Pico Tech - PicoBBS


Date: 2014/06/25 10:10(10)  ---  Name: nkom


バークレーでのリアルタイム線量成分解析
http://radwatch.berkeley.edu/airsampling

解説
http://radwatch.berkeley.edu/airsampling/plottingreference


日間
?v=Wed%20Jun%2025%202014%2013:00:09%20GMT-0400%20%28Eastern%20Daylight%20Time%29

週間
?v=Wed%20Jun%2025%202014%2013:00:09%20GMT-0400%20%28Eastern%20Daylight%20Time%29

月間
?v=Wed%20Jun%2025%202014%2013:02:20%20GMT-0400%20%28Eastern%20Daylight%20Time%29

年間
?v=Wed%20Jun%2025%202014%2013:02:48%20GMT-0400%20%28Eastern%20Daylight%20Time%29


最新スペクトル
?



Date: 2014/06/25 09:06(35)  ---  Name: nkom


去年(2013年に)生産されたメープルシロップから、セシウム137がまた検出されてます。
それ自体は、まあ、悲しい事ながら驚きもしないのですが、二種類測って一つは2.53Bq/kgで、
もう一つは検出されなかったようですので、やはり、ロットや生産者によって、汚染の程度には
差があるものと思われます。(検出限界が0.8Bq/kgでGEで測定)
http://www.greencoop.or.jp/genpatsu/img/kensadata/kensa140624.pdf

また、この場合は、「オーガニック」とついている方が検出限界以下だったわけですが、
ブルーベリーソースの場合は、「オーガニック」と称している製品から検出されていますし、
カナダにおけるセシウム137の汚染と「オーガニック」認定を受けた製品かどうかは、
あんまり関係が無いでしょう。

もう一つのブルーベリー製品からも検出されているので、カナダ(そしてアメリカの)メープルシロップと、
そしてブルーベリー製品は、「汚染されている可能性がある食品」のリストに含めていた方が良いと思います。

今のところ、Cs134が検出されていないのが、ある意味では「救い」かもしれませんが、
本当は、同じ森の砂糖小屋のメープルシロップを毎年測定して、汚染の推移を観察したほうが
良いのだろうと思います。
(Cs137が微量でも、少しづつ減少していて、上乗せされていないのを確認する為)

ただ、カナダの国内、というか、メープルシロップの産地のケベック州などでも、
セシウム汚染についての関心は低く、日本などで測っている以外は、私の素人測定くらいですので、
あまり期待できない状況です。


Date: 2014/06/25 07:36(22)  ---  Name: nkom


少し気になった線量変化:
6月24日、赤い線の天童市役所の朝7時からお昼くらいの変動が、雨にしては少しギザギザな気がします。

http://ma-04x.net/image_png/_png_log/

データをダウンロードして調べて見ましたが、感雨はありませんでした。
http://radioactivity.nsr.go.jp/map/ja/download.html


前日も同じ時間帯に同じ様なギザギザ。(ちょっとみにくいですが、緑の線)



25日も同じギザギザが出ています。この日は、その後で雨も降ったようですが。



まあ、たいした変化ではありませんし、「どうでも良い」事かもしれませんが、
普通の、自然な線量の変動とは思えません。
もしかしたら、X線検診でもしている可能性もありますが、「午前中だけ」ですし。



また、ついでに米沢市の森林体験交流センターのデータをダウンロードして調べて見ると、
「感雨」情報が去年の春から欠けたままでした。

詳しく調べると、モニタリング情報には、まだ、色々な問題がある様な気がします。



Date: 2014/06/25 05:53(42)  ---  Name: nkom


3センチくらいだと、多分車のガラスが割れたりはしないと思いますが、当たれば痛い!

https://twitter.com/curemo_yashi_/status/481457366160773120/photo/1



Date: 2014/06/25 04:51(57)  ---  Name: nkom


雪や雨もそうですが、雹は大気中の粉塵の宝庫。

https://twitter.com/curemo_yashi_/status/481458538867204096



Date: 2014/06/25 04:50(27)  ---  Name: nkom


雹が50cmもつもるなんて・・・

https://twitter.com/curemo_yashi_/status/481491087719010304



Date: 2014/06/24 06:38(46)  ---  Name: nkom


関東では雹が沢山降った地域があったようですが、ただの雨と違い、
雹の場合は、ものの表面を「叩く」ので、付着している放射性物質も
叩き落す効果が強いかもしれません。
そうだとすると、(大量の)雹の溶けた水には、そういった粒子が含まれていて、
汚染が移動したかもしれません。

なので、普段と違う天候のあった場合は、汚染の移動や再付着のことを踏まえて
考えた方が良いのでしょう。(日常の行動でも、他のことでも)



Date: 2014/06/22 08:00(25)  ---  Name: nkom


川崎の浮島や千鳥の異常な線量変動の問題や、各地のモニタリングポストの異常などにしてもそうですが、
「雨だから」「非破壊検査」「駐車場」「温度補正の不備や異常」「朝のラドンの滞留」といった現象は、
スペクトル解析で、分かるものもあるし、「駐車による遮蔽や汚染車両による増加」のようなものは、
設置場所を真面目に選んだり変更すればよいでしょうし、それぞれ解決する方法はあると思うので、
自治体、メーカー、規制委員会、「安全安心派や危険派の団体」などなどに働きかけて、
全国的に生スペクトルや成分解析の結果を発表するように求めたりしていかないと、
MPの質も、運営管理の質も、だんだんと下がって行ってしまうのではないかと思います。

まあ、下がって行くのは、「線量情報」の発信側の質だけでなく、受信側の質もそうなのかも。
浮島の線量異常に関する「Disりまとめ」をみても、ほとんど「雨」ばかり言ってますし・・・
http://togetter.com/li/682922

そういう私も、スペクトルが見えないと不安なので、単純な線量情報は最近まであまり注意してませんでしたので、
他の方のことをとやかく言えた身分ではありません。


ともかく、幾つかの事例を少し掘り下げて見ても、やっぱりスペクトルが見えた方が絶対に良いと思うわけですが、
* 何も分からないよりは、線量計を持って、どこか一箇所で測った情報だけでも有用
* その地点で連続的に測った情報は、もっと役に立つ(定点モニタリング)
* 幾つかの地点で、同時期に測った情報も、役に立つ(サーベイ)
* 多数のMPを設置したり、頻繁なサーベイを行うと、より立体的な情報になる
* モニタリングやサーベイで、スペクトルを取り、スペクトル成分の解析をおこなったりすると、更に良い。
* 感雨や降水、気温や湿度、風向風速、周囲の画像などがあると最高
* ベータ線や土壌や他の検体のデータと組み合わせると、もっとわかりやすい
と、思うのです。

これは、過去の現象を調べる場合にもそうですし、現状を把握したり、今後を予想したり、
異常な現象を感知したりするのに同じだと思うので、復興予算や市民の予算がまだ残っている
今のうちに、整備しておいた方が良いように思いました。



Date: 2014/06/21 04:14(38)  ---  Name: nkom


従来型のスペクトルも取っているモニタリングポストの場合、生データと一緒に
こういう3Dグラフとかもあると、大変よろしいかと思います。


例えば、浮島のモニタリングポストでも、こういうものがあれば、あ、X線を使った非破壊検査ですね、とか、
イリジウムを使った非破壊検査ですね、とか、スペクトルを見てわかる場合もあるでしょうし。

いずれにせよ、生データなどの「判断材料」もなしに、「雨でラドン」とか「非破壊検査」などの
一言を思考停止用語にして満足してしまうと、色々な間違いの元になるような気がします。


川崎市の浮島MPの線量が繰り返し異常に上昇したりする件は、最近の動きを追加しました。
http://pico.dreamhosters.com/KawasakiKanagawaCase201406.html



Date: 2014/06/20 06:39(20)  ---  Name: nkom


まとも(な筈の)モニタリングポストのデータから、自然なものや人為的な線量変化のパターンを
判別できるようになりたい、という目的の私としては、「設置場所や測定機自体の問題」が
こんなに出てくると気が滅入ります。

単純に「モニタリングポストの数値が手持ちの機械より低い」などの話であれば、
MPの数値に3割とか上乗せして「安全率」を見れば良いですし、
たとえそれが「意図的なもの」であったか「単位や補正などの問題」なり
他の要因であっても「相対的な変動」から読み取ることは出来ます。

しかし、作業用車両の基地になっていて車両で遮蔽されたり、稀には車両か積荷の汚染で
線量が上がったり、周辺の遮蔽物の様子がしばしば変わったり、除染がガンガン行われていると、
「何を測っているか」分かりませんし、「本来の目的」には著しく不適当だと思います。

それに加えて、測定機自体の信頼性についても、(一部修正済みの様ですが)問題があるらしいので、
データを見る場合にも、その地点の測定機の種類やメーカーや、過去のデータの様子まで、
全部調べないと、安心してそのデータに基づく推測を行えない状況だと思います。



セイフキャストも、2012年に、かなり文句を言ってます。
http://blog.safecast.org/ja/2012/12/information-misinformation-disinformation-or-these-arent-the-droids-youre-looking-for-part-2/

+−10%とか20%の精度だから、ヒゲが出てもいいじゃないか、とか、
朝晩の変動があっても許容限度内というのは、まあ、その通りかもしれませんが、
せっかく作って設置してデータも公表するのだから、もう少し頑張って欲しいと思います。





Date: 2014/06/20 04:29(07)  ---  Name: nkom


うーん、高線量地域のモニタリングポストは、調べるとどんどん不可思議な現象が出てくる・・・

これは、一体、何なのでしょう?


その後、ヘアカットされて、まばらになってましたが。


現在では、この奇妙なヒゲも全部なくなって、さっぱりとツルっとして「普通のグラフ」に
なってますが、設置当初から、こんなスキャンダラスなデータを流している、というのは、
作った会社やお金を払った役所は納入時の検査をしていないのでしょうか?


町区集落センター
平成24年12月6日 機器調整工事を実施済。
http://radioactivity.nsr.go.jp/html/07B/07545_postInfo.html

規制委員会も、こんなデータを認めてしまって良いのでしょうか?



Date: 2014/06/19 09:18(07)  ---  Name: nkom


町役場は、モニタリングポストが駐車による遮蔽やら、原因がまだ特定されてない
変動があっても、何にもしないらしい。
https://twitter.com/Nzaki0716_sub/status/479593706907914240

この方が色々考察したり、今後も調査をしてくださるようです。
https://twitter.com/Nzaki0716_sub/status/479597641274109952
https://twitter.com/Nzaki0716_sub/status/479594749737709570

日差しも強ければ、線量もそこそこあるようですし・・・
https://twitter.com/Nzaki0716_sub/status/479602466430791682


気温とかなり連動しているらしい、というのはその様ですが、
気温(や日照など)が実際の放射線量を高める効果があるのか、
あるいは、機器を狂わせているのか、両方なのか、他の原因なのか、
丸森などの他の高線量地域にも見られるパターンなので、興味深いです。

で、現場の様子を見ると、隣に(白鳥が来る?)池があり、MPの直ぐ後ろは
草が生えていて、木もあるけど、それ以外は駐車場。
MPの後ろの木の背後には道路がある。
駐車場の周囲の木々の後ろも道路。
駐車場の中に集会所があり、その両横に仮説トイレが設置してあり、
付近の作業員の基地になっている。







規制委員会の測定機情報は、2012年11月28日の調整のみ
http://radioactivity.nsr.go.jp/html/07B/07542_postInfo.html
上繁岡地区集会所
平成24年11月28日 機器調整工事を実施済。


エクセルでで、色々な期間の変化を見ていて思ったのは、「除染」とか、MP近辺の変化が
季節や天候による変化と混ざっていて、色々分かりにくくなっているのではないか、という点です。

例えば、線量がガクッと下がって、駐車かな?と思うと、そのままになる場合もあって、
それは、恐らく周辺の除染が進んだ為だったり、MPの横に仮設トイレを置いた為だったり、
そういった変化が、このMPの変動を余計読み取りにくくしている様に思います。

たとえば、2013年の8月28日から29日にかけて、線量の変動があまり無く、
29日のあとで、一段低くなったのは、それ以前のデータを見ると、
「駐車」で減ったのではなく、除染か遮蔽物の増加のせいだと思います。


車両による影響が(ほぼ?)無いと思われる場合の変化。


汚染物質を積んでいるか、車両自体が汚染している車が駐車していた場合の例。


このMPは、あまりにも作業用車両の影響が多過ぎて、分かりづらいので、
一旦、他のMPを見て考えることにします。




Date: 2014/06/18 23:35(03)  ---  Name: nkom


楢葉町 上繁岡地区集会所の異常な線量の動きを以前から指摘していた方もいらっしゃるようです。
https://twitter.com/shinchann2008/status/478207106495954944


壊れた原発から出てくるものは十分警戒した方が良いと思いますが、このモニタリングポストに関しては、
駐車場に設置したので、あんまり使い物にならず、東電の原発での作業の指標にはならない様に思います。


でも、この方がおっしゃるように、パターンには少し違いがあるので、そういうのを見ると原因を特定する
手がかりになるんじゃないかと思っています。



お昼の小山が続いて、雨で地面が濡れ、その水分の遮蔽効果で線量が下がったと思われる例。
土壌を計測すると、乾いた土の方が全体の計数率もスペクトルも高くなるそうですから、
それと同じで、土の表層の湿り気で線量に差が出るのだと思っています。



これは、お昼とその前後の休憩などで車両が来たのでしょう。
簡易トイレが横にあったので、それも車両がよく来る原因になっているかも。


また、天気が良さそうで、気温も高そうな日は、モニタリングポストの直ぐ横に
車を止める割合が少ないように思います。きっと、6月17日の様に少し離れた木陰に止めているのでしょう。
寒い日や、雨の日は、出来るだけトイレとかの近くに止めたくて、MPの横に駐車するのかも。


これは、雪が降って減少し、溶けて徐々に増加。また少し降って、その後で溶けた、という感じ。



2013年の8月28日から29日にかけては、どんな気象条件で、駐車場がどうなっていたのか
興味深いです。どうしてこの日だけ、線量が上がったままになっていたのか?
その後の日は、徐々に気温が下がって、(土壌の乾燥度も下がって)線量が少し低下したのだろうと思います。
ちなみに、私のデータでは、8月30日以外、毎日感雨がありますし、日照時間が長くなかったのかも。
こういう天候でお昼の小山が小さいのを見ると、「気温、または日照」に関連した現象という気がします。



夜間駐車と思えるパターン


同じく夜間駐車で、車種か止める位置が違うと、こうなりそう。





この方が保存した線量のパターンは、全部見たかと思いますが、
やっぱり、駐車場にMPを作ってはいけないと思いました。



Date: 2014/06/18 22:47(16)  ---  Name: nkom


楢葉村の上繁岡地区集会所の線量は、見れば見るほど変なので、規制委員会にあるデータを
全部ダウンロードして、適当にエクセルに読み込み、チャートにして、ついでに、日間、週間、月間、
90日、180日、1年のデータを見たり、前後の区間に移動できるマクロのボタンを付けました。
感雨情報も出るようにしました。
ただし、データの欠損部分の検出や処理は全くしていないので、単に個人的な興味で
線量の推移を見る以上の用途には、向いていません。
http://pico.dreamhosters.com/img/Misc/KamiShigeoka-all-2014-06-17.xlsm

で、2012年の3月末から現在までのデータを全部出すとこうです。


最初は、1.4マイクロシーベルト(くらい)の線量だったのが、なんか時に急に下がったりして
現在の線量になっているようです。駐車場の除染でもしたのでしょうか。

すぐに目に付くことが幾つかありますが、まず、ギザギザの上下の幅が、今と昔では極端に異なります。
そういう点などが、この地点の特異な線量の変化について推測する手がかりになるのではないかと
思いました。

全体的には、なんか、ヨウ素やセシウム134の半減期が効いてきて減っている、というカーブとは、
なんか違うみたいな気がしました。


2013年の一年のデータだとこうです。
ちょうど、ゴールデンウィークの一部と、そして盆休みのところが、
線量が高い方に張り付いていることから、その間、
駐車する車両が無いことから、「本来の線量」を示していたのだろうと思います。
つまり、それ以外の期間は、モニタリングポストの直ぐ近くに遮蔽効果の高い車両を
止めることが日常的に行われていたものと思われます。


こういうのを見ると、駐車場にモニタリングポストを作ると情報があてにならなくなるし、
「原発で何かが起こっているのではないか?」と不安になる人も出てくるし、
もっと良い場所を選ばないと駄目じゃないのかと思います。

これは、栃木の那須町役場のカクカクした線になるMPにも言えますが。


これは、2014年の1月の前半です。
お正月は、車両による遮蔽もなく、「自然な上下の変動」をしていたのではないかと思います。
ただし、冬なので、もしかしたら凍っていたり、積雪もあったりして、春から秋のパターンとは
違う可能性があります。
で、1月の6日に、ようやくお昼の車両が仕事始めでやってきます。
ところが、1月の14日から、日中、夕方まで車両が止められるようになります。
また、車両が駐車してあっても、お昼の小山が出来る、ということは、
車による遮蔽効果では打ち消されないようなことが、その原因だと言って良いのでしょう。


再度、2013年に戻って見ると、3月26日のあたりでは、夕方から朝までMPの近くに
車が止められていて、休みの日はそこに置きっぱなしであったのだろうと思われます。
そして、お昼時にも車で来て、お昼を食べたり、その前後の休憩時間にも、車を止めて
用を足したりしていた様に見えます。



なんと言うか、このモニタリングポストについては、放射線を測っているのではなくて、
近所の除染か何かの作業員の動向をモニターしていると考えた方が良いでしょう。
放射線はオマケ。たまたま車両が居なかったら、もしかしたら線量が分かる、という感じ。

で、やっぱり問題は、昼間の小山などがなんなのか?
最近のパターンの午後5時から6時の急激な減少と、夜中付近のまでの少しの増加と
その後の減少が、どのようにして起こっているのか?というのが、まだ謎です。

日照説、温度説が出ていて、それで良いのかもしれませんが、まだ個人的には、
納得していません。

その理由の一つは、小山の出方が、あまりにもコンスタントで、天候や季節の左右される割り合いが
小さ過ぎる様に思えるからです。

だとしたら、もしかしたら車両の駐車による遮蔽効果以外の、お昼時に起きる人工的で
規則的な事柄に左右されている、という可能性もあるかもしれませんし、
もうちょっとあれこれと考えて見るつもりです。


Date: 2014/06/18 18:53(59)  ---  Name: nkom


この線量グラフの一番上の黒い線のお昼ごろの四角い下がり方を見て、あ、お昼で車が来たのだろう、
と思ってましたが、たまたま現地で実況中継をしている方が居て、
ちょうどその時MPの近くにトラックが止まって線量が下がり、トラックが居なくなったら
線量が上がったのを確認なされていました。


http://twilog.org/Nzaki0716_sub
http://togetter.com/li/681356

トラックが止まっていた時の状態。
p.twpl.jp/show/large/qgNPS


別の方がプロットして下さった、温度と線量のグラフ
https://twitter.com/jsdfq43wtr/status/478812680765992960/photo/1


モニタリングポストの機械は、温度補償くらいしてあるのだろうと思って、
温度変化のことは考えなかったのですが、大間違いだったらしい・・・
http://togetter.com/li/410288


で、ついでに、このMPの月間と週間のデータを見ていたら、宮城の丸森と同様に、
「朝にかけて線量が下がる」という高線量地域のパターンと時間的にはまあまあ一致しているものの、
カマボコ型にならずに、のこぎり型になるパターンだったので、どうしてそうなるのか
疑問に思っていたのですが、カマボコ型もノコギリ型も、もしかしたら単に
温度変化のせいでした、というオチなのかも。


また、疑問が増えてしまった。


単純な「温度変化だけ」だと、午後18時ころに急激に線量が下がった後、一旦じわじわ上昇し、
再度夜中の零時近辺で減少するのが不思議ですので、「他の要因」もあるのでしょう。

昼とか、朝の8時に一時的に減少するのは、車かトラックがモニタリングポストの近くに止まった為とみて
良いのでしょうし、どんな車両が、どれくらいの位置に止まったかで、線量の減少の度合いが決まるのでしょう。

午後の18時ころの減少は、除染関連とかの車両が、作業を追えて一時集結するから、とか、
そういう理由の可能性もあるかもしれない。
で、日によっては、朝の7時くらいまで駐車している。
車両が出発した後の線量の増加が、車両が到着した時の減少よりも緩やかなのは、
車があったことにより、(その後車がどいても)地面からの放射線が遮蔽されるような状態に
なっていた為か?

とにかく、これくらいの高線量地域だと、ラドン関連の影響は考えなくても良いような気がする。
そうすると、「遮蔽効果」と、「温度や日照」で線量計が馬鹿になる可能性を考えれば良さそうですが
現在、2012年のデータを落としてきて色々検討中。


上記のグラフを作ったエクセルファイル。
http://pico.dreamhosters.com/img/Misc/KamiShigeoka-2014-06-17.xls

規制委員会のページで好きな日時のデータをダウンロードして、エクセルとかで見やすい様にグラフが作れます。
http://radioactivity.nsr.go.jp/map/ja/download.html




Date: 2014/06/18 06:42(21)  ---  Name: nkom


Pow2p様のページにこういうものがあるのを知りませんでした。
(普段、Javascriptは切ってあるし、googleapiもgstaticもたまにしか許可しないので・・・)

スペクトル表示
http://pow2p.web.fc2.com/gmaps/on-rails2/spectrum.html

サーベイマップ
http://pow2p.web.fc2.com/gmaps/on-rails2/index.html

路線表示と、線量グラフ表示
http://pow2p.web.fc2.com/gmaps/on-rails2/lines.html

"On rails"などのフレームワークは、重たくなりがちで、下手にアクセスでも増えようものなら
サーバーに負荷がかかりそうな気がして怖いので、私は使ってません。
でも、こういうとても綺麗に良く出来たものが作りやすかったり、極力キャッシュして、
静的なコンテンツとして配信できるのなら、良いことなのかもしれません。




Date: 2014/06/18 05:43(17)  ---  Name: nkom


線量の変化や、スペクトル測定をする際に関係してくる場合がある環境放射線(背景放射線)について考える場合、
気象の基礎知識や体験があると、分かりやすいと思います。

これは、線量やBG(背景)スペクトルの変化だけでなく、微粒子の動きにも関わってきますし、
万が一どこかの原発や工場で事故が起きたり、山火事などが起きた場合にも役に立ちます。

で、私が知っているのは、主に小学生とか中学生レベルのことと、後は、色々な土地での経験で実感した事で、
計算とかしなくても感覚的に分かることばかりです。
おそらく、多くの人が、こういうことは既に十二分にご存知かと思いますが、念のため。


少し検索したら、分かりやすいサイトが幾つかありました。
GIFアニメや図だけ見れば、日常の気象現象の仕組みが分かりやすくなるかも。

大気中の水の変化
http://www.hello-school.net/harorika018.htm

大気と大気の動き
http://www.hello-school.net/harorika019.htm

前線と天気
http://www.hello-school.net/harorika020.htm

日本の天気
http://www.hello-school.net/harorika021.htm

これは、別のサイト:

霧の種類
http://contest.japias.jp/tqj2004/70482/kirisyu.htm

逆転層
http://www.eonet.ne.jp/~aijiro/giyakuten.html

放射冷却
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E5%86%B7%E5%8D%B4



Date: 2014/06/18 04:16(13)  ---  Name: nkom


あ、こういうサイトが在るのを知りませんでした。
http://isinokai.churaumi.me/

まあ、健康被害などについてIAEAなどの言うことが全部信用できないのは、簡単に分かることだと思います。

たとえば、日本の政治や経済に「パチンコ」という違法ギャンブルが食いこんでいて、
「パチンコ」の健康被害があったとします。
この場合、「パチンコ業界」や、それに密接に関連する団体が、その健康被害について
正確な情報を出したり、政府やマスコミに出させたりするでしょうか?

もちろん、原子力産業は、表向きは「パチンコ」同様に「違法」でも「ギャンブル」でもありませんが、
その発達の歴史から「軍需産業」や「軍事秘密」と絡み合っており、その隠蔽体質は
昔から数々の事例で明らかでありますし、内部で真面目に努力されている方も沢山いらっしゃるとは
思いますが、簡単に一朝一夕で明朗会計に生まれ変われる様なものではないでしょう。

そもそも、原発の運転自体が「確率的ロシアンルーレット」という酷いバクチで、
しかもその確率の数字までいじられているイカサマ賭博の疑いがありますし、
倫理規定も何のそので政治にもマスコミにもシャブりついておりますので、
「パチンコ業界」や「宗教業界」などなどと同じくマフィア化、暴力団化したり
少なくとも日本の場合は、実際にその筋の業界と混ざり合って
日常の原発作業が成り立っているのですから、その「建て前」で言っていることを
「全部真に受ける方がどうかしている」と言っても良いでしょう。

そうは言っても、このまま、さらに暴力団化が進んでも、多くの人の為にはならないと思いますので、
たとえば福井県や静岡県の様に、モニタリングのデータを少しでも分かりやすい形で出したり、
頑張ってくれている部分には、きちんと褒めたり感謝して、もっと努力して頂き、
持っているデータをどんどん出したり、明朗会計の安心できるまっとうな業界になって欲しいと思います。



Date: 2014/06/18 03:25(17)  ---  Name: nkom


スペクトルモニタリングのデータを(ほぼ)リアルタイムで表示しているサイトは少ないし、
カナダでは、そもそも普通の人が見られる線量情報すらほとんどないのはどうかと思うので、
うちの環境放射線(背景放射線)のスペクトルのデータを公開するページを作りました。
http://pico.dreamhosters.com/BackgroundRadiationOfMyHome.html

申し訳ありませんが、緯度経度の位置は公開していません。
セントローレンス河に近い崖の上で、「川風」が吹いたりしますし、霧が出る場合でも
霧の上になっていることが多いので、ラドンによる影響も少ないのかもしれません。

データの取り方と、表示方法の異なる2種類のスペクトルがあります。






Date: 2014/06/17 15:46(27)  ---  Name: nkom


カリウム40、ウラン系、トリウム系、そして、それらの合計を示すこの様な地図の
日本版や世界版があると、色々なことの参考になるのですが。
http://pubs.usgs.gov/of/2005/1413/maps.htm


ギリシャにもありました。これは、Ra−226(ラジウム)です。
http://arcas.nuclear.ntua.gr/apache2-default/radmaps/ra.html

セシウムや色々な核種もあります。
http://arcas.nuclear.ntua.gr/apache2-default/radmaps/page1.html


これは、空中のラドン濃度のおおよその予想図らしいのですが、これを見ると、確かに
大陸はまっ赤で、そういう空気が上空にあると、ラドンの子孫のウラン系(Bi214,Pb214)が
沢山含まれていてもおかしくないのだろうな、などと思えます。
ただ、これがどれだけ信頼できるのか、元の文書などが分からないし、なんとも言えません。



自然のラドンに加え、中国の核実験由来のセシウムやら他のものも少量とはいえ混じっているようですし、
中国で使われている石炭には、ウラン系が沢山含まれていて、煤煙に出てくる、という話もありますし、
もしかしたら、アメリカなどが沢山ばら撒いた劣化ウラン(U238)も、徐々に崩壊してラジウム226に
なって、(今のところ微量かもしれないですが)ラドンの発生に加担していたりするのかもしれないですし、
「自然由来」とされる分についても、色々な可能性を一応考えています。

劣化ウラン(の粉塵?)がどのように舞うのかを予想した図
?w=700
http://eyreinternational.wordpress.com/2012/09/18/threat-by-the-new-world-order-military-nato-on-iran/


で、原発事故に由来するものには、既に出てしまったものの再飛散や、
建屋などの工事の際に再び飛び散る分や、今でも漏れ出ている分や
海に出たものが蒸発した海水や塩分と一緒に飛ぶ分などがあり、
その一部は降下物として検出されているのだと思いますし、
そういうものが万が一素人モニタリングのスペクトルで
「はっきりと見えてしまう」場合は、一大事だと思います。
(線量の変化にすると、10%や20%の増加で、それだけでは何が原因なのか、
自然のものか異常なのか分からない場合でも、スペクトルを見ていれば
明らかに異常なのが分かることもあると思います。)


福島第一の事故でも、3月12日の朝4時くらいから、一部のモニタリングポストの
スペクトルは、自然由来のものとは違う現象が明らかに見られましたし、
早期警戒と日ごろの安心という点でも、「スペクトルがわからないモニタリング」で、
安心なんかできないと私は思うのですが、行政も住民も、ほとんどみんな、
「もうそんなことが起きることはない」という感じで、
事故前の「安心安全神話」状態に戻ってしまったのか、
それを通り越して「たとえ爆発してもそのまま住んでいて問題はありません」
という状態にまでなってしまったのか、とっても不思議です。

もちろん、それは日本だけの話ではなくて、海外の「危険派」の人達も、
自国のモニタリング体制が非常に遅れていたり、ほぼ皆無だったりすることや、
スペクトルを見ないと、線量だけでは勘違いしたり、勘違いさせられたりしやすいことを
わかっていらっしゃる方は大変少ない様です。

そういう私も、子供の頃は放射能を結構気にしていましたが、大人になってからは、
すっかり忘れていましたし、核実験やチェルノブイリの事故の後、沢山放射性物質を
食べさせられていたのも今回の事故でようやく認識しましたし、原発がロシアンルーレットと
同じでほぼ「確実に事故を起こす」ことも、今までよく理解していませんでした。

自動車や飛行機が、設計ミスや部品の故障や人間のミスなどで、必ず事故るのと同様、
どんなに頑張っても原発の事故は起きるでしょうし、実際に日本だけでも何度も
起きていましたし、地震、津波に火山と隠蔽などを加味したら、遅かれ早かれ
「大惨事が起きるのは当たり前」だと思います。

原発の場合、事故が起きた場合の影響が大き過ぎて長過ぎるだけでなく、
船や飛行機の乗組員の様な「自分たちが命を預かる人々への責任感」も、
電力会社の多くの幹部に欠けているのはもちろん、
現場においてさえ、どれだけ徹底していたのか、ちょっと疑問があります。

そういう中で、日本の原発が再稼動したり、世界中の原発が増えれば、
どういうことになるのかは、明らかだと思いますし、余程のことがないと
残念ながらその方向へ行く様に思います。



Date: 2014/06/17 08:26(25)  ---  Name: nkom


雨や雪が降ると線量が上がる、いや下がる、という疑問や議論が一部であるようですが、
私は、今のところこんな風に思っています。

低線量地域の場合
* 上空の気団にラドンやその子孫が多い場合、雨の降り始めなどに線量が上がることが多い。
* 場合によっては、雨が降っている間、さらに上昇したり、上下の変動が続くが、降り始めにだけ上昇し、その後は元に戻ることもあるみたい。
* 前のラドンとその子孫による上昇は一時的で、後で、元に戻る。
* 雨の後、地面が濡れると、土壌からのラドンの放出が減って、線量が雨の前よりも下がることがある。
* 地面が乾けば、徐々に増加する。
* もちろん、降水の際の上昇は、ラドンとその子孫によるだけとは限らないですが、よほど極端なものでない限り、線量の変動だけでそれが「自然な現象」なのかどうか判断するのは難しい。
* なので、スペクトルも発表するようにして貰ったり、他のデータもリアルタイムで出して貰うと良い。(福井県や静岡のデータはそういう判断に役立ちます)

高線量地域の場合
* 雨が降ると、地表や地中、そして線量計の周囲のものが濡れて、その水分の遮蔽効果で線量が下がることがある。
* 低線量地域同様、ラドンとその子孫による、線量の増加も少しは見える場合もあるが、汚染が強い場所だとほとんど見えない場合もある。
* 雨による遮蔽効果で線量が下がった場合、乾けば徐々に線量が元に戻る。
* 低線量地域での土壌の乾燥によるラドンとその子孫の増加と、高線量地域での乾燥による線量の復帰は似たような勾配で起こるので、雨による遮蔽効果は、土壌の水分によるものが多いように思える。

詳しくは、ここに色々とまとめてあるとおりです。
http://pico.dreamhosters.com/ReadingGammaRadiationDoseRate.html



Date: 2014/06/17 08:13(58)  ---  Name: nkom


少し前の「北海道移住ブログ」から


降下物
http://kurahasi.ldblog.jp/archives/51883880.html

東京の降下物が多いのは、人や物や車などなどが集中していたり、ゴミの量とかも多いからかも。


美味しんぼの鼻血問題について
http://kurahasi.ldblog.jp/archives/51884055.html
http://kurahasi.ldblog.jp/archives/51884415.html

そばもん
http://kurahasi.ldblog.jp/archives/51885719.html


ここ最近の偽装アレコレ
http://kurahasi.ldblog.jp/archives/51882157.html



Date: 2014/06/16 05:52(47)  ---  Name: nkom


那須町のモニタリングポストは、グーグルアースとか見ても良く見えませんが、
とにかく駐車場にあるので、役場が始まる朝8時に車がその両脇や周辺に駐車して、
それで遮蔽されて線量が下がっているのではないかと思いました。

朝は、皆さんほぼ一斉に駐車して線量が一挙に下がり、午後は帰宅時間がばらけて
線量も徐々に上がる、という感じ?






線量の変動では、どちらかと言うと、何らかの理由で線量が上昇する方の原因を
私は考えがちなのですが、(特に線量の高めのところでは)遮蔽による
「線量の減少の理由」も、もっと考えた方が良いのでしょう。



Date: 2014/06/16 05:24(06)  ---  Name: nkom


那須の那須町役場の変動は、自然なものにしては規則的過ぎると思います。


http://new.atmc.jp/prefs.cgi?pref=09&mode=

せっかくモニタリングポストを設置し、しかも汚染が酷い地域で、
それが「本来の働き」をしていないのだとしたら、問題でしょう。

グーグルの写真で見ると、役場の北側の駐車場の中にあるらしいですが、
それ以上のことはわかりません。
残念ながら、ストリートビューが走り回っていない地域なので、
グーグルにまだスパイされてないのは良いですが、現地の様子は分かりませんでした。

週末は、この様な変動がない(昼間に下がらない)ので、
役場の業務と関連があるのかも。

平日の、朝8時付近に変化が起きているので、その2,30分前から
モニタリングポストの周囲でなにが起こっているのかが分かれば、
原因も判明するでしょうし、モニタリングポストを運営している機関に
連絡して、状況を改善して貰うことも出来るのではないかと思います。

======

もう一つ思ったのは、福島に新設されているモニタリングポストの質です。


ギザギザでぐちゃぐちゃなのが、新しいもので、滑らかなのが従来の仕様のものと
思われますが、従来の2インチNaIを使ったモデルに比べ、細かな変動が
よく分からなくて、無いよりはマシかもしれませんが、使いづらいデータになります。

こういうものを増やしても「安心」に繋がるのか、かなり疑問に思います。

もちろん、(私も持っていますが)DoseRaeの様に、ショックや静電気とかに
とても敏感で、結晶もとても小さい感度不足の測定機をモニタリングポストに
使おうなんて、どうかしていると思いますが、現在増設されているものも、
お役所の要求を満たしているのかもしれませんが、「商売」だけ考えて、
データの有効性とか、利用者の信頼や安心とかは考えてないのかも。

それでも、公開されているモニタリングポストすらないカナダの様な
放射能情報後進国よりはマシかもしれませんが、こういうMPを沢山作るより、
信頼性のある、スペクトルや他の情報もリアルタイムで見られるMPを
作った方が、状況の把握に遥かに役に立って、お役所が熱望する
「安心」に繋がると思います。


Date: 2014/06/15 11:17(47)  ---  Name: nkom


静岡のモニタリングポストは、K40,ウラン系、トリウム系などの変化をそれぞれ表示するので分かりやすい。
スペクトルの生データがあると、似たようなことは出来ないでもないですが、この様に解析済みだと助かります。
雨降りだと、ウラン系が増加するのが見えます。
http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/st/sp07.html

線量と降水の普通のチャートはこれ。
ただ、普通のグラフのページから、成分チャートのページへのリンクが無い様な気がする。
07.html という、リンクの最後のところに、半角で sp を付けるだけですので、簡単ですが。
http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/st/07.html


ここで、風向とかも分かるし、福井県の独自の表示と並んで、とても参考になります。
http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/index.html
http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/index_upz.html

全国で、福井や静岡みたいな表示をしてくれると良いのですが。
最低でも、降水情報を付ければ、アメダスやレーダーで照合する手間が省けます。




東京都のこの文書は、非破壊検査のことも、医療用核物質のことなども書いてあるし、
スペクトルもあって、とても参考になります。東京では、テルル132の山は、(この記録では)目立たなかったようです。
http://www.tokyo-eiken.go.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpo64/konishi.pdf


三鷹の天文台での、2011年7月から2012年10月までのスペクトルムービー。
これをみると、メーカーもののNaIの測定機でも、ズレたり、直線性もゆがんだりしています。
http://www.cfca.nao.ac.jp/~radmon/
http://www.cfca.nao.ac.jp/~radmon/soil.html


メモ:


集団検診の時のX線撮影でNaI検出機などにどういう変化があるか、という文書。3Dスペクトルあり。この場合は、64KeVのピークがあったけど、エネルギーが低いため、合計の計数率では見えても、「線量率」では見えなかったそうです。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/218/111/Characterization%20of%20X-ray,0.pdf


モニタリングポストも、ノイズで悩んだ例があるようです。原因はアマチュア無線? フェライトコアやシールドで解決。
http://jolisfukyu.tokai-sc.jaea.go.jp/fukyu/gihou/pdf3/n25-03.pdf





Date: 2014/06/15 06:38(09)  ---  Name: nkom


こういう文書を読むと、主なモニタリングポストでは、スペクトルも記録されていて、
それを調べれば色々わかる、というのが再確認できます。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f7235/p367352.html

つまり、関東などに到達したテルル132やヨウ素131とか、そういう核種の
おおよその定量とかも出来るわけですが、福島の原発周辺のモニタリングポストの
スペクトルデータが公開されている以外、他では(茨城とか)PDFでしか
スペクトルを出していなかったり、全く発表していないか、分かりにくい所に出していたり、
ある筈のデータが見えないと、何か隠したいことでもあるんじゃないかと思ってしまったりします。

日本の現在の放射線データの発表は、カナダとかに比べると1万倍くらいマシですが
(浮島周辺だけで、データが公開されて簡単に調べることができる測定地点が6箇所もある)
スペクトルも出せば、線量の変動のパターンから、一生懸命推測したりしなくても、
もっと信頼できる解釈ができて安心しやすい場合も多いと思います。


Date: 2014/06/15 05:56(52)  ---  Name: nkom


公式的には、浮島と千鳥の異常な動きは、非破壊検査のせいだと推測されているようです。
https://twitter.com/cavu311/status/207915734687432704
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/gosyoukai/1_5.html

そうだとすると、土曜日曜お構いなしで、夕方から深夜までやっていることになりますが、
「平日の日中に稼動している施設の検査」というのであれば、辻褄が合うかもしれません。
ここ一週間、雨の日でもなんでも、毎日の様にやっていたことになりますが、
東燃なのか東芝なのか、千鳥の方でもやっていたのか、など、気になります。





Date: 2014/06/14 09:42(59)  ---  Name: nkom


Pb−214の山が低くなりました。半分より少ないくらい。
鉛214の半減期は26分ちょっと。
先ほどのスペクトルから30分くらいの経過しているの大体あってる様に思えます。
もしそうだとすると、「雨でラドンがあああ」というのをうちで確認できた初めての例になります。
ただ、積分モードで30分の移動平均で表示しているので、山の高さの変化は、
リアルタイムの変化とは同じではなく、正確に知ろうとするなら、その辺も計算しないといけないかも。

全体の計数率も少し下がりましたが、1%にも満たない変化で、「カウント数だけ」見ていたら、
変化があったのかどうか、よく分からない程度。(うちの環境では、いつもそんな感じですが)

スペクトルの、低い方や高い方のパターンも若干変わったみたいに思えます。


線量の変動だけでも、結構色々読み取れるものだと思いますが、スペクトルがあると
情報量が増えるし、想像に頼る部分が減るので、個人的にはより安心できます。




やはり、短時間の変化を捉えるには、やたらと感度の高い測定機でもないなら、
移動平均でもってならしながら、こまめにデータを保存できる「積分モード」が良いみたいです。
今まで、30分、1時間の移動平均を試したりしてみましたが、チャンネルピッチも
もっと粗いものにしてみたりして、もっと細かいことが良く見えるようにならないか
試してみようと思いました。

「積分モード」は、V6.2やそれ以前では、特にBG差分表示などにバグがあったので、
現在作業中のものでは、その辺も分かっている問題点はほとんど全部潰し、
今は、積分モードで立ち上げた時に、最初の間だけBGのスペクトルが
正しく表示されないバグとかを修正中です。



Date: 2014/06/14 08:43(23)  ---  Name: nkom


こちらでは、先ほどまで雨が降っていて、今は上がったのですが、うちのBGモニタリングの
計数率が若干高めのままです。192cpsになるのは、珍しい方です。


フィルターをかけても、あんまりはっきりしたことは分かりませんが、低エネルギー領域で
主に増加していること、ビスマス214(Bi−214)は、どうだか分かりませんが、
鉛214(Pb−214)が増加しているように見えます。


30分の積分モードで走らせているテレミノMCAは、リニア表示でBG差分を見るとこんな感じ。
低い方を除くと、やっぱり、鉛214があるように思えます。




Date: 2014/06/14 08:27(18)  ---  Name: nkom


浮島の南端には、川崎市のゴミ焼却場と、埋め立ての拠点があるようです。
一応、東芝の原子力施設や付近の工場に加え、こういうものが浮島と千鳥の異常な測定値に
影響している可能性も考えた方が良いのかも。
http://gomi-map.crap.jp/c/741.html

セシウム灰の埋め立てもやってるらしいですが、これは2013年に始まったらしいので、
それ以前の現象の説明にはなりません。(それ以後の現象に影響していないという保証もありませんが)
https://twitter.com/nekoyasshiki/status/327975317111181314



Date: 2014/06/14 06:34(43)  ---  Name: nkom


昨日、ちょっと調べた限りでは、2012年にも浮島と千鳥での放射線量の奇妙な動きが
確認されました。



東芝の研究所に関連があるのか、周辺の工場(石油コンビナートや花王とか)が原因なのか、
他の原因なのかよく分かりませんが、この2箇所の測定地点でだけ起きていて、
繰り返し起きていて、夕方から夜に起きる場合がほとんどだったり、
雨などの気象条件とは関係なく起きたりするので、自然な現象とは考えにくいです。

この2点で、それぞれ異常が観測された時の正確な現地の風向きが分かると
浮島と千鳥モニタリングポストの風上の方向の交点のあたりに原因となる何かが
みつかるのかもしれませんが。


Date: 2014/06/14 06:24(55)  ---  Name: nkom


浮島や千鳥の奇妙な変動についてのつぶやき
https://twitter.com/bananapurin09/status/477755636508155904
https://twitter.com/SirBears/status/477799720136355840
https://twitter.com/SirBears/status/475210652143718400
https://twitter.com/mitsuki_ab/status/477601603214512129
https://twitter.com/2ch_NPP_info/status/477588194293063680
https://twitter.com/2ch_NPP_info/status/476558997990817793
https://twitter.com/bouchukan/status/477474485868589056
https://twitter.com/KAYSATOH/status/476747727611514880
https://twitter.com/macaron_moucho/status/477437525917569024
https://twitter.com/nekoojyo/status/476585045701185536
https://twitter.com/_mii/status/476288167989886976
https://twitter.com/ST0NES/status/476274701753262080
https://twitter.com/shark5150/status/475799066480107520
https://twitter.com/Paraivamarine18/status/472915521734598656
https://twitter.com/doodoromap/status/476688923423305728

以前の異常について
https://twitter.com/SOSdohadodo/status/454403046412275713
https://twitter.com/Dr_Poo777/status/433002670794604544
https://twitter.com/Paraivamarine18/status/432908791017783297
https://twitter.com/Paraivamarine18/status/429191110238285824
https://twitter.com/___neige/status/240629234689794048
https://twitter.com/kaitaKarlheinz/status/240431556924166144


これらの二つの測定地点で見られる放射線量の異常な動きについてのページは、 少し情報を追加して更新しました。
http://pico.dreamhosters.com/KawasakiKanagawaCase201406.html

放射線量の推移から色々な情報を読み取る為のページも少しづつ整備中
http://pico.dreamhosters.com/ReadingGammaRadiationDoseRate.html


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