Pico Tech - PicoBBS


Date: 2015/09/21 12:39(58)  ---  Name: nkom


某所で紹介されていた「津波が来たら流されてしまう汚染物質の集積所」って、
動画を見たらスパイク出まくりの仏浜集会所の周囲のことでした。
https://www.youtube.com/watch?v=5ZI9xrqTByY

まあ、原潜の原子炉や他の汚染物質を沢山日本海にぶん投げていたロシアとかに
余り言われたくないですが、この場所は集積所としては、海が近いし標高が低い・・・

それに、先日の雨で実際にフレコンバックが数百個どんぶらこと流出してしまって、
その中にどんな濃度のどのような汚染物質が入っていたのかという報告も無いままだし、
もうイギリス、フランス、アメリカ、中国、ロシアなど(順不同)の核汚染の凶悪犯罪国に迫りつつある
野蛮で無能な国と思われても、あんまり文句言えないかも。

https://www.google.com/maps/place/Japan,+%E3%80%92979-1121+Fukushima-ken,+Futaba-gun,+Tomioka-machi,+Hotokehama,+Kamaden%E2%88%92431+%E4%BB%8F%E6%B5%9C%E9%9B%86%E4%BC%9A%E6%89%80/@37.3342447,141.0253816,126m/data=!3m1!1e3!4m2!3m1!1s0x6020de3c4e783681:0x67da4b3547991858





Date: 2015/09/21 12:03(18)  ---  Name: nkom



東京電力 株式会社@OfficialTEPCO

【フランジ型タンク解体への軌跡】福島第一原子力発電所では、役割を終えたフランジ型タンクの解体作業を2015年5月から開始しました。フランジ型タンクを導入した経緯から、解体に至るまでの軌跡を動画でご紹介します。ぜひ、ご覧ください。
http://twme.jp/TEPC/015e

解体した後どうするのかな?


常総の氾濫であふれた放射性のヘドロとか廃材などはどうするのだろう?
また燃やしたり、どこぞ(水源地とか)でぶん投げるのでしょうか?
https://twitter.com/donbemin/status/643809052372238337




Date: 2015/09/21 11:29(28)  ---  Name: nkom


BGに使用しているトルコ産ゼオライトのスペクトルの倍率を80%から90%に引き上げて、
トリウム系の成分をさらに削ってみました。ほんの少し削り過ぎかも。




Date: 2015/09/21 11:21(34)  ---  Name: nkom


ギリシャ産ゼオライト500gは、2時間経過して、こんな感じになりました。

薄い緑が検体のスペクトル。肌色っぽいのが、
BGに使ったトルコ産ゼオライトのスペクトルを80%に減らしたもの。
濃い緑がBG差分で、主にK40とウラン系が残っているもの。

まだ、トリウム系の成分が少し残っているみたいなので、もう少しBGの割合を多くした方が良いのかも。

で、Bi214の609keVにテキトーにガウス曲線を当てはめてみましたが、
この感じだと、右側は膨らんでおらず、従ってCs137は(ほぼ全く)含まれていないみたい。

全体で、約60cpsありますから、日本製ゼオライトボールに比べると、倍以上の放射能。
ちなみに、うちの遮蔽内のBGが11cps弱で、トルコ産のゼオライトは、50cpsくらい、
ウラン系を少し含む販売元がベルギーの活性炭は、13cps弱でした。





Date: 2015/09/21 10:14(31)  ---  Name: nkom


先ほど、放置してあった日本製ゼオライトボールを遮蔽から出して、
ギリシャ製粒状ゼオライトを入れたのですが、このギリシャの製品が
袋の中で結構粉まみれになっているみたいで凶悪そうだったので、
水量計の接続部品を買いにいった時に一緒に購入した
大きな透明のゴミ袋の中に、マリネリ、マリネリ保護用のビニール袋、
検体の袋、そして、掃除用の湿らしたティッシュとかを入れて、
ゴミ袋の口をテキトーに塞ぎ、自分も一応(気休めの)マスクをして、
このビニール袋の中で充填作業をしてみました。

また、作業をするのは、お風呂場にしました。
これは、床がタイルなので、もし汚染が付着しても、木やカーペットの床よりも
除染が簡単そうだと思ったからです。

で、やってみたら、一番個人的に嫌だったのが、マスク。
次にうっとおしかったのは、いくら透明とはいえ、ビニール袋ごしだと、
視界があまり良くない点。
そして、ビニール袋ごしだと、うち袋のジップロックを閉めるのに
若干時間がかかるくらいでした。

総合的には、粉物を吸い込んだりする危険、粉塵や汚染がそこらを舞ってしまう危険、
嫌な匂いなどが無いので、粉物などを扱う時は、これと、スノーケル式(マウスピース式)の
防毒マスクでやろう、と思いました。

充填が終わったら、ビニール袋の中で、まずマリネリなどの掃除をして、
そっとマリネリを出したら、袋はゴミ箱へ直行。
マリネリは、再度掃除して遮蔽へ、という感じ。

注意する点は、マリネリを出す際に、粉塵が一緒にでないようにすることと、
袋を捨てる時に空気をゆっくりと抜いたり、本当はフィルターを通して抜いたりすること、とか。
粉塵は、ビニール袋の静電気で、袋の内側に付着するみたいなので、
フィルターなしでも外にはあんまり出てきてないみたいでした。
(匂いや粉っぽさは、全く感じられませんでした。)



Date: 2015/09/21 09:54(55)  ---  Name: nkom


三田様が、マリネリを使わない「巻きつけ法」の解説をなさっています。
http://mtmtmg.blog.fc2.com/blog-entry-23.html

効率の点からは、少量の検体については、これが一番良いと思います。

ただ、測定器に近いほど、検体の厚みや、検体と測定器との間の距離の影響が
大きく出てくると思うので、「量的な推測」については、そういう点を結構厳密にやらないと、
不確かさが少し大きくなるかもしれないと思いました。

もちろん、濃度の分かっている細かな土を均一に薄く延ばした状態にして校正用の線源にする、とか、
検体と厚みなどジオメトリーが一緒になるようにすれば良いので、適当な線源用の物質があるなら、
難しいことではないでしょう。


私も「まきつけ法」をやりましたが、検体量が少ない「粉わさび」とか、
マリネリに入れていたら「何も見えないであろう」と思われるようなもので、
「量はともかく検出器で捉えられる程度の汚染があるのかどうか知りたい場合」に使いました。

また、「マリネリ」という防御壁がないと、「測定器が汚染されてしまう可能性」があるので
三田様がやっているように、薄いプラスチックの筒を使ったりすれば良いのでしょう。



Date: 2015/09/21 09:31(53)  ---  Name: nkom


つきとすっぽん ‏@tsukitosuppon 17h17 hours ago

連休、実家に帰って色んな場所に行くのでシンチガイガーで計りたかったがどうも1x1x3シンチが壊れて無反応になってしまった。テスター買って確認したらテレミノアダプターは大丈夫。今のところ荷造りの時にケーブルを変に曲げて断線したと思ってる

つきとすっぽん ‏@tsukitosuppon 17h17 hours ago

一万円だったので壊れても分解に価値を見いだせる。ケーブルやBNCコネクタまわりはアマチュア無線時代にさんざん半田してたのでなんとかなるかな、でも実家だとどうにもならん。ちなみにビクロンでした

==================

ビクロンのでしたか。
単純なトラブルで、簡単に直ると良いのですが。


テレミノガイガーは、ちょっと使いづらいので、私は結局テレミノガイガーでログを保存して、
そのデータをGnuplotで見ています。

ここの下の方にやり方を書いてありますが、これは、(Windowsの出す?)日付のフォーマットが
フレンシカナダ式の場合なので、日本の場合は、日付関連のところを若干修正する必要があるでしょう。

http://pico.dreamhosters.com/GnuplotMemo.html

うちの9月に入ってからのガイガーのデータ。


後は、テレミノMCAで、積分モード(移動平均モード)でスペクトルの記録を取りつつ
特定のエネルギー範囲のカウント数をテレミノガイガーに送って、テレミノガイガーで
ログを記録する、ということも出来ます。

テレミノガイガーも完全にフリーでオープンソースなので、お暇があったら
あれこれ改造したり、別のものを適当に作って公開してくださると助かります。



Date: 2015/09/21 08:18(01)  ---  Name: nkom


Wert Yuio@SirBears

20150919 大阪府 熊取町

空間線量率グラフ

https://pic.twitter.com/Ck2bWR0RE5



================

熊取の異常は、何なのでしょう?

この一地点のみで、周囲のMPでは異常な動きはありませんでした。
また、何かが沈着して、その後線量が増えたわけでもない様です。

熊取町役場局は、熊取周辺のMPの中では、一番北にある局です。
建物の屋根の上に設置されているみたいです。
http://www.o-ems.pref.osaka.jp/pc/



パターンからすると、「非破壊検査」みたいな感じですが、今のところ不明。

規制庁は何も言っていませんし、モニタリングポストの名前をわざわざ変更して
「機器調整中」とかすることもしていませんでした。

   お知らせはありません。
   2015/09/21 23:50

大阪府のお知らせのページにも何も無し。
http://www.o-ems.pref.osaka.jp/pc/Osirase.html




http://pico.dreamhosters.com/raddata/ja/27/27000_1270000006.html



Date: 2015/09/20 11:26(49)  ---  Name: nkom


(特に安全安心派は)「自然核種」といういかにも「自然」で「安全そう」な名前で一部の核種を呼びます。
これが、第一段階。

次に、人工核種と自然核種の間に違いはない、などと言い張ります。
これが、第二段階。

そして、自然核種がこんなにある(こんなにあっても大丈夫)なので、人工核種も大丈夫、などと結論付けます。
これが、段三段階。



この、第二段階と第三段階のウソに気づいても、第一段階のウソを鵜呑みにしている場合もある様ですが
自然核種が元々環境中にあったからといって、それが安全であるとは言い切れませんし、
ウラン系の子孫の核種は、特に「吸い込むこと」などで、肺がんなどの危険性が指摘されています。

なので、ここでも、食べた場合だけを考えて、安全安心派の様に自然核種は大丈夫、などと
思わない方が良いでしょう。


さらに、人工核種については、自然核種に輪をかけてその危険性があるかもしれないですから、
より一層注意した方が良い、と、思うわけです。


自然核種ですら、安全だ、大丈夫だ、などと思い込まない方が良いし
人工核種は、それ以上に危険性があるかもしれないので、
「線量だけ」で考えたり、「ガンのリスクだけ」で考えたり、
「食べた場合の濃縮だけ」で考えたりせずに、
吸った場合や付着した場合や色々な影響の可能性を考えた方が良いと思います。


最終的には、各自が暮らしていて気持ちの良い状態が続けば良いわけですが、
どれくらいの被曝でそれが崩れるのか、個人差が凄く大きい上、
影響の出方も違うでしょうし、「とても予想がしにくい」ので困るわけです。


で、個人的には、ICRPの基準の数値とかよりも3桁かそれ以上小さな数値なら、
気持ち悪い状態になる可能性が大分少なくなるんじゃないかと思ったりするのですが、
それは、私の憶測でしかなくて、データとか根拠はありません。


核実験当時の数値でみんな死んだわけではないので、それくらいまで大丈夫なのだ、
という説もありますが、戦後のガンの増加とかは、もしかしたら「その影響」も
結構含まれているのかもしれないですし、まだまだ分からないわけです。

また、環境中の電磁波や汚染物質などもどんどん多様化し、
それらがどういう影響を及ぼすのかも分かってないわけで、
百年くらいしたら、実は「非常にヤバかった」というのが明らかになったり、
特定核種の放射線と特定の因子が組み合わさると、相乗効果で1万倍くらいの
危険性になります、とか、そんな可能性もあるかもしれないですし、
基本的には「あんまり甘く考えない方が良い」と思いますです。



Date: 2015/09/20 10:10(17)  ---  Name: nkom


あれ?「ベースライン詐欺」に気づいたのか?誘惑に勝てるのか?と思ったら・・・




「ベースライン詐欺」の誘惑は強かった様ですし、Cs134にまで「ROI詐欺」を適用している?




いすれにせよ、これくらいの汚染ならばアルマジロの1インチでも見間違えることがないし、
変な方法であっても量の見当もつくし、たった数万円(+鉛が数万円)の測定器で
こんなに分かるのは、とても素晴らしいことなのです。

そして、もう少し測定環境を安定させたり、スムージングを工夫したりすれば、
測定結果の信頼性ももっと向上するのですが、こんなにグチャグチャのスペクトルでは、
ベースラインの取り方が分からないのも無理ないのかも。


この状態から抜け出すには、チャンネル数を減らして、
スペクトルがもっと早く滑らかになるようにするか、
スムージングの強度や方法を変えるか、
検体量と増やしたり、検体と測定器の位置関係をさらに工夫して
カウント数を稼ぐ方法を考えるか、
測定環境の安定性(まずは温度)を向上して、
もっと長い時間測るか、
とにかく、それぞれのチャンネルのカウント数が
もっと大きくなるようにしないと、このスムージングでは
グチャグチャは収まらないでしょう。

こういった方法のうち、一番手っ取り早いのは、
チャンネル分配を変える方法。
次が、ソフトを改造してスムージングの範囲を拡大する方法。
それ以外は、測定環境の物理的な変更が必要。


ただ、この方の場合、カウント数の重要性を理解していないか、
または、「見ない様にしている」為、
どうしたらよいのか?というのが分からないのかも。
カウント数やチャンネル分配の影響を知っていたら、
そういう情報が一目瞭然になるマーカーをほぼ全ての画像で出さなかったり、
スペクトル画面の左の設定欄をわざわざ隠す必要は無いですから。



Date: 2015/09/20 09:32(22)  ---  Name: nkom


みんなの測定所・ふじみーる@fujimiiru

片鱗が見え始めました。→べぐれでねがさん@metabokenopapaのHPを見たら、「森永スキムミルク」からCs-137が1.43Bq/kgでているとの事。もしかしたら「ふじみーる」結果は18時間後
もしかすると、片鱗が見えるかも?
https://pic.twitter.com/rociFuMNaU



====================

検体の量や他の核種にもよるでしょうが、1kgあればAT1320Aで余裕で見える濃度では?
と思っていたら、見えてました。
検体重量567gですから、Cs137が検体に0.8ベクレルも含まれていれば、
NaI2.5インチのAT1320Aでもピークがきちんと見えるということ。


また、AT1320Aのお客さん用の帳票(報告書)には、BG差分のスペクトルが無いので、
BG差分を出す機能がないのかと思っていましたが、この画像を見ると、
PCの画面では、ちゃんとBG差分を出せることが分かりました。



AT1320Aを使っている測定所に依頼する際には、特に「微妙な検体」の場合、
帳票だけでなく、PC画面のスクリーンショットも貰える様に頼んでみると良いでしょう。

その際に「スケール正規化」の項をチェックした表示と、チェックしてない表示の両方を
貰うと良いかも。

このふじみーる様の画像では、「スケール正規化」がチェックされてますが、
そうすると、おそらくBGや検体のスペクトルの高さを、画面に収まるように自動的に調節してしまい、
「BGと検体との比較」がしずらくなる場合があります。

で、これを外すと、BGも検体も「同じ縦の倍率」で表示してくれるのでは?と思います。
まあ、帳票の方はそういう表示なので、そっちを見れば良いのかも知れませんが、
帳票よりもPC画面の方が見やすい様にも思いますので。



この検体は、アルマジロ軍団も測っていらっしゃるようなので、
ゲルマニウム検出器による測定、AT1320A,アルマジロ1インチの違いも分かるでしょう。



Date: 2015/09/20 03:28(03)  ---  Name: nkom


川添葉山会館って、ちょうど13年8月19日の大放出の時にスパイクがあった地点でした。
このページの下の方に書いてあります。
http://pico.dreamhosters.com/RadioactiveDustOfSummer2013.html

このスパイクについて、規制庁は:

 「2013年8月19日 9:00 - 8月27日 13:50の測定値は、機器不具合によるものです。
 (現地ポスト周辺の線量に異常がないことは確認済みです。)」

と言っていましたが、付近のモニタリングポストで、
若干ながら異常はあったわけです。

ただ、よーく観察していないとわからない程度の異常で、しかも数箇所の
限られた測定地点でしか見えないものでしたが。



Date: 2015/09/20 02:55(58)  ---  Name: nkom


Wert Yuio@SirBears

20150919-20 浪江町

空間線量率グラフ

https://pic.twitter.com/DUV6HVpsAM



安全安心大丈夫派で、「ぴょんぴょんぴょん」ツイートを出している人も。

泉❀智紀(あなたに一京憑) ‏@jsdfq43wtr

浪江の川添葉山会館の可搬型が機器確認中. こんなのは珍しい.
http://www.jsdfq43wtr.net/monitoring-post/status/

https://twitter.com/jsdfq43wtr/status/645346854280925184


======================

過去7日


過去31日


2012年春から


規制庁のお知らせ

平成24年11月27日 機器調整工事を実施済。
2013年8月19日 9:00 - 8月27日 13:50の測定値は、機器不具合によるものです。
(現地ポスト周辺の線量に異常がないことは確認済みです。)
-999.0uSv/h (or nGy/h) 2015/09/20 18:40

==================

規制庁は、お知らせを出さずに、ポストの名前を変更するだけにしたのでしょうか?
ちなみに、私が監視している付近の地点で、異常な変動はありませんでした。


2年前の夏にも、「機器の不具合」があったそうです。その時の様子。




Date: 2015/09/20 00:46(38)  ---  Name: nkom


ツボンクラ教室のウソ

【 人工と天然 放射線は同じ 】
http://www.minyu-net.com/kenkou/housyasen/150913/news.html

内部被曝の場合でも、外部被曝の場合でも、核種によって出す放射線の種類も違えば、
そのエネルギーも違うのだから、それらを無視して「線量だけ」で比べれば良いというのはアホ。

アルファ線とベータ線とガンマ線では、体の表面や中での相互作用も違うだろうし、
同じガンマ線(X線)でも、エネルギーが違えは、反応が異なることでしょう。


さらに、内部被曝の場合は、核種が違えば体の中でも動きや影響も違うでしょうし、
放射線を出した後の元素による影響なども違うでしょうから、
「違いが無い」かの様に言ったら大嘘。



【 「井戸水の安全性」十分高い 】
http://www.minyu-net.com/kenkou/housyasen/150705/news.html

セシウムは泥にくっ付きやすくても、ストロンチウムやトリチウムなど、そうとは限らない核種もあるでしょう。
ストロンチウム90は、セシウム以上に「まだら目」に降ったかもしれない上、
危険性はセシウム以上と言われ、減り方はセシウム137より遅いみたいなので、
用心するに越したことはないでしょう。



まあ、福島の地方紙なので、こういうウソで簡単に騙せるし、
こんな風に言いくるめておけば良いと馬鹿にしているのでしょう。



Date: 2015/09/18 11:15(32)  ---  Name: nkom


遮蔽の中の日本製のゼオライトボール500gは、48時間経って、大分滑らかになりました。

で、トリウム系のTl208の583keVに出る筈のピークを調べると、どうも右にズレている様に見えます。
また温度変化か何かでズレたのか?と思って、左右のピークを見ると、おおよそ合っています。


横軸の校正の直線性が悪くなったのか?とも思いましたが、試しに、トルコ産のゼオライトのスペクトルを
BGとして指定し、徐々にそのスペクトルを減少させて、日本産のゼオライトボールとの差分が見やすい
割合(本来のスペクトルの37%)で表示し、BG差分のスペクトルも表示させてみたのがこれ。

薄い青の棒グラフが検体のスペクトルで、うすい肌色っぽい線が37%に減らしたトルコ産ゼオライト。
濃い青の棒グラフが、その二つの差分スペクトルです。

で、ご覧になると分かるように、差分では、トリウム系の成分が取り除かれて、
K40とウラン系の山々が残って見えます。

問題は、このウラン系の山の中で、609keVのBi214の山の右側が、
理想的な釣鐘型の裾野よりも膨らんで見える、という点です。


そこで、スペクトルを縦横共に拡大し、検体のスペクトルを緑の線にしてみたのがこれです。
これをみると、日本製のゼオライトには、若干Cs137が入っているのではないか?という気がします。
で、少しだけ「疑わしい」のは、800keV付近も、K40のコンプトン散乱のへこみ具合よりも、
ほんの少しだけ盛り上がっているんじゃないか?と思えなくもない点と、だとしたら、Bi214の左側も
もしかしたらCs134のせいで、少し膨らんでいるのでは?とか思ってしまうわけです。




また、Bi214の山と同じくらいの山がCs137の662keVに出ていたら、おおよそ3ベクレルくらいに相当しますが、
セシウム137の位置に、それらしい山を出して、計数率を見ると0.066くらいで、1.4ベクレル程度の
Cs137がこの検体に含まれている可能性があります。
検体の重量が500gですから、濃度にすると多ければ3Bq/kgくらいかも。


もちろん、色々な「仮定」に基づいた推測ですので、「私の憶測、妄想」程度の信頼性しかありませんが、
これをゲルマニウム検出器で測ったら、どういう結果になるのか、ちょっと興味があります。

また、トリウムも結構あるし、ウラン系も少し含み、さらにK40をも含んだ検体ですので、
市販の測定器でどういう結果になるのか?というのも多少興味があります。

トリウム系の、BGにするのにちょうど良いスペクトルがない場合、
一度アスキー形式とかSpe形式などの、「編集できる」形式で出力し、
カウント数を適当な倍率で変更して、それを使用すると、
私がテレミノMCA(改造中のバージョン)でやったのと同じ様なことが出来ます。

テレミノMCAの場合、差分のスペクトルを見ながら、マウスや矢印キーなどで
BGの倍率をヌルヌル動かして、適当な倍率を見つけたり、
気になるピークの高さやカウント数やレートが簡単に分かって、
それに見合う釣鐘型の曲線も描くことが出来ますし、
ピーク部分の面積(カウント数や計数率)だけで考える場合と違い、
ピークの形も判断材料に使いやすいので、
微妙な検体の場合には、役に立ったりします。

ただ、どういう便利な仕組みがあっても、
スペクトルがそれなりに滑らかになってないと、
微妙なことは、良く分からない場合が多いでしょう。


今回の場合、4時間の測定では、少しズレているのか?くらいにしか思いませんでしたし、
たとえ、トリウム系のBGを使って調べても、あんまり自信が持てなかったと思います。


26時間の段階で、何か変じゃないか、という疑念が少しだけ出始めていましたが、
この場合は、BGをトリウム系のものに変えたりしていたら、「自分的には」まあまあ自信が持てたかも。



で、48時間も計ると、気紛れの要素はかなり小さくなりますから、「量的な推測」の信頼性はともかく、
「セシウム137の存在」については、個人的には「ほぼ黒」なんじゃないかと思っています。




検体はこれ。
http://www.amazon.com/Zeolite-Bio-Ceramic-Ball-Clinoptilolite/dp/B00JO84PQY/

ニューストーンインターナショナル合同会社 通販事業部
というところが販売元みたいですが、日本のアマゾンには、
同じ製品は出品されていません。


「ホルミシス効果」を謳った、こういう製品もあります。やっぱり「マイナスイオン」とか
書いてある製品には、トリウム系やウラン系が入っている可能性を考えた方が良さそう。
http://www.amazon.co.jp/Newstone-RADIUMBALL-200G-SCK-%E5%BC%B7%E5%8A%9B%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%80%80%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%90%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%EF%BC%88%E3%81%8A%E9%A2%A8%E5%91%82%E7%94%A8%EF%BC%89/dp/B003FCUL86/


あ、アリババにありました。全く同じ製品。
http://japanese.alibaba.com/product-free/zeolite-bio-ceramic-ball-3mm-to-4mm-ball-made-in-japan-made-from-top-quality-natural-clinoptilolite-zeolite-mined-in-japan-166565725.html





Date: 2015/09/18 06:42(15)  ---  Name: nkom


仏浜集会所で大きなスパイクが沢山出たり、妙な動きをすると思ったら、
除染した汚染物質の集積所に囲まれてました。
https://www.google.com/maps/place/Japan,+%E3%80%92979-1121+Fukushima-ken,+Futaba-gun,+Tomioka-machi,+Hotokehama,+Kamaden%E2%88%92431+%E4%BB%8F%E6%B5%9C%E9%9B%86%E4%BC%9A%E6%89%80/@37.3342447,141.0253816,126m/data=!3m1!1e3!4m2!3m1!1s0x6020de3c4e783681:0x67da4b3547991858




測定器が狂いだしたのでないとすると、とてもとても高濃度の汚染物質とかを運び込んだ時などに
跳ね上がっているのかも。


ここ一ヶ月くらいの様子。


2012年からの推移。




Date: 2015/09/18 05:19(22)  ---  Name: nkom


Wert Yuio@SirBears

20150918 静岡県御前崎市

空間線量率グラフ

https://pic.twitter.com/eh2RvmVoXC

==================

これは、予告されていた「非破壊検査」の様です。

http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/dynamic/info/03-010-002.html
お知らせ情報詳細内容
掲載日付 2015年09月17日
タイトル 草笛モニタリングステーションの空間放射線量率について
内容 9月18日(金)の9時から17時までの間に、草笛モニタリングステーション近傍の施設においてX線を用いた非破壊検査が実施されます。この際、草笛モニタリングステーションの空間放射線量率の値が大きく変動し、自然放射線による変動範囲の上限を超える可能性があります。なお、X線非破壊検査は、法令に基づく手順により実施されます。

================

実施後のお知らせ


http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/dynamic/info/03-010-001.html
お知らせ情報詳細内容

掲載日付 2015年09月18日
タイトル 草笛モニタリングステーションの空間放射線量率の上昇について
内容 本日18日12:30分以降、草笛モニタリングステーションにおいて、自然放射線による変動範囲を超える値を観測しましたが、昨日お知らせしたとおり、浜岡原子力発電所によるものではなく、測定局近傍でのX線非破壊検査による影響です。なお、当該検査は、法令に基づく手順により実施されています。

=========================

幸い、草笛MPも、静岡県がやっている成分分析の対象になっていて、
私が見やすいように作ったページで簡単に見ることが出来ます。
http://pico.dreamhosters.com/RadiationDataOfShizuoka.html



草笛
http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/st/10.html
http://www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/rr-condition/st/sp10.html




上の線量と降水、そして下の成分分析を見ると、雨によるウラン系成分の変動とは違う、
「剰余成分」による激しい上下があったことが分かります。
成分分析で、非破壊検査による動きを見たのは、私はこれが初めて。
というか、「雨とかのウラン系の変動」以外のものを
静岡県の成分分析で実際に見たのは初めてでした。


神奈川県や川崎市も、浮島周辺の成分分析のデータを出したり、
あるいは、スペクトルを出せば、もっとはっきりと分かりやすくなって良いのですが。



Date: 2015/09/17 14:30(37)  ---  Name: nkom


https://twitter.com/tsukitosuppon/status/643988442964094976/photo/1


これとかと同じ?
http://www.ebay.ca/itm/Alpha-Spectra-Gamma-Detector-Tested-Fully-Functional-Option-for-BNC-Connector-/121756863489

Alpha Spectraの四角いやつのスペクトルは、始めて見ました。
ベクモニの波形学習の際に、色々試すと、もしかすると多少分解能が向上するのかも。

また、ベクモニの場合(学習波形を当てはめてパルスの最高点を推測する方式)は、どうか分かりませんが、
テレミノの方式の場合は、サンプリングを192000にした方が、分解能は良かったりします。


Date: 2015/09/17 14:12(17)  ---  Name: nkom


つきとすっぽん ‏@tsukitosuppon 21h21 hours ago

自分が生きている間に東アジアで大きな原発事故が起こる可能性を(自分の感覚で)無視出来なくて、偏西風の絡みもあるので事故後に情報収集するのではなく、事前に自分用のまとめサイトを作っておきたいと思ってる
https://twitter.com/tsukitosuppon/status/644296925378772992


「自分用のまとめサイト」でも、公開していただけるとありがたいです。
で、そういうサイトが色々あると、事故後に情報収集する人も助かるだろうし。

テレミノPMTアダプターは、安全面の配慮などから、電流が限られているので、
分圧抵抗が低いと使えないかもしれないので、14ピンソケットは、
「テレミノPMTアダプター用でお願いします」というと、IRadicさんが
一段10Mオームで組んでくれます。

また、EBayには出ていない、
テレミノチームのアレッシオさんが作ったのとは違うバージョンの
テレミノPMTアダプターもあるらしい。
(どこが違うのか、詳細は聞いていないですが。)

高圧電源の測定用の抵抗もIradicさんは売っていた筈ですが、
自分で作れる人は、その方が安くつくでしょう。


本当は、高圧の設定をデジタルで変更出きると
温度補償とかにも使えるし、間違って電圧を変えてしまう心配もなくなるし、
その方が良いのですが・・・





Date: 2015/09/17 13:29(02)  ---  Name: nkom


=======================
  わからん。
  粉にした玄米とパウダー状のメープルシュガー
  共に約0.6〜0.7Bq/kgで
  比重もほぼ同じ、水分もほぼ同じ、重量もほぼ同じ
  K−40の値もほぼ同じであるのに

  0.6玄米粉=検出不能
  0.7シュガー=1.4
  何故?



===========================


(恣意的に)ベースラインを凄く下に見立てる「ベースライン詐欺」をしてしまうと、
実際には見えていないものでも、「測れているつもり」になれるので、
測定器に過剰な期待を寄せている人たちにとっては、都合が良い。

その副作用として微量になればなるほど、過剰な数値になるのも当然でしょう。
そして、それを誤魔化すために係数が無駄に沢山必要になったりする。


要は、本当はピークが見えていない状況で、「何かが見えているつもり」になりたい場合、
誤差が大きくなる方向、バラツキやギザギザが収まらない方向、
計算に使うカウント数が少なくなる方向に走ってしまい、
正確な測定や計算にとって好ましい方向の
正反対へと逝ってしまう場合もある、ということだと思います。


何かを認識したい欲求が強いのに、
認識するのに必要なだけの情報が得られない場合、
「誤認」の方が「分からない」よりも、正しい認識に思えてしまうことがあるのでしょう。

で、正確な測定にとって好ましいことの逆をやると、
「誤認」をするには都合の良い大きなバラツキやギザギザとかが
残るので、そういうのが「良い方法なのだ」と思い込んでしまったりする。

壁の模様に人の顔が見えたりとか、
そういう仕組みと似ているのかも。



ROIの幅を狭くすることで見えているつもりになる「ROI詐欺」も似たようなものでしょう。

ただし、「本当にきちんとした山があって、十分なカウント数がある場合」は、
ROIを狭くして、他の成分からの影響を少なくする、という作戦は有効なのだろうと思います。

でも、カウント数があんまり無い段階では、そんなことをしたら「量の正確さ」以前の問題として、
検出するかどうか?の判断に使える情報量が減ってしまうのです。

つまり、「正確な量」にとっては良い作戦でも、その性質上から「微量の検出」には、
向いていないし、元々十分なカウント数を貯めるのが難しい小さな結晶と少量の検体で、
まして、安定性の悪い測定環境では、「微量の検出」を難しくするだけ。



Date: 2015/09/17 12:54(45)  ---  Name: nkom


キックスターターで、面白い水量計が出ています。
が、ちょっとお値段が。私が買った水量計+接続用パーツの値段の4倍くらい・・・
https://www.kickstarter.com/projects/825947844/fluid-the-learning-water-meter

そして、北米で標準サイズの銅管でしか使えないみたい。(PVC配管に使えない?)
また、Wifi接続しかないみたいで、
LanやUSBやRS−232とかの有線でのお話は中身のどこかに繋げても
できるのかどうか不明。

そして、超音波で配管に接続された機器のパターンを認識する、みたいなことが
書いてありますが、各機器のまあまあ正確な水量を推測できるのか?ちょっと疑問。
どうやって校正もどきをするのか?とか、不明。
「推定値」を人間が入力し、それを計算するだけ?
超音波センサーで、その地点の水量はある程度正確に計測でき、
さらに、ノイズ成分とかを聞き分けて、どの機器に流れていっているのか?まで
察知できるのなら、結構凄いかも。

Wifiで、Cloudで、とか書いてありますが、そんなものを外のネットに出したりしたら、
その家庭の水関連盗聴システムが出来ちゃいますね。
あ、誰々さんシャワーに入っている!とか、洗濯している!とか、
他のシステムと組み合わせると、「高度なモニタリング」や「柔軟な運用」とかに
非常に便利に応用されてしまうかも。



Date: 2015/09/17 12:25(18)  ---  Name: nkom


福島とか、先週など天気が悪かった地方は、ここ数日、日照時間が回復して、
土壌の乾燥も進み、線量も徐々に元に戻ってきている。



除染なのか、周囲に何か遮蔽になる様なものが追加されているのか?



ここは、測定器の問題なのか、除染作業の拠点にでもなっていて、
高濃度の汚染を積んだ車が立ち寄るのか、なんなのやら・・・



川内原発周辺の情報
http://pico.dreamhosters.com/SatsumaSendaiMapOfRadInfo.html

神奈川県川崎区 浮島周辺の気象情報つき線量グラフなど
http://pico.dreamhosters.com/KawasakiKanagawaRadiationGraph.html




Date: 2015/09/17 11:59(56)  ---  Name: nkom


昨日から遮蔽に入れた、日本製のゼオライトボール500g。
トルコ産のものに比べると、少ないですが、じっくり測ったらベータも出てました。

スペクトルで見ると、トリウム系の濃度がトルコ産の半分くらいでしょうか。
薄い緑が検体のスペクトルで、濃い緑がBG差分。
肌色っぽいのがトルコ産で、薄いのが検体で濃いのがBG差分。
灰色がBGスペクトルです。

以下、測定開始から209秒、4時間くらい、26時間ちょっとのスペクトル。
セシウム137については、パッと見て分かる様な量は無いです。
ただ、Tl208の583keVの山がまあまあ大きいので、
その右にCs137の山が小さく紛れていると分かりにくいです。
もしも、Tl208の山の高さと同じくらいのCs137のピークがあったら、10ベクレルくらいに相当します。
(検体の重量が0.5kgなので、濃度にすると20Bq/kg程度に相当)

個人的には、一番下のスペクトルだと、
Tl208の山の半分の山がCs137のところにあったら、絶対見逃さないでしょう。
3分の一でも、まず、見逃さないと思いますし、
4分の一でも、多分、見逃さないですが、
5分の一くらいだと、だんだん自信が少なくなって、
10分の一くらいだと、見えるかもしれない、くらいの感じ。

こういう風に、濃度の違うトリウム系のスペクトルでもって
応答関数もどきの検討をしようを思っているわけです。



測定開始から209秒。強めのスムージングをかけています。


測定開始から4時間。スムージング無し。


測定開始から26時間。スムージング無し。



Date: 2015/09/17 11:35(09)  ---  Name: nkom


昨日、ようやく遮蔽から取り出した、Hydor社の淡水用活性炭は、最終的には、こんな感じになりました。
最近、気温もようやく下がり、遮蔽内の温度が1度以上低下したので、
分解能とかは若干低下したり、スペクトルの山も教科書的な釣鐘型とは言えないかもしれないです。

基本的には、ウラン系が少しあるだけ。609keVのBi214の山のところに、
それらしいガウス曲線をあてがって、その面積に相当するカウント数を計算すると、
45202カウントで、0.078cps。
(そのベースラインより上の部分の実際のカウント数が47228カウントで、0.082cps。)

もしも、これくらいの山がセシウム137のところに有ったら、この機械のこの測り方だと、
1ベクレルから1.5ベクレルくらいに相当します。

今回のスペクトルで、609keVの右側に、Cs137の成分が混じっているか?というと、
多分、ほとんど混じっていないだろうと思います。
たとえば、Bi214の山の半分くらいの高さがあれば、簡単に分かるでしょうし、
三分の一くらいでも、なんとか見えるのではないかと思います。
なので、もし、万が一セシウム137の汚染があったとしても、最高でも0.3とか0,4ベクレルくらい。
個人的には、0.1Bqもないんじゃないか?とか思います。
検体重量が300gですので、「濃度」にすると、その3倍くらいになりますので、
0.3Bq/kgも無いだろう、というのが、私の見方。
一応の「計算上」は、検出下限に相当する数値は0.06Bq/kgですが、そんな精度はないでしょう。


測定時間は、160時間くらい。スムージング無し。


こっちは、測定開始から21時間くらい。スムージング無し。
この時点で、Bi214のエネルギー付近のチャンネルで1000カウント以上ありますし、
上の160時間の測定とそんなに違いません。


測定開始から25分。検体のスペクトルのみ。
生スペクトルと、スムージングしたものを両方表示
この時点で、Bi214のエネルギー付近のチャンネルで20カウントくらい。
スムージングを施しても、ギサギサ。
ウラン系があるんじゃないか?とか、予想は出来ますが、セシウム137は良く分かりません。

何が、どれくらい見えるか?というのは、
カウント数や、色々な核種の混ざり方とか、他の要因で決まるので、
「微妙なものになればなるほど」単純に、「1Bq/kgまで測れます」、とか言えなくなってきます。
こういう状態よりもさらにスペクトルが暴れている
「カウント数が少なすぎる測定」では、「分かること」がもっと少なくなっったり、
その「確かさ」が極端に低くなってしまうのです。




Date: 2015/09/16 12:50(58)  ---  Name: nkom


水量計のの取り付けが完了!
このアパートのトイレのタンクは、一回流すと12リットルでした。

取り付け自体は、ほぼ誰にでもできる簡単な作業でしたが、
ホースとかの口径を変換するパーツを見つけるのが一苦労でした。
ホームセンターが結構暇だったので、店員さん二人がかりで
別の通路にある色々な部品を試し、(北米規格の)水道の蛇口のネジに
皿洗い機用の水のホースを取り付けるキットと、
皿洗い機やトイレのタンクや洗面所用の口径を
水道の蛇口(そして、庭のホースとか)の口径に変換する為の
2段構えのパーツを見つけてくれました。
これらの部品代が、水量計と同じくらいの値段かも。

これで、一日、一週間、一ヶ月などの水の量の統計が取れるので、
まあ、吸着率が分からないので、正確な値なんて分かりませんが、
水量は一応分かるので少しはマシ。

これで、2週間もすると、水量の予想が出来て、
何ヶ月放置するか?という判断がしやすくなります。

日本の人にはあんまり参考にならないかもしれませんが、
北米なら、同じものが入手できて、同じように出来る筈。

使った部品、その一
http://www.lowes.com/pd_12253-59288-98524_0__?productId=3190307


トイレのタンクが、昔ながらの銅のパイプとかで繋がっている場合は、
こっちが必要になるかもしれません。
http://www.homedepot.com/p/Watts-3-8-in-x-3-8-in-x-60-in-Stainless-Steel-Universal-Dishwasher-Supply-Line-D60U/202309759

その二
http://homesplumbingsupply.com/shop/brass-hose-adapter-34-mht-x-12-fip/


その三 (これの先についている細いパイプと、それを止めているネジは使いません)
http://www.lowes.com/pd_27335-104-A-124_0__?productId=3133579



水量計
http://www.amazon.ca/RAINWAVE-RW-9FMCA-Flow-Meter/dp/B00IZ5E93Q



この水量計の下のオスネジになっているところに、皿洗い機のキットに入っている、
L字型のアダプターを付け、そこに、トイレのタンクへと繋がるホースを付けます。

そして、水量計の黒いメスネジになっているところに、二つのアダプターを付け、
水道の出口のところと、このアダプターの間を、皿洗い器用のホースで繋ぎます。
この時、二つの真鍮のアダプターをしっかりねじ込まないと水漏れします。
私は、テフロンテープを巻いてみたのですが、もしかしたら逆効果になったかも。
(配管工事における、正しいテフロンテープの使い方を、まだ学習していません。)

それ以外のネジは、手で閉めたり、家庭にあるプライヤーとかで
締められると思いますが、この二つの真鍮の部品は、道具がない場合は、
ホームセンターで締めて貰った方が良いかも。
私は、何故か水道工事用の工具の小さいのを持っていたので、
それで締められました。

テストしたりしていたら、既に100リットルほど流れていました。


Date: 2015/09/16 07:35(03)  ---  Name: nkom


3Dスペクトルよりも、スペクトルの移り変わりをビデオを見たい場合は、以前、こういうのも作りました。

2014年になって公表された福島の原発事故の当時のデータの改訂版に含まれるスペクトルを、テレミノMCAで読み込めるようにして観察したもの。大野の10分毎のデータをアニメーション再生して、最初の汚染の到来の様子などを録画してあります。 簡単な解説付き。 こういうのを見ると、スペクトルを見ないで、「線量だけ」をチェックしていても良く分からない、というのが分かりやすいかも。 Zipファイルにしてありますが、それでも 337MBあります。
http://pico.dreamhosters.com/img/Misc/Fukushima_playback.zip




一方、3Dスペクトルで、大野MPの3月11日から、データが途切れる3月16日まで表示したのがこれです。


3月12日だけ


3月13日の朝


3月13日の昼前から午後にかけて


3月13日の夕方まで


3月14日の夜


3月15日の朝から昼過ぎまで


二番目に出てくる、郡山MP。



こういう感じで、色々な見方で観察すると、少し分かりやすくなったり、
同じ様なパターンが見えた時に、認識できる可能性が多少高まるかもしれません。



Date: 2015/09/16 06:31(28)  ---  Name: nkom


しつこく、事故当時の3Dスペクトルの定期宣伝。

これは、夫沢の3月12日「早朝のテルル」。



他の3Dスペクトル:
http://pico.dreamhosters.com/FukushimaDisasterSpectrum3D.html


3DスペクトルをGnuplotというオープンソースで無料のソフトで作る方法:
http://pico.dreamhosters.com/GnuplotMemo3D.html



Date: 2015/09/16 06:09(07)  ---  Name: nkom


「ついにテレミノソフトも頭がラドン爆発」
https://twitter.com/kokikokiya/status/643931782228742144/photo/1

ウラン系のラドンやその子孫のアルファ線とかが怖くないなら、
アベと一緒にラドンでも吸うなり
御用学者と一緒に春雨や秋雨に濡れていれば良いでしょう。

そんなに平気なら、鼻の穴にウラン原石を入れていた人も居たので、
せっかくだから、粉末にして塗りこんで数年放置し、どうなるのか報告してください。



散乱線などを馬鹿にしない方が良いのと同様、ウラン系のラジウム、ラドンガス、
その子孫のビスマスや鉛214とかも、沢山浴びるより、浴びない方が良いと思うだけ。

環境中に既にあるから気にするな、「自然核種」は気にするな、というのは、推進派の大好きな言い草。

雨とかには、「濃縮されている場合」があるのは、線量の推移を見れば直ぐに分かるでしょうに。
その環境の「通常の濃度」は、避けるのが難しい場合があるかもしれませんが、
「濃縮されているかもしれない状況」を避けることが出きるのなら、避けた方が被曝が少なくて済む。
で、短時間に何回もアルファ線やベータ線も出す上、「健康によくない」のも
アメリカのEPAとかでさえ認めている話。


そして、「減ってきた」というのは、「減った分以上」の初期汚染があって、
その中で「ずっと晒されてきた」、ということ。

また、チェルノブイリ由来の汚染などでも、
セシウムとかの減り方に比べストロンチウムは減り方が何故か遅いので、
セシウムの減り方だけ見て、安全安心派みたいに喜び過ぎない方が良いでしょう。



以前、ROIの取り方の問題をお話したら逆ギレするし、
「ウラン系も健康に良くない」と言えば、「エートス話法」を始めるし、
悪い酒でも飲み過ぎているのか、何が気に入らないのやら。



Date: 2015/09/16 05:09(35)  ---  Name: nkom


ゼオライトを解毒剤的にサプリとして食べちゃう人も居れば、
活性炭とかを飲んだり食べたりする人も居るらしい・・・

ギリシャとかトルコのゼオライトは、トリウム系が含まれているので、私は食べたくないです。

活性炭も産地や原材料や製法とかによるのでしょうが、日本産の竹炭には、
セシウムがちょっと入っていましたし、ウラン系もありました、
ベルギーの会社から買った活性炭にも、ウラン系がありましたし、
ラジウムやラドンやビスマスや鉛が仲良く揃ってアルファやベータも出すので、
食べたいとは、思いません。

ただ、「効能」が本当にあって、それが必要なら、副作用があったとしても
摂取した方が良い場合もあるのかもしれませんが。


ちなみに、昨日、日本産のゼオライトボールが到着しました。
アメリカのアマゾンから来るのかと思っていたら、日本からDHLかなにかで
直接到着したので、ちょっと身構えて、パンケーキで調べたら、
梱包の上からだと、ベータが検出されず。ガンマも、BGと変わらず。
で、梱包の表面汚染が無さそうだ、ということで開封して、
中身の袋の上から再度調べましたが、ベータもガンマもパンケーキでは否検出。

なので、日本のゼオライトボールは、ギリシャ産と違って、トリウム系とかを
ほとんど含んでいないのかも。この後、遮蔽の中に放置してある活性炭と入れ替えて
スペクトルを見てみる予定です。

また、別口のギリシャ産ゼオライトも到着しましたが、
こちらは盛大にベータが出ていていました。

ゼオライトと呼ばれるものは、産地とかによって、化学的な組成も色々らしいので、
「どんなゼオライトなのか?」というのを確認しないと、話が合わない結果になるかも。


More posts in the log : index055.html

More logs : 054 | 053 | 052 | 051 | 050 | 049 | 048 | 047 | 046 | 045 | 044 | 043 | 042 | 041 | 040 | 039 | 038 | 037 | 036 | 035 | 034 | 033 | 032 | 031 | 030 | 029 | 028 | 027 | 026 | 025 | 024 | 023 | 022 | 021 | 020 | 019 | 018 | 017 | 016 | 015 | 014 | 013 | 012 | 011 | 010 | 009 | 008 | 007 | 006 | 005 | 004 | 003 | 002 | 001



picobbs 0.21 --- Powered by Ocaml --- mail to nkom AT pico.dreamhosters.com for posting