Pico Tech - PicoBBS


Date: 2014/10/07 04:25(52)  ---  Name: nkom



やっぱり、気圧が下がる時に、大きく上昇しやすい様です。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/32/32000_3204.html



この10月1日は、謎です。降水さえ記録されていない。気象台(富山)から10km離れているので、
局地的な雨でもあったのかも。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/16/16000_1601.html


あ、やっぱりそこだけ雨が降ってました。


低気圧でもないのに、上のグラフの様に上昇したのは、朝の雨で、
夜の間に地面近くに溜まっていたラドン子孫のウラン系核種を
集めて吸い上げたから、という感じなのかも。
ただ、静岡と違って、富山は成分分析もありませんので、憶測でしかありませんが。



小さなスパイクが2,3出ていた夫沢三区。
周辺も見て比べてみたりしましたが、同じ様なスパイクとか盛り上がりは
見られませんでしたので、一箇所だけの現象の様です。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07B/07545/07545_M03237.html




Date: 2014/10/07 03:50(21)  ---  Name: nkom



浜岡で何かあった説が・・・
https://twitter.com/pipenokemuri2/status/519300437208358912
https://twitter.com/pipenokemuri2/status/519351306121531392


台風の目が放射能を巻き上げているという説。

http://twitter.com/kurieight/status/518964451764998146
http://twitter.com/kurieight/status/518965806516805632
http://twitter.com/kurieight/status/518966524871073792
http://twitter.com/kurieight/status/518967562122428417
くりえいと@kurieight

結論)
★台風の通過と線量の増加に明確な相関関係がみてとれる。
★九州・四国から既に線量が反映する。★台風速度遅いと線量増加時間が長い、通過が早いと線量が鋭角的。★台風が左回りにホを吸引して台風の目で巻き上げている。 https://pic.twitter.com/YQtwo9r1BS
http://twitter.com/kurieight/status/518968266996211712


こちらは、上昇の幅が大き過ぎる、ということで、どこかで何かがあった、
という説は、唱えていらっしゃいません。

T.HIRANO ‏@TOHRU_HIRANO

静岡の放射線量がおかしいですね 原発事故前でも雨が降れば自然の元素「ビスマス」の影響で(〜0.045μSv/h)程度は上昇するけど、今日は変です。あまりにも上昇しすぎてる。普段0.05程度の地域でも0.12〜0.14と上がりすぎです
https://twitter.com/TOHRU_HIRANO/status/519116259405750272




静岡の成分分析を見る限り、上昇はウラン系成分によるものなので、
原発由来の核種は、有ったとしても、少ない様に思われます。
(でも、ウラン系はアルファ線を出しますし、「自然核種」とかの言葉で
言いくるめられて、安全安心なのだと誤解しない方が良いとは思いますが。)


したがって、浜岡原発で何かがあった、という可能性は、成分を見る限りでは
あんまり高くないと様に思われます。

また、線量が直ぐにもとのレベルに下がっていることからも、
寿命の短い核種だと推測され、ウラン系の成分分析と合致していますし、
セシウムやヨウ素の様な核種の放出が雨と伴に起こったような
線量の変化とは違っています。
http://pico.dreamhosters.com/RadiationDataOfShizuoka.html






雨による上昇としては、「記録的」に大きな値ですが、もっと大きかった例もあったと思いますし、
上空の気団にウラン系が多く含まれていたなら「異常」と、言える程ではないでしょう。

また、一番大きな上昇をしたのは、気圧が一番下がり、風向きが変わり、
風速も大きくなった時で、雨量が最大だった時の直後です。

この急激な気圧の降下は、その地点が台風の中心近くであったことを意味し、
(地表近くの)周囲の空気が集められ、吸い上げられて雲に上がり、
同時に最も激しい雨が降りやすい、という点が、今回の上昇を理解する
一番重要な鍵の様に思います。

つまり、それまで降り注いだ雨で地面に落とされたり、地表近くの空気中に霧状になって
溜まったビスマス214や鉛214などが、集められ、吸い上げられて狭い範囲に集中し、
しかもその部分が縦長になっていて薄い層であった場合よりも放射線の密度を高め、
その結果として、非常に狭い範囲=短い時間だけ、線量が急に高くなったのではないかと思います。


そして、その部分を抜けると本格的に台風の目の中に入り、上空からの風が吹き降ろし、
ウラン系の核種は吹き払われ、風向きも変わって、徐々に気圧も上昇したのでしょう。
http://www.bioweather.net/column/weather/contents/mame092.htm


http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_2


ただ、台風の目がもっとはっきりしていた場合は、一度雨風が弱くなってから、
再度暴風雨に入るのですが、今回は既に温帯低気圧に近い感じで、
低気圧の後ろはスカスカになっていた為に、目に入ったら、
その後は雨が降らなかったものと思われます。

追記:以下の「説」は、腑に落ちない点が出てきたので、再検討中です。

ということで、線量の上昇は、雨で降ってきた分、そして、地表に落ちていない分や
蒸発した分が周囲から集められて再度雲に持ち上げられて密集した分の
二つが重なって起きていた現象、というのが、私の現在の説です。

こういう見方をするなら、急激に上昇した線量が、ウラン系の崩壊の速度よりも
早く下がっているようにも思える点の説明も付きます。
(地表で崩壊して徐々に無くなったのではなく、上空に一気に持ち上げられ、
そして横方向に移動することで雲と一緒に消えたので、線量の減少速度は、
雲の移動速度に準じているものと思われる。)

そして、おそらく、同じ様な上昇気流による地表近くのウラン系の吸い上げは、
急激な線量の上昇と下降が、しばしば見られるので、
ありふれた入道雲や、前線の通過などでも起こっている様に思います。
(これは、いわゆる「スパイク」とは別物で、急激とは言っても、10分で
上って直ぐ全部下がるわけではありません。)

なので、私も台風の目の近くで巻き上げが起こっていると思いますが、
その成分は、ウラン系で、そして広範囲のものを巻き上げているのではなく、
数キロとか、それ以下とか、かなり狭い範囲を巻き上げながら
進んでいるのではないかと思います。


付録:

台風の目の中に居た期間(風が弱くなっていて、風向きも西よりになっている間)が分かりやすい。
今回の台風では、気圧が最低になるのは、台風の前面の積乱雲の辺りだった様に見えます。
これだけ、二日間のグラフです。他は、24時間。


台風の中心から少し外れていると、降雨や吸い上げが一番強い部分が通過しないので、
雨も弱く、上昇もぼんやりしていたり、量がそれ程多くならない。
それでも、特徴的な気圧の急降下、雨の増加と突然の停止、
突風と風向きの変化と風の減少、といった点が観察できます。


浜松と静岡は、良く似ています。



沼津は、気象観測点とMPの位置が少し離れているので、本当は、線量の頂点は、
風速が最大だった時間ともう少し一致しているのかも。
また、本来風が弱まるはずの台風の目に相当する部分で、結構風が吹いているのは、
目が崩れてしまっているせいなのか、地形的なものなのか、ちょっと分かりません。


この後、神奈川や千東海村のほうまで、同じ様な減少が見られました。



Date: 2014/10/06 21:04(40)  ---  Name: nkom


確認の為に82時間(3日半弱)バックグランドを取り直して、その直前に
森の中の腐葉土14gを46時間測定したスペクトルを再表示してみました。

まず、スムージング無しの生スペクトルと差分スペクトル。(BGは、スムージングがかかっています。)
この状態でも、スペクトルがBGと良く一致していて、それでもセシウム137のところが
持ち上がってその下も抜けているのが分かります。
x2の細かいチャンネルピッチの為、おそらく生スペクトルはこれ以上あんまり滑らかにはならないでしょう。
セシウム137の山の直ぐ右の750KeV付近でのチャンネル当たりのカウント数は546、
レートにして、0.00327cpsで、その近辺での上限の振幅は、最大+−15%ほどになります。
BG差分は、そこにバックグランドの振幅が加味されるので、
振れ幅がもっと大きくなっても良いのですが、一部を除き、同じ程度に収まっています。


スムージングを(新設定で)88%かけるとこうなり、微量のK40と、少量のCs137,そしてその左の
コンプトン散乱などが、かなり綺麗に出ていますし、BGのスペクトルも、検体も、
長時間の測定にも関わらず安定していたことが分かります。



同じスペクトルでピーク情報を出してみました。赤い色の計算上のピークを表すガウス曲線の中の
面積は、3416カウントで、レートにして0.0205cpsくらい。
1cps当たり20ベクレルくらいとして、おおよそ0.4ベクレルくらいが、
この検体に含まれているということになり、その濃度は、29Bq/kgくらいとなり、
以前、使いまわしのBGで計算した場合の2倍くらいの推定量になります。

この腐葉土の検体は、葉っぱや根っこや木屑とか色々混ざっていて、一様ではないので、
この部分には以前測った部分よりもセシウム137が多く含まれているのかも。

検出限界は、計算上は0.00161cps(Currieの方法で、3.29σ)。
定量下限には達してませんし、いずれにせよ極度に簡略化されたテキトーな方法なので、
「定量しましたあ」とか言えませんが、ピークもコンプトン散乱もまあまあ確認できて、
セシウムの山のレートも検出限界を超えているので、「素人測定的」には、
「汚染が在ります」と思っても良い結果でしょう。



これは、比較用にセシウム137を約20ベクレル含む日本の土20gのスペクトルを上のスペクトルと
一緒に表示して、縦軸のズームを変えたもの。
カナダ東部の腐葉土14gのBG差分のスペクトルを見ると、セシウム137のピークが
非常に微細な山で、スペクトルが十分に滑らかになっていて、BGも検体のスペクトルも
とても安定していなければ、単に山が有るか無いかさえも言えない様なものであるのが
分かりやすいかと思います。
また、検出限界(レート、cps)をBGのレートや測定時間、そして検体の測定時間から
自動的に計算して、Netのレートの右の括弧の中に表示するようにしてみたバージョンです。
(Currieの3.29σにしてあります。)




Date: 2014/10/06 17:37(24)  ---  Name: nkom



黒猫(横浜) @Tomynyo · 16h 16 hours ago

台風の通過した後の公園が池状態 子ども達はめっちゃ楽しそうなやんか

https://twitter.com/Tomynyo/status/519039202009165824


こういう泥水も、出来たら各所で念の為測った方が良いような気がします。



Date: 2014/10/06 06:52(10)  ---  Name: nkom


リーダー(マッチョな反原発) ‏@leaderleader1

線量情報福島県夫沢三区地区集会所
(画像は、時間の経過で動いてしまったので
T.HIRANO @TOHRU_HIRANO 様のものに差し替えました。)

→通常、福島の高線量地域は、他の地域と違い、雨が降ると水の遮蔽効果で線量が下がる。  この二つのでっぱりは、あまり見ない。ちょっと気になるでっぱり。  4−5μsv/h上昇している。
https://twitter.com/leaderleader1/status/519078630186446848


これはちょっと変な動きです。

一度ではなく、2度も上がっているし、他の地点はそういう変化が無い。
10月6日の14時頃と18時頃。


夫沢三区は、大きなスパイクは以前にもありましたが、その時の記録を見ると、
その前に4,5マイクロシーベルト/hくらいの高さの小スパイクが2回発生して
ちょっと似た感じ。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07B/07545/07545_M03237.html




Date: 2014/10/06 01:27(43)  ---  Name: nkom


(雨によると思われる)守屋での線量の上昇について、ビスマスだと証明して欲しい、という
話が出ていますが、スペクトルを取っていればそれが出来るわけです。
https://twitter.com/snoopymaygon/status/518961798850953216


で、スペクトルがない場合は、減衰率などから推測することになりますが
例えば静岡のページをみると、ウラン系(ビスマス214と鉛214など)が
雨の時に上昇しているのが良く分かりやすいです。
http://pico.dreamhosters.com/RadiationDataOfShizuoka.html

浜岡北小学校




私のグラフは一日遅れなので、台風の雨による上昇が見られるのは、明日になります。



また、風で吹き飛んでいるのではなく、雨で下がっている、というのも、
感雨や降水量と線量率の推移を併せて見ると分かりやすいです。

http://pico.dreamhosters.com/DoseRateGraphOfThisWeek.html
http://pico.dreamhosters.com/DoseRateGraphOfThisMonth.html


ただ、ビスマスが多い雨には、それが大陸由来だった場合にはセシウム137も
微量ながら一緒に含まれていたりしますし、福島由来の物質も入っているかもしれないし、
付近の汚染も雨風と一緒に含まれているかもしれないし、上流からの泥水には、
汚染が沢山あるかもしれないので、
   「雨風注意」 「泥水警戒」
という感じで良いのではないかとも思います。


ウラン系の子孫のBi214やPb214自体がホルミシスでも信じているので無ければ
沢山浴びる方が良いなどと思わないでしょうし。



Date: 2014/10/06 01:07(55)  ---  Name: nkom


USB機器のリスクの問題ですが、PCをブートする時にUSB機器を繋げていなければ、
攻撃手法の一部は無効化出来るようです。

ただ、USB機器がキーボードやマウスとして振舞うように改造されていたり、
最初からそう作りこまれていたりすると、どんな操作でも出来るので、
ブートの時だけ抜いておいても無駄です。

汚染されているPCがUSB機器を感染させるには、
対象となるUSB機器の一つ一つにたいして別々の感染方法を準備する
必要がある為、「全てのUSB機器」を簡単に感染させる事が出来るわけではないでしょう。

また、USB機器の中には、内部のコントローラーのファームウエアが
書き換え可能ではないものや、書き換えるには、通常より高い電圧をかける必要があったり、
普通のPCでは書き換えができないタイプのものもあるでしょうから、
そういうコントローラーを使っているUSB機器は、この手の感染とは無縁です。

しかし、現在流通する無数のUSB機器のどのモデル、どのバージョンが
PCからファームウエアの書き換えが可能なのか、調べないことには分からないし、
調べるのも普通の人には難しいので、厄介です。


USBメモリーが安全に使えればよい、というだけなら、MassStorageClassだけを
許可するハブがあれば、良いのかも。
つまり、このハブを介してUSBメモリーやハードディスクを使うと、
キーボードやマウスとして振舞うことが出来ないので、危険性が大幅に減少します。

あるいは、PCの側で、特定の許可したデバイス以外は、キーボード、マウスとして
受け付けない様にする、とか、プラグアンドプレイを許可制にして、自動認識はしても
ユーザーの許可がないと、動き始めない様な、そういう選択が出来るように
なっていれば、危険性を減らせます。

これは、MSやアップル、そしてLinuxやBSD陣営で対処できるので、
今のところ最善の対策かも。

もしかしたら、Windowsの場合は、レジストリーをいじるとプラグアンドプレイを
止められる可能性がないのかな?
そしたら、新しい機器は、全て手動で認識、許可する様に出来て、かなり安全になるかも。

あ、こういうのがありますね。
Disable Universal Plug and Play Device Host
Disable UnPnP Discovery Service
http://www.pctools.com/guides/registry/detail/1131/

サービスだったら、単にそのサービスを止めれば変なデバイスがあっても
勝手に認識して利用し始めなくなるのかも。

こういうソフトもあるけど、これ自体の安全性が分からない。
http://www.myusbonly.com/usb-security-device-control/


Linuxの場合は、udevのルールを変えると、特定のデバイスだけ許可する様に出来るそうな。
これで、USBの側から、単体でPCを騙して操作するのは、難しくなります。
http://askubuntu.com/questions/44913/can-udev-be-used-udev-rules-to-whitelist-certain-usb-devices


PCの場合は、ここのやり方でかなり安全になりそう。
これで、USB機器からPCへの感染の危険は、ある程度低下。
http://www.irongeek.com/i.php?page=security/locking-down-windows-vista-and-windows-7-against-malicious-usb-devices


この問題は、CD−ROMやUSBメモリーのAutoRunと似ていて、
媒体を入れたら、許可しないでも自動的に動いてしまう、という方式が
そもそも間違いだったのでしょう。


次は、PCからUSBへの感染の問題ですが、こっちは、PCが感染した時点で、
もう何でもやり放題なので、あんまり対処法が無いかも。



Date: 2014/10/05 19:47(15)  ---  Name: nkom


とあるページのスペクトルに関する記述が、まるで逆の方向へ行ってしまっている・・・


  「つまり、三角のピークの先端が鈍るとか欠けているというのは、 
  いろいろなノイズなどの影響によるものですが、

  本来、それらのノイズがなければ、ピークの先端は必ず尖る、
  という事を意味しますので、

  >斜辺の延長線上の交差点を、ピークの先端として構わない、」



これ、CsIの測定器を使っている方のご意見です。念の為。

CZTやHPGeのスペクトルを見てそう誤解したのか、
ギザギザがおさまるまで測ってみた経験が圧倒的に不足しているのか、
繰り返し同じ検体を測ってみたことが無いのか、
とにかく三角形に尖っているのが普通で良いのだ、と
強く思い込んでいっらしゃいます。


NaIの機械は25ベクレル/kgまでしか測れない、とか、
そういう都市伝説のように、CsIのスペクトルはピークが
三角形に尖っているのが普通で理想的、とか、
そういう珍説が普及してしまうのかも・・・



Date: 2014/10/05 10:24(31)  ---  Name: nkom


あ、カナダのチェルノブイリの前と後の汚染の比較を見つけました。
http://arctic.synergiesprairies.ca/arctic/index.php/arctic/article/download/1735/1714

高緯度(北緯60度とか)の地域の調査では、針葉樹の葉っぱから
チェルノブイリ由来の汚染が多く出ています。

それ以外のサンプルは、10%から30%がチェルノブイリ由来。


また、1986年の夏に調査したサンプルでもCs134とCs137の合計で、
草を乾燥させたもので、1000Bq/kgくらいの濃度が出ていたりします・・・


で、そういう環境に住んで、セシウム汚染した肉を食べていた人達をホールボディー
カウンターで調べた報告書。使ったのは、Harshawの5インチX4インチのNaI。
放射性セシウムによる内部被曝の健康への悪影響は、
環境放射線の年間被曝線量より少なくて「とるに足りない」と結論付けられています。
で、人間のお肉の汚染が、検出された人で、140Bq/kgから2200Bq/kgくらいあったりします。
http://www.irpa.net/irpa8/cdrom/VOL.2/M2_169.PDF


これは、アラスカでの調査。カリブーの肉や、(カリブーが食べる?)地衣類などを調べ、
核実験の最盛期から、徐々に減少する様子も見て取れます。
1964年辺りで1200から1800Bq/kg(生肉)あったものが、チェルノブイリ前は
50Bq/kg程度になっていて、チェルノブイリで倍くらいに戻ってしまったらしい。
また、カリウムの摂取量によって、体内のセシウム濃度が影響されるんじゃないか?
といったことも書いてあります。
http://septentrio.uit.no/index.php/rangifer/article/download/579/549



オーストリアのザルツブルグ近郊でも、土壌が400Bq/kgとかあって、
コケや地衣類は、その10倍から10数倍の濃度。
これは、チェルノブイリ由来がほとんどなのでしょう。
http://www.nipne.ro/rjp/2011_56_7-8/0983_0992.pdf


うーん、今のところ、カナダのアメリカに近い方での、チェルノブイリの影響に関する
(無料の)公開資料が見つかりません。



Date: 2014/10/05 08:55(33)  ---  Name: nkom



このモデリングだと、北半球の多くのところで1桁Bq/m2くらい(10から100Bq/m2)の
Cs137+I131の沈着があったと予想されるそうです。
http://www.atmos-chem-phys-discuss.net/12/24531/2012/acpd-12-24531-2012.pdf

拡大した地図がこんな感じ。これは、WetとDry(乾性と湿性)の両方の沈着の地図で、PDFには、
その片一方だけの予想図もあります。
アメリカの湿性の実測からの予想値が0.8から240Bq/m2なので、
この図の予想値の+−1桁くらいには収まっているのかも。


ただ、同じモデリングの日本付近を拡大するとこうですから、ちょっと疑問もあります。
日本は、ほぼ全域が2桁Bq/m2に入っていて、西日本でも3桁Bq/m2が結構ある、という予想で、
実際に土壌を測っている地点では、そこまでは汚染されていない様に思います。
(これは、I131を含んでいる為に、そういう違いが出ている可能性もありますが)




Date: 2014/10/05 08:27(54)  ---  Name: nkom



核実験によって降下したセシウム137の濃度が1963年くらいに最高となり、
その後徐々に減ることを利用し、土壌浸食の様子を調べる方法が研究されたりしたらしい。

で、その一つによると、1960年代半ばの平均的なセシウム137の汚染は、アルバータ州の農地で
1704Bq/m2くらいと推測されているのだそうな。
http://www1.agric.gov.ab.ca/$department/deptdocs.nsf/all/sag3365/$file/csq02.pdf?OpenElement


で、50年ちょっと経ったので、元の35%くらいになっているとして、
20cm四方の表層に今でも留まっていると(乱暴に)仮定して簡略化すると
1メートル四方の4%なので、1704 x 0.35 x 0.04 = 大よそ24Bqくらい

1960年代以降の積み増し分と、土壌の下層への移行や、メープルシロップみたいに
遠くの土地に送られたりする移行などなどによる減少とかもあるし、
それらがどれくらい影響してくるのか、良く分かっていませんが、
うちの近くの山の中の土壌が表層数センチを20センチ四方くらい掘って、
大雑把に15Bq/kg程度という汚染と、それほどかけ離れていない。

とすると、現在のカナダの平均的な土壌の汚染は、
もちろん場所によって異なるとは思いますが、
Cs137が400から600Bq/m2くらいあったりするのかも。


非常に「テキトーな推測」なので、もっと真面目に、そして多くの地点で調べないと
本当のところは分かりませんし、そういう調査をやる機関や個人が出てくるのか、
ちょっと疑問ですが、ここでも、西日本などと同様、今のうちに調べておかないと
後で何か起こった時に、比較ができません。



Date: 2014/10/05 06:25(52)  ---  Name: nkom


メモ:

アメリカの土壌への福島からのCs137の沈着率
http://nadp.sws.uiuc.edu/fukushima/
https://bqs.usgs.gov/fukushima/



検出された地点では、少ないところで0.8Bq/m2、多いと240Bq/m2くらい沈着したらしい。
また、多数の地点で検出限界以下だったらしい。

この報告に詳しく書いてあり、I−131,Cs−134,Cs−137のそれぞれについての
降水中の濃度や地表への沈着量やそのマップが含まれています。
http://pubs.usgs.gov/of/2011/1277/report/OF11-1277.pdf

沈着が多かったのは、ロッキー山脈の西と、コロラド。
でも、東部のバーモント(うちから結構近い州)でも検出されています。(Cs137が0.2Bq/m2)

私が採集した森の中の腐葉土は、20センチ四方くらいの広さから表層5cm程度までを
テキトーに掘ったもので、既に15Bq/kgくらいのところに、
  0.2Bq/m2 x 0.04m2 = 0.008Bq
という感じで、ほんの少し上乗せされたのかもしれませんが、追加分が少なすぎて、
Cs134にしてもうちの測定環境では到底検出できないレベルかと思われます。

ちなみに、これは湿性沈着のみで、乾性沈着の方は資料があるのかないのか、
まだ分かりません。


Date: 2014/10/04 21:28(56)  ---  Name: nkom



USB機器はもう使えない?
http://www.gizmodo.jp/2014/10/usb_175.html


変なUSB機器をPCに挿すと、PCが感染し、
感染しているPCにUSB機器を挿すと、そのUSBも感染し、
ネットを通じた感染も絡んでくると、アウトブレイクはほぼ確実。
(上手に感染する場合は、症状が出ませんし。)


現在までに販売されたUSB機器が、まだ危険でない、と、
非常に楽観的な見方をした場合、今後は一切のUSB機器を買わない、
自分のUSBは、他のコンピューターに挿さない、
そして、他人のUSBは、自分のPCに挿さないならば、
このルートからの感染は防げます。

ただ、既に使用中のUSB機器に悪質なコードが含まれているかどうかは、
はっきりとは分からないので、現存する機器も100%信用することは出来ないかも。



中華系の機器を買うと、付属のドライバーCDとかに変なソフトが
入っていたりするのは良く知られていましたが、今後は、USB機器そのものが
もっと信用できなくなる、ということです。

で、私たち一般人の場合は、自分のPCが乗っ取られたり、他の人への攻撃に
使われたり、といった危険性がありますが、一番困るのは企業や役所や工場。

現代では、コンピューター抜きに仕事が出来る職場は少なくなりつつありますし、
USB機器も避けられない場合が多いですし、中華系の部品も含め
怪しい機器やソフトも増える一方で、安全性が保てる保証が急速に無くなりつつあります。

そもそも、電気が止まればPCも携帯も全てが止まるので、現代社会は
とっても脆弱ですが、電気が来ていても、PCが言う事を聞かないどころか、
害をもたらす様な動きをし始める可能性が増えてくる、と言えるでしょう。



私の場合、PCが動かないと測定も出来なくなってしまいます。
こういう時に、旧式のRS−232とかで繋がる、単体でも動く機械は強いです。



逆に言うと、USBってシリアル接続なので、信頼できるUSBからシリアルへの
変換アダプターと通して、PCに直接USB機器が繋がらないようにすると良いのかも。

現在:  USB機器 <=USB=> PC

対策? USB機器 <=USB=> 小型USBホストサーバー <=単純なシリアル通信=>   
           信頼できるシリアル−USBドングル <=USB=> PC

早い話、「本当に信頼できる」USBハブの様に使えるプロトコルフィルターみたいなものがあると
この問題は解決できるのかも。
USB様のファイアーウォールみたいなものです。どうせ、しばしばハブを使ったりしてますし。


そう言えば、以前USBホストの小さいドングルを買ってまだ使ってなかったし、
USBとシリアルの変換ドングルとかも有るので、やる気と暇があれば、
低速だけど安全なUSBメモリーのインターフェースとか作れるかも。
(それも、既に買ってある製品に、変なコードが埋め込まれてなければ、の話ですが・・・)


しかし、今後は、マウスだのキーボード一つ買うのも、ちょっと考えてしまいます。


グーグルだのアメリカとかの政府系の皆様が、PCを自在に好き勝手にするのは、
「そういう風に作ってある」のだから、そういう事態というか、社会情勢になったなら
なんかもうしょうがない、という諦めも多少は付きますが、
こそ泥たちでも「やり放題」になってしまうと、憂鬱です。


そして、これの対策用のパッチだ、ソフトだ、と言って、それ自体の方が悪質で危険なソフトを
提供するどころか高く売りつける「ワクチン商法」も、今よりさらに流行りそう・・・



Date: 2014/10/04 09:43(49)  ---  Name: nkom



Pow2P様の鉄道車内でのスペクトルリポート
http://twilog.org/pow2p/date-141004





Date: 2014/10/04 09:12(57)  ---  Name: nkom


敦賀で、一時、線量が異常に下がっていました。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/18/18000_1180000003.html

2,3日前、沼津で小さなヒゲが幾つか。
感じとしては、浮島で昨日あった(いつもの)「非破壊検査と言われている」パターンの小さなものに似ています。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/22/22000_2207.html


熊取付近で、10月の1日の朝6時くらいに、非常に小さな増加が見られたのに気がつきました。
一番大きかったところでこれくらい。もしかしたら、降水が記録されないくらいの雨が降ったのかもしれませんが。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/27/27000_1270000008.html

似たような小さな増加が、前日(9月30日)の午後6時頃に、大阪付近でも見られました。
こっちも、気象台の降水記録は無し。

あ、洲本 (淡路島)では、その両方がかすかに見えているみたいです。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/28/28000_2806.html


で、下市町 県吉野保健所では、10月1日の6時頃に降水があり、線量も上がっていました。
宇陀市でもやはり降水と線量の上昇がありました。

http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/29/29000_2904.html

従って、熊取周辺のかすかな上昇は、これらの地方の降水とそれに伴う上昇と
連動したもので、それは、淡路島くらいまで観察された、と考えても良いのかも。

甲賀や姫路でも9月30日18時頃の上昇があり、
尾鷲市や伊勢市でも10月1日朝6時頃の上昇が見られ、
もしかしてもしかすると、沼津や、そして下田(ここは降水とかなりの上昇があった)も
連動していた様にも見えます。

また、これらの地域で、小さな上昇が起きた時間は、風がほとんど無く、
ほぼ同時刻に結構広い地域(100kかそれ以上?)で起こっている。
また、ちょっと上昇して直ぐ下がっているので、継続的な現象でもなく、
一部では、降水による上昇と思えるけど、降水が無い様に思える地点もある。

9月30日は、大阪やその北、そして甲賀。
10月1日は、少し南の熊取や宇多や伊勢(そして、もしかしたら遠く沼津や下田まで?)。

台風の影響で、長い筋の様な雲でもかかっていて、その一部でウラン系か何かの
濃度の高い部分があり、9月30日は、大阪あたりにあったのが、
10月1日は南下した、とか、そんな感じなのだろうか?

だけど、それだと、南下に伴い、徐々に影響の出る地域が変わったりする筈なのに、
そういう違いは見られる、それぞれ、18時、そして6時に影響が出て、
それ以前やそれ以降に、影響が無いのが不思議。

降水も絡んでいるので、気象条件が関連しているのは多分確かだとして、
「それ以外の要因」が、もしかしたらあるのかも。
秋分の直ぐ後で、日の出と日の入りはちょうど12時間くらいの違いなので、
一番ありそうなのは、日の出と日の入りで共通して見られるような条件。


もしも、沼津の方まで同じ現象があったとすると、静岡県の成分分析が使えそう。
http://pico.dreamhosters.com/RadiationDataOfShizuoka.html

浜岡原発周辺では、朝の6時前に感雨のあった地点が多く、降水が観測された地点もあり、
降水があったところは線量が上がっているし、降水がなくても、感雨のあった地点の幾つかは
少し上昇しているし、その成分はウラン系なのも確認できる。






ということは、大阪やその他の地方でも、最寄りの気象台では、降水が確認されていなくても、
実は、感雨が有ったのかも。

なんか、こうしてみると、ウラン系の濃い雲の帯を、日の出や日の入りの時の
夜と昼の移り変わる状態がほんの一時的に降水を促し、そして、フラッシュを焚いて
フィルムを感光させる様に、該当地域の線量をかすかながら上昇させた、
という感じなのかも。

後は、それを確認するには、レーダーデータと照らし合わせれば良さそう。

9月30日の夕方は、赤い線の下の方の雲でウラン系の濃度が少し高く、
http://www.tenki.jp/past/2014/09/30/radar/6/


10月1日の朝は、赤い線の上下でウラン系の少し濃度が高かった、ということかも。
http://www.tenki.jp/past/2014/10/01/radar/5/


また、レーダーの画像をみると、雨雲は日の入りや日の出の時間帯に
増大していたことも見て取れますし、雨雲が西の方から東南東に移動したのも分かります。
ただ、地表付近と、上空では気団とか風の流れが異なっているので、
ウラン系濃度の高い空気が、どこから来たのか?は、良く分かりません。

この辺の雲の流れを見ると大陸由来の様な気もしますが。
http://www.tenki.jp/past/2014/09/30/satellite/japan_near/vapor.html?radar=1
http://www.tenki.jp/past/2014/10/01/satellite/japan_near/vapor.html?radar=1

熊取で、降水もないのに小さな変化が幾つもの地点であったので、気になって調べましたが、
良くある「広い地域で雨が降る時のパターン」が、「降水が記録されない程度の
微妙な量で起こっていた為」だったのだろう、と思います。

また、ウラン系の濃度が少し高い、と言っても、他の地域や日時だともっともっと
高い場合もありますし、ちょうど「微妙な量」だったので気になる様な現象に
繋がったのだろうと思います。


日の出や日の入りの時の気象の変化が、結構影響していて、
降るか降らないか位の微妙な時のトリガーになるかもしれないのが分かりました。



Date: 2014/10/04 07:20(53)  ---  Name: nkom


カリフォルニアのバークレーで、ウラン系(Bi214,Pb214)とトリウム系(Pb212)が
高くなっていた件は、自分で過去に保存してあった今年の3月からのデータを見たら、
最高で(5分毎に?)100BqくらいのBi214が5月14日に観測されてました。

このページの下の方にそのエクセルファイルがあります。
http://pico.dreamhosters.com/ExcelDataAndMacro.html

なので、今回はその1.4倍くらいで、それ程異常ではないのかもしれないですが、
過去半年ちょっとでは最高みたいです。



Date: 2014/10/04 06:41(37)  ---  Name: nkom



除染土を福島県外で最終処分 法案を閣議決定
10月3日 11時28分

福島県内の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設について、政府は、保管を始めてから30年以内に福島県外で最終処分を完了することを定めた法案を3日の閣議で決定しました。

政府は、福島県の双葉町と大熊町で建設を計画している中間貯蔵施設について、地元の要望を受けて県外での最終処分を定めた法律の改正案をまとめ、3日の閣議で決定しました。
法案は、有害物質のPCB=ポリ塩化ビフェニルの処理を行う国の特殊会社について定めた法律を改正するもので、この会社が中間貯蔵施設に関する事業を行うとしています。
そして国の責務として、中間貯蔵施設を整備し、安全を確保するとともに、保管を始めてから30年以内に福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を取るとしています。
また、土などに含まれる放射性物質の濃度を低くしたり、再生利用したりする技術開発などの状況を踏まえ、最終処分の方法を検討するとしていて、今の臨時国会で成立を目指す考えです。
望月環境大臣は、閣議のあとの記者会見で、「長い道筋ではあるが、地元の皆さんとしっかりと信頼関係を築いて、安心して国に託していただけるようにしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141003/k10015087361000.html



非常に大量の除染土壌を減容し濃縮した汚染物質が、福島県から外へ持ち出され、
それだけでなく、持ち出された先でも、濃縮、分離などを行って、
濃度が凄く高くなったものは「最終処分」(つまりは、どこかに埋めて置いたりする)、
濃度が低めの物質は「再利用」(つまりは、生活環境に拡散される)
ということが、決まったようです。


汚染物質を「動かす」「手を加える」と、その度に色々なリスクが生じるので、
この場合、まず、除染作業時の拡散や被曝のリスクがあり(既に実行されている)、
中間貯蔵施設やそこで出る「再利用される部分」にまつわる運搬、利用での拡散や被曝リスクがあり、
県外に持ち出す拡散や被曝リスク、再濃縮と再利用の拡散や被曝リスク、
「最終処分」での拡散や被曝リスク、などなどがあり、
この様に、何度も繰り返し「動かす」「手を加える」と、
「全てが理想的に行われた」としても、リスクが高まります。


で、こういった放射性物質が、既に「安全意識」が麻痺している人々によって
扱われた場合、今までの原発事故と同様に、色々な事故をやらかす危険が
かなりあるんじゃないかと思います。
(除染事業で、既にバレちゃったマズイ事例が幾つかありますし。)


なので、この計画は、意図的なのかどうか知りませんが、「自殺行為」のひとつだと私は思います。

また、この計画は、「県外への持ち出し」が、いつ、どこに行われるのか?とか、
そういう事が決まっているのか、公表されるのか?なども、不明で、
知らないうちにあちこちで高濃度の放射性物質が運ばれて、どこかに貯蔵される、
という結果になるかもしれません。



大量の核実験やったり、多数の原発を作ったのも、物凄くアホな行いでしたが、
そういうのと同じ様なアホさです。



Date: 2014/10/03 18:13(54)  ---  Name: nkom



EPAのモニタリングでは、周辺に異常は見られません。
http://www.epa.gov/radnet/radnet-data/
http://epa.gov/radnet/radnet-data/radnet-sanfrancisco-bg.html
http://epa.gov/radnet/radnet-data/radnet-eureka-bg.html

民間のガイガーも異常なし。
http://radiationnetwork.com/

ネバダも異常なし。
http://cemp.dri.edu/cgi-bin/cemp_stations.pl?stn=tono&prod=1

ここは、一箇所赤くなってるけど、有料会員にならないと、チャートが見られないし、パス。
http://www.netc.com/

ここは、EPAのデータを流しているのですが、EPAより見やすい。
カリフォルニアのデータを見ると、僅かな上昇傾向が見られる地点もちらほらありますが、
USBのデータみたいな大きな増加はなし。

Gross Betaを測っている地点でも、やっぱり大きな変化はなし。
http://www.enviroreporter.com/radnet-air-monitoring/california/

もしかすると、UCBやその近郊のローカルな現象なのかも。
大学で誰かがラドンが大量に発生する変な実験でもやってるんじゃないでしょうね?



Date: 2014/10/03 17:52(41)  ---  Name: nkom


なんか、バークレーの線量がここ3ヶ月では最高になってます。
上昇したのは、ウラン系が主な原因で、トリウム系もそれなりに貢献しています。
セシウム134、137の成分は、普段のバラツキの範囲内です。

気温が高くなっているので、それも原因の一つかもしれないですが、
以前に気温が上がった際には、こんなに上昇していません。
また、雨も記録されていません。(雨が降ったのは9月の25日ころの一回だけ)

これって、正常なのかな?






Cs134やCs137とBi214の線量が分かるグラフ。
http://radwatch.berkeley.edu/airsampling/technical

そのデータのcsvファイル
http://radwatch.berkeley.edu/sites/default/files/pictures/rooftop/weather.csv


上記のcsvの2014年10月4日の時点のコピー。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/gimg/weather-2014-10-04.csv


Date: 2014/10/03 16:55(38)  ---  Name: nkom


カナダの松茸から検出(37Bq/kg)
http://ycrms.blog.fc2.com/blog-entry-82.html

YCRMの方たちは主にチェルノブイリ由来だとお考えのようです。

私は多分ほとんど核実験由来ではないかと思うのですが、過去のデータに遡って、
バンクーバー近郊の山に86年にどれくらい降下沈着したのかを
見つけないと分かりません。

そもそも、そういうデータがあるのかどうか、良く分かっていません。



カナダ産の松茸は、名前は松茸ですが、日本のものとは大分違い、
香りとかは薄くて大味です。(カナダ産は香りが良い、というご意見もあるようですが)

私も、20年以上前にバンクーバーに居た時に知り合いの方から大量に頂いて、
嫌と言うほど食べましたが、当時はきっと今よりも汚染されていたのでしょう。

バンクーバーでは、イクラとかカズノコ昆布とか、本当に嫌と言うほど
沢山頂いて、特にイクラは色々な食べ方をして絶品でした。

今では、幸い、もう食べたいと思わないし、キノコは汚染されているのを知ってしまうと、
お金を出して買う気にはなれません。


今住んでいる所の近郊でも、美味しいキノコが取れるのですが、
普通の土で10から15Bq/kgくらい、
コケとかがあって少し濃縮されていると100Bq/kg以上の
セシウム137があるのを知ってしまうと、やっぱり食べる気にはなりません。

まあ、土壌がこうだから、カナダのブルーベリーやメープルシロップからも
しばしばセシウム137が検出されてしまうわけです。

フランスなどでも、イタリアに近いほうの町で、50Bq/kgくらい
庭の土から検出されたりするそうです。

そして、汚染がまだ少ない南米でも、ボリビアも原発をやるそうですし、
困ったものです。


前から汚染されたものを食べてたのだから、それくらい大丈夫、平気、
というのは、ありがちな考え方ですし、「安全安心派」の得意技ですが、
「もう、そんなに食べてしまった」のだから、これ以上御免だ、
という考えもありますし、私の妄想の中では、原爆を作って
核実験をしこたまやって広島や長崎で人体実験をした連中や笹川や
そういう皆様方の顔が放射能と結びついてしまっていて気色悪いので
入っているのが分かったら、基本的には食べません。



Date: 2014/10/03 15:10(10)  ---  Name: nkom


酷い話だ。
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/21034

お金を払って契約していたサービスでさえ、こうです。

Twitterやグーグルやフェイスブックに依存しない情報発信や収集の方法を
考えておくことをお勧めします。


   「いつまでも、あると思うなネットとWEB」


良く使う情報は、自分のハードディスクに入れておきましょう。
SSDは、あんまり長持ちしない場合もあるので、信頼性の高いHDDが
今のところ保存用と利便性と価格を考えると一番かと思います。

クラウドとかは、データを盗まれても良い、公開用の情報は良いですが、
それ以外は危険。

グーグルとかYahooも、アップロードしたデータは、どうなってしまうのか
分からない、というのを前提にした方が良いかも。

無料(場合によっては有料でも)のブログやWEBなどのサービスも、
コンテンツを提供会社がどうにでも出来る様な条項が入っていたりします。




IWJでは、ボランティアや機材、お金が足りないそうです。
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/21084




Date: 2014/10/03 12:59(11)  ---  Name: nkom



中身を見ると、「SMTX」というADCらしきモジュールが。
http://www.nabe-e.com/BX/BXindex.html


22万円?







Date: 2014/10/03 12:02(43)  ---  Name: nkom



検出限界や定量加減の計算の仕方のおさらいメモ:



このページが、一番分かりやすい。ただし、BGを使わない方法の場合は、
下のゴードンギルモア氏の英語のスライドが分かりやすい。
http://ax00.web.fc2.com/atomic/beta/s/s0080.html



で、単純にそれぞれ以下の式をPythonで書いてみました。vbとかでも似たようなものです。



Kaiser (2、又は3σ)


Currie (検出限界「Ld」は、通常3.29σ)



共通部分:

# BG rate (cps)
nb = 0.633

# BG time (sec)
tb = 3600 * 24

# 3σの場合
ka = 3

# 係数 Bq/cps, 又は、単に検出限界の Net Rate を求めたい場合は 1。
ce = 20.0

import math

# kaiser(3600*2) # 2時間の測定での検出限界
def kaiser(ts): return ce*ka/2.*abs(ka/ts + math.sqrt( (ka/ts)**2 + 4*nb*(1./ts + 1./tb)))

# currie(3600*2) # 2時間の測定での検出限界
def currie(ts): return ce*((k**2)/ts+2.*k*math.sqrt(nb*(1./ts + 1./tb)))


他の参考文献とか:
http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/ea/detection.htm

ゴードンギルモア氏のスライド(英語)
BG差分でなく、コベル法などでやる場合(Currieの考え方)
http://www.gammaspectrometry.co.uk/appendices/decision-limits.pdf

詳しい。 (BG差分の場合、√2倍を使うべし?)
https://docs.google.com/viewer?url=http%3A%2F%2Fwww.jsac.or.jp%2Fbunseki%2Fpdf%2Fbunseki2010%2F201005nyuumon.pdf


他にも色々ありますが。
http://hps.org/publicinformation/ate/q10110.html

http://hachisoku.org/blog/?p=514

https://docs.google.com/file/d/1bGF6GE4yjzM72v04ptZXtXZCP06pq3BaWWC5fqNWAt_fU2fkhoMsLY0d4bHO/edit?pli=1

http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/ea/detection.htm

http://radi-info.com/q-1453/

http://www.radio-isotope.jp/tech/tech_MDL.html

http://m-rad24.bio.ac.jp/menu4.pdf?mnu1=1



Date: 2014/10/03 11:58(42)  ---  Name: nkom


SW83A @SW83A · 4h 3 hours ago

ガウス関数面積のおさらい 面積をS 標準偏差をρ ピーク高をh FWHMをwとすると、

https://twitter.com/SW83A/status/518034740545208322

SW83A @SW83A · 3h 3 hours ago

Sとhwの係数

https://twitter.com/SW83A/status/518036650710941697

SW83A @SW83A · 3h 3 hours ago

ガウス関数面積の長方形近似 http://po.st/M6Nux2 ほぼ1なのでガウス関数の面積は、ピーク高×FWHMの長方形の面積とほぼ同じ。
http://www.wolframalpha.com/input/?i=sqrt{2pi}%2F%282sqrt{2ln2}%29
https://twitter.com/SW83A/status/518036782684712960


SW83A @SW83A · 3h 3 hours ago

ガウス関数面積の三角形近似ガウス関数を三角形で近似するなら、高さはピーク高、底辺はσの5倍が妥当。
https://twitter.com/SW83A/status/518037030597431296




「Sとhwの係数」 が、1.064467・・・なので、素人測定なら1か1.1、
又は1.06程度で計算しても十分。

標準偏差 σ とFWHM w の関係は、
σ = w ÷ 2.35482


テレミノMCAのピーク機能では、ガウス曲線の幅を標準では(片側)3σにしてありますが、
変更可能になっているので、その設定に合わせて計算しています。



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