Pico Tech - PicoBBS


Date: 2015/04/02 07:04(22)  ---  Name: nkom



あれ?実際に使っている、要らない冗長なデータを省いたcsvの方は、
29日と30日で差がない・・・

規制庁の元データ
北海道全域,岩見沢市 空知総合振興局,43.197264,141.766303,2015/03/30 00:10,0.041,μSv/h,,,調整中,m/s,調整中,調整中,mm,
北海道全域,岩見沢市 空知総合振興局,43.197264,141.766303,2015/03/30 00:00,0.040,μSv/h,,,調整中,m/s,調整中,調整中,mm,
北海道全域,岩見沢市 空知総合振興局,43.197264,141.766303,2015/03/29 23:50,0.040,μSv/h,‐,
北海道全域,岩見沢市 空知総合振興局,43.197264,141.766303,2015/03/29 23:40,0.040,μSv/h,‐,


実際に使っている、省略済みのデータ
,,,,2015/03/30 00:10,0.041,,0,
,,,,2015/03/30 00:00,0.040,,0,
,,,,2015/03/29 23:50,0.040,,0,
,,,,2015/03/29 23:40,0.040,,0,

だとしたら、どうしてグラフには30日からのデータが無いのだろう?

どのスクリプトに問題があるのやら・・・



Date: 2015/04/02 06:57(45)  ---  Name: nkom


ホワイトフード様のシステムとか、私のところもそうですが、データの解析とかが
変になったのは、データのフォーマットが変更になったせいみたい。

これが、3月29日まで。
北海道全域,岩見沢市 空知総合振興局,43.197264,141.766303,2015/03/29 23:50,0.040,μSv/h,‐,

これが、3月30日から。
北海道全域,岩見沢市 空知総合振興局,43.197264,141.766303,2015/03/30 00:00,0.040,μSv/h,,,調整中,m/s,調整中,調整中,mm,


m/sとかの単位から推測すると、どうやら、気象情報を提供する様です。
これは、喜ばしいことです。
調整中の項目が三つなので、多分、風向、風速と降水量を追加するのでしょう。

まあ、こうすることで、政府側では、「線量の上昇は雨のせいですよ」とか
「安全、安心情報」を流せるので、良いのでしょうし、真面目に色々なデータを
照合したい場合、気象台の(少し離れた地点の)情報に加え、
MP自体などに付いている「現場の気象データ」が得られる可能性が増えるので、
気象の変化とか、状況が、より細かく推測できるようになるかも。

まあ、お蔭様で、スクリプトで手抜きをして、「右から2番目のフィールド」みたいな
指定をして、データを取り出している部分とかを洗い出して、変更する必要があります。

こういう、自分で作ったり、管理しているのではないデータを取り扱う場合、
賢いお方は、最初からフィールドの番号指定を変数に統一しておいて、
フォーマットが変わったら、単にその変数を変えるだけ、とか、
さらには、フィールド名が含まれているデータの場合、それを監視して
変更を検出したり、自動追従したり、そういうことをやっていたりして、
わざわざ時間をかけて保守する手間が省けるのですが、私は手抜きをした為に
後で保守に時間がかかる羽目になりました・・・




Date: 2015/04/01 12:50(08)  ---  Name: nkom


Eu152の線源を格納庫から引っ張り出してきて、遮蔽の中に入れて、数分測り、
Eun152の核種情報をスクリプトに追加して試してみました。

そしたら、Gnuplotは、普通は7回とかそんなもんでFitしますが、今回は、なんと134回!
もちろん、凄くいい加減な方法をしているので、正確なものでも、学問的に正しいとも言えませんが、
パッと見た目には、結構似ています。



After 134 iterations the fit converged.
final sum of squares of residuals : 1.25598e+007
rel. change during last iteration : -4.64537e-011

degrees of freedom (FIT_NDF) : 793
rms of residuals (FIT_STDFIT) = sqrt(WSSR/ndf) : 125.851
variance of residuals (reduced chisquare) = WSSR/ndf : 15838.4

Final set of parameters Asymptotic Standard Error
======================= ==========================
ba = -0.000155329 +/- 2.499e-005 (16.09%)
bb = 0.0845167 +/- 0.04371 (51.71%)
bc = 286.602 +/- 16.32 (5.696%)
hEu152_1 = 1146.49 +/- 36.74 (3.204%)
e1 = -0.000124652 +/- 2.308e-005 (18.52%)
e2 = 0.481868 +/- 0.02175 (4.515%)

ベースラインの値は、まあ、ご愛嬌ですが、効率直線は、それ程外れてないのかも。
テキトーな線の上にピークをのせても、まあまあ合ってしまうのなら、
やはり、バックグランドをもう少し工夫すると、良いのでしょう。


Date: 2015/04/01 11:44(29)  ---  Name: nkom


またまた同じスペクトルで、今度は、Cs134を取り除いて、Cs137,Bi214,そして511を入れてみました。、


After 8 iterations the fit converged.
final sum of squares of residuals : 38806.2
rel. change during last iteration : -1.81299e-007

degrees of freedom (FIT_NDF) : 296
rms of residuals (FIT_STDFIT) = sqrt(WSSR/ndf) : 11.45
variance of residuals (reduced chisquare) = WSSR/ndf : 131.102

Final set of parameters Asymptotic Standard Error
======================= ==========================
ba = 0.000292081 +/- 2.843e-005 (9.734%)
bb = -0.548282 +/- 0.03945 (7.195%)
bc = 343.341 +/- 12.86 (3.744%)
hCs137_1 = 82.8617 +/- 3.135 (3.784%)
hBi214_1 = 14.9869 +/- 3.447 (23%)
hAnn_1 = 21.1956 +/- 3.372 (15.91%)
eCs137_1 = 662.275 +/- 1.046 (0.158%)


Date: 2015/04/01 11:38(50)  ---  Name: nkom


同じスペクトルで、今度は、Cs137とBi214に加えて、Cs134も指定してみたもの。


After 9 iterations the fit converged.
final sum of squares of residuals : 25410.1
rel. change during last iteration : -8.686e-008

degrees of freedom (FIT_NDF) : 221
rms of residuals (FIT_STDFIT) = sqrt(WSSR/ndf) : 10.7228
variance of residuals (reduced chisquare) = WSSR/ndf : 114.978

Final set of parameters Asymptotic Standard Error
======================= ==========================
ba = 0.000171147 +/- 7.98e-005 (46.63%)
bb = -0.348055 +/- 0.1307 (37.55%)
bc = 261.562 +/- 52.81 (20.19%)
hCs137_1 = 84.8722 +/- 3.927 (4.627%)
hBi214_1 = 22.594 +/- 15.53 (68.71%)
hCs134_1 = 5.61655 +/- 13.08 (232.8%)
e1 = -0.0387738 +/- 0.03253 (83.9%)
e2 = 23.1802 +/- 19.91 (85.9%)
eCs137_1 = 662.456 +/- 1.053 (0.1589%)

効率直線の変数の不確かさも大きいですが、Cs134のピークは、232%。
副作用で、ベースラインが下がって、Cs137もBi214も高さが増えたみたいです。

やっぱり、ピークごとに、レートくらいは出さないと分かりにくい・・・



Date: 2015/04/01 11:32(31)  ---  Name: nkom


これは、去年メープルシロップを灰化して測ったスペクトルで、Cs137とBi214を指定してフィットしてみたもの。
Bi214は、まだ609keVだけですが。Cs137のピークは、動けるようにしてあります。


Gnuplotの出力:

After 8 iterations the fit converged.
final sum of squares of residuals : 25442.1
rel. change during last iteration : -3.20714e-006

degrees of freedom (FIT_NDF) : 224
rms of residuals (FIT_STDFIT) = sqrt(WSSR/ndf) : 10.6574
variance of residuals (reduced chisquare) = WSSR/ndf : 113.581

Final set of parameters Asymptotic Standard Error
======================= ==========================
ba = 0.000176403 +/- 4.697e-005 (26.62%)
bb = -0.359745 +/- 0.07313 (20.33%)
bc = 267.895 +/- 28 (10.45%)
hCs137_1 = 83.873 +/- 2.948 (3.515%)
hBi214_1 = 19.9287 +/- 3.625 (18.19%)
eCs137_1 = 662.355 +/- 0.9622 (0.1453%)



Date: 2015/04/01 10:56(09)  ---  Name: nkom


やはり、効率曲線を想定して、それを噛ませてピークの高さを縛った方が良いような気がする。
効率曲線は、5次式でやると、かなり良いらしい。
http://carpedien.ien.gov.br/bitstream/ien/845/1/1-s2.0-S0149197012000418-main.pdf

Identify.exeは、もっと簡単にやっていた筈、と思ったら、そんなことはありませんでした。
ゴリゴリに色々と計算していらっしゃいました。

色々と文章とか読んでみましたが、まあ、試してみようと思って、
先ほどのスクリプトを更に改造し、複数のピークがある核種では、
ピークの高さは、メイン(と勝手に私が指定した)ピークの高さを基準にして、
それと分岐率、というか、放出率をかけて、さらに効率曲線(まだ、直線ですが)と
エネルギーから出した割合で縛って、単一核種のピークは連動するようにしました。

で、まず、Cs134とCs137でやってみたら、まあ、なんとかなりそう。






Date: 2015/04/01 06:38(41)  ---  Name: nkom


スクリプトに改造を加えながら、まずは、Cs134,Cs137,そして511のピーク群と、
放物線のベースラインでテストしてみた例。
ピークのエネルギーを固定にしたので、ズレているスペクトルだと、上手くいかないみたいで、
根元が思う様に合っていません。





Date: 2015/04/01 04:53(20)  ---  Name: nkom


こういう変なコマンドで、色々な核種のピークフィット用関数や、
その初期値を自動的に作ろう、という作戦です。

もちろん、各種ごとのピークのリストは必要ですが、
それも、Identifyのものをコピーしたり流用することも可能。

シグマ(の初期値)は、分解能の直線から計算で出して、
頂点(の初期値)は、Statコマンドで、エネルギーの左右1σの範囲の
最高地点を入れます。

これで、関数群が出来たので、ベースラインをもう少し工夫して、
K40のピークからなんとか計算できるようになると良いのですが。

#=============
nl='Cs134 Cs137 Bi214 Ann K40'

Cs137='Cs137 1'
Cs137_1='661.66 85.1'
Cs137_2='32.19 3.77'
Cs137_3='31.81 2.05'
Cs137_4='36.35 1.04'

Cs134='Cs134 1 2 3 4 5'
Cs134_1='604.7 97.6'
Cs134_2='795.9 85.5'
Cs134_3='569.3 15.4'
Cs134_4='802.0 8.7'
Cs134_5='563.2 8.4'

K40='K40 1'
K40_1='1460.83 99.53'

Bi214='Bi214 1'
Bi214_1='609.31 46.09'
Bi214_2='1120.27 15.04'
Bi214_3='1764.49 15.92'

Ann='Ann 1'
Ann_1='511 100'

gg(x,hn,En,sn)=hn*exp(-((x-En)/sn)**2/2)

print 'OK'
set macro
gallcmd='gall(x)='
do for [i=1:words(nl)]{
ri=word(nl,i)
print ri
gcmd='g'.ri.'(x)='
gallcmd=gallcmd.'+g'.ri.'(x)'
cmd='wri=words('.ri.')'
eval cmd
do for [rn=2:wri]{
cmd='rnn=word('.ri.',rn)'
eval cmd
ph=ri.'_'.rnn
cmd='e'.ph.'=word('.ph.',1);eph=e'.ph.';r'.ph.'=word('.ph.',2);ie'.ph.'=word('.ph.',2)'
eval cmd
sph=SigE(eph)
cmd='s'.ph.'=sph'
eval cmd
stat [eph-sph:eph+sph] f every ::HL::BGL u 1:2 nooutput
hph=STATS_max_y
cmd='h'.ph.'=hph'
eval cmd
cmd='g'.ph.'(x)=h'.ph.'*exp(-((x-e'.ph.')/s'.ph.')**2/2)
eval cmd
gcmd=gcmd.'+g'.ph.'(x)'
}
eval gcmd
}
eval gallcmd
#==============


Date: 2015/03/31 11:17(59)  ---  Name: nkom


複数ピークを扱う場合、FWHM,というか、シグマの値を式によって与え、
エネルギー位置でシグマが自動的に固定される様にしてしまうか、
あるいは、シグマもフィットさせ、FWHMの変動とかも分かるようにしたり、
測定結果からそれぞれのピークのFWHMが分かったら、
それらの値を使って、分解能直線の傾きと切片を再調整したりするか、
どういう風にしようか、考えています。

また、私の性分として、ピークのエネルギーや、複数ピークがある場合の比率とか、
そういうものをプログラムの中に固定して入れてしまうのは嫌なので、
GnuplotのWords()機能やマクロを乱発して、「汎用性」のあるスクリプトに
出来ないだろうか?とか、思っています。


固定で構わないなら、こういう例もありますし、特に難しい話ではないでしょう。
http://web.archive.org/web/20031130223040/http://www.stex.phys.tohoku.ac.jp/jikken/gamma/samples/text_test04.gp


で、まずは、Cs134,Cs137,Bi214,そして、511の消滅ピークは、常にあるもの、
としてフィットしてみるようなやり方を考えていて、その際に、エネルギー位置や分解能も
自由にフィットして貰うのか、固定してしまうのか、ある程度縛るのか、などといった点を
考えています。

で、ベースラインは、多分放物線で誤魔化すのですが、その高さなどとK40のピークの関係を
ある程度計算で、予測したり、フィットの結果と照合したり出来る様になると嬉しい。

それが出来たら、例えば、2614や他のピークにそれを適用し、ウラン系やトリウム系、
そして、Cs137やCs134が沢山ある場合のコンプトン散乱も予測したり、
フィットしたりとか、まあ、課題は山ほどあるわけです。

幸い、情報は沢山ありますし、一応、今までもちらちら見てきて、馴染みも出てきたので、
少しづつ進行中です。

Gnuplotで色々出来たら、それをvbでテレミノMCAの中に組み込むかどうか、とか、
その場合、リアルタイムで頑張って1秒に一回とか、5秒に一回フィットし続けるような、
そんなことをやるのか、ユーザーが望んだ時に、よっこらしょ、と、一回やるのか、
AutoSaveの時にやるのか、そういうこともちらほら思案中。



Date: 2015/03/31 10:53(24)  ---  Name: nkom


K40をフィットするスクリプトを色々な準備段階と、それからピークフィットや
その情報の出力などの部分に分けました。

で、fにファイル名を入れて、準備スクリプトを走らせ、
Eに好きなエネルギーを入れてフィットスクリプトを走らせると、
ROIに当たる数値とか、そういうものは「お任せ」で、
勝手にスペクトルのデータを少し調べて、フィットしてくれる様にしました。

例えば、Gnuplotのコマンドラインで、f='ThereminoMCA_2015-04-01-Uso.txt'
とか入れて、ファイル名を指定し、そしたら、load 'ft0.plt' と準備スクリプトを走らせます。
次に、 E=662 とか入れて、 load 'ft1.plt' とやるだけ。チョー簡単。

単一ピークで、本当に山があるなら、これだけで色々分かるし、
コベル法もどきとの比較も出るし、恣意的な要素がほとんど無いので、
自分に都合の良い数字が出る様に、変なベースラインをとって
自他を欺いてしまう可能性もあまりありません。


まあ、まだ初歩的な実験段階ですので、使いやすいわけでも、
とても正確なわけでもないですが、Gnuplotをほとんど知らない人でも、
単に二つのスクリプトをダウンロードして、後は、ファイル名と指定して、
スクリプトをロードするだけで、ピークに関する様々な情報が得られます。

基本的には、単なるガウス関数フィットをする前に、あまり正統的ではない
方法を乱用して、スペクトルデータから必要な情報を抜き出して、
それでもって、フィットをしたり、結果を少し計算したりしているものです。


プロットも、拡大図と、全体像が簡単に出せます。


詳しくは、Gnuplotでピークフィット、パート2のページに実際のスクリプト(コメント付き)をご覧ください。
http://pico.dreamhosters.com/PeakFitWithGnuplotPart2.html



単一ピークが、一応出来たので、次は、複数ピークをどう扱うか、というのを実験しています。




Date: 2015/03/29 02:07(13)  ---  Name: nkom


大陸由来と思われるラドン子孫の調査で、どこら辺から飛んできたのか?とか、推測してます。
NaIのスペクトルもある。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/94/387/Rn.pdf


モニタリングポストの近くでX線検診が行われた時の調査
(HPGeを持ち込んでも、あんまり良く見えなかった例)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/H16-49sakaue.pdf


チェルノブイリの影響を結構受けている新潟県の福島原発事故以前のCs137とSr90の汚染の推移。
「大根の葉には根に比べ約5倍多く90Srと137Csが集積されることを示している」だそうです。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/H15-21Kato.pdf


雷雲と線量増加についての初期の研究。
気象のこととかも解説されています。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/H14-29yamazaki,0.pdf


雨のGeスペクトルとか。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/H14-50sakaue,0.pdf


降水による線量の上昇に誤魔化されず人工核種を検出する方法
(静岡県では、成分分析でやってますが、この例では、SCAを使ってます。)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/208/484/S60_29_simotori.pdf


その他の古い論文は、ここにあります。
放射線以外のものもあるので興味深いですが、そんなもん全部目を通す暇はないので、
興味のある人に任せます。
http://www.pref.niigata.lg.jp/hokanken/1356777213008.html
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/624/855/S62_22_ootaka.pdf



Date: 2015/03/29 01:34(26)  ---  Name: nkom


新潟県の雷雲による制動X線の研究その4(この前見落としていたもの)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/833/275/9-03,0.pdf


ここに色々有ります。
http://www.pref.niigata.lg.jp/houshasen/1356756588847.html

これも興味深い。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/654/957/10-02,0.pdf


あ、これも見てなかった。
http://www.pref.niigata.lg.jp/houshasen/1356788077957.html

HPGeのバックグラウンドへの宇宙線の影響
これは、貴重。遮蔽の違いによるBGの違いがスペクトルから良く分かる。
また、ピークにはマーカーが付いていて、低い方の拡大図もあるので、とても親切!
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/350/225/H24nennpou5,0.pdf

この調子で、フレアーの影響とか、季節による違いとか、
雷や前線などの気象による影響とか、調べて欲しいです。







Date: 2015/03/28 14:50(29)  ---  Name: nkom


ようやく、Gnuplotでピークフィットをする実験のスクリプトが少しまとまってきました。
まだ、K40だけで、ベースラインも直線ですが。





基本的には、(手動で初期値を割り出したりすれば)難しくはないと思うのですが、
それを自動化しようとすると、面倒になってきたり、しかもGnuplotの中だけで
それをやろうとすると、結構面倒。

詳しくは、ここにまとめてあります。(自動化したスクリプトや、ある程度解説付き)
http://pico.dreamhosters.com/PeakFitWithGnuplot.html



Date: 2015/03/26 12:59(33)  ---  Name: nkom



KaraTh ‏@gmax_jp 5h5 hours ago

.@dnanoca ガスタービンエンジンの点火器に放射性同位体使われてます
http://www.joespiper.com/Site/Aviation/Turbines.pdf
… p.63- 参照イロコイスのLyT53エンジンは典型です。ご存知でしたらご容赦。
https://twitter.com/gmax_jp/status/580985949519138816


合金のトリウムだけじゃなくて、B17と同様にCs137まで使っていたのか・・・
多分、米国では合法な10マイクロキュリー未満なのでしょう。
でも、十数万ベクレルとか平気であったりする。

日本などで売っても良いコイン型密封線源の20倍とか40倍くらいのセシウムかも。

で、トリウム配合の合金がどれくらいあるのか、私には分かりません。

古い航空機のタービンエンジンは、要注意。
良い子の皆さんは、近所に墜落しても、ロシアのおじさん達の様に部品を拾いに行っては行けません。
(以前、どこかの国の首脳が乗った飛行機がロシアで墜落した時に、そういう話がありました。)



Date: 2015/03/25 13:06(27)  ---  Name: nkom


雷雲の制動X線 その2
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/341/674/raiun.2.pdf

その3
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/341/674/raiun.2.pdf


発生の仕組みを推測
http://cosmic.riken.go.jp/harufumi/_ppt_/tsuchiya_denki_090307.pdf

ミュオンも関係しているかも?という話
http://anshin-kagaku.news.coocan.jp/sub040909esitorii.htm

パーワーポイントです。
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/report/kyodo_seika_16/21_raiun_Torii.ppt

結構珍しい現象、と考えて良いみたい。
もしも、3月24日のスパイクが、雷雲による制動X線だとしたら、
また、新しいデータが加わったのかも。
http://www.cygnus.se.shibaura-it.ac.jp/internal/file/Mron/2012/abst_Mron_iwata.pdf

学生さんの研究
http://www.cygnus.se.shibaura-it.ac.jp/internal/file/sotsuken/2010/abst_sougou_iwata.pdf

少しだけ関連したブログ記事
http://news.livedoor.com/article/detail/3949969/



日本海側で冬に多い、というのは、よーするに西高東低の気圧配置で、
海から(あるいは大陸から?)の風があるからなんじゃあないだろうか?と、
思ったりするのですが、3月24日は、低気圧と寒冷前線が通過した後で、
西高東低の気圧配置でした。
また、海上には、北西の風が吹き込む筋上の雨域もあり、
一応春ですが、冬型のお天気だったと言えるでしょう。

で、問題の雨雲(雷雲だったのかどうかは、気象レーダーだけからは、
あんまり断定は出来ないので)は、能登半島の付け根の西側あたりから、
少し水蒸気が濃いゾーンが出来て、それが海岸沿いを新潟県へと
移動した様に見えました。
地表と上空では、風向きが違っていますが、どの高度の空気が
こういう動きをしたのかは、私には、ちょっと分かりかねます。

もちろん、単なる機械の故障であったり、
そばに超汚染車両が止まっただけだったり、
病気治療や検査で放射性物質を沢山入れられた人が通っただけ、
という可能性もありますので、やっぱり、新潟県の担当の人に
スペクトルを調べてもらうのが一番良いと思います。



Date: 2015/03/25 12:09(22)  ---  Name: nkom



自由自在@dnanoca

放射脳キチガイクズのおれですら学校で防毒マスクには抵抗がある。
http://twitter.com/dnanoca/status/580761768051412994

======================

だいたい、世の中に於いて、キチガイクズというのは、最初は、なんだかんだと
文句を言われたりするものですが、そのうちに、一般化してしまうものなのです。

パンクのファッション、入れ墨(タトゥー)、ボディーピアシング、などなど、
みんな一般化して、普通になってしまったし、オタクとかも一般化して、
当たり前になってしまいつつあるのでしょうし、腐女子みたいなものまで
広まってしまったわけですから、そこらで「ガスマスク付けているおっさん」なんて、
どーってことありません。

マンガとかでは、ガスマスク付けてたり、変なマスク付けるのは普通でしょうから、
学校などでは、いい年したおっさんが、なんかのコスプレをしながら
仕事をしていると思われるくらいでは?
(その方が恥ずかしいかもしれませんが)



Date: 2015/03/25 11:43(03)  ---  Name: nkom


雷雲による制動X線。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/468/796/raiun.1.pdf

どうも、この文書をみると、雷雲による制動X線は、私が思っていたのよりも
遥かに大きな線量の変化をもたらすことがあるらしい。
こんなに上昇しています。
おおよそで0.3μSvくらいまで上がっている地点もある。



スペクトルは、高いほうまで連続的に持ち上がっているので、
雷雲の電子線というかベータ線というか、正式には何と呼ぶのか知りませんが、
とにかく、結構なエネルギーなのでしょう。



こういうのを見ると、3月24日のスパイクも、もしかしたら雷雲だった?という気がしないでもないです。
なぜかと言うと、スパイクが発生したのは、降水量のピークの手前、そして、
それに伴う(普通の)線量上昇のピークの直前で、入道雲が前のめりになった形で
やってくる時の感じと合っている様な気もするからです。

スパイクのあったのが、20時30分頃。


早速レーダーで確認すると、スパイクのあった頃、海のほうから、雷雲が来ていたみたいです。
なので、もしかすると、これは、雷雲による制動X線の影響かも。
これは、線量グラフの読み方のページでも紹介してますし、その存在は一応知ってましたが、
こんなにも大きな影響を与える場合があるのは知らなかったので、あまり考えたことがありませんでした。
http://www.tenki.jp/past/2015/03/24/radar/4/18/

20時


21時







Date: 2015/03/25 11:12(17)  ---  Name: nkom


局舎内の合板からのトリチウム発生事例(第2報)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/1022/461/Contamination%20of%20Tririum,0.pdf

どうしたら合板にトリチウムが含まれる可能性があるのだろう?

トリチウムが濃縮される環境?
トリチウムが生成される環境?
トリチウムが運搬、保管される環境?

トリチウム入りのライトとかには、かなり高濃度のトリチウムが入っているらしいですし、
類似の製品が壊れたりして、合板に染み込んだ、とか、
合板の製造過程で、接着剤や水などが汚染されていた、とか、
どういうことなのか、謎です。



Date: 2015/03/25 10:17(14)  ---  Name: nkom


測定しても、たいして分からない。
防御は無理。
政治とか「運動」も期待できそうにない。


つまり、あんまり明るい未来というのは、私は予想出来なくて申し訳ないのですが、
だから諦めてしまえ、とか言うつもりは全然なくて、
たいして分からなくても、一生懸命測った方が良いし、
(特に汚染地域にいるなら)無理でも、出来るだけ防御した方が良いし、
私は、好きじゃないので、やりませんが、政治とか「運動」も、
好きな人は出来るだけやれば良いと思います。


まあ、「無駄な負け戦」という見方も出来るかと思いますが、
(誰かにとって)意味があろうがなかろうが、
そんなのはお構いなしですから。



Date: 2015/03/25 09:47(35)  ---  Name: nkom



cmk2wl @cmk2wl · 11h 11 hours ago

【注意】新潟県でスパイクあり。上越市上越地域振興局健康福祉環境部。 0.25μSv/h
https://twitter.com/cmk2wl/status/580386892132147202





Wert Yuio@SirBears

3/24 新潟県 上越市

空間線量率グラフ
http://twitter.com/SirBears/status/580350475481944064
small


================


これも、確かに異常。

これは、2日前からの様子。スパイクの頂点部分は、あまりに高いのでグラフに収めていません。


当日のみ。


この地点のこれまでの様子とか。
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/15/15000_1507.html


新潟県も、知事も良く頑張っていらっしゃいますし、
県のお役人の人たちも、色々と真面目に測ったり検討している様なので、
スペクトル見せてください、とか、教えてください、とか、問い合わせると、
どういう原因で起きたのか、情報が得られるかも。

なお、私が見た限り、今のところ異常値に関する新潟県および
規制庁からのお知らせは、見当たりませんでした。



新潟県が、モニタリングポストで異常値を観測した際に、
しっかり調べて、測定器の近くに車両が停止していたことを
監視カメラで確認、スペクトルから、ヨウ素131やセシウムを検出し、
福島原発事故の汚染がくっついた車のせいで線量が上昇したと
推測しているのが公開されているPDF。 40ページからです。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/545/536/H23Q1.pdf

調査研究のページに、色々な、大変参考になる資料が沢山。
http://www.pref.niigata.lg.jp/houshasen/1268258470233.html

ゲルマニウム半導体検出器を用いた環境 γ 線の連続測定により観測された
福島第一原子力発電所事故の影響
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/93/287/10-04.pdf


詳しいスペクトルとかあって、とても参考になりました。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top2/978/142/9-01.pdf



Date: 2015/03/25 09:23(25)  ---  Name: nkom


自由自在 ‏@dnanoca

これはガイガーも反応したのでなんらかの放射線出てそう。おれの中の謎。あとでγスペクトルを見にいくのだ。忘れないように。子供科学館。
https://twitter.com/dnanoca/status/580007407893372928/photo/1


=============

これ、海外でも以前に話題になっていました。

ジェットエンジンには、トリウムなのか何だったか核種を忘れましたが、
結構強い放射性物質が含まれた部品が使われていたりするらしいです。



ちょっと検索していたら、こんなものを見てしまった・・・

Below is from Wiki...

"Fossil fuels also contain radioactive materials, mainly uranium and thorium, which are released into the atmosphere. In 2000, about 12,000 tonnes of thorium and 5,000 tonnes of uranium were released worldwide from burning coal.[21] It is estimated that during 1982, US coal burning released 155 times as much radioactivity into the atmosphere as the Three Mile Island incident.[22] "

http://www.airliners.net/aviation-forums/military/read.main/128710/

化石燃料には、トリウム系やウラン系が含まれていて、燃焼すればそれが大気中に放出される。
2000年には、1万2千トンのトリウムと、5千トンのウランが世界中で石炭を燃焼することで放出された。
1982年には、アメリカの石炭消費はスリー参る島事故の155倍の放射能を大気中に放出した。

セシウムとかも嫌ですが、トリチウムにストロンチウム、そして、「自然核種(ということになっている)」の皆さんも、
あんまり広まって欲しくないものです。


他にも、飛行機の非常口の夜光表示に、トリチウムが使われてました、とか、
そんな話もありましたが、肝心のジェットエンジンの話が、分からなかった・・・



あ、やっぱりトリウム232とかを混ぜた合金が使われているらしいです。
(エンジンの種類や型番などにもよるのでしょうが)
http://www.orau.org/ptp/collection/consumer%20products/magthor.htm


B17のエンジンには。5マイクロキュリーのセシウム137が点火(補助?)装置に使われていた。
まあ、アメリカでは、一般家庭で持っていても合法な量ですが、18万5千ベクレル。
http://safety.korea.army.mil/Toolbox/Resources/Publications/TB43-0108.pdf




ここは、放射性物質を含む製品が色々あります。
ネコの砂は、粘土から作られていて、粘土は「自然核種」が溜まっていたりするので、
検出されることがあるそうな。
http://www.orau.org/ptp/collection/consumer%20products/consumer.htm


そういえば、新しいアパートのトイレの陶器がどれくらい放射能出しているのか測ってなかった。
ホームセンターとかで調べても、トイレの陶器は、何故か放射能が高めのものが多いのです。

タイルや焼き物からウラン系やトリウム系が検出されたりするのは、
粘土が「自然核種」の溜まり場になりやすい、というせいなのでしょうか。



Date: 2015/03/25 08:31(45)  ---  Name: nkom


食べ物だけ気をつけていても、防御できない。
フルフェイスマスク並みの装備でないと防御できない。
その場合でも、防毒マスクの缶の種類を良く選ばないと防御できない。

つまり、良く訓練されて最適の装備を持っていて、それをきちんと使える場合しか(ある程度)防御できない。

なので、一般人や子供は防御できない。

で、小学生もお母さんを含めた一般人も、お掃除をしたりするし、
自分でしなくても、綺麗好きな人が近くでパタパタしてくれたり、
学校とかの何のフィルターもない焼却炉で何でも燃やしたりするし、
おまけに、落ち葉焚きや野焼きまでやってくれる人が居るので、防御は無理。

========================
http://twilog.org/dnanoca/date-150325/allasc

自由自在@dnanoca

福島第一原発事故後初クリーニングとなる学校エアコン93台。リーダー兼内部洗浄担当者に防塵&有機ガス用防毒マスクの使用をすすめる。確かに他人の目が気になるのはわかる。しかし、曝露される者には防御する権利がある。他人の目を気にして身を削るな。

posted at 18:54:04

4時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

おれは彼を守れない。

posted at 19:43:02

4時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

知識ではない。

posted at 19:52:17

4時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

高濃度曝露されて正常な人を見たことがない。

posted at 19:59:18

4時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

あなたは疲れやすいと言った。あなたは寒いと言った。そしてあなたの作業スピードがおかしい。

posted at 20:01:51

4時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

見ていられない。まだ80台以上ある。閉ざした口を開いた。

posted at 20:03:40

4時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

世は知らないだろう。

posted at 20:05:08

4時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

高濃度汚染粉塵曝露の症状は急性。これは知識ではない。

posted at 20:07:53

4時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

体と脳への影響はすぐに出る。

posted at 20:17:15

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

短期記憶が失われていくため作業に一貫性がなくなる。

posted at 20:31:10

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

同じミスを繰り返す。

posted at 20:31:26

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

視界に入るものでしか判断できなくなる。順序立ててやることができない。

posted at 20:33:33

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

人に対する感情も変化する。

posted at 20:35:22

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

ある一瞬の場面を切り取って判断するようになる。

posted at 20:38:40

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

有機ガス用の防毒マスクは脳への影響を防御できる。

posted at 20:40:46

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

超微粒子はN95、DS2、RL2では防御できない。

posted at 20:44:09

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

そしてゴーグルも重要である。

posted at 20:44:43

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

ただしRL3の防御能力を見極めきれていない。

posted at 20:45:28

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

被爆は作用。

posted at 20:50:15

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

被曝は作用。

posted at 20:50:36

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

専門家などいない。

posted at 20:55:46

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

舞わせずにクリーニングするのは不可能。

posted at 21:03:14

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

脳=判断力が低下

posted at 21:12:18

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

酸欠状態に近いかもしれない。

posted at 21:13:40

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

やはり血の流量だろうか。

posted at 21:17:37

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

それとも量ではなく質だろうか。同時だろうか。

posted at 21:22:14

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

ゴーグルも重要ということはどう考えるべきか。

posted at 21:24:39

3時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

なぜ酸欠に似ているのか。

posted at 21:26:23

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

体の防御機能の副作用だろうか。それとも直作用だろうか。ヘモグロビンへの強烈な結合というのも酸欠状態の代表例だがそんな作用があるのだろうか。わからない。

posted at 21:33:07

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

作用が早すぎる。

posted at 21:35:26

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

免疫の反応なのだろうか。

posted at 21:39:23

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

そもそもそこに何があるのかがわからない。

posted at 21:44:38

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

セシウムはある。が、セシウムボールではない。

posted at 21:46:35

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

ウランだろうか。

posted at 21:49:02

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

それとも何か想像もつかないことが起きているのだろうか。

posted at 21:50:18

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

何がどうなってそうなるのか。を考えた所で無駄か。そうならないように防御するのみ。

posted at 21:55:11

2時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

つまり微量でも作用している。

posted at 22:09:13

1時間前

@dnanoca

自由自在@dnanoca

ふう。

posted at 22:52:17


Date: 2015/03/25 04:53(59)  ---  Name: nkom


Ge検出器を用いるγ線スペクトロメトリーの過去20年間の変遷と最近の技術的進展


Ge半導体検出器

1960年代の中頃にγ線用の半導体検出器としてリチウムドリフト型のGe(Li)が製造・市販されるようになり、ほぼ20年間にわたってγ線スペクトロメトリーに広く使われてきた。

しかし、液体チッソによって常時冷却しなければならない不便さや製造方法の複雑さと歩留まりの悪さ等の欠点もあって、1980年代中頃には大手メーカはGe(Li)の製造を中止した。

Ge(Li)の素材に較べて不純物濃度が2桁ほど低いHPGeが1970年に開発されてから、今日までの技術的進展とその普及はめざましく、現在ではGe(Li)はほとんどHPGeに置き換えられた。



1.1) 検出効率およびエネルギー分解能

1972年にLlacerが発表した同軸型HPGe検出器は、2.4ccおよび5.6ccの小さなものであった。

1980年代後半以降、Ge結晶の精製技術の向上によって大きなGe単結晶が製造できるようになり、最近では直径が10.5cmの大きな結晶をつくることも可能となった。

そのため、相対効率(3”φ×3”NaIシンチレータのピーク効率との比)が200%ぐらいの極めて大きな同軸型HPGe検出器も市販されるようになった。

Ge(Li)の時代では相対効率は10〜20%程度であったが、現在一般的に使われるHPGe検出器は20〜50%程度である。


http://www.sii.co.jp/jp/segg/files/2013/04/file_IMAGE_FILE_441_IMAGE03.pdf


だそうです。



  「1980年代中頃には大手メーカはGe(Li)の製造を中止した」

  「Ge(Li)の時代」では相対効率は10〜20%程度であったが、現在一般的に使われるHPGe検出器は20〜50%程度である。




Date: 2015/03/24 12:42(05)  ---  Name: nkom


やっぱり、この件に関しての規制庁からのお知らせはなし。

まあ、静岡県が情報を上げなかったのか、規制庁が無視したのか、
何なのか、私には分かりませんが。


規制庁測定器情報:22000_1220000014
お知らせはありません。
2015/03/25 04:10


Date: 2015/03/24 12:40(28)  ---  Name: nkom


捕捉地点に追加完了。


http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/22/22000_1220000014.html

規制庁が現在の形で公開し始めてからの全線量データ
http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/22/22000_1220000014-p.csv


Date: 2015/03/24 12:18(39)  ---  Name: nkom


静岡県の担当者は真面目!
お知らせも、細かく、履歴も残す。
こういう「お役人」がもっと居ると良いのに。

規制庁の方には、何故か、こういう情報が載らない場合があったりします。
http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/dynamic/info/03-011.html

お知らせ情報履歴 掲載日付 内容

2015年03月24日
草笛モニタリングステーションの空間放射線量率の上昇について
3月23日(月)及び24日(火)にて、草笛モニタリングステーションにおいて、線量率の値が一時的に上昇しましたが、浜岡原子力発電所によるものではなく、測定局近傍でのX線非破壊検査による影響です。なお、当該検査は、法令に基づく手順により実施されています。

2015年03月20日
草笛モニタリングステーションの空間放射線量率について
3月23日(月)、24日(火)に、草笛モニタリングステーションの近傍の施設においてX線を用いた非破壊検査が実施されます。この際、草笛モニタリングステーションの空間放射線量率の値が一時的に上昇し、自然放射線による変動範囲の上限を超える可能性があります。なお、X線非破壊検査は、法令に基づく手順により実施されます。

2015年03月02日
空間放射線量測定装置の保守点検の実施について
平成27年3月3日(火)〜3月16日(月)に、島田市中央公園、萩間小学校、吉田町役場及び焼津市大井川庁舎北の各モニタリングポストにおいて、空間放射線量測定装置の保守点検を実施するため、当該モニタリングポストの空間放射線量率の値が「調整中」と表示されることがあります。

2015年02月18日
草笛モニタリングステーションの空間放射線量率の上昇について
本日18日13:10以降、草笛モニタリングステーションにおいて、線量率の値が一時的に上昇しましたが、浜岡原子力発電所によるものではなく、測定局近傍でのX線非破壊検査による影響です。なお、当該検査は、法令に基づく手順により実施されています。

2015年01月29日
空間放射線量測定装置の保守点検の実施について
平成27年2月3日(火)〜3月2日(月)に、福田支所、大須賀支所、掛川市役所、倉真小学校、袋井市役所、森町飯田総合センター及び菊川市役所の各モニタリングポストにおいて、空間放射線量測定装置の保守点検を実施するため、当該モニタリングポストの空間放射線量率の値が「調整中」と表示されることがあります。

2015年01月06日
空間放射線量測定装置の保守点検の実施について
平成27年1月6日(火)〜30日(金)に、白砂、平場、監視センター、草笛、新神子、浜岡北小学校、大東支所及び小笠支所の各モニタリングステーションにおいて、空間放射線量測定装置の保守点検を実施するため、当該モニタリングステーションの空間放射線量率の値が「調整中」と表示されることがあります。



Date: 2015/03/24 12:15(01)  ---  Name: nkom


cmk2wl ‏@cmk2wl

また静岡、草笛MPでスパイクが出てます。

https://twitter.com/cmk2wl/status/580187696498221056


cmk2wl ‏@cmk2wl

静岡の他の線量計と草笛MPの比較(90日間)

https://twitter.com/cmk2wl/status/580285610377682945/photo/1


Wert Yuio ‏@SirBears

3/23 静岡県 御前崎市 草笛 空間線量率グラフ

https://twitter.com/SirBears/status/580015058559746048



静岡県の情報のページで確認。
http://pico.dreamhosters.com/RadiationDataOfShizuoka.html

確かに、異常です。




特に、下の成分分析を見ると、ウラン系とかの「自然核種」と呼ばれているもの(本当に全部自然なのかは、
考えた方が良いと思いますが)の上昇ではないことが分かります。

現在の様子




で、詳しい情報を見てみようと思って私の線量グラフの捕捉地点に追加しようと思ったら、
規制庁のMPのリストに入っていないのか、私のスクリプトのバグなのか見つからないので、
検索していたら、以下の情報がありました。

================
お知らせ情報詳細内容 掲載日付 2015年03月20日

タイトル 草笛モニタリングステーションの空間放射線量率について

内容 3月23日(月)、24日(火)に、草笛モニタリングステーションの近傍の施設においてX線を用いた非破壊検査が実施されます。この際、草笛モニタリングステーションの空間放射線量率の値が一時的に上昇し、自然放射線による変動範囲の上限を超える可能性があります。なお、X線非破壊検査は、法令に基づく手順により実施されます。

http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/dynamic/info/03-010-002.html
================

グラフのパターンとしては、川崎のケースと似ていますし、
事前に公開していた情報みたいです。




Date: 2015/03/23 13:59(17)  ---  Name: nkom


199万8千円で売ろうとしているところがまだある。
http://www.itempost.jp/detail/2/PA01264484/70666993


ここでも29万8千円!同じ会社なのか、記載事項が同じ。
http://www.nskw.co.jp/uploads/bunseki.pdf


しかし、こういうメーカーものの測定器の安い売り物が出てくると、
ハードやソフトの苦労が一気に減ります。

AT1320Aの場合、使っている市民測定所も多いし、
何を注意すれば良いか、とか、色々なノウハウが
ある程度蓄積されているので、2011年とかに
導入した方たちに比べ、遥かに馴染みやすいでしょう。

普通の木造の家屋でも、ピアノが置けるのなら
床に板を載せて補強したりすれば大丈夫だと思います。

小さなアパートとか古い家とかだと、ちょっとも無理かもしれませんが。

K40が多めになるかもしれないのを気にしないなら、庭とか駐車場に
物置なり小さなプレハブを置いて、思いっきり断熱材を入れ、
同時に、空調とかもしっかりすれば良いでしょうし、
コンクリート製の建物の小さな部屋とかを貸してくれる親切な方とか居たら、
そういう所に置いても良いでしょうし、結構どうにかなるものです。



Date: 2015/03/23 13:27(49)  ---  Name: nkom


AT1320Aが298,000円 (税込321,840円)。安!未使用品。
http://www.eyelatec.jp/contents/hp0039/list.php?CNo=39&ProCon=31794

これは、買って後は、下の遮蔽を補強すれば良いので、手軽。
(温度管理もありますが)

2,3年前まで130万円とか普通でしたし、ぼったくり業者は、まだ160万円くらいの
値札を付けてたりするものが、30万円を切ってしまった、というのは、衝撃的。

まあ、ソフトはちょっと弱い面もあるのかもしれませんが、
スペクトル取って、テレミノMCAか簡単なスクリプトでSPE形式にして、
Identify.exeでウラン系やトリウム系も含めて分析してしまう、とか、
色々なやり方が出来るし、これはもう、自作とあんまり変わらない値段です。

しかも、PCとプリンタ付きで、設置してくれるそうな。
NaI (TI)シンチレータφ 63×63mm、鉛シールド、PC、プリンタ
・設置、取扱説明付

ついこないだまで、80万円くらいで、大分安くなったなあ、と思っていたら、これです。


お金がないからとか言っても、外食を減らしたり、お酒を減らしたり、
タバコやパチンコとか、そういうことを減らしたら、まあまあ普通の人でも買える金額でしょう。


次の事故が起こってしまったら直ぐにまた値上がりするかもしれないし、
一家に一台、AT1320A! 


CZTやCeBrなどなどが、こんな風に安くなってくれると良いのですが、
それは、あんまり期待できないのかも。

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