、低エネルギーから高エネルギーまで、
かなりのピーク調整を行ったにも関わらず、ラジウム226かウラン235と思われる186keVのところのピークが、
若干ズレていたので、100〜300Kevゾーンにピークがあるチェックソースも欲しいなという感じでした。
186keVのところにイコライザーでピークを調整すると、Th-234と思われる右側のピークが、
93keVのところにきました。Th-234と思われる左側のピークは、61.7keVのところにきました。
アメリシウム241のピークはズレていないので、調整の仕方としてはまぁまぁなのかもしれません。
この「ウランガラス」がウラン238を多く含むものだとすると、Th-234とRa-226のピークと予測します。
Ra-226→186.3keV が 186.4keV
Th-234右側→92.8&92.4keV が 93keV
Th-234左側→63.3keV が 61.7keV
Th-234の左側は少しズレが大きいですが、素人測定の精度としてはそこそこ来ているのではないでしょうか?
※ウラン235の単独ピークでなく、ウラン238からのラジウム226のピークが186ゾーン?
ウラン235の娘核種及びウラン238のピークも確認は出来ず。
※ラジウム226のX線が、Th-234のピーク2本という情報もありましたが、どうなんでしょうか?
素人の私には良くわかりません。
この「ウランガラス」をラドラム43−1αシンチで、α線を感知するか確認する予定ですが、
ラジウム226から崩壊したラドン222のα線と言われてしまうと、よくわかりません。
崩壊のタイミングなど知識がもっとあれば、α線の揺らぎで予測できるのかもしれませんが、
それもよくわかりません。
もっとX線の勉強もしたいのですが、検索してもあまりでてきません。
また、環境によってX線の位置が変わってしまうのであれば尚更です。
鉛遮蔽内でのX線の位置が、核種によって一覧になっているサイトとかを発見できると良いのですが…。
皆さんは、この「ウランガラス」。どう思われますでしょうか?
では。
黒月☆縷々
Date: 2014/01/09 20:29(57) --- Name: donbemin
nkom様
>ホヤの銀の他に、Cs134,Cs137以外で、何か見えたものはありますでしょうか?
>(ウラン系、トリウム系、Be−7以外で、ということですが)
今のところそれ以外のものは見つけていません。気付いてないだけの可能性も高いですが。
たとえばこれなんかはCsが高すぎて他が見えませんが放出源の近くなので化学的に分離すれば UやらPuやらも見えるのかもしれません。
宇都宮の自宅周辺でC60やらUやらが自分の測定器に引っ掛かる様だったらのんびり測定している場合じゃなくて真剣に移住を考えなければいけなかったでしょうね。
そういう意味では不幸中の幸いだったと思います。
Date: 2014/01/08 19:05(10) --- Name: 黒月☆縷々
nkom様
茨城産六条大麦検証ありがとうございます。
比較検証用に「福島産無洗米」のスペクトルも投稿しましたが、
「福島産無洗米」はセシウム137と134のピークのみ合わせ、
低エネルギーと高エネルギーのでのズレをイコライザーで調整していないスペクトルです。
「茨城県産六条大麦」は、アメリシム241(煙探知機でピーク再調整)、
セシウム137&134(横浜市南区実家雨樋で調整)、
コバルト60(チェックソースで調整)、
カリウム40(やさしおで86,400秒再調整)です。
生スペクトルではサッパリわかりません。MAXボタンやBKG使用では、『?』という感じもしますが、
もっと経験値をつまないと、素人には判断できないと感じました。
分解能補償機能とIIRフィルターONでは、スペクトルがズレてまうので、
これまた判断が難しい。
この分解能補償機能ONでピークの位置がズレない様に出来ないものか?
そんな事、テレミノの関しては感じました。
※仕組みがよくわかってません…。
★「茨城県産六条大麦」は灰化してもっと容量と密度を上げて再チャレンジしたいと考えています。
ヨウ素131はよくわからないですね。
私のBGモニタリングが大きくズレた時期とのリンクしませんし。
ラドン濃度とは一瞬リンクしている様に思えましたが、
1月2日からのBGとはリンクしません。(現在の横浜コンクリートビル上層階室内では、100Bq/立方メートルをうろうろ)
1月7日からのBGモニタリングを続行中(三日目のモニタリングに突入)
近隣のビル解体工事や同ビル内内装工事も行われておりますが、
多少のズレはあるものの、大きなズレは発生していません。
また、横浜では1月8日あたりからPM2.5が上昇しているようですが、
こちらの濃度とBGモニタリングもリンクはしていないようです。
http://soramame.taiki.go.jp/soramameGraph/GraphWeek.php?MstCode=14102010&Komoku=25
「ウランガラス」の測定再チャレンジを開始しました。
今回は、低エネルギーから高エネルギーまでキチンとピークを調整したつもりです。
現在、「ウランガラス」測定をユーストリームでライブ配信中。
http://www.ustream.tv/channel/リアルタイム放射線量測定?utm_campaign=t.co&utm_source=ustre-am&utm_medium=social
※このまま、ほったらかしにしますが、途中でダウンしているかも?
現在、Th-234やU235もピークが来ていますが、どちらかというとTa-182のピークの方が山が高い感じです。
また、186のところよりもFe-59のところに山が来ています。
まだ、開始したばかりなので、24時間後は一つの山になり、合計3つの山になっていると思います。
最後に、アメリシウム241でピーク位置を再確認しないとダメかも?などとも。
今現在の横浜は、雨天になったり寒気が来たりと、ピークがズレる環境になっております。
では。
黒月☆縷々
Date: 2014/01/08 15:59(18) --- Name: nkom
CrowGoki 様へ
エポキシなどで、全部固められているのではないけれど、
配線の付いている所などは、なにか塗られている。
「噂」によると、PDか何かと結晶は、ナイロンの糸で止められている
というお話を聞いたことがあるのですが、実際はどうなのでしょう?
黒いテープの中に白いテープもあったのでしょうか?
大久様が見たら、色々と分かりそうですね。
Date: 2014/01/08 15:54(51) --- Name: nkom
黒月☆縷々 様へ
ヨウ素131は、汚泥だとすると、甲状腺治療の人がグングン増えてる、とか、
再臨界しているのか、とか、そういうのが思い浮かびますが、
他にも可能性があるのだろうか?
確か、去年に、千葉などの汚水処理場の汚泥からも検出量が増えてたり
したような記憶もあります。
「評判」はともかく、気にして見張っていてくれる方が居た方がよい様に思います。
「臨界」は、小さな臨界が始まったり止まったりしながら、
チョロチョロと続く、という様なことがあるのか?とか、
私は知らない事だらけなので、よく分かりませんが、
何かあっても「また隠す」可能性は十分あるので、
手分けして、注意しているに越したことはないと思います。
Th234とPa234の検出は、Web検索しても1例しかないみたいです。
食品検査などのデータベースとか調べると、もっとあるのかもしれませんが。
低エネルギー領域は、セシウムやウラン系やトリウム系に慣れたら、
勉強すると、ベータ線のこととか、制動X線が、結構エネルギーの高い
ガンマ線である場合も多いこととか、興味深いです。
ラドン濃度の変化は、「なんとなく」大田区のものと似ているような気もします。
(大田区の方が暴れ方が大きい様に思いますが)
http://homepage2.nifty.com/h-shioi/Earthquake/RadonGraph.htm
「茨城県産六条大麦」は、K40がある(コンプトン散乱の持ち上がりもある)のと、
Bi214だと思うのです。
なぜなら、Pb214の三つ山のところも段差が出ているので、ウラン系があるのだろうし、
Cs137の662KeVにしろ、Cs134の796KeVにしろ、ピークは左側に出ています。
で、セシウムがあるのかないのか?というのは、ちょっと私には分かりません。
もしかしたら、Bi214の山に紛れてて少しあるのかもしれないですが。
もっとつきつめたいなら、灰化やゲルマニウムでのクロスチェック、
あるいは、まずは市民測定所などで調べて貰った方が良いかも。
産地が汚染のほとんどないところだったら、「まあ、ないのではないか?」と
思えるのですが、茨城とかだと、「念の為」と考えてしまいます。
Date: 2014/01/08 10:34(23) --- Name: CrowGoki
NeutronRAE2のGammaSensorユニットの腑分け開始…( ̄▽ ̄;)
黒いイモムシ状のが『CsI結晶+受光センサー』を自己融着テープで
グルグル巻きにしたモノ。
これより、悪代官モードになり、
『あ〜れぇ〜っっ、お許しを〜』というであろうRAEちゃんを
『駒廻し帯解き』してみたいと思います…。
で、終了後はアルマジロの大久さんのとこにAtomSpectra共々、
遊びに行かせまぁ〜すd(⌒ー⌒)
Date: 2014/01/08 04:54(11) --- Name: 黒月☆縷々
皆様、こんばんは。
茨城県産六条大麦の測定を行いました。麦茶用で茨城の指定農家さんと契約栽培して作られているそうです。
かしま麦の一等級品を原料とし、低温で煎り上げたものだそうです。とても香ばしい良い薫りがします。
検体はゲルママリネリ1L容器に入れました。容量は700gです。
粉砕して細かくしないと1,000gは入らないです。今回は時間がなく粉砕はしていません。
測定後してピークが見えない場合、この麦茶を飲むという設定にしておきます。(笑)
生スペクトルでは判断出来ない感じでした。
フィルターやBKGを使用すると「?」という感じもしますが、
スキルの低い私には判断出来ませんでした。
低エネルギードーンに大きなヒゲがしばらく出ていたのですが、最終的にはよくわからない感じになりました。
今回は、低エネルギーから高エネルギーまでピークをイコライザーで調整したので、
ヒゲが出ていた低エネルギーゾーンの拡大スペクトルも記録しました。
比較という事で、以前にまったくセシウムの痕跡がわからなかった
「福島産無洗米」のスペクトルも再投稿させていただきます。
皆さんに検証していただき、アドバイスいただけると助かります。
宜しくお願い申し上げます。
↓まずはイコライザーでピークを合わせた事を確認できる画像。アメリシウム241はピーク位置確認しました。(笑)
↓YとXボタンだけONにした「茨城産六条大麦」
↓比較出来る様に、以前に測定した「福島産無洗米」
↓MAXボタンON(設定10)でBKG使用「茨城産六条大麦」
↓MAXボタンON(設定13)でBKG使用「福島産無洗米」
↓以下、フィルターON、OFFなどあれこれやってみた「茨城産六条大麦」スペクトル各種
↓低エネルギーゾーンを拡大した「茨城産六条大麦」
いかがでしょう?
黒月☆縷々
前のtweetで訂正/ ラドン濃度を購入した=× → ラドン濃度測定機を購入した=◎