Pico Tech - PicoBBS


Date: 2014/07/26 14:59(46)  ---  Name: nkom


線量データグラフのページをまたアップデートしました。

変更点は、インターネットエクスプローラーを使うと遅いので、
最初は、アメダスや気象台、そして、データを保存していないMPは、
非表示にして、見たい人だけボタンを押すと出たり消えたりするようにしました。

これで、福島近辺や、データリストのインデックスのページが大分軽くなりました。
前のままでも、FireFox系統のブラウザーだと問題無くまられていましたが、
念のためIEで試したら、「サイトが応答しません」みたいなウソ八百のメッセージを
出すので、びっくりしました。
自分の処理が遅くて固まっているだけで、しかも、サイトの方は全部データを
ちゃんと転送し終わってログにも書き込んでいるのに、WEBサイトに
責任を擦り付けるのは、酷いと思いました。

また、色々試していたら、とにかくインターネットエクスプローラーの
バグというか変な動きのせいで、かなり苦しみましたが、
問題のあった部分は、解決しました。

改造点としては、ユーザーにはほとんど関係が無いのですが、
グーグルマップに使うデータを、画面に出す(ことも出来る)リストから
読み込むようにして、データの無駄を省いたので、転送量などが
半分くらいに減りました。

同じページで、人が読んで確認したり、CTRL−Fで検索したいデータを
グーグルマップにも表示したいときなど、このやり方は結構使えそうです。

さらに、吹き出し出る画像をクリックすると、吹き出しのリンクを消して
スリム化し、同時に見られる吹き出しの数が増えるようにしました。



これは、どれか一つの吹き出しの画像をクリックすると、開いている吹き出しが
全部スリムになりますし、もう一度クリックすると、元に戻ります。

そして、マーカーをクリックして吹き出しを表示すると、マーカーのアイコンが星型に変わり、
このアイコンをドラッグすることで、吹き出しの位置を変更できるようになりました。
このとき、元の位置と、移動した先の星型アイコンの間には、赤線が引かれ、
どの位置のモニタリングポストの吹き出しなのかが分かり易くなっています。

また、通常吹き出しは、右上の小さなバツ印をクリックして閉じるほか無いのですが、
星型に変わったマーカーを再度クリックしても閉じられるようになりました。

さらに、沢山の吹き出しを表示していて、それらが重なり合っている時、
マウスが画像か文字の上に来ると、その吹き出しが一番上になり、
色々な地点の線量変化のパターンを調べるのが、格段に容易になりました。

加えて、データを保存し、グラフも作成済みのモニタリングポストは400地点以上。
気象観測点も200地点近くになっています。

この過程で各地のモニタリングポストの線量の推移を観察し、急激な上昇や下降を
する地点が幾つもあることが気になったので、その期間の一週間や3日間の
グラフを出して見たところ、モニタリングポストのメインテナンスが結構行われていて、
その際に校正しなおして線量表示が急変したのではないかと思っています。

これは、広島近辺や四万十など、2012年にじわじわと線量が増加していた地域で、
秋から冬にかけて急に線量が下がっているパターンが何箇所かあった為、
線量が増加した原因と、急に下がった原因の両方について不思議に思って
調べていて推測したものです。

急な変化は、上昇も、下降もメインテナンスなどと思われる例が多いですが、
2012年の増加の理由は、まだ、全然分かりません。
福島からは、少々遠いですし、伊方原発や桜島の噴火の影響など、
考えて見たのですが、しっくりとする理由は見つかっていません。

例えば、関東や福島などで、多少の増加や、減少傾向の足踏みが見られる場合、
原発から漏れ続けるものもそうですが、地元や近隣からの汚染の移動を
かなり疑っています。

しかし、西日本で、とても小さな線量の変化とは言え、目に見えるくらいの
変化があるとすると、かなりの規模の現象でないとならないと思うので、
地震の前や後のラドン増加とか、瓦礫の焼却を含め、可能性を
考えては見たのですが、まだ謎です。

2012年に線量の増加があった場所(そして、急に下がった場所)とその近辺の対比例。




Date: 2014/07/23 17:51(44)  ---  Name: nkom


線量データツールのマップが更に強化されました。

データもだいぶ追加して、モニタリングポストは350地点以上、
アメダスや気象台なども130件くらいになりました。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/datalist.html


こんな感じで、マーカーをクリックすると、そこから「データ」のリンクをクリックして
各測定地点のページに行かなくても、線量推移の全体像がサムネイルで見えます。


この変更は、今までに作った福島原発付近などのマップにも反映されています。
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDaiichiMapOfRadInfo.html
http://pico.dreamhosters.com/SendaiMapOfRadInfo.html

もちろん、細かい点は、こんな小さな画像では分かりませんが、どんな地域/距離などで、
どんな傾向があるか?などという比較をしたり、汚染があったかどうかの大雑把な判断に
大変役に立ちます。

本当は、私はこういうことの「スペクトル版」で、それも日本とかだけでないものが
欲しいのですが、そもそもスペクトルモニタリングをしたり、更にはそれを公開している例が
非常に少ないので、実現するかどうか、分かりません。

ともかく、次の汚染事故などの時に、このような情報や仕組みは役に立つと思いますし、
今後、汚染の酷かった地域の変動や、汚染がほとんど無かった地域に拡散してしまう
可能性などの監視にも使っていただければと思います。


Date: 2014/07/23 05:47(35)  ---  Name: nkom


200km圏の明暗:

奥州市 (ここだけデータのある期間が短いです)

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/03/03000_0304.html

越後湯沢

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/15/15000_M03142.html

水上

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/10/10000_M03093.html


渋川

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/10/10000_M03081.html

伊勢崎

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/10/10000_M03078.html

熊谷

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/11/11000_1102.html

柏市

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/12/12000_1202.html

印西市

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/12/12000_1203.html




Date: 2014/07/23 04:32(09)  ---  Name: nkom


汚染+積雪のパターンがとても明瞭に出ている例。(沼沢集会所)

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07G/07445/07445_102522.html


Date: 2014/07/22 16:51(40)  ---  Name: nkom

教科書的に、綺麗なグラフ:

モニタリングポストや気象情報のデータも増えて来ましたが、
汚染の無い場合の例や、綺麗なグラフに慣れておくと、異常例が分かり易くなります。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/datalist.html


汚染が少ないため、線量の減少が見られない例。(高松)

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/37/37000_3701.html

雪で減少する例。(弘前) 2013年から2014年にかけての冬は、雪が少し少なかったと思われます。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/02/02000_0202.html

(秋田)

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/05/05000_0501.html


初期の汚染が徐々に減少して右肩下がりになっている例。(夫沢、宇都宮、小田原)

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07B/07545/07545_M03237.html


http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/09/09000_0901.html


http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/14/14000_1406.html



汚染の減少と、雪の影響が混ざっている例。(奥州市)

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/03/03000_0304.html


汚染の減少と、ほんの少しだけ雪の影響が見られる例(仙台)

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/04/04000_0401.html


おまけ:

除染する必要があったのだなあと納得する例。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07C/07201/07201_M02715.html

目標は0.23?!いかにも、狙ってやっただろう?と勘ぐってしまう地点が幾つかあります。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07C/07201/07201_M02707.html


測定値のバラつきが大きいため、毛虫の様なグラフになってしまう無数の新設ポストがあります。
移動平均でもかけないと見る気が失せます。それでも、こうして見ると、長期の傾向は多少分かりますが。
こういうものを非常に多量に設置したのは、きちんとしたデータを取る為とは、思えません。
震災特需を作るため、とか、「ほら、数値が見えるから安心安全ですよ」という感じで、
リスコミという名の洗脳を行う為の道具なのではないか?と思ってしまいます。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07D/07211/07211_101868.html



Date: 2014/07/21 13:30(25)  ---  Name: nkom


私は、データをダウンロードすると、まず、全期間を出して見るのですが、
伊勢崎市のこれは、ちょっと珍しいパターンです。



2012年の夏頃まで、線量が上昇する地点というのは、ちらほらあって、
なんでなのかなあ?と考えるわけですが、福島の中とかだと、
速攻で除染されて線量が下がっていたりします。

ここは、自然のままに推移して、こんな風になったのか、あるいは、雨に含まれるものが
ベリリウムみたいにある程度残留する物質だったりしたのか、何なのかまだわかりませんが、
こんな感じになった、ということで、もしかしたら、除染されなかった場合にどうなったのか、
というのの参考になるのかもしれません。


伊勢崎市の2012年春からの月間線量チャートなどは、このページです。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/10/10000_M03078.html



Date: 2014/07/21 06:59(30)  ---  Name: nkom


私がダウンロードした詳細な線量情報や気象情報(どちらも10分値)の
データファイルと、それを元にして作ったグラフのまとめを作りました。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/datalist.html

まず、線量情報のリストがあって、リンクをクリックすると、そのモニタリングポストの
データへのリンクや、既に作成されているグラフ、そして、周辺のモニタリングポストや
気象観測点のリストと、それらが含まれたグーグルマップ、そのソースコードなどがあります。

気象観測点の方も同様ですが、気象情報だけのグラフは、今のところ作っていません。

モニタリングポストの選択とか、グラフをどう作るかの選択は、手動ですが、
それ以外は全自動で、こういうページが生成され、サーバーにアップロード、更新されます。

手動で同じようなことをやろうとすると、一つのモニタリングポストだけでも
結構面倒なので、非常に楽に調べられるようになりましたし、ストックされている
グラフやデータは、自宅とサーバーの両方にコピーがあるので、
バックアップにもなりますし、データの共有も安全に行えます。

現在、モニタリングポストは、164地点、気象観測点は48箇所のデータがあり、
徐々に増加中です。

線量異常などで、特に過去の傾向を調べたい場合、非常に役に立ちます。

また、線量情報と、気象情報の外部サイトへのリンクもあるので、
最新のデータや、違う表示の仕方との比較も出来ます。


このリストや各ページの一番下のグーグルマップで表示されているマーカーを
クリックして、そこのリンクを辿ると便利です。

ただし、IE9だと、マップの表示が遅いのと、時々マーカーが出てこない場合が
ある様ですが、F5でページをリロードすれば大丈夫みたいです。
(FireFoxとかもそうですが、IEは、そのままの設定だと危険ですし
あんまり使わない方が良いです。私は、テスト用とか以外にはほとんど使いません。)



Date: 2014/07/19 16:05(57)  ---  Name: nkom


こういうのを見ると、0.23マイクロSv/hになるように除染したんじゃないか?とか、
思ってしまいます。
でも、現在の数値だけでなく、元々の汚染を見れば、そこがどういう地域かは一目瞭然です。




Date: 2014/07/19 11:23(41)  ---  Name: nkom


蕨平公民館の下がり方は、半端じゃないです。除染なのかもしれないですが。




場所的には、南相馬のちょっと西。


 


Date: 2014/07/18 15:06(16)  ---  Name: nkom

30km以内でも、まだまだ雨による上昇が見えます。














この辺りから、雨のウラン系(ラドン子孫)による線量の増加が目立たなくなっています。
距離にして20数キロ。ただ、距離よりも、線量が0.2マイクロシーベルト/時とかより上かどうか、
という方が分かりやすいです。




0.3マイクロシーベルト/時だと、もうかすかに分かるだけ。(雨の時の増加の程度にもよりますが)


ここは、初期的には、かなりの汚染があったものの、12年の春頃に急激に線量が低下。何故だろう?



0.5マイクロシーベルト/時では、普段は、雨が降ると線量が減るだけ。


4マイクロシーベルト/時にもなると、雨による増加は、見えないです。
(この辺りは、距離は最初の方の地点とそんなに変わりませんが、原発から北西に近いの方角です。)


と、このようなグラフが、とっても簡単に出せるようになったので、何か調べたい時に、
キーワードで検索したり、マップから周辺検索して、線量や気象データを落としてきて、
グラフに出すのが、(気象データの収得以外は)2,3分もかからずに出来るようになりました。

 
尚、使ったデータや、(ここに掲載しなかったものも含め)グラフは、全てアップロードしてあります。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/


Date: 2014/07/18 13:20(54)  ---  Name: nkom


また、原発を中心とした線量と気象情報のマップに加え、
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDaiichiMapOfRadInfo.html

20kmから30kmくらい、
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDaiichiSecondMapOfRadInfo.html

30kmから40kmくらい、
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDaiichiThirdMapOfRadInfo.html

40kmから50kmくらい、
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDaiichiFourthMapOfRadInfo.html

50kmから60kmくらいの、各種のマップも作りました。
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDaiichiFifthMapOfRadInfo.html


これらは、どのあたりで、どんな現象が観察しやすいのか?というのを調べるためです。

何故かと言うと、あまり原発の近くだと、線量が非常に強すぎて、細かな変化は埋もれてしまってよく分かりません。
逆に遠くに行き過ぎると、影響が小さいので、細かな変化は見えなくなってしまう可能性が高まりますし、
風向きなどに左右されるので、遠くなればなるほど、多くのMPを見張ってないと、
プルームとかを見逃してしまうことになるかもしれません。


そこで、atmc.jp のサイトとかを使って調べると、大体30kmから50kmの間に、
雨が降ると水の遮蔽効果で線量が下がる高線量パターンと、雨が降ると、(気団などにもよりますが)
線量が上がる普通の地域のパターンの分かれ目がありそうだと思いました。
http://new.atmc.jp/prefs.cgi?a=fuku1&mode=&q=0,100

ただ、atmc.jp は、全部のMPを網羅しているわけではないので、ちょうど30kmと
50kmの間の区間が手薄すになっている様なので、田村市の辺りから、徐々に原発に向けて
グラフを見ていって、どんな違いが出てくるのか調べようと思ったわけです。


Date: 2014/07/18 13:05(18)  ---  Name: nkom


詳細な放射線量と気象情報のグラフを自動作成するシステムがかなり出来てきたので、
テストを兼ねて、幾つかの地点の測定開始から機能までのグラフを出してみました。


これらは、七郷出張所MPを中心に、全部3kmくらいの近い位置にあります。













Date: 2014/07/17 15:20(29)  ---  Name: nkom


全国のアメダスと気象台を網羅したマップも作りました。
http://pico.dreamhosters.com/TheMapOfAmedas.html

そして、私が良く使う気象情報をまとめたページ。
http://pico.dreamhosters.com/WeatherDataJa.html

新潟も追加。
http://pico.dreamhosters.com/NiigataMapOfRadInfo.html



Date: 2014/07/17 10:26(43)  ---  Name: nkom


仙台、埼玉、松本も追加
http://pico.dreamhosters.com/SendaiMapOfRadInfo.html
http://pico.dreamhosters.com/SaitamaMapOfRadInfo.html
http://pico.dreamhosters.com/MatsumotoMapOfRadInfo.html



Date: 2014/07/17 09:48(54)  ---  Name: nkom


福島第一原発の付近が、こういうマップも一番需要があるかもしれないので、作ってみました。
モニタリングポストは、非常に数が多いので、大体20km圏のものが含まれています。
リンクは、現在は、外部サイトのものです。
これも、重いです。
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDaiichiMapOfRadInfo.html

川内原発も動かされてしまいそうなので、作っておきました。
こっちは、少し軽いです。
http://pico.dreamhosters.com/SatsumaSendaiMapOfRadInfo.html



Date: 2014/07/16 22:01(04)  ---  Name: nkom


16日の地震で線量が上がった?という話があったようなので、早速ツールやマップで調べて見ました。
http://pico.dreamhosters.com/SamekawamuraMapOfRadinfo.html

アメダスの現在の情報をグラフにしてくれるサイトがあるので、そちらに飛んでいきます。
http://agora.ex.nii.ac.jp/cgi-bin/amedas/graph_period.pl?number=36667&start=2014071323&end=2014071700&lang=ja

http://ilex.in-addr.jp/cgi-bin/presume-rh1.cgi?amds=36846

気象庁で、レーダーやアメダスのアニメーションとか見るのも良いですが、
こういうグラフだと、その地点に何時から雨が降り始めたかが分かり易く、
線量の変動とつき合わせて調べられます。

また、規制委員会のダウンロードサイトからだと、MPによっては感雨情報付きなので、
話が早いです。


Date: 2014/07/16 20:45(15)  ---  Name: nkom


また、少しプログラムが進化したので、宇都宮を中心として、おおよそ100kmくらいのところの
モニタリングポストや気象観測点を表示したマップを作りました。
マーカーの中に、幾つかのリンクが追加されていたり、IEでマップが見えなかった問題が
直っていたりします。ただ、FireFoxなどでは、快適に見られるのに、IEだと結構重いし、
時々固まったりするので、古いマシンやメモリーが少ないマシンでIEを使っている場合は、
ご注意ください。(IEは、とにかく、あんまり使わない方が良いです。)
http://pico.dreamhosters.com/UtsunomiyaMapOfRadinfo.html

こういうマップが、地点名や緯度経度、その他観測点コードなどで検索した結果から、
クリック一つで生成できて、簡単にデータをダウンロードしてくることが出来るようになってます。
後は、そのデータを自動的に、色々な形のグラフにする仕組みを整えれば、
自宅やサーバー上で、マップや、グラフや、Webページなどの静的コンテンツが
順次自動的に出来上がるようになる予定。

ただ、モニタリングポストは、数千ありますし、アメダスや気象台も1400くらいあるので、
そのすべてを網羅するつもりはありません。
代表的なところと、自分が興味を持っている地点をやって、後は、ツールを提供するので、
それで各自好きなところを好きなようにグラフにしたり調べたりして、スペクトル測定や、
汚染の変化を捉えるのに、利用していただければと思います。



Date: 2014/07/15 23:39(46)  ---  Name: nkom


データのグラフ出力に関して色々調べていて、PCにGnuplotとか色々インストールして表示するやり方の他に、
Javascriptだけでかなりのことが出来るみたいなので、その方がユーザーの環境に依存する
非常に様々な問題の数々を考えなくても良い(ブラウザーの互換性の問題はありますが)ので、
その線でも調べて見たら、このサイトに色々なチャート用ライブラリーのまとめがありました。
http://techslides.com/50-javascript-charting-and-graphics-libraries/

で、今のところ、dygraphs というのが、面白そうです。
http://dygraphs.com/gallery/#g/highlighted-series

Googlemapに出すやり方にしても、Pythonを介さず、Javascriptだけでやる方法もありそう。

そうすると、サーバーの方では、単にデータの収得や更新と加工だけして、
後は、全てスタティックに配信出来るので、サーバーには負荷がかかりませんので、
うちのサイトで(データも含めて)公開することも出来そう。

最新データの閲覧に関しては、こことか、色々あります。
http://new.atmc.jp/pref.cgi?p=07#p=07f8976d7778c70a12

が、詳細な10分値の過去データや、気象データなどとの組み合わせは、
簡単に見られるサイトが無いですし、私が自分用に欲しいと思いました。

また、これらは、サボっているテレミノのJavascript版みたいなものの
下調べを兼ねています。


Date: 2014/07/14 16:24(16)  ---  Name: nkom


モニタリングポストと気象観測点の検索用などのスクリプトが大分出来ました。

そのテストで作ったマップです。

吹きだしの中のリンクは、動かないようにしてありますが、実際にはマップからでも、
WEBページからでも、周辺検索とかが出来るようになっています。
http://pico.dreamhosters.com/ExampleForChoshiWeatherStation.html

2000くらいまでのモニタリングポストやアメダスとかを出してみましたが、
さすがにあんまり沢山出ると、重くなりました。

画像版の動かないマップも簡単に出せます。




Date: 2014/07/12 19:53(18)  ---  Name: nkom


Javascriptなしでも、画像で地図が見える方法:


http://maps.google.com/maps/api/staticmap?&center=37.87685,140.5424&zoom=10&size=800x480&markers=color:0xff3333|label:A|37.85166666666667,140.58833333333334&markers=color:0xff3333|label:A|37.891666666666666,140.43666666666667&markers=color:0xff8800|label:S|37.75833333333333,140.47&markers=color:0xff3333|label:A|38.015,140.61166666666668&markers=color:0xff3333|label:A|37.82666666666667,140.72833333333332&markers=color:0xff3333|label:A|38.071666666666665,140.50166666666667&markers=color:0xff3333|label:A|37.931666666666665,140.77833333333334&markers=color:0xff3333|label:A|37.695,140.74666666666667&markers=color:0xff3333|label:A|38.126666666666665,140.68&markers=color:0xff3333|label:A|38.156666666666666,140.43333333333334&markers=color:purple|label:R|37.87685,140.5424&sensor=false

こっちは、URLを作れば良いだけなので簡単ですが、ラベルにはどうも日本語が使えないらしいし、
吹き出しやタイトルも難しいでしょうし、出来ることは限られています。

でも、これだと、URLをコピーしたり、あるいは画像をセーブしてローカルに保存することも簡単ですし、
出てくる速度も、こっちの方が速い様に思います。



Date: 2014/07/12 17:16(50)  ---  Name: nkom


色々とやっているうちに、線量測定モニタリングポストとアメダスや気象台のリストから検索して
該当するリストを出し、そこから、気象庁のサイトへ飛んだり、グーグルマップに飛んだり、
モニタリングポストの周囲のアメダス測定点や気象台を探してリストアップして表示し、
さらに、その結果をグーグルマップで出すことが出来るようになりました。

こんな感じです。(要javascript)
マーカーにマウスカーソルを乗せるか、クリックすると、気象観測点の情報が出ます。




ちなみに、地図の中心のMPからの距離は、非常に大まかな推定です。
+−で20%くらいは違っている場合もあるでしょう。
計算を軽くするために、三角関数を全く使わず、緯度の一度が約110kmだったか、
そういう換算を経度にも当てはめていますので、当然緯度が高くなると
誤差も凄く大きくなると思いますが、単純に「最寄りの気象観測点を選ぶため」なので、
これで十分かと思いますし、もし、何らかの理由で正確な距離が知りたい場合は、
グーグルマップのAPIでも計算できるようです。

1400くらいある気象観測点の全てについて、距離を推定してますが、
とっても早いです。
真面目に三角関数などを使って計算していたら、もう少し時間がかかったかも。

Javascriptは、あまり好きではないので、ほとんど良く知りませんが、
公開されている例を参考にして、適当に混ぜたりしたら、動きました。

このサイトの例題などをコピーして加工しました。
http://www.nanchatte.com/map/
大変分かりやすい解説付きで、助かりました。

興味のある方は、このページのHTMLにコードを直接埋め込んであるので、
ブラウザーのページソースを見る機能等でも何をしているのかが、分かるかと思います。


実際には、このJajvascriptのコードをPythonで生成して出しています。
(テンプレート化してあって、データをぽこぽこ入れていくだけ。)
マーカーの色も自由に変えられるし、マーカーの中心の文字も変えられるのですが、
少し地図が出るのが遅くなるようです。



Date: 2014/07/10 10:45(41)  ---  Name: nkom



気象庁のアメダス測定点と気象台の全リストと、各測定点を地図から選ぶページを作りました。
基本的に、気象庁のページをスタティックにして、測定点のcsv情報を見えるように置いたものです。
ただし、グーグルなどで、位置検索がしやすい様に、位置情報はフォーマットを変更してあります。
これのコピーが自分のマシンにあって、ネット接続が無くても、最寄りの測定点が見つけ易くなりました。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/met/map/met_map.html


元データは、気象庁:
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/

後は、緯度経度を与えると、近い測定点のリストを出してくれるスクリプトを作ると、
何かあった時に気象データを調べるのが取っても楽になります。

ダウンロードして、漢字を除去して数値化した幾つかの地点の気象データは、
このディレクトリーに入れてあります。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/met/

ここの下に、各県のモニタリングポストのダウンロード済みのデータや、
グラフが入っています。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/



Date: 2014/07/09 08:40(20)  ---  Name: nkom


線量情報の調査用スクリプトの整備の一環で、幾つかの地点のデータをダウンロードして
グラフにしてみました。

線量の違いや、地域、そして、測定機の違いなどによって、色々な変動の仕方をする事が分かってきました。

放射線量率表示と温度の関係
http://pico.dreamhosters.com/RadiationDeserateVsTemperature.html







山口県の萩市
http://pico.dreamhosters.com/HagiYamaguchi2014.html





神奈川県川崎市の浮島、千鳥、殿町モニタリングポスト+羽田の気象データ
http://pico.dreamhosters.com/UkishimaChidoriTonomachi2014.html





Date: 2014/07/08 05:27(53)  ---  Name: nkom


防災Nネットの方のインターフェースだと、(MPによっては)降水情報が含まれています。
データは、一行に10日分を入れたものが帰ってきて、日時、降水、放射線の順
http://www.bousai.ne.jp/vis/flashdata/trend_g.php?fdate=201403010000&post_id=1070000007&use_r=1&dnm=

上のpost_id=の後ろに、このリストの中のcsvファイル名の最初の5桁の数字(県、市町村番号)と_、
そして、.csvを取り除いたIDを入れると、10分値のデータが帰ってきます。
http://pico.dreamhosters.com/img/Misc2/alist.txt

例えば、各MPに付き10日に一度、分散させてゆっくりとデータを引っ張ってくれば、
全国5148箇所のデータを自宅にコピーすることも出来るわけです・・・と思ったら
残念ながら、サポートしてないポストが結構あるようです。

まあ、全部のデータなんて、要らないとは思いますが、ポストによりけりで
違うサイトから違う形式のデータを取ってきて整形したりしないとならなくなるので、ちょっと面倒。

後は、感雨情報が欲しい場合や、過去データを一気に欲しい場合は、ダウンロードサイトを使ったり、
気象データも取ってきたり、らじだすデータなども組み合わせると良いのでしょう。

ちなみに、このURLで、グラフが直接出てきます。
エリアID(県、市町村番号)とMPのIDを変えれば、好きなMPを出せます。
http://www.bousai.ne.jp/vis/tgraph.php?area_id=107&post_id=1070000020


Date: 2014/07/07 09:57(14)  ---  Name: nkom


全国5148箇所の官製モニタリングポストのリストを作りました。
csv形式で、最初の項目が名称。次が、私が個人的に使っているファイル名ですが、
左の5桁の数値が、県の番号+000(福島県は、県番号+市町村)で、その右が各ポストの固有番号。
次が位置情報で、緯度経度。最後が、固定ポスト(real)か、移動ポストなど(cont)か。

http://pico.dreamhosters.com/img/Misc2/alist.txt


全体の8割が福島県に集中しており、それ以外の高汚染地域(宮城、栃木、えばらぎ、千葉など)が
凄く手薄になっているように思います。


このファイルは、まず、県の一覧を取り出し、
http://radioactivity.nsr.go.jp/data/ja/master/prefectures.json

各県の情報を得て(福島県以外は、あまり意味がないですが)
http://radioactivity.nsr.go.jp/data/ja/master/prefecture_01.json

福島の場合は市町村などの情報、それ以外は、県内全域を取って
http://radioactivity.nsr.go.jp/data/ja/master/area_01000.json

その結果を全部まとめてから、フォーマットを変えたものです。


ちなみに、エリア情報の中の、このURLにアクセスすると、最新の日間、週間、月間の線量情報が、
最小、最大と平均値と一緒に得られますので、過去の情報が要らない場合は、これに
アクセスすると、(キャッシュされているのか)サーバーエラーも少なくて快適ですしが、
非常にとっても残念ながら、感雨情報は含まれていません。
http://radioactivity.nsr.go.jp/data/ja/real/area_01000/0102_trend.json


これらは、多分Javascriptのデータ形式なのでしょうが、幸いなことにPythonと一緒なので、
Pythonのプログラムの中では:
data_dict = eval(json_string)
みたいにやると、扱い易いデータになります。


防災Nネットの方は、感雨(降水量?)情報が含まれているので、そっちのアクセス形式を調べると
もっと便利なデータの取り出し方が見つかるかもしれません。



Date: 2014/07/05 14:10(46)  ---  Name: nkom


色々な地点の線量の変動などを調べるうち、どうしても原子力規制庁や県や事業所が
公開しているグラフやインターフェースでは我慢が出来なくなったので、
最初はエクセルで誤魔化していましたが、それもやっぱり嫌になって、
Gnuplotを使って感雨や降水量だけでなく、気温や日照、風向風速も含めた気象データと
任意のモニタリングポストのデータをつき合わせて、見たい期間のデータを見たい拡大率で
表示することが出来るようになりました。

で、(ほぼ)誰でも、そういうことが出来るデータと、コマンドファイルのパッケージも作って
新しいページにまとめましたので、興味のある方はご利用ください。
http://pico.dreamhosters.com/GnuplotMemo.html

現在、含まれている気象データは、福島の広野(原発に近い場所)と、東京の羽田(問題が多い浮島に近い)の
2011年元旦から2014年7月初旬までのもの。
希望があれば、他の地点も追加できます。(スクリプト自体は、「公開」はしませんが)

線量データは、大熊町夫沢三区集会所、大熊町町区集会所、大熊町野馬形、楢葉町上繁岡集会所、
川崎市の浮島と千鳥です。
こちらも、、現在自動ダウンロード/アップデート用のスクリプトを書いていますし、
手動でダウンロードして良いですし、任意のモニタリングポストを調査できます。

また、コマンドファイルを変更したり、データ形式の若干の変更などで他のデータと
組み合わせるのことも難しくありませんので、「官製モニタリングデータ」と、
自分で測っているデータや、ラジダスなどの公開されているデータを付き合わせて
検証したり、色々な使い方が出来るでしょう。

これにより、「官製モニタリングポストの質の向上」、データの読み方の練習、
異常な変動/現象の監視、などなどが進み、「スペクトルモニタリング」や、
「ベータや他のデータとの組み合わせ」や「成分解析」などがもっともっと
発展してくれれば良いと思っています。




Date: 2014/06/25 20:16(27)  ---  Name: nkom


群馬県の24箇所のMPの周辺写真と、アロカの測定機との測り比べを載せてくださっているページで
見てみたら、幾つかのモニタリングポストが駐車場に設置されてました。
こういう調査がすべてのMPでなされていると、異常な変動があった場合などにも大変参考になります。
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation.html


みどりMPでも、下仁田ほど定期的ではありませんが、駐車による線量減少のパターンがありました。
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/midori.html


駐車場に設置されてはいるものの、ここ1ヶ月の線量グラフで、
明らかな駐車による減少のパターンは見られなかったMP。
ただし、MPの直ぐ近くに車がくれば、線量が変化してしまう可能性はある。
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/takasaki.html
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/akagi.html
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/katashina.html
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/tsumagoi.html
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/kusatsu.html


周辺の状況が、なんだか怪しいモニタリングポスト:

この土嚢とビニールシートは何なのだ?その下に何があるのか気になってしまうケース。
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/iwabitsuyama.html

MPの両側に小石だのの山を作っちゃ駄目でしょう。それで遮蔽されたり、
石にウラン系やトリウム系が多く含まれてたら線量上がったりするかも。
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/minakami.html



Date: 2014/06/25 19:05(13)  ---  Name: nkom


駐車場に設置された(残念な)モニタリングポスト:

群馬県下仁田町役場MP
http://www8.wind.ne.jp/snap-fan/Radiation/shimonitamachi.html

しばしば、朝9時から夕方17時頃まで線量が10%くらい下がります。
(MPの近くに駐車するかどうかにもよりますが)

青の線が下仁田。6月23,24,25など、9時5時の駐車パターンが分かりやすい。
薄緑は、比較用に沼田のMP。


MPの周囲10メートルは柵で囲って車を止められないようにする、とか、
簡単な対策で改善できると思います。

まあ、上繁岡ほど酷くないかもしれませんが。
http://pico.dreamhosters.com/KamishigeokaNarahamachiFukushima.html



Date: 2014/06/25 17:26(28)  ---  Name: nkom


へえー。日本にも小額訴訟制度があるんですねえ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E9%A1%8D%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E5%88%B6%E5%BA%A6

http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_04_02_02/

訴える側のリスクは、初期費用と、通常裁判に移行させられた場合の費用など。
ただし、通常裁判に移行させられた場合に、裁判所も(遠くに)変わる可能性あり。
また、いきなり訴えるのではなく、一度か二度、書面で普通に請求して、
拒否されてから訴えた方が良いかも。
経験が無い場合は、よく調べ、詳しい人に相談した方が良いでしょう。


国やマスコミなどなど、などなどの間違った情報などなどによって、
初期被曝などなどが増えてしまった場合なども、
こういう手段もあるのかもしれないですねえ。



Date: 2014/06/25 12:48(14)  ---  Name: nkom


UCBのセシウム134や137の定量データですが、これをダウンロードすると2014年の3月に、
この調査を開始した時からのデータがダウンロードできます。
http://radwatch.berkeley.edu/sites/default/files/pictures/rooftop/weather.csv

で、一番最初の列がBi214,3番目がK40,5番目がCs134,7番目がCs137で、
それ以外は、多分Pb214,Bi212,Tl208,そして、Be7かなにかだと思いますが、
どれがどれかは、今のところ不明。

で、全データ、今月、今週のセシウム134と137だけプロットして見ましたが、
ばらつきが大きいのと、セシウム137の方が、1割かそこらセシウム134より多い
という以外、両セシウムの連動や、他のものとの関係とか、
なんだかよく分かりませんでした。









Date: 2014/06/25 11:37(21)  ---  Name: nkom


KelpWatchというのもやっている
http://kelpwatch.berkeley.edu/results-1
http://kelpwatch.berkeley.edu/

今年(2014年)の2月、3月期の結果から:

For a sense of scale, the K-40 activities ranged from 2500 to 4500 Becquerels per kilogram dry weight (Bq/kg dwt), where one Becquerel is one nuclear decay per second, while the Cs-137 was detected in all samples at levels ranging from 0.08 to 0.44 Bq/kg, or about 10,000 times lower than K-40.
The upper limits set for Cs-134 are approximately 0.04 Bq/kg, or 100,000 times lower than some of the K-40 levels.

海草はカリウム40が多いですから、2500から4500Bq/kg (乾燥重量)のK40が検出。
これに対してセシウム137は、0.08から0.44Bq/kg(乾燥重量)だそうです。
セシウム134は最大で、0.04Bq/kgということで、検出されているんですねえ。

エアサンプラーに結構なCs134が出ているのを見てしまうと、海草のCs134が福島由来なのか、
アメリカの汚染源のものなのか、考えてしまいます。

それにしても、この発表も、いちいちセシウム137はカリウムの1万分の1です、とか、
強調するのがちょっとうっとおしいです。



Date: 2014/06/25 11:14(14)  ---  Name: nkom


セシウム134がカリフォルニアのバークレーで、どうしてCs137と同じくらい、毎日検出されているのか?

http://radwatch.berkeley.edu/airsampling/technical

測定機が汚染されている、という可能性も考えて見ましたが、測定値にかなり変化がありますし、
一度汚染されただけなら、Cs134の減衰の傾向が見えても良いのではないかと思いますが、
あんまり減衰しているようには見えません。
ジャヴァスクリプトかHTMLのソースの元データから、縦軸を変えてプロットしてみると、
何か傾向が分かるかもしれませんが、パっと見た感じでは、
ウラン系の上下とは連動していないようですし、ウラン系の発生源と同じところから飛来している、
というわけでは無さそう。

福島のCs134では無いだろうと思うのですが、それでは、どこがCs134を垂れ流しているのか?
というのが疑問です。




Date: 2014/06/25 10:34(29)  ---  Name: nkom


バークレーのデータを見ると、雨も無いのに、ウラン系がかなり動いてますし、
トリウム系(特にBi−212)が結構動いています。

K−40とTl−208は、まあまあ安定。

データは、三日間サンプリングしている大気中の放射性微粒子を5分ごとにゲルマニウム検出器で
測定しているそうです。


http://radwatch.berkeley.edu/airsampling/technical#analysis

上記のページの一番下のほうには、(テスト中の?)連続定量分析のグラフもあって、
Bi214,K40,Cs134,Cs137が計算されています。
そして、Cs134とCs137が「いつも検出されていて、その割合が1:1くらい」なのが、
とても気になりました。

これって、どういうことなのでしょう?



また、静岡での連続成分解析では、(Bi212やTl208を含むと思われる)トリウム系の成分には
あまり変化がないので、Bi212がこれだけ動いているのは、ちょっと意外でした。
http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/st/sp04.html




また、雨が降っていなくてもウラン系がこれだけ動くのは、風によって
ラドン濃度の違う空気が流れてくるから、というのが、一番ありそうな説明に思えますが、
他の理由(ウラン系の排出がある火力発電所、とか)もあるかもしれないです。


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