Date: 2014/08/30 10:12(48) --- Name: nkom
また、笹川の話で済みません。
私は、あんまり裏社会とか裏の歴史というのは知らなくて、
笹川良一と言えば児玉誉士夫、とか、
売名行為や、色々な賞を貰うのに非常に熱心な奴だった、とか、
曽野綾子は笹川の子供の一人だ、という噂がある、とか、
それくらいのことしか知りませんでした。
なので、笹川やその一族が、どうして原子力に関わる様になったのか、
その経緯に興味が沸いて、少し検索してみました。
そしたら、やっぱり上海、CIA、在日、有名な武術家、などなど、
多分詳しい人にはお馴染みの話が色々ありました。
で、情報としては、このブログに、私が知りたかったことが一番
色々と書いてありました。
http://news.kyumei.me/?s=%E7%AC%B9%E5%B7%9D
このサイトは、それ以外にも、山下とか、他の変な医者の話もあります。
どれくらい確かな話なのかは、私には分かりませんが、
変な医者や学者の言っていることややっている事の傾向と
ここに書かれている事は、よく合致している様に思えました。
また、ちょっと途中で寄り道して、柔道関連のことも少し調べたのですが、
講道館が、特に強かったわけでも柔道の開祖/改革者だったわけでもなく、
プログラミング言語の世界で喩えるなら、PHPみたいな存在だったらしい
というのも、新発見でした。
戦前、戦中の武術の名人たちが、結構大陸に行って色々やっていたり、
有力者(ヤクザの親分など)に資金を貰ったり用心棒などしたのは、
多少読んだことがありましたが、力道山と木村政彦の話にも在日関連を
含め裏社会の話があったり、そういう「興行系」とは少し違う世界に居た
道上伯も上海に居た当時、統制や市場の利権を任されたりして
笹川直営とも言われる児玉機関にも引っ張られそうになったけど
「殺人機関には入りたくない」とかなんとか言って断った話や、
ヨーロッパに渡った柔道家には、現地の試合でなぶり殺された者も居た話や
フランスの柔道会のボスの一人に、メーソンなるようにも誘われたけど
最高位のその上にするのでなければ嫌だと言って断った話や、
色々興味深かったです。
http://www.haku-michigami.com/top.htm
http://www.michigami.com/hpgen/HPB/entries/61.html
笹川関連に話を戻すと笹川三男のブログを見ると、
博打振興会改めニッポン財団の立場がよく分かります。
http://blog.canpan.info/sasakawa/daily/201405/23
この笹川三男は、ブログで交友関係を公開しており、
東電の勝俣の兄弟ともちょくちょく会っています。
また、親父と同様に軍事関連利権にも食い込もうとしているのか、
日中の軍部の両方に顔を利かせようと頑張ったりしているみたいで、
両側でツーカーの出来レース状態にしておかないと、尖閣とかで
「偶発的な戦争」が起こっちゃうかもしれないから危ない、みたいなことも
書いてあって、結構面白いです。
戦争は、起こすものであって、真面目に戦ってはいけないのだ、
というのは、軍人さん達にも分かっておいて欲しいのでしょう。
まあ、私から見ると、笹川親子はウヨクでもサヨクでも無くて、
良くも悪くも、ただの「強欲」、「売名欲」。
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/4254
自称「愛国者」が、しばしば似非ウヨクやネトウヨみたいに、
実は外国人だったり、売国に熱心な連中の場合もあるので、
要注意だと私は思います。
Date: 2014/08/29 10:05(22) --- Name: nkom
以下の文章は「笹川ファン」「曽根綾子ファン」などの皆様には、不快な表現が
含まれている可能性がありますので、ご注意下さい。
私は結構色々な偏見が強い方で、「エセ日本」財団の笹川一派とか、
子供の頃から大嫌いで、今でも嫌いです。
嫌いになった理由は簡単で、当時、笹川がやっていたテレビのCMが気色悪かった、というもの。
その後、競艇トバクでギャンブル中毒患者から巻き上げたお金で船舶関連などの
数々の利権にも食い込み、海洋だの船舶関連で何かやろうとすると
笹川利権の業者が指定されていて、品質が悪くてぼったくりだったり、とか、もっと嫌いになりました。
なので、放射能関連のことを調べ始めた時に、チェルノブイリに行った医者などが、
「笹川記念財団」とかの金を貰っているのを見て、変に思ったのですが、
長崎の医者の一派や、そして現在では福島の医者などが、エートスだのICRPと
一緒に笹川の金にまみれているのを見ると、いろいろな傾向の「整合性」という点では
大変納得しやすいものがありました。
なので、昨日、
第3 回福島国際専門家会議「放射線と健康リスクを超えて〜 復興とレジリエンスに向けて〜」
(主催:日本財団、共催:福島県立医科大学、笹川記念保健協力財団、協力:長崎大学)
というのを見かけた時は、舛添都知事の「公金で株式投資」という露骨な売国宣言を
見たのと同じ様に、よくもまあ、こういうあからさまなことを言うなあ、と、感心してしまいました。
http://www.japanthyroid.jp/doctor/img/fukushima.pdf
「健康リスク」を超えちゃうのだから、これって、結構凄いです。
で、向かう先が「復興」と「レジリエンス」。
「復興」というのは、「福島県民的」な観点からは、農作物作って売って、農家の嫁に来る人が
増えれば良い、という様な素朴な希望もあるのでしょうが、ICRPや原子力利権的には、
「自分らの商売の復興」なわけで、そのどちらからも喜ばれる素敵なスローガンを
付けたのかもしれません。
また、「レジリエンス」というのは、県民的には、あんまり馴染みも無ければ、
どうでも良い言葉かもしれませんが、原子力業界的には、危険派や慎重派の
反対に屈せず、しぶとく利権構造を守って商売繁盛に努める、という、
一種「ムラ」の人達が、外圧に負けずに頑張ろう!と、結束を強めたり、
一層のPA/リスコミ努力をするぞ!という、決意を表す大変「象徴的」な用語である、と、
私は勝手に解釈しています。(こういう人達って、「象徴的」な標語が大好き。)
逆に言えば、笹川の連中にしても、長崎や福島の医者も、ICRPも、
彼らにとってある程度「逆風」が吹いている、という認識や、
多少の危機感はあるのかもしれないです。
で、どうやって、「健康リスク」などの逆風を「超えて」行こうかという
やり方も簡潔に書いてあって、
本会議は、これまで福島県が行ってきた県民健康調査事業の結果を国内外の専門家と共有
し、放射線について専門知識を有する国際機関が発表した最新の報告書の知見を共有する
ことを目的としております。特に、福島で生活する住民の方々の精神・心理面から社会的な問
題について焦点を当てます。
とのことで、「住民の方々の精神・心理面から社会的な問題について焦点を当て」ていこう、と
そんな感じで、それ自体は、特に目新しい点はありません。
これまで通り、健康問題は「ストレス」が原因。それも、「自主避難」のストレスや、
「健康リスク」を恐れたり不安に思うことが悪いのだから、
「健康リスクについては考えるな、引越しもするな」
ということなのでしょう。
参加者の名前も「いつもの顔ぶれ」というか、「業界的には豪華」というか、
太っ腹の笹川財団が金をだして、参加費無料でもって甲状腺学会とか、
各種「学会」の専門家の皆様を募集しているそうです。
レセプションもあるそうですから、きっと福島の農産物や
海産物も沢山出るのでしょう。
基準値以下の美味しいキノコや、川魚や底魚を
骨まで食べられ様に調理したものとか、
地鶏のベリーソース添えとか、シェフが創意工夫を
凝らしてくれるのかもしれませんね。
パネル(登壇者):
アベル・ゴンザレス(国際原子力機関)
エヴェリン・ブロメット(ストーニーブルック大学)
エミリー・ファン・デヴェンタール(世界保健機関)
カール・マグヌス・ラールソン(国連科学委員会)
クリストファー・クレメント(国際放射線防護委員会)
ジャック・ロシャール(国際放射線防護委員会)
デボラ・ヘレン・オートン(ノルウェー生命科学大学)
フレッド・メトラー(元国連科学委員会)
大戸 斉(福島県立医科大学)
喜多 悦子(笹川記念保健協力財団)
長瀧 重信(長崎大学)
丹羽 太貫(福島県立医科大学)
山下 俊一(長崎大学)
他
ちなみに、一般人の参加は募集してなくて、Ustreamでの放送だけ見られるみたいです。
あ、もっと詳しいプログラムがありました。
https://www3.convention.co.jp/fukushima2014/pdf/program.pdf
セッション4 心理的社会的問題について 〜福島及び海外からの証言
議長:
国際放射線防護委員会 ジャック・ロシャール
長崎大学 山下 俊一
パネル2:将来に向けて
議長:
国際放射線防護委員会 ジャック・ロシャール
長崎大学 山下 俊一
◆日本側パネリスト
福島県立医科大学 後藤 あや
雲雀ヶ丘病院 堀 有伸
福島県立医科大学 丹羽 太貫
福島県立医科大学 矢部 博興
東京大学 早野 龍五
◆国際機関パネリスト
世界保健機関 エミリー・ファン・デベンター
国連科学委員会 カール・マグナス・ラーソン
元国連科学委員会 フレッド・ メトラー
アルゼンチン原子力規制庁 アベル・ゴンザレス
国際放射線防護委員会 クリストファー・クレメント
ノルウェー生命科学大学 デボラ・ヘレン・オートン
Date: 2014/08/28 09:54(02) --- Name: nkom
海洋学の研究では大変有名なウッズホール研究所の方が、アメリカの政府などが金を出さない為、
市民参加型の海洋汚染調査プロジェクトをやっています。
福島近辺の海の汚染が酷いのは当然ですが、その方によると、黒海、バルト海の汚染が酷く、
そしてアイルランド海がとっても酷いのだそうです。
http://ourradioactiveocean.org/
ということで、黒海の魚が日本にどれくらい輸入されているのか分かりませんが、
バルト海(北欧)とアイルランドと英国の間などの産物も、日本の海産物と同様に
放射能汚染について注意をした方が良いのでしょう。
ちなみに、英国と同様、垂れ流しで有名なフランスの再処理工場による
フランス近海や英仏海峡などの汚染については何も言及していません。
(もしかすると、海流などの関係で、汚染が滞留せずに拡散されてしまうのかも)
Date: 2014/08/28 08:34(47) --- Name: nkom
[日経]舛添都知事「公金で株式投資」 国に解禁要望へ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO76137740V20C14A8L71000/ … 東京都の舛添要一知事は25日、日本経済新聞のインタビューに応じ、都が持つ公金の株式投資について地方自治法など「法の解釈を変えればできる」と述べ、総務相に解禁を要望する方針を明らか…
https://twitter.com/5newspaper_/status/503953728446033920
これって、一種の「売国宣言」で、株というイカサマ賭博で、都民のお金などを献上します、って
そういうことなのですが、誰も気にしないのだろうか?
今に始まった事ではなく、小泉の郵政関連の献上とか、ずーっと続いている話ですが、
カナダやアメリカの年金用の積立金とかも、同じ手口で大量に毟り取られてきました。
小金持ちが、欲に目が眩んで暴力団に騙されるのは、自業自得の面もありますが、
自治体のお金とかは、更に一段階上の悪質さです。
Date: 2014/08/28 08:18(51) --- Name: nkom
先日の沢野伸浩・金沢星稜大学女子短期大学部教授が協力して行った健康被害の調査については、
色々なツッコミが出ています。
http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1921954.html
http://togetter.com/li/711862
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/stat/poisson_regression.html#ex1
個人的には、人口が多い東京とか千葉とかで、どういう変化があったのか、なかったのか?とか、
福島市などと較べてどうなのか?とか、札幌や他の都市と較べてどうなのか?とか、
もっと範囲や調査期間を広げたらどうなるのか?といった点に興味があります。
Date: 2014/08/28 07:12(14) --- Name: nkom
原発事故の時に感じたこと:
外部電源損失で冷却できない?
発電所なのに、外から電気を貰わないと人類全体に影響を及ぼすような
大惨事になりかねないって、「凄くマヌケ」なシステムだな、と思いました。
5重の壁:
第三の壁が、圧力容器(うちナベ)ですが、福島第一の原発と同型の場合、
それは、第四、第五の壁を貫通して、タービン建屋に伸びていて、
「汚染された生蒸気」で発電しているので、
その辺が壊れると、第四、第五の壁は、全然役に立たない。
つまり、第四と第五の壁って、第三の壁を取り囲んでは居ないので、
「ザル」なのですが、電力会社も政府も、きっちり取り囲んでいるかのような
イラストや説明しかしていませんので、これは、ウソ、詐欺、誇大広告です。
(幾つかの電力会社などは、多少まともなのか、このペテンを引っ込めたようですが)
http://www.kepco.co.jp/corporate/energy/nuclear_power/anzenkakuho/base_kabe.html
http://www.bousai.ne.jp/vis/bousai_kensyu/glossary/ko23.html
http://www.fepc.or.jp/nuclear/safety/shikumi/jikoseigyosei/sw_index_02/index.html
http://www.hepco.co.jp/ato_env_ene/atomic/pluthermal/03-04.html
で、例えば、飛行機でも、テロでも、隕石でも、排気塔でも、建屋の外壁のコンクリートの塊や
建屋に付いているクレーンなどの重いものでも、何でもよいのですが、
そういうものがぶつかった場合に、この生蒸気を通しているパイプが持つのか、疑問です。
建屋にしても、「ジェット機がぶつかっても大丈夫だす!」みたいなウソを
付いていたわけですが、実は、(特に上部は)ペナペナで、直ぐに吹っ飛ぶような
設計になってたそうですし、「建屋だけ」でなくて、生蒸気が通るパイプや、
他の部分も、システムとして全体的に頑丈にしなやかに出来ていないと、
弱い点に何か起こったり、そこを狙われると、壊れてしまうでしょう。
地震の際でも、建屋が二つに分かれてると、二つの部分の揺れ方に違いがあった場合、
パイプが持つのかどうか、疑問です。
運転中、又は、緊急停止の後に、このパイプから汚染された蒸気が出ると、
内ナベの中の圧力が急に低くなり、中の水も急に沸騰したりしないのかな?とか
そういう疑問もあります。
「世界で一番大きな」新潟の柏崎刈羽原発の場合、そもそも地盤が弱くて、
建屋とかが傾いてしまうような所らしいので、何度も大きな地震が起きていて、
大惨事になりかねない事故だって起こしているそうですし、
再稼動しようと考えるのはアホだと思います。
まあ、日本も世界中も、放射能汚染で病気を増やしたり人口を削減しようと
思っているのであれば話は別ですが、その場合ですら確実で有効な方法とは
思えないので、どっちにしろアホな話です。
ということは、再稼動したい人達などは、
大それた目標とかを真面目に考えているのではない。あるいは、あんまり真面目に考えられない。
目先の利益に目がくらんだりしやすく、システム全体で、「総合的」なリスクや利益を考えられない。
今でも「5重の壁」などの子供だましのペテンを続けていれば良いと思っている。
といった様な性質が強いのではないかという気がします。
で、「原発というもの」については、さすがに日本人や海外の人でも、
これはさすがにアホ過ぎる、マヌケ過ぎる、というのが相当身に沁みた人が多いと
私は思うのですが、「健康被害の可能性」については、
未だに、「5重の壁」みたいなペテンに乗せられて、凄く甘い見方をしている
と、私は思っています。
ただ、私を含め、多くの人が、それまで何度も事故が繰り返され、
何人もの人が色々と調べて長年警告をしていたにもかかわらず
原発について無知で、そのマヌケさを知らずに居た様に、
健康被害の可能性や、他の色々な問題についても、
「手遅れ」になるまで、あるいは「手遅れ」を通り越しても、
ほとんど理解することなく終わってしまうのかもしれません。
Date: 2014/08/27 21:41(53) --- Name: nkom
PBS(アメリカの公共放送機構)のビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=HtwNyUZJgw8
上のビデオで大変興味深い点は、ジャーナリストが
福島第二原発で所長に「この原発は再稼動しても安全ですか?」
"Is this plant safe to go back on line?"
と質問する場面です。(13分5秒付近)
それまでは、英語で一応受け答えをしていた増田(元)所長が、
日本語で「うーん、それは、ですねえ、むずかしい」と答えています。
そして、誰かに促されて「・・・ 英語で答えろって?」と、
ちょっと困った様に笑いながら言って、
「あのー、非常にむずかしいです」と続け、
「Sorry,sorry,I don’t want to use strange word」
「(英語で)変なこと(適格でない表現?)を言いたくないのです。」と、言っています。
で、このジャーナリストのとても単純なYes/Noの二択の質問に、
明快に答えない、というのは、「安全では無い」と答えたのと同じだと言って良いでしょう。
しかも、英語での回答を促されながら、更に、回答を拒否する、というのは、
東電の(まあまあ)重要なポストに努める人間としては、異例というか、
何と言うか、大変正直なのかもしれない、という印象を私は受けました。
ちなみに、このジャーナリストは、原発推進派で、日本は原発を
続けるしかないし、放射能による健康被害の報告はないのだし、
原発を怖がることやストレスの方が問題だああ、と、良くある
安全派のお題目を並べてリポートを結んでいました。
まあ、そういう安全派のまとめたビデオだからこそ、
それでも増田元所長の発言をカットもせずに流しているのが
大変印象的でした。
笑っている場合ではないのですが、笑ってしまう原子力トンチのビデオ。
つまらないお笑い芸人の番組とか見るよりもよっぽど笑えるのが悲しい。
https://www.youtube.com/watch?v=Z-jSMswfLGw
Date: 2014/08/27 11:24(04) --- Name: nkom
線量だけ見て、線量だけ見させて、安全だああ、危険だああ、とかには興味がないのですが、
それにしても上海の線量がなんでそんなに高いのか不思議。
上海ではどんなスペクトルが出るのでしょうか?
https://twitter.com/minami19810408/status/504631328436785155
ちなみに、上海って、昨日地図で見てたら、結構日本にも近いです。
福岡からだと上海の方が、東京より近いくらい。
たとえば、中国の沿岸部の原発が壊れた場合の九州などへの影響を考えると、
途中は海で山が無いので放射性物質がより多く、より遠くまで飛ぶかもしれません。
また、福島のダダ漏れ状態の壊れた原発からの汚染もそうなんですが、
大陸の核実験由来やウラン混合疑惑のある石炭由来の汚染など、
そういうものも、どんな影響がどれくらいあるのか、よく分からないので、
きちんと調べた方がよいのでしょうし、Speediなんかにしても、
中国や南北朝鮮の原発や再処理工場などについても
準備をしておいた方がよいのではないかと思います。
幸い、政府が予算を縮小する、とかのニュースを受けて、
有志が勝手に民間Speediをやるかもしれませんし、
官製に加えて、色々なものがあると良いと思います。
https://twitter.com/izumiohzawa/status/503827943248785409
Date: 2014/08/27 09:27(19) --- Name: nkom
先ほどの調査を行った明石という方は、こういう記事も書いていらっしゃるし、
東電とか告発したグループの方でした。
http://www.magazine9.jp/interv/akashi/akashi.php
へぇー、やっぱり新潟地震の時、柏崎のモニタリングポストもデータが
送られてこなくなったんだ。
耐震性の無いシステムだったのか、どっかで何かが切れたりしたのか、
何なのか分かりませんが。
http://www.magazine9.jp/interv/akashi/akashi2.php
この方の書いている内容にも、もしかしたら間違いなどもあるのかもしれませんが、
もっと真面目に耳を傾けていたら、福島第一原発の大惨事は、
防ぐ事が出来たのではないかと思えます。
ただ、政治家(人形劇団)とか経済界とかアホ財団などの動きを見ていると、
なんか、それとは正反対に向かっていて、汚染を増やしたり、
病気を増やす方向へ行こうと一生懸命頑張っている様に思います。
おまけ:体力測定の結果
http://eritokyo.jp/independent/etc/prtr/sawano1.html
Date: 2014/08/27 08:10(33) --- Name: nkom
沢野伸浩・金沢星稜大学女子短期大学部教授が協力して行った健康被害の調査。
これから、かなり話題になるかも。
http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1921954.html
沢野教授は、こういう本も出している方
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0719-b/
環境関連の調査とかやっている方らしい。
http://kaken.nii.ac.jp/d/r/60269587.ja.html
こういう調査を他の疾患、症例、などなどについても地道に行い、
更に、汚染のタイプなどと絡めたり、あるいは、生活パターンなどにも
踏み込めると、もっと詳しいことが分かるのかも。
で、そういう調査に、お塩ドシメトリー(家庭の食塩による積算線量調査)
みたいなものも役に立つかも。
Date: 2014/08/26 11:16(10) --- Name: nkom
フィルムバッチとか、今まで興味も沸かず、仕組みも知りませんでしたが、
適当なフィルターを使うことで、エネルギー情報もある程度得られるみたい。
http://www.nagase-landauer.co.jp/product/radiation_pers/
しかし、こうして見ると、結晶とか、物質は、放射線を「記憶」することがあり、
紫外線や青い光など、適当な光を当てることで、その記憶を(繰り返し)蛍光で
読み出すことも出来たりする、という見方も出来そう。
だとすると、体内の物質に於いても、何らかの変化が記憶されたりする場合も
あるのでしょうし、各種の化学反応やら情報伝達にメカニズムは違っても、
もしかしたら何か影響を及ぼす可能性もあるのかもしれません。
放射線を浴びると(それ以前より更に)アホになったり、
性欲バカや食欲バカになったりする、とかいうのと
「直接関係はない」と思いますが、色々な放射線の影響のうちの幾つかは、
こんな様なことが絡んでいたりするのかも、とか妄想しています。
Date: 2014/08/26 10:47(48) --- Name: nkom
ユニークな情報が集中していることで有名(?)な弁財天ブログを見ていて、
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/mitch_said
そこのリンク先のサイトに行ってみたら、ごく普通の食塩に特殊なLEDの光を当てると、
ガラスバッチの様に被曝線量を知ることが出来る、という記事がありました。
http://enformable.com/2014/08/table-salt-may-help-scientists-understand-public-radiation-exposures-radiation-release/
その論文の概要:
http://www.lunduniversity.lu.se/o.o.i.s?id=12683&postid=4316959
これって、立ち入り禁止区域とか、震災後に誰も入っていない家の人などの許可を貰って、
お塩を採集して測ったら、その地域の積算線量が分かって、色々な調査に役立ちそう。
また、他の地域でも、震災当時から保存してあったお塩があれば良い、ということなら、
かなりのデータが回収できる可能性がありますので、自分の被曝線量を知りたい方で、
古いお塩が(なぜか)残っている場合には、保存しておくと良いかも。
「The investigated kinds of household salt, both sea-salt, recrystallized mine salt and non dissolved mine salt, exhibited promising dosimetric properties for low-dose applications, showing a linear dose response in the interval 1-100 mGy, and detection limits down to about 0.2 mGy. 」
あ、既に福島の作業員の積算線量も調べたらしい。
http://www.technology.org/2014/08/22/table-salt-measures-radiation-fukushima/
ガラスバッチが無くても、食塩で線量が分かるって凄い。
使われたのは、こういう機械(論文の中では、-20 ではなく -15型を使用)で、
0度から700度までに温度を変化させて、検体から出る光を検出したり、
外部から光(レーザー光など)を当てたり、X線やベータ線などを当てて、
出てくる光をフィルターとPMTを組み合わせたシステムで検出するらしいです。
http://en.archlab.ustc.edu.cn/resources/Instruments/201101/P020110119614155037562.pdf
PMTは、NaIやCsIの検出器で使われているのと同じ様なもの。
ここで使われているTLは、Thermoluminescence
OSLは、Optically Stimulated Luminescence らしい。
だけど、放射線を受けると、塩の青い光のOSLが変化するメカニズムが
どうなっているのか?疑問です。
同じ様な研究
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23443414
このPDFのPapers.zipというリンクをクリックすると、123MBのファイルを
ダウンロードすることが出来て、その中に論文(概要だけ・・・)があります。
http://www-pub.iaea.org/MTCD/Publications/PDF/P1460_Comp_CD/Start.pdf
ただ、中にはごちゃまんと文書があって、探すのも面倒なので、
抜き出してサーバーアップロードしておきました。
Webでみられる概要とほぼ同じですが、図も載ってます。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/gimg/FP0782.pdf
手法としては、少なくとも2002年ごろから知られていたらしいので、
きっと詳しい人は、既にご存知なのでしょう。
Date: 2014/08/26 08:41(08) --- Name: nkom
「自由自在@higanokenji
つーか何検索してもnkomさん情報がHITするのがすげぇ。情報網羅。費やした時間がすげぇのかスピードがすげぇのか。まじ何者なんすか。
posted at 17:50:32」
https://twitter.com/higanokenji/status/504189137176379393
そんなにヒットしますでしょうか?
私が何か調べている時は、自分のサイトのページはそんなに当たりません。
もしかすると、私はGoogleなどに出来るだけ情報をやらないように、
普段はJavascriptを全部切ってあるし、クッキーやJavaとかはもちろん無しで、
Googleのアクセス解析や広告関連も全部オフにしてあるので、
「自分の検索の傾向」が、Googleの出す結果にあんまり反映されてないからかも。
また、日向野様が関心を持つ事柄が、私が興味を持つ事柄と
似ている場合が多いので、私の方が先に調べていて、
その結果をメモしていたりすると、それが引っかかるのかもしれません。
私が作ったページの多くは、単にリンクとかを貼ったメモなので、
作るのは簡単で時間もかかりません。
Y氏のページは、その見本で、私がやっているのは、
Y氏が大変な引越し作業などの合間に、時間をかけて現地や
自宅の測定機で測ってまとめた文書をサーバーにアップして
リンクを貼っただけなので、私の作業はものの数分。
それに対して、Y氏の作業は、色々な面で桁違いに大きい大変貴重なものです。
それは、日向野様の、他では殆ど誰もやっていない検体などの測定や、
コンパクトでとても安定した測定環境の構築の情報とか、
Prochil様やみん様などなど、他の方の本当に活発な調査、測定と、
その発表にも言えることで、私はいつも凄いな、と思っていますし
大変あり難く思っています。
現在、私がやっていることで時間がかかるのは、テレミノの改造作業の
色々と細かな点とか、ここ数週間、毎日数百地点以上の線量の推移を
眺めて、疑問に思うと更に検討したりしているので、そういうこと等です。
後は、自宅のBGスペクトルモニタリングとか、日本の線量や気象データの
収集やグラフの作成などは、全部自動化してあって、ノートパソコンが
勝手にやってくれるので、たまに動かなくなったり、改造する以外は
一度作ってしまえば、時間がかかりません。
そして、昔は多趣味で旅行とかにもよく行ったりしたのですが、
ここ十年くらいは、全然興味が沸かないし、美食とか美女とかも
嫌いになったわけではありませんが、相当淡白になってきたので、
あんまり真面目に働かなくても、お金や時間がかからない
大変安上がりな人間になり、その分が
ここ1,2年は、時間や予算が放射能関連に注ぎ込まれている感じ。
食事も1日1食とか2食くらいで、外食より自宅で単純なものを
好きなときに好きなだけ食べた方が美味しいし、
お酒も好きではないし、タバコ嫌いだし、麻薬もやったこともないし、
宝くじや株やギャンブルもやらないし、
お薬も注射もここ十年か二十年か全然縁がないし、
基本的に好きな時に寝るのがシアワセな怠け者なので、
維持や管理が楽で、とっても経済的な動物です。
Date: 2014/08/26 06:14(25) --- Name: nkom
汚染車両か除染作業車両でも立ち寄ったと思われる線量増加。
(特に汚染地帯に住むと)こういう移動汚染源があって、
そこから汚染が再拡散される場合もあるのでしょう。
でも、普通のダンプなども、汚染を調べて定期的に除染しているわけでもないでしょうし、
どんな車両でも全く無制限に行き来できるという異常な状況にあるのですが、
気にしている人は余りいらっしゃらないのが不思議。
まあ、気にしても、役所も業者もみんな暴力団産廃みたいな業務形態が増えているし、
もう手遅れで、今後も恐らくなんともしようが無いだろう、という「現実」もあって、
「諦めムード」もあるのかもしれません。
除染作業などで出る、昔ならドラム缶につめて保管していた様な
低レベル放射性廃棄物でも、今では、おうちで子供や奥さんの下着などと
一緒に洗濯して、また着たりしているのでしょうし、
B級ホラー映画の世界を超えています。
キムタクとかが出ているSF映画を少し間違えて見てしまった様な、
とってもシュールな感じがします。
Date: 2014/08/26 05:37(13) --- Name: nkom
ここに示されている去年基準を超過した米の収穫位置は、2013年夏の大放出で線量計が動いた地点の
方角と良く似ています。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/fukusima/pdf/25kome_h26_01.pdf
2013年夏の大放出の情報
http://pico.dreamhosters.com/RadioactiveDustOfSummer2013.html
でも、2012年の基準超過米が取れた地点の分布が、なんか興味深いので、
他の地図も出したりしてみる。(単に出して見ただけですが)
https://twitter.com/iPatrioticmom/status/504091336320897024/photo/1
Date: 2014/08/25 18:37(56) --- Name: nkom
事故の原因も分かっていないのに、再稼動。
(2013年のビデオで、既にご覧の方もい多いと思います)
https://www.youtube.com/watch?v=y0GCj12RSO4
地震があると、プラントの重要なデータも無くなってしまう、という話が本当なら、
そのプラントは「システムとして」十分な耐震性が無い、ということの証しだと思う。
さらに、「目視で地震による配管の損傷がないことを確認した?」といった主張は、
瓦礫が散乱していて良く見える状況ではないので、ウソなのが分かりますし、
目視による確認では、配管の損傷があるかどうかそもそも分からないので、
「意味の無いウソ」でもあります。
つまり、事故の十分な調査を外部の人間がまともにやったわけではないですし、
原因は究明できていないのは当たり前。
それなのに原因が分かっていると主張するトンデモ学会とかをやってた人間が
規制委員会に入っているのだから、「お先真っ暗」です。
Date: 2014/08/25 06:24(45) --- Name: nkom
Prochil様の長野のコシアブラ汚染マップ。
http://protectchildren311.blog.fc2.com/blog-entry-720.html
この前のY氏のリポートで見た汚染状況とやっぱり似ている様な気もします。
http://pico.dreamhosters.com/img/Mr.Y/20140725-Radioactive-Contamination-of-Nagano-Niigata.pdf
http://pico.dreamhosters.com/ReportsFromMrY.html
Date: 2014/08/25 05:48(30) --- Name: nkom
「エコ」セメント・・・
http://www.geocities.jp/eco_cement/index.html
名前と中身がほとんど逆になっているのは、日本財団とか、
**人民共和国とか、民主党、自民党、公明党、共産党、幸福実現党などなど
本当に沢山あるものです。
こういう「エコセメント」的な、ヤクザ産廃みたいな事業は、きっと他にもあるのでしょう。
もちろん、真面目でまともな産廃業者の方もいらっしゃるのかもしれませんが、
正直言って、私は産廃業者には、株やパチンコや競艇などのギャンブル業、
風俗や麻薬や宗教業種などと同じく、かなりの偏見を持っています
Date: 2014/08/24 10:50(15) --- Name: nkom
あれ?さっきの方は、こっちでは結晶の値段が測定機の価格を左右する、という点も言っている。
http://togetter.com/li/274225
「へぼ担当@育児中 @hebotanto 2012-03-16 21:23:43
極論すれば高純度ゲルマニウム半導体をどれだけの大きさで作れるか、という事になりますので、お値段はその大きさ(検出効率)により、宝石のお値段がカラットによって上限なしになるのと同じです。まさに石の大きさです。」
検出効率の割り出しに1年以上かかったって、
どんな高精度、あるいは特殊なデータを取ろうとしたのだろう?
「へぼ担当@育児中 @hebotanto 2012-03-25 23:08:29
@regedry33 いえいえ、貴重なコメント有難うございます。私自身、新規購入したHPGeの検出効率(エネルギー依存性・入射角(HPGe有感部割りだし)他)、1年がかりで行い、それでも終わらなかったため、後輩にバトンタッチした覚えが…。@hebotanto」
もしかしたら、低エネルギー用の機種で苦労したから、印象に残っていて、
ベータや低エネルギー用の話を強調したのかも。
「へぼ担当@育児中 @hebotanto 2012-03-25 23:11:18
@regedry33 ましてやHPGeの物に依りますが、低エネルギーγ線他検出のため、薄膜を用いているものなど含め、おおよそ50-150keVで検出効率が激変する物がある(小さすぎて目立たない物も有りますが)という点には、実に痛い目にあった覚えが…。」
液体窒素関連については、大変ごもっともなアドヴァイスも。
http://togetter.com/li/442428
こちらのビデオは、中々興味深かったです。
手袋が、液体窒素を浴びたりした場合に十分安全なものなのか、
ちょっと気になりましたが、充填用の器具のパイプを入れるとき、
液体窒素が急速に気化しないように慎重にゆっくりと入れているのが
印象的でした。
https://www.youtube.com/watch?v=5r2avtxt5pc&feature=youtu.be&a
その逆に、いかにも「外人さん的」に、安全面の配慮が足りない例:
https://www.youtube.com/watch?v=CbsuboUaEU8
一般家庭内で液体窒素で遊んでいます。
手袋はしていますが、一般作業用の皮製の短いもので、エプロンやゴーグルは無し。
https://www.youtube.com/watch?v=hGvF2jKm3VU
一つ間違うと、指を失ったりすることになるかもしれないし、
放射性物質の影響よりも、非常に分かりやすい形で危険です。
Date: 2014/08/24 06:23(44) --- Name: nkom
測定機についての(ちょっと色々と変な)意見の例:
http://togetter.com/li/710346
値段で測定機の良し悪しが決まるものでもなく、
「測定機だけ」で結果の信頼性が決まるものでもないのは
そうだと思いますが、このまとめを作っている方のご意見は、
なんか色々と誤解をしている様に思います。
「ぶっちゃけ、β線や低エネルギーγ線を図れる極めて高価な物でも300万円程度(普通ならば200万円台で十二分)。それ以上は何かしら特別な事情がある特殊品も良いところで、その後の信号処理は100万円以下。 遮へい含めても300-400万円有れば最高度の測定体制構築が当然。」
多くの食品検査はガンマ線、それもセシウム134と137、そして
(既に全くと言って良いほど検出されることがない)ヨウ素131を
その対象としてしている機械も多く、ベータ線だの低エネルギー領域は、
「一般的」には、ほとんど関係の無い話です。
また、ベータや低エネルギーガンマ線が測れるものが「極めて高価」と
認識しているのも、極めて変だと思いました。
300−400万円で最高度の測定体制構築ができたら
市民測定所も苦労しないでしょうし、この方は、新品や中古の測定機の価格を
本当にご存知なのかかなり疑問。
「オシロの一つ覗けない人間がオートチェンジャーに頼って、「高価な検出器を使っています」なんてドヤ顔されても…というところ。」
オートチェンジャーとか、ベータや低エネルギーの話が出てくる点とか、
オシロの話からすると、もしかすると「液体シンチ」の機械で食品を測っているというイメージとか、
旧型のHPGeなどがごっちゃになっている人なのかも。
あるいは、某X線解析メーカーが作ったオートチェンジャー付きCsI利用の測定機が、
食品検査の現在の代表的な方法だと思っているのか?
「オートチェンジャーに頼って」という言い方も、なんかとっても変に感じる。
検体を入れたり出したりする仕組みは、測定においては、かなり些細な、
枝葉の事柄で、単にバッチ処理が出来て楽かどうか、という問題。
「エネルギー依存の検出効率較正は難易度が高すぎるが、定期較正含めて出来なければ「信頼性ゼロ」と強く警告します。」
そういうことを言うと、県とか市町村レベルの測定の多くが「信頼性ゼロ」に該当してしまうと思います。
「なお、有志測定も大いに歓迎ですが、要求レベルは専門系大学卒業以上です。
大学院生のボランティアでも構いませんが、大学助手レベルですので、人件費はその程度は処遇していただきたい所。」
市民測定所などが、どういう機械やどういうソフトを使って、どんな問題を抱えながら
色々やっているのかも、ご存じないのだと思いました。
また、なんで人件費の話が出てくるのか、意味不明。
業務としてやっている測定所はともかく、「有志測定(?)」のところで、
人件費貰っている「ボランティア」が居るのだろうか?
それとも、この方は、自分はエネルギーや効率の校正も出来るから
そういう作業に自分を呼んでくれ、そして大学の助手レベルの金が欲しい、
ということを言いたいのだろうか?
AT1302Aに(無理やり)オシロを繋いで、
運が良ければ測定所の中に見つかるかもしれない
多くて2,3種類の(そう呼べるかどうか定かではない)線源を使って、
どれだけ正確な校正をして下さるというのでしょうか?
あ、誰か指摘してもらったのか、自分で気づいたのか、ベータや低エネルギー領域の話は
「食品検査」の現状には、あんまり関係がないのが、少しはわかったみたいで、
補足/追加していらっしゃいます。
「へぼ担当@育児中 @hebotanto · 4h
また、β線や低エネルギーγ線が測れるHPGeは「食品分析には事実上適用不能」です。せっかくの薄窓ですが、食品マリネリの容器(食品内吸収も有り)で全て台無し…というのが身も蓋もない理由です。 http://togetter.com/li/710346#c1582540
へぼ担当@育児中 @hebotanto · 4h
おまけ:β線や低エネルギーγ線が測れるHPGeが高価な理由:薄窓採用など検出器表面カバーや表面の不感層を最小限にする必要があるため。扱いも困難です。 http://togetter.com/li/710346#c1582534」
でも、HPGeが高価な理由というのが、なんと言いますか、一部分だけ、それも
主要な理由とは思えない部分を強調しているし、
「β線や低エネルギーγ線が測れるHPGe」という言い方からすると、
もしかしてもしかすると「HPGe」はベータや低エネルギーを測る為の機械、
あるいは、ベータや低エネルギーを見られるのが有利な点、とか
そういう思い違いをしているのかも。
また、低エネルギー用の機械とマリネリを組み合わせるという「想像」をしていたり、
なんかチグハグな想定が多く、価格で言うなら、
低エネルギー用と他の型のHPGeとで較べて、
低エネルギー用の方が高価である、という様なことも無いでしょうし、
私の様な、にわか勉強の素人から見ても直ぐに分かる程度の矛盾が多いです。
Date: 2014/08/21 19:38(12) --- Name: nkom
放射性物質の健康被害については、
本当にはっきりと言えそうなのは、「本当は良く分かっていない」ことくらい
と私は思っていて、
良く分かっていないものについては、慎重に対処した方が良いだろう、
というのが、現在の見方です。
で、そういうことを言うと、「いやいや、色々な事が十分良く分かっています」とか、
そういう感じのご意見が(特に安全派寄りの方などから)あったりするわけです。
私は、基本的には「超危険派」で、放射性物質は、
「出来るだけ、食べない方が良い、触れない方が良い、近づかない方が良い」
と思っています。
また、健康被害とかについても、色々と取り沙汰されているもの以外の
意外な影響とかも、実はあるのではないか、とか思っていて
そういう意味からも、「これくらいなら(食べても、吸っても、触れても)大丈夫」、とか
そんな風に甘く見ないほうが良い様に感じています。
ただし、健康被害の実態とか、メカニズムとか、そういう点は
専門家でもなければ、詳しく勉強さえしていないので、
現在の私の見方は、「思い込み」に過ぎません。
同時に、子供の頃から、今まで色々考えたり観察してきて、
「ほぼ確実に分かること」、
あるいは、
「色々な(面倒な)条件や範囲の限定などを抜きにしてほぼ無条件に言える事」、
というのは、「放射性物質の健康面での影響」に限らず、
(たとえ好意的に解釈しても)「非常に少ない」のではないかと思っています。
簡単に言うと、私たちは、様々なことについて、
「自分たちが思っているほど分かっているいるわけではない」
と思うのです。
もう少し正確に言うと、私たちは、(科学的、理性的な)理解や解釈に
絶対付いてまわる「条件」や「制限、適用範囲」を
忘れたり、無視する傾向が非常に強く、その結果として
「限定付き、条件付き」の物事を「無条件、絶対的」であるかのように
錯覚したり誤解したり、あるいは、そう他人に対しても誘導する様な、
そういった傾向がとっても強過ぎます。
その結果、「普通のはさみ」で何でも切れると思ってしまう様な、
そんな考え違いが満ち溢れてしまっている。
そして、こういうアホな傾向は、「科学者」とか「科学的な考えをしている」と
自分では思っている人達にも共通して観察されますし、
「専門分野の範囲内」では、「限定条件」について考慮できる人が、
それ以外の事になると「一般人以下」になってしまうのも
珍しいことではないでしょうし、専門分野でさえ駄目な人もしばしば見かけます。
たとえば、アレルギーと呼ばれる様な反応を起こす物質に付いて考えると、
私はピーナツバターのたっぷり付いたトーストを(間違って)食べたとしても
多少(心理的に)気分が悪くなる程度でしょうが、
下手をすると数分でアレルギー反応でのどの周りが
膨らんで、窒息して死んでしまう方も居るそうです。
人によっては、ピーナッツの「痕跡」程度でも危険なのだそうですし、
こういうアレルギー反応で死んでしまったお子さんも出て、
その報道などによって、日本での理解も多少進んでいるかと思います。
また、薬品や毒物や環境やその他の諸々の要因についても、
「個人差」や「感受性の違い」があったりして、そういう「感受性」も
いつも同じとは限らず、常に変化したり、他の要因で急に変化したりするでしょうから
それを無視して「安全だ」「危険だ」と決め付けると大間違いの元になると思うのです。
これと同様に、「放射性物質」についても、個人差や感受性の違いが
結構あるだろうと予想していますので、「政府」や「他の人」の基準でもって
それぞれの安全や危険が「間違いなく判断できる」とは思えません。
従って、福島第一原発の事故の放射性物質による健康被害が、
(個人差なども考えずに)「全くありません」とか言うのは、アホ過ぎると思いますし、
かと言って被爆した全員が十年か二十年で死ぬとも思えませんが、
この場合には、かなりの安全率を見込んでいた方が良い様に思うのです。
それは、原発や核関連の事柄が、軍事的な産業などと密接な関係があり、
秘密や隠蔽や世論の誘導といった事が他の産業などよりも多い点や、
東電などが昔から一生懸命築き上げてきた事故隠しやインチキ検査や
政治やマスコミ工作の「輝かしい実績」を考えれば、
「業界の主張」の千倍や一万倍くらいの「マージン」や「安全率」を
見込んで置いた方が良いのではないか、とか思いますし、
そもそも、(特に人工的な)核物質による汚染というのは、
ここ数十年という短期間のことしか分かってないわけですから、
「人間が予想もしていなかった様な影響」
が、今後発見される可能性もあるでしょうし、
農薬だの工業製品で使われる物質などと同様かそれ以上に、
とっても慎重に考えた方が良いだろう、と思うからです。
そういう意味で、測れば汚染の「特定の側面」がまあまあ分かりますが、
それでもって安全や危険を「断定できる」とは思えません。
測れば大丈夫、定性すれば大丈夫、定量すれば大丈夫、
感度が良い測定機なら大丈夫、ゲルマニウム検出器を使えば大丈夫、
ここなら大丈夫、これくらいなら大丈夫、などなど、
大丈夫だと思って安心したいのは山々でも、
放射性物質に関しては、大丈夫だなんて思わない方が良い、
それなら、正直に「不安でストレスを感じているくらいの方が良いかもしれない」
というのが、私が特に詳しい知識も科学的な根拠もなく感じる、
「思い込み」からの感想です。
Date: 2014/08/20 05:22(23) --- Name: nkom
「Gnuplotだけ」を使い、スペクトルデータの前処理無しに3Dスペクトル画像を
作る方法は、詳しい方にも問い合わせてみましたが現状では無理な様です。
オープンソースのソフトなので、改造することも可能ですし、
どこをどう改造すれば良さそうなのか、ソースコードを読んで見ましたが、
「まともな改造」をするには、それなりに結構勉強したり実験したりしないと
ならないようなので、今のところはこれ以上時間をかけないことにしました。
Gnuplotの内部には、簡単なインタープリター言語が入っていますし、
やる気があれば、少しの改造で、もっと色々出来そうにも思いますので
これからもどんどん進化することでしょう。
Date: 2014/08/19 19:15(05) --- Name: nkom
「グリッドでない」と見なされるデータをグリッドデータに変換する仕組みを使って、
色に付いては、一応解決。
set dgrid3d 999,2,5
ただ、「線に色が付いただけ」ではなくて「面の表示」は、前処理無しだと
現在のGnuplotでは無理なのかもしれません。
とにかく、線表示でよいならば、単色、あるいは色つきで、手っ取り早く3Dスペクトル表示が
出来るようになったので、一歩前進。
Date: 2014/08/19 13:55(06) --- Name: nkom
あ、下準備なしに、いきなり生のスペクトルファイルから、Gnuplotだけで
3Dスペクトルが出来そう。
まだ、色々試している段階ですが、仕組みとしては、ループで時間データなり
添え字を回して、それでファイル名と時間軸データを生成し、チャンネルデータが無い
(Spe形式とか、福島のMPのデータとか)ものについては、Gnuplotの行番号から
チャンネル番号に相当するものを作り、後は、ファイル内のデータと組み合わせる、というもの。
以下の例では、sprintf でやってますが、単純に時刻の(秒数の)数値データを
使った方が良いのかも。
dd = '../Rad/201103_spector_all/201103_spc10_kooriyama/'
m = 3
fn(m,d,h) = sprintf('%sSPC-11%02d%02d%02d00.txt', dd, m, d, h)
splot for [d=11:13] for [hr=0:23] fn(m,d,hr) using (sprintf('11%02d%02d%02d', m, d, hr)):(column(0)):1 title ''
これは、個人的には、結構嬉しいです。
現在の問題は、色の付き方が変になっている点。
これは、なんと言うか、結構綺麗に見えないことも無いですが、
アート作品を作ろうとしているわけでもないので、まともに
色が付いてくれないと困ります。
Date: 2014/08/19 12:17(32) --- Name: nkom
新たな測定機が登場!
https://twitter.com/supermab/status/501733841006903296
Date: 2014/08/19 11:30(15) --- Name: nkom
昨日は、何箇所かで大きさの異なるスパイクがありました。
http://twilog.org/SirBears/date-140819
http://twilog.org/SirBears/date-140818
http://twilog.org/TOHRU_HIRANO
http://twilog.org/cmk2wl
スパイク関連は、大体、上記の方々のツイートを見ていると
大きなものに付いては報告していらっしゃるので助かります。
一方、モニタリングポストの設置状況とか、
技術的なことについては、こちらのツイートとかに
情報が出ている場合もあります。
http://twilog.org/Nzaki0716_sub
http://twilog.org/ye2cun
http://twilog.org/jsdfq43wtr
http://twilog.org/parasite2006
安全派か危険派か、とか、技術的な面での詳しさなど
色々とあるかと思いますが、まあ、本当に放射性物質が
危険だと思っていると、高度に汚染された地域のモニタリングポストの
設置状況なんて、簡単に調べに行きたいとは思わないでしょうし、
汚染地の状況を気にせず調べて報告してくださる(安全派などの)方々が
居ないと、様子が分かりませんので、遠くに住んでいる私としては
大変助かります。
昨日のスパイクは、常連の川崎の千鳥の他は、福島県とその隣。
規制庁からの情報は、定型文すらも出てないようです。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07C/07201/07201_100767.html
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07A/07204/07204_101209.html
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07C/07308/07308_100442.html
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/04/04000_M03070.html
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/14/14000_1140000001.html
千鳥や浮島は、こういう現象の調査をするには、地理的にも、発生頻度の点からも
結構好条件なので、どなたかしっかり調査してくださるか、神奈川県にスペクトル分析の
結果や生データを出してくれるよう請求して下さると良いのですが。
そしたら、3Dグラフとか出して、どういうスペクトルで、この様な線量変化になるのか、
少し理解が深まるかもしれません。
http://pico.dreamhosters.com/KawasakiKanagawaCase201406.html
http://pico.dreamhosters.com/UkishimaChidoriTonomachi2014.html
また、測定が途切れているMPがあって、ちょっと気になって調べて見たら、
規制庁の方には情報が出ていないのですが、福島県の方には、「調整中」と出てました。
http://fukushima-radioactivity.jp/environ-mapdetail.php?category_cd=1&genre_cd1=-1&point_no=351
ということは、福島県が規制庁に情報を上げていないのか、どっちか一方、あるいは両方とも
いい加減なのか、情報の種類によって取り決めか何かがあるのか、
理由はともあれ、「県の情報」も一々見に行かないとならないみたいで、気が重いです。
Date: 2014/08/19 10:22(39) --- Name: nkom
Gnuplotで3Dスペクトルを表示する為のメモが出来ました。
http://pico.dreamhosters.com/GnuplotMemo3D.html
テレミノMCAのデータを使う場合は、上記のページの少し下の方の
Pythonのスクリプトを使うのですが、ファイル名の指定がどうなっているか?とか、
データの量や密度どれくらいか?とか、そういう事情によって
出力方法とかを考える必要があるので、「ボタン一発」で3Dグラフが出てくる、
という状態にはなっていません。
ただし、あまり多くのところで詳しく紹介されてない事柄で、悩みやすい点などは
解説しましたし、スクリプトもテレミノMCA用のものに加え、
事故当時のスペクトルに使ったシェルスクリプト版とかも入れましたし、
Gnuplotの利用経験があまり無い方がこういうことをやろうとした場合には
相当な時間の節約になるかと思います。
Date: 2014/08/19 06:30(15) --- Name: nkom
福島県が公開した事故当時のスペクトルデータから、3Dスペクトルを作りました。
例1: 福島市の紅葉山モニタリングポストの2011年3月15日のスペクトルの推移です。
例2: 大野局における3月12日早朝の第一波の様子。
大野局のその後
こういった画像や、Gnuplotさえインストールすれば自宅のパソコンで
拡大したり回転したり自由に見られるデータとGnuplotコマンドを一体化したファイルも作成し、
以下のページにまとめておきましたので、是非ご覧ください。
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDisasterSpectrum3D.html
これは、事故当時の様子が分かりやすいですし、スペクトルに慣れていない人でも、
線量だけ見ているよりも、スペクトルがあると色々と危険な兆候を察知するのに
かなり有利になるのが実感しやすいかと思いますので、他でもご紹介頂けると嬉しいです。