Date: 2014/11/18 19:16(35) --- Name: nkom
福島原発、中間貯蔵関連法が成立 廃棄物の県外処分明記
2014年11月19日 11時04分
東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設をめぐり、30年以内に福島県外で最終処分することなどを明記した改正法が19日、参院本会議で可決、成立した。
有害化学物質の処理を行う国の特殊会社「日本環境安全事業」(JESCO)の関連法を改正し、国の監督の下、中間貯蔵施設の運営管理も担当させる。社名も「中間貯蔵・環境安全事業」に変更する。
中間貯蔵施設は国が第1原発周辺の双葉、大熊2町に建設し、来年1月の使用開始を目指している。ただ、用地買収をめぐる地権者との交渉が難航しており、政府内には来春以降にずれ込
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014111901000814.html
「県外で最終処分」が決定だそうです。
これって、瓦礫の焼却以上にヤバイ話だと思うのですが・・・
「除染」を試みるだけなら、まあ、その心情とかは分かりますが、
汚染を拡散させないようにしたり、人や物資や車両の動きを管理しないばかりか、
その逆に、わざわざ汚染を掘り起こして、(最低)2度も加工し、その度に濃縮し、
同時に、「低濃度」とはいえ、まだまだ汚染の残る物質や副産物を出して、
それも「再利用」されたりしたうえに、一番濃度が高いものを全国にばら撒く、
という政府(官僚や財界など)による「日本全国核汚染テロ計画」みたいなものです。
アホだ、狂っている、というのは、前々からそうなのですが、
それにしても酷い話です。
Date: 2014/11/18 14:15(12) --- Name: nkom
カナダのVISA情報
http://www.emirates247.com/news/canada-immigration-soon-open-for-parents-2014-11-17-1.570250
他の方のツイートで紹介されていましたが、市民権と、そして永住権を持っている人の
親や祖父母に対するVISAが、取りやすくなるとのことです。
ただし、呼び寄せる側の市民や永住者が、職や資産があって
養っていくことが出来たりすることが出来るなら、の話ですが。
また、永住権が要らない場合は、観光VISAで2年まで滞在できて、最大十年まで
延長可能、という文章も見られます。
つまり、「働かなくても食べていける」のであれば、カナダ市民や永住者の親や祖父母の場合は
永住権の申請の様な面倒で長い手続き無しに、カナダに十年くらいは、住むことが出来るわけです。
若い人の場合は、こういうのは特に考えない場合も多いかもしれませんが、
「生きていく場所」として住みやすい土地が、老いていく、死んでいく場所として
気分が良い場所とは限らなくて、健康な場合は大変住みやすくても、
病気になったり、体が不自由になった時に、その土地の医療レベルや
サービスや食事や言葉や習慣などなどでもって、最後まで気持ちよくいられるか?
というのは、「本格的な移住」を検討する場合には、考慮した方が良いかもしれません。
たとえば、私が住んでいる土地の場合、「基本的な医療」には、お金がほとんどかかりませんが、
歯医者は、会社とかの保険に入っているのでなければ自費です。虫歯を一本治すと、2万円くらいかも。
これは、コンポジット(紫外線で固まる歯科用セメント)で穴を埋める場合で、セラミックをその場で
3D撮影して削って入れる様な被せ物や詰め物だと、10万円から10数万円くらいかかります。
半年か1年毎のチェックとお掃除が1万円から2万円くらい。
ただ、日本の街中の某歯医者で要れたセラミックは、全て5年か10年で取れたり欠けたりしましたが、
カナダの現在の歯医者さんで入れたものは、欠けたのが1本だけで、変な日本の歯医者よりも、
まともなカナダの歯医者の方が、今のところ信頼性が高いです。
でも、カナダにも変な歯医者は居て、そこでやったものは、全部駄目になったという例もあるので、
日本にしろカナダにしろ、歯医者さんの選択には気を付けた方が良いでしょう。
また、ケベック州の場合、公共の医療機関は非常に混み合っており、「救急」で
病院に行くと、「仕分け」をされて、本当に危ない状態でもない限り、医者に見て貰うまでに
数時間待つのが普通です。
そして、手術が必要な病気でも、手術は数ヶ月待ちという場合もザラです。
なので、待てない人やお金の有る人は、民間クリニックに行ったり、
アメリカに行ったりする場合もあります。
「ファミリードクター」みたいなものも、一応存在しますが、それにしても
予約を取るのが一苦労だったりします。
逆に、簡単な健康診断とか、血液検査とか、性病検査とかは、
市内のあちこちの公共の診療所で、簡単に予約が取れて、
無料でさっさとやってくれます。
私は、歯医者以外は、長年医者にも行っていませんので、こういう医療事情を
不便だと感じたことはありませんが、怪我をしたり、病気になったら、大変かも。
Date: 2014/11/17 10:12(24) --- Name: nkom
あと、根本的な勘違いが多いまま「奮闘」している方などが、
テレミノの公式版とかに「致命的なバグ」を見つけて直した、とか、おっしゃってますが、
分解能補償機能にしろ、他の設定にしろ、設定を変えて起動しない様な事態が
もしも起こった場合は、単に設定ファイルを削除するなり、名前を変えるなりすれば、
初期設定で立ち上がるので、
「このエラーが発生してしまうと、起動に失敗して設定を変更できないので、
通常では、もう二度と起動することが出来なくなります。」
というのは、本当ではありません。
また、「Theremino_MCA_INI.txt」というファイルをメモ帳とかで開いて、
該当部分を削除したり変更することも簡単に出来ます。
バグ自体については、私の方では確認していませんし、
「特定のPCオーディオ環境で、特定の調整値を設定し、
「分解能の補償」を有効にすると、稀に発生するバグです。」
とのことですので、もしもどなたかの環境でそういう事態が起きましたら、
ご使用の環境や設定をお知らせ頂ければ、こちらでも探してみて対応します。
また、分解能補償機能を使うと「見えないもの」が見えるかもしれないという期待を
しているのかもしれませんが、悪用、乱用をすると、高エネルギー用スライダーよりも
もっとスペクトルを変化させてしまう機能なので、(変な)「定量用」には向いていません。
「(簡易)定量用」には、生スペクトルか、滑らかに成長したスペクトルに近い形になる様な
スムージングか、対数表示や指数表示とかくらいにしておいて、あんまり変に
スペクトルをいじくらない方が間違いが少ないだろうと思います。
また、もしかしたら、V6.7で追加された「先鋭化」機能の方が、定量的な事には
向いている可能性があります。
とにかく、感度の低い測定器を使って、しかも測定環境が乱れまくって、
スペクトルがギザギザ、グチャグチャの場合は、そういうデータは
煮ても焼いてもあんまり使い物にならないので、変に数値的に
いじくる努力をするよりも、測定環境を安定させて、遮蔽内のBGなり
同じものを測ったスペクトルが目的とする領域でしっかりと落ち着いて
滑らかになることを何度も確認したり、落ち着かない場合は、
様々なエネルギー領域のパルス波形をじっくり調べて原因を究明し、
対策を練らないと、いつまでも変な勘違いに振り回されてしまって
理解が深まるのが大幅に遅れることになります。
3ccのアルマジロや4ccのPM1703MO−1Aでも36時間や48時間も測れば
いい加減少しは滑らかになってくるのですから、1インチもあればもっと落ち着くのが
早くても良いわけです。
(チャンネルピッチをやたらと意味も無く細かくしていると、落ち着くのが遅れて、
無理やり最大限のスムージングをかけ、細かなギザギザを大きな乱れに変えて、
それらに意味が有る様に錯覚してしまう場合もありますが・・・)
Date: 2014/11/17 09:40(51) --- Name: nkom
テレミノ本家の方で、新しいバージョン6.7が出ています。
私もまだ中身を見ていませんが、Equalizer廻りなどが
改良されたらしいです。
(これには、私が作業をしている各種の改造は含まれていません。)
また、分解能補助機能の強化版みたいなものもあって、
これは、ピークの位置や分解能などが分かっていれば、
計算して「ゲルマ並み」のピークにする、という様な
説明がなされていますので、後ほどテストしてみます。
悪用、乱用を避けるために、「使い方が分からない人は、オフにしておく様に」と、
注意書きが付いています。まあ、そういう事をしてしまう人は、日本だけでなく、
海外にもちらほらいらっしゃいますので。
http://www.theremino.com/en/downloads/radioactivity/
Version 6.7 - Many improvements download it. Warning: also contains a new SuperDeconvoluzione, if you do not know how to use it keep it disabled.
- Parametric equalizer and linearizer are now (you can adjust the power of each band) and you can adjust the maximum amount of assistance for adjustment easier.
- In the window of the isotopes are new commands to disable them all to select all rows.
- You can select isotopes by double-clicking on the main window.
- New vertical labels explain the meaning of the sliders.
- The new Super deconvolution of Mark Catalano is able to tighten the lines so amazing. It starts from some assumptions: (1) To know which are the isotopes which create the curve. (2) Be sure that the influence of the isotopes are not considered to be negligible. (3) Knowing the width of the Gaussian produced by the crystal. If the assumptions are valid and the regulation of "deconv. Size "is correct, then it is possible to calculate accurately the activity of each isotope. The lines produced can be tightened at will with the parameter "Gaussian Size". The results are very similar to those obtained with expensive high purity Germanium detectors.
- If you adjust "Gaussian Size" to zero, then the activities of the selected lines are concentrated in individual BIN. E 'can then send the values ​​of PSC slots. Each row selected will be sent to a different slot, enabling "OnlySelectedRows." This way you can get Becquerel measures, without the complicated, cumbersome and arbitrary, manual adjustments of the ROI (Region Of Interest).
Theremino MCA - Version 6.7 実行ファイルや設定だけ
http://www.theremino.com/wp-content/uploads/files/Theremino_MCA_V6.7.zip
Theremino MCA - Version 6.7 - Complete project ソースファイル付き
http://www.theremino.com/wp-content/uploads/files/Theremino_MCA_V6.7_WithSources.zip
Date: 2014/11/17 09:26(07) --- Name: nkom
どうしても鉛を使いたくない、使えない、買えない、といった場合、
「岩塩」が、まあまあ良さそうです。
死海の塩も私の測定環境では何も検出できませんでしたし、
岩塩は、一応ナチュラルで、価格も(海外では)鉛より安く上がる場合もあるらしいです。
鉛5cmに相当する遮蔽を得るには、2MeVのエネルギーにおいて
約3.6倍の厚さが必要なので、18cmくらいあれば良い計算になります。
30cmの厚さにすれば、鉛の8cm以上に相当。
制動X線の面に於いても、エネルギーの高いX線が出難いので、
内張りが薄めで済むかも。
海水を干して作った塩は、海水中のミネラルにウラン系とかが有るかもしれないですし、
最近の海水だと、他の核種が少し入っている可能性もちょっと考えた方が良いかも。
私は、近々引っ越し予定で、新しい測定環境は、地下室か地上1階か、今考えているところですが、
地下室の床の土や岩のBGが低いなら、下や横からの放射線を気にしなくて良いので、
上方の遮蔽を強化して、BGを下げることが出来るかも。
その逆に、土や岩にウラン系とかトリウム系が沢山有るなら、1階部分に今までと同様、
下からの放射線に注意した組み方にすることになりますが。
まあ、まずは、引っ越して地下と1階でじっくりBGのスペクトルを取って、
比較してから決めることになります。
また、BGモニタリングについては、1階部分で、窓の直ぐ近くに測定器を設置できそうなので、
雨や雪のラドン子孫の影響などは、現在のアパートよりも良く見えるかもしれません。
Date: 2014/11/13 12:57(11) --- Name: nkom
マリネリ容器などの保護:
マリネリ容器を「使い捨て」に出来る場合はともかく、素人測定などでは
マリネリの使い回しをすることになります。
この場合、特に微量の汚染を検出しようと思う場合は、必ずマリネリの中に
ビニール袋などを入れて、検体が直接容器に触れないようにした方が良いです。
これは、セシウムなどの汚染が、ホットパーティクル状になっている場合があり、
一粒で数ベクレルもの汚染が存在する場合もある上、逆にパーティクル状になっていない
セシウムだと、色々なものと強固に結合して、洗ったりしても離れにくくなることが
知られているからです。
なので、直接検体をマリネリに入れてしまうと、容器の隅などに、汚染が残ったり、
容器の表面に汚染が固着して洗ったつもりでも離れなかったりして、
以後の測定に影響を及ぼす可能性もあるからです。
同様に、マリネリ容器全体も、ビニール袋に入れて、万が一容器の中から
検体が漏れ出た場合にも、遮蔽の中を汚染してしまわない様にすると良いでしょう。
さらには、検体の下準備やマリネリの充填に使う全ての器具、
下準備や充填を行う場所が、既に汚染されているかどうか、
作業によって汚染されてしまうかどうかを良く調べたり考えたりしないと、
一つの検体の汚染が、他の検体に紛れ込んで測定を狂わせる
という可能性が出てくるので注意が必要です。
特に、関東や東北とかの汚染地域に於いては、環境中に検体の
汚染物質を出してしまう危険性と同様に、環境中の汚染が
検体に紛れ込んでしまう可能性についても、十分気を付けた方が良いでしょう。
たとえば、空気中のチリやホコリにも汚染が混じっていたり、衣服に付いていたり、
梱包に付着していたり、下手をすると器具などが製造や流通の段階で
汚染されている可能性もあるのですから。
この様なことは、測定をする場合の「当たり前」の基本だと思いますし、
わざわざ言う必要も無いことかもしれませんが、
汚染が蔓延した地域で慣れきってしまい、全然気にしなくなっったり、
あるいは、初めて測定をしようという方にとっては、「考えもしないこと」
なのかもしれないので、時々注意を呼びかけて置いても良いのでしょう。
Date: 2014/11/11 10:11(54) --- Name: nkom
さっき、フランスから来た人と話をしていましたが、
その方のお母さんがイタリア人で、フランスとイタリアの境の辺りの
標高の高いところに住んでいたらしいのですが、チェルノブイリの事故の後
3年くらいして、甲状腺のガンになったそうです。
その方が言うには、通常よりも、甲状腺のガンが2,30%増えたそうです。
(どういう数え方をしたのか、きちんとした調査なのか、そういう点は不明の
「伝聞情報」に過ぎませんが)
その方のお兄さんは、専門家になって、スペクトルの取れる測定機を持ち歩いて
相当色々測ったそうで、キノコは危ないとか、良くご存知でした。
でも、カナダの野生のキノコも、ちょっとマズイかも、と話したら、
それは知らなかった様です。
(野生のキノコを沢山食べているらしい・・・ 私も以前、庭のキノコを
美味しく頂いてましたが。)
Date: 2014/11/11 07:37(07) --- Name: nkom
CrowGoki 様へ
Canduは、トリチウムも出まくりらしいし、去年か一昨年か、廃炉が決まってやれやれです。
ま、廃炉になっても、多分幾分か垂れ流しにされているのでしょう。
OilSandは、色々と相当酷いらしいですが、私は詳しいことは知りません。
カナダのウラン鉱山とかも結構酷かったらしいし、日本から見ると健康的な
イメージがあって、カナダ人自身も「エコ」な人が多いわりに、放射能にはかなり無頓着だし、
有害物質も産出してたり、そんなに綺麗ではありません。
石綿とかも、「アスベストス」という町があるくらいで、ケベック州でわんさか掘っていました。
現在、北の方では、ニッケルとか、ダイヤモンドとか、一生懸命掘っています。
掘ると、色々出るらしいですが、その過程で大量の残土とかが出るし、薬品を使う場合もあったり、
現地の住民が騒いだりしないと、ガンガン環境破壊をやります。
Date: 2014/11/11 07:29(42) --- Name: nkom
死海の塩(と箱には書いてあるもの) 1148gを18時間ほど測ったスペクトルです。
BGは、空マリネリのものを12%減少させて88%の割合で使っています。
死海の塩には、K40もセシウムもウラン系やトリウム系もほとんど含まれてないみたいです。
Date: 2014/11/10 23:28(46) --- Name: CrowGoki
カナダのオイルサンド公害の健康被害例とされるものと、フクイチ以降日本国内で次々と出てきた『胆管癌』など…あまりにも類似点が多い…。
ネット検索すれば、2008年 ケベック州 Gentilly原発2号機での放射性物質漏出データもヒットする…。
【The Refurbishment of Gentilly-2: A Bad Decision for Human Health】
http://www.ccnr.org/G-2_emissions.pdf
Date: 2014/11/10 14:06(17) --- Name: nkom
ここ2,3日の日本の線量推移は、矢板市役所でヒゲがあったくらい。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/09/09000_M03100.html
後は、福島県の石川とかの近辺で、校正作業でもしたのか
数値が急に上がっている地点が幾つかありました。
そういう変化や作業についての規制庁情報は、今回は無し。
上昇の様子や、その日時(の違い)などから、原発由来の影響で上がった、
ということでは、無さそうです。
Date: 2014/11/10 13:54(19) --- Name: nkom
何なのだろう?バークレーのデータがウラン系もトリウム系も高くなっている。
冬は、毎年こうなるのだろうか?
10月中旬の気温の高い日に、突出してウラン系とかの濃度の高い日が出て、
その後も、少し気温が高いと濃度が高まる様に見えます。
なので、風向きとか気圧配置とかに関係していて、周辺のどこかの地域における
ウラン系の濃度が高めなのかもしれません。
でも、地震の前に数ヶ月かけてウラン系の濃度が平年より高まる例もあるので、
時々チェックしておくと勉強になるかも。
うちのスペクトルは、平常どおりです。
http://pico.dreamhosters.com/BackgroundRadiationOfMyHome.html
Date: 2014/11/09 09:02(13) --- Name: nkom
小麦粉(Robinhood All purpose)を測っていましたが、2日近く放置しても、特に何にも見えませんでした。
カナダの小麦からは、放射能はあんまり検出されていませんが、この製品も放射能については
私の測定機で見える様な量は含まれていないのでしょう。
K40が少しあるだけ、という珍しくもないスペクトルですが、そういう結果が続くのが普通であり、
喜ばしいことなわけです。
測定開始3時間後。
こっちが約2日後。
やはり、私の測定環境の現在の問題点は、この測定機は磁気遮蔽が施されていない為、
マリネリの交換などの時に測定機の遮蔽の中での位置が少しでも動いたりすると、
横軸(エネルギー)がズレたり、直線性に若干変化が出たりするのと、
エネルギーの低い方の様子にも影響が出ていると思われる事などです。
そのうち引っ越す予定なので、そうしたら遮蔽の積み方や、測定機の置き方、
そして、銅かプラスチックによる内張りを工夫したり、この測定機にも
磁気遮蔽を追加して、改良する予定です。
セシウムの領域などには、ほとんど影響がないので、その辺りだけを気にするのなら
別にかまわないのですが、低い方の様子がもっと正確に分かると、判断の助けに
なる場合もありますし、測定状況の確認の為にも、もっと安定していた方が良いですので。
Date: 2014/11/07 11:06(25) --- Name: nkom
先ほどの「おのみち-測定依頼所-」の測定員様のブログの最後の方に、こうあります。
「(結論)
1.「セシウム137」・「セシウム134」・「カリウム40」の測定には水遮蔽の影響はほとんど無いものと推測される。
2.影響が有るのは「Bq/kg」に換算する際に水分の重量が影響してくること。
3.ただし、「空容器」と「水を充填した容器」とで比較した場合、スペクトルは明らかに小さくなることから水遮蔽の影響はある。
4.上記1〜3により水を充填した容器で取得したBGで測定した場合、「セシウム137」、「セシウム134」、「カリウム40」が存在する場合、本来の値より高い値でBq/kgが算出される可能性が高い。
この4は、ちょっと違う様に思います。
空マリネリと水マリネリの比較の話は、ベースラインの高さの比較の話であって、
水物を測るのなら、水マリネリをBGに使った方が、
BG差分スペクトルのベースラインがゼロcpsのところに来やすいだけ。
たとえばCs137だけが含まれている水物の検体で、空マリネリをBGに使ったら、
BG差分のスペクトルは、Cs137の右側はゼロcpsの線よりも下に沈んでしまったりするけど、
水マリネリだと、ちゃんとゼロに貼り付く。
なので、ソフトの計算法などにもよるでしょうが、「(一般的に)過大評価しやすい」、
とは言えないと思います。
また、ピークの部分を分けて測る方法なら、別にBGは有ってもなくても良いので、
関係の無い話ですし、尚更です。
ピークの部分を計算しないで、BGを差っぴいて、もしもK40が有ったら
適当に補正して誤魔化す、という計算法のソフトであっても、
検体のベースラインとBGのスペクトルが出来るだけ一致していた方が良いので、
水物は水マリネリのBGを使った方が良いでしょう。
(細かく言うと、比重とか原子番号とか、あれこれ考えた方が良いのかもしれませんが)
Date: 2014/11/07 10:31(11) --- Name: nkom
「おのみち-測定依頼所-」の測定員様のブログから
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html
粒状や粉状の検体に、水を入れたらどうなるのか?という実験をなさっています。
私の想像では、「検体に含まれるセシウム137(など)のベクレル数」ではなく、
単位重量当たりの濃度(Bq/kg)で考えてしまう癖のある方の疑問や混乱などに
端を発した依頼か実験なのだろうと思います。
(そのせいで?)ブログの中でも濃度で色々と考えたり述べられていますが、
私がまず注目するのは、「計数率(ピークの領域のカウント数の合計を測定秒数で割ったもの)」です。
例えば、Cs137の場合、玄米だと、水を入れる前も入れた後も0.05cpsで同じ。
なので、計数率だけだと、水遮蔽の影響は無いかの様に思えます。
ただ、水無しのCs137濃度が1.16Bq/kgで、重量が1.004kgなので、
検体に含まれるCs137の(放射能の)量は、 1.16Bq/kg X 1.004kg = 1.16Bq
Cs137の換算係数は、補正を無視すると、 1.16Bq / 0.05cps = 23.2Bq/cps
水を入れると、0.856Bq/kg X 1.39kg = 1.19Bq
換算係数は、補正を無視すると、1.19Bq / 0.05cps = 23.8Bq/cps
でも、換算係数や補正がそんなに変わったと考えるよりは、計数率の表示桁数が
小数点以下2桁とかの設定になっていて、実際は、水無しが 0.050cps で
水を入れたら0.051cps、といった感じで、見えてない部分の数字が影響しているのかも。
いずれにしても、Cs137については、水を入れたらカウント数が2−3%増えた可能性があります。
ところが、Cs134は、水無しが0.02cpsで、水を入れると0.01cps。
K40は、水無しが0.14cpsで、水を入れると0.12cps。
なので、エネルギーのもう少し高い方は、水遮蔽がある様に見えます。
K40で、検体に含まれる量と係数を計算してみると、
水無しが 54.9Bq/kg X 1.004Kg = 55.1Bq
55.1Bq / 0.14cps = 393.6Bq/cps
水ありは、34.0Bq/kg X 1.39Kg = 47.26Bq
47.26Bq / 0.12cps = 393.8Bq/cps
ということで、やっぱり、多分換算係数が変わっているのではないでしょうから、
Cs137の件は、有効数字の問題なのでしょう。
そして、K40の場合は、水遮蔽の効果は、14%くらい。
2σと3σの計算の違いは、単に検出下限と誤差の計算に出ているだけなので、
計数率が計算に使われているだけの有効数字で表示されているのであれば
別にどちらでも良いだろうと思いますが、このソフトでは、場合によっては
濃度の計算結果から検体に含まれる放射能を逆算して、
レート(計数率)を推測する必要がありそうです。
要は、ソフトは計数率から検体内の総量を計算し、重量で割って濃度を出しているので、
本来は計数率を比べれば、それで済む話なのですが、ソフトの表示方法が限られているので、
濃度と重量から検体に含まれる量をだして、それを比較した方がこの場合は正確そうです。
米ぬかの場合も、計数率では、Cs137は、0.11cpsで変化無し。
水無し 8.64Bq/kg X 0.304kg = 2.627Bq
水あり 3.61Bq/kg X 0.737kg = 2.664Bq
検体内の量で計算すると、1.4%の増加
Cs134は、水ありで5%の増加。
K40は、水ありで3%の低下。
やっぱり、なんだかはっきりしない結果ですが、
もっと精度の高い測定環境で調べるか、
もっと強い汚染の検体で調べないと、分かりにくいのかも。
いずれにせよ、「濃度で考える」と、この場合でも、混乱しやすいだろうと思いました。
測っているのは濃度ではなく、崩壊して出たガンマ線の数(の一部)なので、
測定に関する色々なことについては、カウント数、計数率、そしてそこから出てくる
ベクレル数をまず考えて、後は濃度が必要なら、検体の重さで割って出せば良いだけ。
Date: 2014/11/07 07:57(57) --- Name: nkom
ちょっと忙しくて、遮蔽の中のブルーベリーを放置していたら、115時間以上(4.8日)経ってこうなりました。
まあ、長く測れば良い、というものではありませんから、43時間の時と比べると、
なんかほとんど変わっていない様に見えますが、逆に言うと、長時間測ると精度が落ちる、
ということもあんまり無いようです。
BGが3日間くらい測った水マリネリですので、検体を4.8日測ったところで
特に何も期待は出来ませんが、「結果が安定している」というのは分かります。
これは、粗いチャンネルピッチで、スムージング無し。
私の、この測定環境では、このブルーベリーにセシウム137があるのかないのか、
残念ながら確かな事は言えないと思います。
BG差分のスペクトルの僅かに残っているギザギザの上下の触れ幅は、
セシウム137のエネルギー領域では、+−2%かそれ以下になっていますので、
私の測定環境がまあまあ安定しているとは言っても、もう「誤差の範囲」と言っても良いでしょう。
これを、無理矢理、縦に引き伸ばしてみると、生スペクトルやBGは、遥か上に行って
見えなくなり、BG差分のギザギザが良く見えてきます。
Bi214の1764keVは、盛り上がっている様に見えませんので、
ウラン系はあんまり入っていないのでしょう。
K40があって、その左にコンプトン散乱の丘があって、900keVの辺りは、
もしかすると微量のトリウム系でも混じっているのか、単にバラツキのギザギザなのか、
はっきりとは、分かりません。
これに、更にスムージングを施してみます。
そうすると、セシウム137の近辺が盛り上がっている様にも見えるので、
ピーク情報で適当なガウス曲線を描いて、その面積を計算してみますと、
0.003cps くらいで、 20Bq/cpsの換算で計算すると 0.06Bq が
この検体に含まれている、という「数字」が一応出てきて、検体の重量が985gで
約1kgなので、このブルーベリーのCs137の汚染濃度は0.06Bq/kgと定量しましたあああ!とか、
この測定機は、5日測定していても超安定していて、0.06Bq/kgまで定量出来ます!とか、
Cs134の高い方の位置にも小山があるみたいに見えるので、カナダのブルーベリーから
Cs134が出たので福島由来だああ!とか、ゲルマに迫る性能の測定機というのは、
ロシア製でCsIの結晶内にチェルノブイリ由来のセシウム137の自己汚染がある
6万円くらいの素人用測定機のことなのだああ!色々と思い込んでも良いのかもしれないですし、
そういう思い込みの激しい測定のスペクトルと比べると、これの方がよっぽど「それらしく」見えもします。
その上、この結果は、セシウムのピーク領域の実際のカウント数を合計したレートと、
理想的なピークの面積を計算した結果が似たような数字になっていますし、
測定機の感度、遮蔽の厚さ、測定環境の安定性、測定時間の長さ、ピーク領域のカウント数
などなどの点から見ても、思い込みの強い方たちが測定時間やカウント数やレートや
セシウムの領域の左右の様子などの重要な情報を出さない測定よりも信頼性が高いわけです。
でも、まあ、無理矢理引き伸ばすと、なんかそれらしい形が見える様な場合もある、というのが
「現実的」な解釈なのだろうと思います。
もちろん、このブルーベリーを0.01Bq/kgまで見える様な測定機関で測って確認したり、
50回くらい測定を繰り返して、高い確率で同じ結果が再現されるのでしたら、
「私の測定環境では、0.06Bq/kgまで見えます」とか、言っても良いのかもしれませんし、
微量のCs134の汚染がもしかしたらあるのかもしれませんので、
一応、この検体は、また凍らして保存しておきます。
ちなみに、テレミノMCAで全画面の保存を推奨しているのは、測定条件を公開したり確認して、
各自の学習に役立てよう、ということでもありますし、その意味からも、カーソルを出して、
チャンネル勾配やカウント数が自分でも他人にも分かる様にするのは、お勧めです。
Date: 2014/11/04 06:47(05) --- Name: nkom
43時間以上経って、カナダ産のブルーベリーのスペクトルは、K40が少しある他は、
あんまり何も見えない結果になりました。
4つの、違うチャンネル倍率のテレミノMCAのスムージング無しのスペクトルです。
スペクトルが落ち着いてきて、一番細かいピッチのものでも、BG差分のスペクトルのギザギザの
上下の幅が、元のスペクトルの+−10%くらいにまでなっていますし、Cs137近辺の
一つのチャンネルでも600カウント以上あって、それぞれのチャンネルにおける誤差も
小さくなってきているのが分かります。
一番粗いチャンネルピッチのものだと、Cs137付近で、既に6000カウント以上あり、
ギザギザも目立たなくなっています。
Cs137の検出下限は、3σで0.16Bq/kg,キュリーの3.29σだと0.3Bq/kg。
K40の僅かな山と、コンプトン散乱の丘が薄ーくある他は、セシウム137は
あったとしても、0.3Bq/kg以下くらい。
放射能測定は、とにかく「カウント数」が大切で、カウント数が少ないとバラツキが大きく、
スペクトルの暴れ方やギザギザが酷くなり、信頼性が低くなります。
カウント数を稼ぐには、検体の量を増やしたり濃縮したりして
検体に含まれる放射能(ベクレル)の総量が大きくなるようにしたり、
検体と測定器の距離が小さくなるようにしたり、より感度の高い測定器を使ったり、
測定時間を長くしたりする必要があります。
測定器の感度があまり高くない場合、濃縮や灰化の作業をしないのであれば、
検体と測定器の位置関係(ジオメトリー)の工夫にも限りがあります。
そこで、測定時間を延ばすのが一般的ですが、測定環境が安定していないと、
スペクトルが滑らかになるどころか、暴れ方が酷くなったり、変なスペクトルになるだけです。
感度の低い測定器を使い、その上(ノイズや温度変化などで)測定環境が安定していない場合、
時間をかけることによってカウント数を稼ぐことが出来ないので、それ以外のことをやらないなら、
信頼性の高い測定は出来ません。
その様な信頼性の低い測定では、ピークがギザギザから十分に頭を出していて、
幅も十分で無い場合、定量的な推測は当然無理ですし、汚染の有無の推測も
はっきりとは分かりません。
こういった「基本」を理解せずに、むりやり変な方法で数値を出してみても、
それは、(過剰な期待による)数値遊びにしかなりませんし、
「基本的な仕組み」を理解しようとせずに「数値合わせ」だけで
測定の良し悪しを判断したつもりになっても、勘違いの山々が積もるだけです。
まあ、そういう変なやり方でやっても、「山がきちんと出ているスペクトル」であれば
大きく違わない結果が出るほど、「本当に明確なピークのあるスペクトル測定」は、結構簡単です。
それ故に「ピークが良く見える検体の測定」なら、七面倒なことをせずに、
ピークの高さで量的な推測をすることも出来ますし、沢山の(特に体積)線源を
使わなくて定量的な推測もできるわけです。
逆に、微妙な汚染の場合は、「変なやり方」でいくら奮闘してみても歯が立ちません。
地道に、該当チャンネル領域のカウント数を合計して秒数で割ってレートを出し、
BGのレートを差し引いて推測する、とか、「基本的な方法」をやった方が良いのでしょうし、
その場合であっても、「数値合わせ遊び」になってしまわないように良く注意しないと、
BGの取り方がまずかったせいで出てきた「計算上」の結果でもって、
汚染の程度が「分かったつもり」になったりしてしまう場合もあるでしょう。
「定量」、「ベースライン」、「ROI]などなどの理解していない単語を並べて
酷い勘違いや知ったかぶりを何度繰り返しても、自分の為にも他の人の為にもならないどころか、
詳しくない人を惑わせることになってしまうので、ある意味「有害」です。
周囲に、どこがどう変なのか指摘してくれる人も居なかったり、
思い込みや「数値依存」が強すぎると、「測定の仕組み」をすっ飛ばして
「上っ面の数値合わせ」をしてしまっている事が直視できずに
酷い勘違いのままで奮闘し続けてしまったりする様です・・・
Date: 2014/11/02 19:10(44) --- Name: nkom
下妻市役所の線量が10月30日にちょっと上昇。
汚染した枯葉でも吹き溜まりになったりしたのか、なんなのやら。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/08/08000_M03019.html
常総市役所は、その翌日。
この辺で、校正でもしているんでしょうか。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/08/08000_M03020.html
阿見町役場は、29日。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/08/08000_M03039.html
利根町役場は、30日。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/08/08000_M03044.html
Date: 2014/11/02 10:58(25) --- Name: nkom
冷凍庫の奥に眠っていた、ブルーベリーがようやく解凍され、温度も室温になったので、
水マリネリと交換して、遮蔽の中で測定中。
測定開始から1時間ちょっとの様子。
赤い線が、水を入れたマリネリでBG。緑がブルーベリーです。
まだまだギザギザで、スムージングをかけてもこんな状態です。
セシウム137の近辺で、まだ、1チャンネル当たり30カウントくらいしかありませんし、
こういうカウント数が少ない段階では、この先どうなるのか分かりません。
セシウム137が有るかないかも、良く分からないので、こういうギザギザの
上下のバラツキの中から無理やり数値を出しても、信頼性が低くて話になりませんし、
それで一喜一憂しても、「数値遊び」でしかありません。
この段階だと、K40がほんの少し入っている様に見えるのと、ウラン系ももしかしたら
少しあるのかもしれない、と予想され、セシウム137は、あったとしても微量に思えます。
もちろん、こういう段階であっても、BG差分でのギザギザの上下の幅が+−で4カウントくらいですから、
その数倍の高さのピークがあって、その左右の幅も十分有るのなら、汚染の有無も言えるでしょうし、
定量的な推測も、そこそこ出来るわけですが、常に「どれくらいのバラツキ」があって、
対象とする領域がそのバラツキの幅からどれくらい出ているのか?というのを視覚的か
数量的に確認する必要があります。
Date: 2014/11/01 20:35(34) --- Name: nkom
遮蔽の中は、水を入れたマリネリのBGを測定中。
灰色が前回とった空マリネリのBG。
その下が、水マリネリ、そして、その差分。
K40の部分は、水マリネリが空のマリネリよりも10%程度低くなってますが、
K40のコンプトン散乱の領域は、5%くらいの低下。
後は、差分スペクトルで見ると、511keVの消滅ピークのところにコブが出来てますが、
水を入れたせいで出ているのか、単にズレなどのせいなのか、分かりません。
そして、300keVより低い方で、水を入れた方が、カウントが大幅に高くなっています。
これは、どうしてなのか、今日は考える気が起きないので、その気になったら考える予定。
こっちは、もっと粗いチャンネル倍率で、スムージング無し。
そして、空マリネリのBGを6%一律に減少して、それとの差分を表示したもの。
この様に、セシウムの領域を見る分においては、水マリネリを取らなくても、
空マリネリのBGを5−6%減らすと、「素人測定」の実用上は、十分使えることが分かります。
そうは言っても、「厳密に定量をする場合」は、測定器やソフトの計算法によっては、
測定結果に5%くらいの誤差がさらに加わる可能性があるかと思います。
Date: 2014/11/01 19:37(54) --- Name: nkom
T.HIRANO@TOHRU_HIRANO
なぜ最低限、福島にいる人に注意を呼びかけないのか?理解できない
1号機も2号機も3号機も、人間が近づけないほど線量が高いわけです。その1号機を遠隔操作のクレーン操作してたら「ごめん。失敗して大きな穴が開きました」と言うのが、今朝の報道ですよね。高濃度微粒子が肺に入れば致命的。
http://twitter.com/TOHRU_HIRANO/status/527076433865101312
それは、そういう注意を喚起するべき役所とかも含め、福島の人の健康のことなど
気にしていないからなのでしょう。
もっと言うなら、福島にいる人たち自身が気にしていないか、気にしない様にしているわけですし、
本当に気になる人は既に逃げてしまっていますから、(ほとんど)誰も気にしていない、
と言っても良いのかも。
福島に限った話ではありませんが。
Date: 2014/11/01 19:23(57) --- Name: nkom
ここ2,3日の線量推移の異常とか:
福島県 南相馬合同庁舎で、スパイク。
駐車場パターンも散見される地点で、似たようなスパイクとかは以前にもあった場所なので、
汚染車両でも来たのかもしれません。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07B/07212/07212_0706.html
以前のケース。
下津島集会所。
http://twitter.com/TOHRU_HIRANO/status/527434531637178368
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07B/07547/07547_103590.html
ここは、10月の23日にもヒゲスパイクが出てますし、9月の8日くらいにも
今回と同じ程度のスパイクが出てますので、「建屋の作業をしたから」というよりは、
高濃度汚染地域で、こういう現象の起こりやすい地点なのではないかと思います。
どうして、そういうことが起こりやすいのか?については、真面目に調べている人が
居るのかどうかも不明ですし、虫や動物のせいなのか、高濃度汚染地域で、
機器異常が起こりやすくなるのか、はっきりしたことは、分かりません。
もちろん、こういう線量の推移は、微量の汚染の拡散を捉えることも出来ないし、
見張っていても「被曝予防」にはあんまり役に立つとは思いませんが、
関心を持っている人間も殆どいないし、関心を持っている方でも、
掘り下げて調べようとする方は殆ど居ないので、この先も、こういう現象の
原因が明らかになることはないかもしれません。
つくば市役所。
規制庁情報によると、「2014年10月30日 8:50-9:50の測定値は機器定期点検によるものです。」 だそうです。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/08/08000_M03025.html
常陸大宮市役所。 機械の調子がおかしくなってきている様な気がします。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/08/08000_M03027.html
いつものことですが、浮島、千鳥、殿町の3点セットで、「非破壊検査」みたいなパターン。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/14/14000_1140000002.html
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/14/14000_1140000001.html
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/14/14000_1140000003.html
東玉野と玉野の変化が、もしかしたら先日気になった宮城県の亘理や丸森の変化と
似ている様に思えないことも無い。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07B/07209/07209_M02823.html
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07B/07209/07209_M02820.html
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/04/04000_M03057.html
Date: 2014/11/01 09:06(03) --- Name: nkom
電解コンデンサーは、数年前に試した中華のLED電球が
2,3ヶ月の使用で全滅した原因なのではないかと疑っています。
ドライバーの基盤が黒焦げになっていたし、半導体とかの
可能性もありますが、一番怪しいのがコンデンサー周りでした。
まあ、安売りのLED電球ならまだしも、モニターとかが
たった1年の保証期間も持たないのは、酷い・・・
Date: 2014/10/29 19:39(18) --- Name: CrowGoki
ダイヤモンドトロン管のRDシリーズは安いパーツにスゲ換えることに躍起になり過ぎて、
『電解コンデンサーの質(消費期限切れに等しい)を落とした』結果、製品保証期間1年保たずに
次々に故障品発生。(電解コンデンサーのパンク)
最初のうちはグダグダ言ってたようだが、しばらくするとサポートに電話して型番を伝えるだけで
『代替品を用意のうえ、引き取り修理』となりましたよ。
基本的に、こういう『情報』は伝聞ではなく、実際に味わったことを言うようにしておりますので…。
Date: 2014/10/29 19:09(12) --- Name: nkom
CrowGoki 様へ
> 三菱という企業の場合、新規開発製品の最初のロットだけは『オーバークオリティー』気味だが、
> 次々にパーツの耐久性を落とし(安いパーツにスゲ換え)て…という社風である。
> 過去、自動車やPCモニターで欠陥問題を発生させ、本来ならリコール相当のものをコソコソと『修理』
> していたのも知る人ぞ知る…である。
そうなんですか?
三菱の製品って、買ったり使ったりした記憶がありません。
そういえば、昔、パジェロを買おうかと思ったことがありましたが、
結局買いませんでした。
Date: 2014/10/29 15:32(58) --- Name: nkom
日本の冬はカナダより寒い!?セントラルヒーティングで部屋中ポカポカで暖房費0円!!
http://www.appmama.net/2014/10/centralheating.html
暖房費が0円というのは、まあ、家賃に含まれている場合もあるだけで、
払っていることには、変わりありません。
例えば、アパートは寝室が一つで、台所とサロンとお風呂の「3 1/2(トワ エ ミ)」が
ここらの様な田舎だと、安いものだと5万円くらいから。(もっと安いのもありますが)
高いものは20万とかもっと高いのももちろんあります。
地域や設備やその他でピンきり。
でも7万円から9万円も出すと、結構良い物件がいくらでもあります。
また、この暖房費(灯油代、ガス代、電気代)が含まれているかどうか、
電気代が含まれているかどうかで、実質的な家賃が変わるので、要注意です。
礼金とか敷金は無い代わり、基本的には1年契約で、途中解約は出来ません。
途中で引っ越す場合は、大家さんと交渉して、違約金とか払うか、
通常は、スーロカスィオン(sous-location)と言って、誰かにまた貸しします。
時には、空き部屋の家賃を全額払うよりは、ということで、値引きしてまた貸しします。
さらに、通常、ほとんどの契約更新が7月1日なので、この日はケベック州全体で、
州民引越し大会となり、引越し業者は捕まらず、値段も高騰し、よいことは余り無いので、
私は、この日を避けて、冬場に契約更新になるように引越しをしてます。
ともかく、東京とか、日本の冬は寒い、というのは本当。
北海道もカナダと似たようなもので、家の中は暖かいので、
下手すると東京よりも冬を越すのは楽です。
(雪かきや、雪道を歩いたり運転することなどが苦にならないなら)
アパートを借りなくても、小さな部屋で、共同のトイレ、台所でよいなら、
月3万円くらいから、部屋を貸してくれる家やアパートが幾らでもあります。
旅行者向けに、短期(一週間とか、2,3日でも)でも貸す部屋や家具付きの部屋もあります。
インターネットも料金に含まれていているところもあります。
部屋探しは、(特にフランス語が少し分かるなら)これが、一番便利。
ただ、条件などが略語で書かれている場合も多く、慣れている人に確認して貰ったほうが良いです。
http://www.kijiji.ca/b-appartement-condo/
カナダ人の放射能に対する感覚は、福島の事故前の日本人と
大して変わらないので、食材の放射能を気にしたり、測っているレストランや
食品店は、恐らくほとんど無いし、測っている場所でも、政府の決めた
凄く高い基準以下なら「大丈夫、安全」みたいな、そういう感じが多いので、
「体質的に敏感な人」や「気になる人」は、自分で測るか、検査を依頼するしかありません。
ヨーロッパや、日本同様、カナダでも野生のキノコは、
避けた方が無難だろうと思います。
後は、ブルーベリーも微妙です。(特にジャム)
検出されないくらいの製品も結構あるでしょうが、
少し汚染が検出された製品もちらほらありますので。
Date: 2014/10/28 19:24(55) --- Name: nkom
線量の推移がちょっと変です。
以下の三箇所で10月27日にちのお昼以降に線量が上がっています。
ただ、その周辺の他のMPでは、同じ様な変化がないので、よく分かりません。
丸森町 筆甫まちづくりセンター
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/04/04000_M03046.html
山元町役場
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/04/04000_M03056.html
亘理町運動場駐車場
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/04/04000_M03057.html
おまけ?で、夫沢三区で、またスパイク
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/07B/07545/07545_M03237.html
Date: 2014/10/28 17:27(51) --- Name: nkom
遮蔽の中で、BGを取り直し(3日)、43時間以上放置していた醤油のスペクトルです。
細かいチャンネルピッチで、スムージング無しでも、大分落ち着いています。
カナダのスーパーで普通に売っている、591ml入りのKikkomanの大瓶を2本買って、
1059g分マリネリに充填。
作っているのは、アメリカのウィスコンシン州で、恐らくアメリカの大豆(GM?)。
セシウム137は、入ってないか、この測定環境では見えないくらいの量。
「計算上」の検出限界は、3σが0.14Bq/kg、キュリー(3.29σ)が0.3Bq/kg。
他は、K40とそのコンプトン散乱が分かり易く出ていて、後は、
微量のウラン系かトリウム系が有るのかもしれないけれど、よく分かりません。
スムージング無し。x2 (約1keV/チャンネル)
スムージングあり。x2 (約1keV/チャンネル)
スムージング無し。x0.2 (約10keV/チャンネル)
Date: 2014/10/27 21:27(47) --- Name: CrowGoki
三菱という企業の場合、新規開発製品の最初のロットだけは『オーバークオリティー』気味だが、
次々にパーツの耐久性を落とし(安いパーツにスゲ換え)て…という社風である。
過去、自動車やPCモニターで欠陥問題を発生させ、本来ならリコール相当のものをコソコソと『修理』
していたのも知る人ぞ知る…である。
Date: 2014/10/27 15:11(04) --- Name: nkom
国会襲撃事件の犯人は、致命傷となった銃弾を撃ち込まれる前に、
12発も弾を食らっていたそうです・・・
犯人を、完全に「殺そう」として、撃ってます。
まあ、武装したが人間が、実際に仲間を撃って負傷もさせている場合、
国会の警備担当者は、まず、国会内の一般人の安全が最優先で、
その為には「生け捕り」なんて考えずに、完全に撃ち殺すまで、
拳銃の弾を全部撃ち込む様な訓練でも受けているのかもしれませんし、
犯人が銃だけでなく、他の武装もしていた場合、完全に殺さないと、
例えば手榴弾のピンを抜いたりとか、色々やる可能性もあるのでしょうから、
「普通の対応」なのかもしれません。
でも、2,3発命中したら、後はテーザーとか使っても良いのでは?とか
(こういうことも詳しくない)私は思ってしまうのです。
この事件で分かることは、普通の人であっても、
警備担当者などが、「あいつは武器を持っている(かも)」と疑う様な状況になると、
下手すると完全にお陀仏になるまで、鉄砲の弾を打ち込まれる危険性がある、
ということで、そういう「野蛮」なやり方は、アメリカの話だと思っていたら、
カナダもそうなりつつある、ということなのかも。
で、ハーパー(カナダ版のアベ。アベより、少しだけマシですが)が、「今のうちに」という感じで、
RCMP(カナダのFBIみたいなもの)とカナダ版のCIAに、もっと権限を与える法律を
国会に提出したそうです。
凄いですねえ。手際が良いですねえ。
国会襲撃事件が起きて、数日で、テロ対策の法律が提出される。
素晴らしいお役人の「先見の明」ですねえ。
RCMPがどういう「編集」のビデオを公開するのか、楽しみですねえ。
また、テロ対策の国際協調とかも、盛んに宣伝されています。